妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ヤヨイのイケメンシーン!

sideヤヨイ

今日も私は用事から帰るために町を歩いてたのですが・・・

 

女性「すみません!無理です!」

 

住人「とにかくここで商売されたら困るんだよ!」

 

女性「でも・・・全部売らないと帰れなくて・・・」

 

住人「知ったことか!そんなみすぼらしい花なんて売りおって!」

 

どかっ!

 

全く・・・

 

ヤヨイ「ちょっと、何やってるんですか。」

 

住人「うわっ!狐か!?化けてるなら本当の姿を現せ!」

 

ヤヨイ「これが化けてない姿ですよ!失礼ですね!」

 

住人「うわー!!」

 

私は鉄扇を振り回して追い払った。

 

女性→フミ「もしかして・・・ヤヨイさんですか?」

 

ヤヨイ「そうですよ、それよりなんなんですかアイツ等は。」

 

フミ「わかりません。急に因縁をつけられて・・・」

 

ヤヨイ「だから言ったじゃないですか。こんな時間に若い盲目の女の子が華なんて売ってたら狙ってくださいって言ってるようなものですよ。」

 

フミ「はい・・・」

 

ヤヨイ「ほら、全部買ってあげますから。」

 

フミ「でも・・・!ここ一週間ずっと・・・」

 

良いんですよ。

 

ヤヨイ「いいから家に帰りなさい。わかりましたね。」

 

フミ「はい・・・」

 

sideカゲチヨ

 

ヤヨイ「こんにちはー・・・これお土産ですってミナヅキもハヅキもいたんですね。」

 

いやいたんですねじゃなくて・・・

 

カゲチヨ「あのよ・・・花買ってくるのは良いんだけど毎回俺達や鍛冶屋に置いてるとそのうち二か所ともフラワーショップになっちまうぞ・・・?」

 

ミナヅキ「花粉症の人にとっては地獄・・・」

 

ヤヨイ「いいじゃないですか。今度はリサイクルショップに置けばヨ―メイちゃんとオーナーっていう乾いた女性しかいないところも少しはうるおいますよ。」

 

ヒサメ「オーナーとヨ―メイちゃんに失礼じゃないそれ!?」

 

行っちまったな・・・

 

ハヅキ「ここ最近ずっとこうなんですよ・・・」

 

ミナヅキ「ヤヨイは知識は抜群でも人に騙されやすくて頼まれごとを断れないところがあるから心配・・・カレコレ屋に依頼するから原因を探ってくれない?」

 

シディ「なら明日つけてみるか・・・」

 

フィーア「尾行大作戦ですね!」

 

カンナ「恋の予感もするし楽しみだな~!」

 

sideフィーア

その次の夜つけてみると・・・

 

フミ「あははは!タクシーの運転手は私(わたくし)!家じゅうの照明がたいまつ!あははは!もうヤヨイさんのジョークの切れっぷりはお金取れるレベルね!」

 

ヤヨイ「喜んでくれて嬉しいです。」

 

まさか花売りの女性と知り合っていたとは・・・

 

フミ「こんなに思いっきり笑ったのいつ以来だろ・・・」

 

ヤヨイ「貴方の目は見えるようになるんですか?手術をすれば。」

 

フミ「はい・・・でも500万円必要で・・・」

 

ヤヨイ「そうですか・・・」

 

フミ「で、でもいいんです!ヤヨイさんとこうして話せれば!」

 

ヤヨイ「もし見えるようになったら何が見たいですか?」

 

フミ「えっと・・・ヤヨイさんかな?」

 

ヤヨイ「私ですか!?」

 

フミ「うん、きっと背が高くてふさふさの尻尾がマッチした服を着てて優しい顔なんですよね?」

 

まぁ優しい顔はあってますけど背はヒサメちゃんたちと大差ないですし服は巫女服か鍛冶屋の服しか持ってませんよねあの人・・・

 

ヤヨイ「まぁ大体当たってますね。」

 

はぁ・・・

 

カゲチヨ「ミナヅキの言った通りヤヨイの悪い癖が出ちまってるよ・・・」

 

シディ「だが悪い奴ではなさそうだぞ。」

 

住人「いやそうでもないんだな・・・」

 

ヒサメ「貴方たちは・・・?」

 

住人「アンタらあの花売り女と知り合いか?」

 

カンナ「いやその隣の巫女服の狐と知り合いです。」

 

住人「だったら早く本人に伝えた方が良いぜ。アイツは詐欺師だぜ?」

 

そんな・・・

 

住人「本当は目が見えるのにああやって不幸な花売りを装っているのさ。」

 

ヒサメ「そんな・・・」

 

カゲチヨ「ヤヨイ・・・」

 

sideヤヨイ

 

私は部屋に戻ってきました・・・

 

ヤヨイ「・・・・500万円ですか・・・」

 

バチバチっ!!カンカン!!

 

そうして次の夜500万を用立てられた私はフミの所に行こうとしました・・・

 

カゲチヨ「ヤヨイ・・・」

 

はぁ・・・ミナヅキ達余計なことを・・・

 

ヒサメ「悪いこと言わないからあの子のことは忘れた方が良いよ。」

 

シディ「それに警察にも言うべきだ。」

 

フィーア「あの子はヤヨイの親切心を踏みにじってるんですよ!目が見えないと嘘ついて!」

 

ヤヨイ「知ってますよ。そんなこと。」

 

カンナ「えっ!?」

 

カゲチヨ「お前まさか・・・」

 

ヤヨイ「詐欺師だから放っておけって言うんですか?あの子がそうなったのは誰も見なかったからなんです。あの子は本当に目が見えないんです。」

 

フィーア「でも町の人は・・・」

 

ヤヨイ「フミは小さいころからずっとつらい思いをしてきたんです。それで学んだんですよ。自分を見てないならだれも見ない。自分だけを見て生きてこうって・・・」

 

カンナ「ヤヨイさん・・・」

 

見るってことと見えるってことは違う意味なんですよ・・・」

 

カゲチヨ「・・・・帰るか。」

 

シディ「あぁ・・・・」

 

さて・・・これで二人きりですね。

 

フミ「ヤヨイ・・・貴方・・・」

 

ヤヨイ「これ500万です。これで目を直してください。」

 

フミ「でも・・・」

 

黙って受け取ってください。

 

フミ「・・・・ありがとう。」

 

sideユカ

 

ふふふ・・・これが次元を跳躍してオーナーやボティスを狙い打てる長距離砲台ですか!

 

ユカ「ヤヨイちゃんが500万で売ってきたときはどうしたのかと思ったけどいい買い物したましたね。」

 

さて狙いをボティスにセットして・・・

 

sideカゲチヨ

 

カンナ「しっかしヤヨイさんあんなお金どこから用意したんだろうね?」

 

またユカに変なもの売りつけてなきゃいいけど・・・

 

ひゅー・・・・ズガ―ン!!

 

ヒサメ「・・・・なんかカレコレ屋から煙上がってるけど・・・」

 

フィーア「しかも位置的にボティスのツボのある方ですね・・・」

 

シディ「これか・・・」

 

災難すぎる・・・

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