妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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エロ本を隠すには・・・

sideカゲチヨ

くそ・・・どうすればいいんだ・・・

ヒサに見つかったらどうなるか・・・やっぱりよしときゃよかったんだ・・・こんなの頼める奴なんてもう・・・

 

ドンっ!

 

クリス「あ、ごめ・・・」

 

TO LO〇Eる

 

クリス「・・・ゴホン。カゲチヨ、家帰ったらまず手を洗いなよ。」

 

スタスタ・・・

 

カゲチヨ「ちょっと待ってえぇえええ!!誤解だ誤解!!」

 

ー回想ー

 

アサヲ「頼むカゲチヨ!うちそういうのうるさくてよ・・・こないだ、アイドルの写真集見つかっただけで大目玉食らったんだ。こいつもしばらく安全圏に避難させないとどうなるかわからねぇんだ。ほとぼりが冷めるまででいいからよ!」

 

ー回想終了ー

 

カゲチヨ「ってことなんだ。だから俺は嫌らしいことを考えてたわけじゃなくて・・・」

 

クリス「何も聞いてないんだけど・・・分かった。そういうことにしておけばいいんだな。俺も男だ。心配しなくても分かってるよ。」

 

一体何をだ・・・

 

クリス「要するにこれからカゲチヨのいるところに入るときは必ずノックをすること、カゲチヨのゴミ箱は勝手に捨てないことをカレコレ屋の皆に伝えればいいんだろ?」

 

何を伝えようとしてんだ!全然わかってないだろ!!

 

クリス「じゃあなに?TOLO〇Eる持ってるのがそんなに恥ずかしいの?」

 

カゲチヨ「そ、そんなことねーよ!少年たちの夢を叶えてくれる素晴らしい作品だ!ただ世の中にはアサヲの両親みたいに誤解する人がいるからヒサもそうだったらマズイと思っただけだよ!」

 

クリス「ほっとけよ、ヒサメやフィーアにTOLO〇ERの良さわかるかよ。お前もYOUTUBERやってるならわかるだろ。ネットや携帯でエロが氾濫して規制が厳しくなる一方でそれでも伝統的なラブコメを守ろうと〇首を書くことが少年たちにどれだけの勇気を与えると思ってるの。」

 

そりゃまぁ・・・

 

クリス「ネットのアバズレとはわけが違う!そこには伝統の美があるんだよ!」

 

カゲチヨ「わかったから!声小さくしてくれ!!」

 

とにかくその少年たちの夢をPTAや風紀委員(ヒサメやフィーア)から守るには不本意ながら俺はこの本を一目に着かないところに隠さないといけないんだよ。

 

クリス「お前だってエロ本くらい隠したことあるだろ?シディじゃないんだから。」

 

カゲチヨ「お、俺は読んだことなんて・・・ってっちょっと!何でタンス開けてるの!!」

 

クリス「なるほどなるほど・・・引き出しを全部引いたところに・・・定石だね。」

 

だぁああ!違うから好きなアイドルのインタビューがあったから・・・

 

クリス「で、こっちは本を隠すには本の中ってことね。あわよくばぐちゃぐちゃで言い訳が立つと・・・まだまだ甘すぎるよカゲチヨ。ベタ中のベタ・・・PTAの嗅覚を舐めたらいけない・・・お前はエロ本を隠す時に何を考える?」

 

カゲチヨ「ど、どこだったら人目にふれないとかじゃないのか?」

 

クリス「まずそれが間違いだ。その行為は部屋に何らかの違和感を生む。それにヒサメやフィーアほどの敏感な、ヤンデレの要素を含んでる女ともなればそういう負い目、罪悪感、を敏感にかぎ取る能力を有している。奴らは付け焼刃なんてたやすくかみ砕くぞ。」

 

PTAや風紀委員怖すぎだろ!!

 

クリス「部屋にエロ本を隠すんじゃない、部屋でエロ本を隠すんだ。つまりエロ本を隠すために部屋そのものを変える。部屋ごと一新してしまえば違和感を緩和して模様替えのできるインテリアボーイとしての側面も見せれて好感度アップも狙える。この部屋をエロ本を守るための要塞にするんだ。」

 

そ、そんなことできるのかよ・・・

 

クリス「まずはオシャレな鎖と南京錠で収納全てをロックするんだ。」

 

カゲチヨ「いきなり中二全開じゃねぇか!!」

 

しかも隠してるのバレバレだし!

 

クリス「それはただのフェイクカレコレ屋の写真とか依頼のデータとか入れておけばいい、けどPTAや風紀委員は必ず飛びつく、こじ開けるたびに疑心は薄れていくエロ本を隠すという行為そのものを隠すんだ。」

 

作戦半端ねぇ・・・コーディネーターみたいになってるぞ!?

 

カゲチヨ「でももしエロ本の入っている錠が最初にヒットしたら・・・」

 

クリス「エロ本に錠はかけない・・・この見える本棚に堂々と入れる。」

 

なにぃぃ!

 

クリス「PTAにとって隠すという行為は見つけてくれと言ってるようなもの・・・あえて隠さないことが最大の隠ぺいなんだ。」

 

深読みしすぎてわけわからないことになってる!でももし普通に見つかったら・・・

 

クリス「これだけ怪しい錠前があるんだ。奴らは必ずそこに行く。それに言ったでしょ?この部屋は要塞、部屋そのものがエロ本に合わせたレイアウトになる。PTAの目がエロ本に向くことはあり得ない・・・」

 

ー女装姿に蝋燭、三角木馬ー

 

カゲチヨ「じゃないだろ!!エロ本の前に性癖見せてどうするんだよ!!」

 

クリス「大丈夫、この中央の赤メッシュのオブジェはフェイクだ。」

 

フェイクじゃねぇだろ!!エロ本無事でも本体が帰れなくなるだろ!!

 

クリス「だから言ったじゃん、部屋そのものを合わせるって。」

 

カゲチヨ「部屋そのものがエロ本になってるだろ!!」

 

クリス「エロ本を隠すにはエロ本の中が一番だ。部屋くらいどうなってもいいでしょ。大義を見失うな。」

 

カゲチヨ「見失ってるのアンタ!こっちはエロいのバレたくないんだよ!!」

 

クリス「え、そうなの?それは無理だな。お手上げ。」

 

どういう意味だ!!こんなの見られたらおしまいだぞ!!

 

クリス「そもそも部屋に入れなくすればいいのか・・・入口に防犯システムはやりすぎだしここは心理的に入れなくすればいいいか・・・」

 

ー女装に亀甲縛りー

 

カゲチヨ「さっきと何も変わってねーだろ!!」

 

クリス「一歩も入る気なくすよね。お取込み中申し訳ないですってなるよね。」

 

なるけども!!

 

クリス「もう一押しならこれからな。」

 

バシン!バシンっ!

 

男装女子によるむち打ち!?何を一押ししてんだ!!

 

クリス「もう男は皆エロいんだからいいだろ?胸張っていきなよ。じゃあね!」

 

カゲチヨ「じゃあねじゃないだろ!!縄解いてくれよ!!何も解決してないし!!」

 

クリス「まだ不安なの?」

 

カゲチヨ「不安しかないだろ!!エロ本かすむほどの大罪犯しまくってるだろーが!」

 

クリス「確かにフィーアレベルになるとこれでも100%安心とはいえないな・・・」

 

人の話聞いてたか!?コーディネーター!

 

クリス「工夫を加えればベタでもエロ本と認識されなければいい。つまり・・・」

 

ー回想ー

 

フィーア「ん?引き出しにエロの気配が!」

 

ーみつかっちゃった?本棚の方になにかあるかも。-

 

ー畳に何かあるかもー

 

ー最後は机かな?-

 

ー誕生日おめでとうー

 

フィーア「カゲチヨ・・・」

 

ー回想終了ー

 

なるかあぁあ!!

 

カゲチヨ「どんなハプニングバースデイだ!」

 

クリス「これなら嬉しくて忘れるはずだよ。」

 

エロ本プレゼントしてるみたいになってるだろ!!

 

クリス「まぁ、確かに誕生日に無頓着だったらマズイな・・・ならこれだな。」

 

ー回想ー

 

ヒサメ「カゲ。!!この本なんなのカゲ・・・!」

 

がっ・・・ばたばた・・・どしゃぁああ!!

 

カゲチヨ「・・・・!!」

 

ヒサメ「カ、カゲ・・・ごめん・・・なさい・・・・」

 

ー回想終了ー

 

カゲチヨ「なんでエロ本でドミノ作ってんだ!なんでごめんなさいだよ!!」

 

クリス「これなら見つけたこともドミノ倒した罪悪感で話ずれるでしょ。」

 

忘れられないだろ!仲間がドミノをエロ本で作ってたらトラウマものだろ!

 

クリス「問題ない融合させたものもあるから。」

 

ーハッピーバースデーヒサメー

 

ヒサメ「カゲ・・・」

 

なるわけないだろ!!

 

カゲチヨ「大体これ誕生日じゃなかったらごまかせないだろ!!」

 

ー世界中毎日誰かがハッピーバースデイー

 

世界中の人「カゲチヨ・・・」

 

世界中にバレてるし!!

 

あぁあああ!なんかエロ本のこと考えすぎてわけわかんなくなってきた!!

 

カゲチヨ「っていうかそもそもTOLO〇Eるってエロ本じゃないよな・・・表紙だけならHシーンあるなんてわからないし・・・」

 

すっ・・・

 

本棚に入れたら意外といけた・・・

 

クリス「俺達が考えすぎただけか!!あっはは!!」

 

カゲチヨ「先走ってよからぬことばかり考えすぎたな!」

 

クリス「エロいことばっか考えてるからこうなるんだな!」

 

まぁ、仕方ないか!男は皆エロいもんだし!

 

がちゃ・・・

 

クリス「じゃあお茶でも奢るから飲もうぜ!」

 

カゲチヨ「よっしゃ!!」

 

あ・・・

 

ヒサメ「カゲ―、遊びに来たよ!」

 

フィーア「お父さん、ここにいるって聞いたんですけど・・・」

 

部屋片づけるの忘れてた・・・

 

フィーア「何やってるんですかー!!」

 

ぎゃぁああ!鞭裁き凄い!!

 

 

 

 




なんとか誤解は解けた…

ヒサメ「私たちだって・・・ちゃんと理解くらいするよ!」

フィーア「全くですね・・・」
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