妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
うーん・・・
カンナ「カゲチヨどうしたの?素足でゴキブリ踏んだような顔して。」
流石にましな顔してるだろ!?
カゲチヨ「実は動画の視聴回数が伸び悩んでてな・・・どうすればいいか・・・」
フィーア「でも既存の企画を新たにやってもたかが知れてますよ・・・?」
そうなんだよなぁ・・・
ヒサメ「もっと見る人の心をホッコリさせるそんな動画を作れればいいと思うけど・・・」
カンナ「確かにカレコレ屋の動画って依頼で人のドロドロしたところを見たりするからホッコリ系の動画が伸びるとは思うけどどうすればいいか・・・」
シディ「まぁ皆、今日はお茶でも飲んでリラックスしてくれ。」
おぉ、シディありがとな。
ヒサメ「なんかこの湯呑温かみがあっていいね。」
シディ「あぁ、ハヅキに陶芸を教わりながらみんなの分を作ってみたんだ。」
フィーア「美味しいですね・・・素朴な味わいな湯呑と飲むとさらに美味しいです!」
カゲチヨ「これだ!手作りのものを作ってみた動画を取ればいいんだ!!」
カンナ「なるほどね・・・多少いびつでも作り手の心がこもったものやその過程を見るとき人が怯えることなく優しく迎えてくれるってことだね!」
シディ「早速ハヅキに手作りの心得を教えてもらおう!」
sideヒサメ
というわけでハヅキさんに手作りの者を作りたいということでお邪魔した・・・
カゲチヨ「ハヅキ、手作りのものって陶芸だけじゃないよな・・・?」
ハヅキ「あぁ、もともとビルや万里の長城、人工衛星だってすべて手作り。情熱があれば行けますよ。」
凄いね・・・
カゲチヨ「何を作ればバズるかな・・・・」
フィーア「やっぱり最初は男子の心をつかむ巨大ロボとかどうですか?」
なるほど・・・
ハヅキ「まずはイメージ図を書いてください。」
シディ「うぬ・・・こんなのはどうだろうか!」
なんかこけし顔になってるけどちょっとかわいいかも・・・
ハヅキ「流石シディさん、とてもかわいらしく書けましたね。じゃあ次はどんな素材にしますか?」
フィーア「やっぱり鉄ですかね?」
カゲチヨ「鉄は錆びるだろ。やっぱチタン合金とかだろ。」
ハヅキ「市販のものとはあえて素材を替えるのも手ですよ?」
うーん・・・そうだ!
ヒサメ「だったら焼き物にしない?皆で手作りだし、さっきのシディの湯飲みを見て作りたくなっちゃった!」
カンナ「えぇえ!?流石にもろくない!?」
ハヅキ「いいや、そこも手作りの味わいだと思いますよ。ヒサメさんの思いも伝わってきますしね。では機能も考えてみましょう。」
カゲチヨ「やっぱ目からビームとビームサーベルに・・・」
カンナ「お休みタイマーとか?」
カゲチヨ「なんでだよ!?」
ハヅキ「いやいいアイデアだと思います。市販にはない消費電力を抑える機能もエコロジーに配慮していると感じさせる一品になってますね。」
よーし!早速作っていきましょう!
sideフィーア
そうして私たちは焼き物の泥にまみれながらもなんとかロボットを作り上げることができました!
カゲチヨ「・・・最初は動画をバズらせることだけ考えてきたけどなんかこうして皆で作ったものがあると心がホッコリするな・・・」
ハヅキ「最後までやり抜くって大事でしょ?見てください。」
子ども「カッコいい―!!」
子ども「素敵だねー!」
凄いです・・・
カンナ「それだけじゃないよ!動画撮影に否定的そうなお爺さんまで・・・!」
お爺さん「お前たちが作ったのかい・・・実に味わい深い・・・」
凄い怒られませんでしたよ!!
狼火「お前たち何やってるんだってなんじゃこりゃぁあ!?」
雪血「巨大ロボがあると通報を受けてきたらまさか貴方たちが作っていたとは・・・」
ヒサメ「手作りで作ってみたんだけどどうかな?」
狼火「な、なんて素朴な味わい・・・ほっこりしてきました・・・」
雪血「狼火!目を覚ましてください!!焼き物なんて一瞬で壊してやりますよ!」
や、やばい・・・防御面は最弱ですよこのロボ!
クリス「大丈夫!」
お、お父さん!
クリス「実は俺もハヅキのレクチャーを受けて手作りの光華を作ってみたんだ!」
ハヅキ「完成したんですね!」
クリス「くらえー!!」
のどかなる陽光
な、なんてあたたかな光・・・・
雪血(あれ・・・心がホッコリする・・・)
狼火(戦闘意欲がなくなっていくぅぅぅ・・・・)
見てる私たちまでホッコリです・・・