妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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擬人化カレコレ 足の筋肉編

ー体外ー

sideモブ上司

もぐもぐ・・・

 

部下「あれ?野菜生活ですか?」

 

上司「あぁ、付き合いたい人がいてな・・・このエリちゃんというんだ!」

 

ー体内ー

 

フィーア(筋肉)「あー疲れましたね・・・」

 

カゲチヨ(骨)「外回りで結構歩いたしな。」

 

シディ(筋肉)「栄養(タンパク質)もらっていやしたいな!」

 

カンナ(骨)「そろそろ食事だし来るでしょ。」

 

ー体外ー

 

部下「まだ続いてるんですね。野菜生活。」

 

上司「本格的に付き合いたいからな!告白するときまでにスリムになっておきたいんだ!だから今後は肉を控える!」

 

ー体内ー

 

シディ・フィーア「え?」

 

ー数週間後ー

sideフィーア

 

はぁ・・・はぁ・・・

 

カンナ「お疲れ…ってすごい痩せようだね・・・」

 

シディ「俺達の原料のタンパク質が入らないからな・・・」

 

ー体外ー

 

上司「くそ!なんでだ!?肉を抜いてるのに全然変わらん!」

 

カンナ「偏った食生活だしそりゃそうでしょ・・・」

 

上司「こうなったら仕方ないな・・・」

 

よ、よし・・・効果が無ければ流石に戻しますよね・・・

 

部下「もっと肉を抜くしかありませんね。」

 

上司「そうだな!押して駄目ならもっと押してみろだ!」

 

カゲチヨ「こいつ脳みそないの?」

 

カンナ「脳までダイエットしたとか?」

 

死ぬ・・・

 

sideカンナ

 

上司「もう野菜飽きてきたな・・・」

 

部下「頑張ってますね!」

 

上司「女性社員にキモウサギって呼ばれてるぞ。」

 

部下「優しくない生活じゃん・・・」

 

ー体内ー

 

あぁああ・・・・

 

カゲチヨ「助けて・・・」

 

シディ「二人ともどうしたんだその姿は!!」

 

カンナ「本体が・・・キモウサギ生活を始めて数か月だったでしょ・・・」

 

フィーア「もうそれでいくんですねこの食生活のこと。」

 

野菜にはビタミンDがないからカルシウム吸収しにくくて・・・

 

フィーア「骨粗鬆症まっしぐらですね・・・」

 

シディ「一応野菜の他に魚類やキノコから取れるが・・・」

 

上司「俺は絶対に痩せるんだ・・・もう野菜しか食わん!!」

 

あの本体・・・それすら抜いてる・・・

 

カゲチヨ「せめてキノコは野菜の認識でいて欲しかった・・・」

 

カンナ「それにこの後はアーシたちにとって地獄だよ・・・

 

sideカゲチヨ

 

ー体外ー

 

上司「紹介してくれてありがとなこのジム!」

 

部下「いえいえ、上司のためですから。」

 

上司「どりゃあぁあ!」

 

だだだだ!!

 

ー体内ー

 

ぎゃぁああ!!

 

カンナ「みしみし言ってる!!全身!」

 

フィーア「伸縮の繰り返しでダメージが・・・」

 

シディ「動いてもタンパク質足りてないから運動などダメージを与えるだけなのだが・・・」

 

ダメだ・・・頭も足りてないからわからないんだ・・・

 

上司「はぁ・・・はぁ・・・」

 

部下「ちゃんと水分とってくださいね。」

 

でもこれで痩せれば・・・

 

ヒサメ(内臓)「やったー!糖分!糖分!うまうま~!」

 

え・・・?どういうことだ!?

 

カンナ「ヒサメちゃん!その糖分どこで!?」

 

ヒサメ「水分と一緒に落ちて来たよ?」

 

水分と一緒に・・・?

 

上司「ごくごく・・・このスポーツドリンク美味いな!」

 

フィーア「スポーツドリンク・・・熱中症対策には必須ですけど・・・」

 

カンナ「市販のものはかなり糖分が入ってるからそりゃがぶ飲みしたら太るでしょ・・・」

 

上司「いや~このスポドリ美味いな!」

 

部下「ですよね。味が濃くておすすめで!粉末タイプだから手間がかかりますけど・・・」

 

シディ「粉末タイプだと・・・」

 

おそらくアイツ粉末なのをいいことに濃いめにしてる・・・

 

フィーア「本来なら規定のものより薄めてもいいほど糖分の多いものを・・・濃いめにしたらそりゃ運動がチャラになりますよ!」

 

上司「それにしてもなんで痩せないんだろうな・・・」

 

気付いてくれ、今持ってるのが原因だ・・・

 

部下「上司・・・昔言ったこと覚えてますか?もっと自分を追い込めって。望む結果は限界を超えた先・・・そこにあるって。」

 

上司「・・・おまえー!!」

 

なんで熱いドラマになってるんだよ!

 

カンナ「このままじゃ本当にラインを越えて・・・」

 

ゴキっ・・・!ブチっ・・・

 

上司「あ・・・」

 

sideカンナ

 

部下「し、失礼します。」

 

上司「あぁ、来てくれたのか・・・」

 

部下「大丈夫ですか?」

 

上司「足と膝を壊してしまったみたいでな・・・全治3か月らしい・・・」

 

部下「俺がジムを進めたせいで・・・」

 

上司「今後はまともに歩くのきつくなるし…老後はヤバいな・・・」

 

ー体内ー

フィーア「すみません・・・私たちはもうだめみたいです・・・」

 

シディ「すまん、二人とも・・・」

 

なんでこんなことに・・・

 

カゲチヨ「お前たちが消えたら俺たちはどうしたら・・・」

 

フィーア「足の筋肉は衰えるのが早い・・・2週間も動かせないと筋力は3分の1になりますからね・・・こうなるのは当然です。」

 

シディ「それを取り戻すには3倍もの時間がかかる・・・」

 

カンナ「筋肉がいなくなったら生きていけないよ・・・」

 

フィーア「大丈夫ですよ・・・修復はされますからきっと新しい筋肉が入りますよ・・・」

 

そんな・・・いつまでも一緒にいるにはどうすればいいの・・・

 

シディ「日常的に歩いて足腰を使ってバランスの良い食事をとればいいんだ・・・」

 

フィーア「それともう一つ・・・」

 

ー体外ー

 

部下「くくく・・・はははは!!エリちゃんの正体が俺とも知らずに・・・告白するために体に悪いことばかりするように仕向けるのなんて簡単だ!これでブラック上司もいなくなった!!あはははは!!」

 

カゲチヨ「部下に恨まれないようにすることだな・・・」

 

フィーア「その通りです・・・」

 

二重の意味で足を失った・・・

 

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