妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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アヌビスの話に出てきた白髪の女性も出します。
セイレーンは本家ではシディが会うセイナです。


sideストーリー妖精王の恋

noside

まだ異宙に地球がやってくる前の話

とある場所とある二人が親密そうにしていた。

 

一人はアヌビス冥府の守護神と呼ばれホルスと同等の力を持っている。

もう一人は女性だ。しかし雰囲気からただ者でないことを感じられる。

 

「また二人でいちゃついてんのかよ・・・」

 

そこに妖精王クリスがやってきて二人のいちゃつき具合に呆れていた。

 

「あら、森に引きこもってるあなたがここにくるなんて珍しいですね。」

 

白髪の女性は妖艶に笑う。

 

「てめぇ、なんのようだよ。」

 

アヌビスは不機嫌そうに妖精王の方を見る。

 

「いや、散歩で通りかかっただけだよ。てかそんなに楽しいのかよ。」

 

妖精王が問いかけると

 

「ならあなたもやってみたらどうですか?恋愛や子育てっていうのを。」

 

白髪の女性はからかうように言ってくる。

 

「まぁ、考えておくさ。」

 

そうしてるうちに地球が転移してきてその人は行ってしまった。

そして三人の女子を妖精王は育てていた。

しかし恋愛はまだしたことがなかった・・・

 

そしてこれは、

時がたち娘が仲間と共にカレコレ屋をしていたある日の出来事・・・

 

side妖精王

俺は地球観光としてフィーアがシディと一緒に行くという公園に来ていたんだけど・・・

 

「やっぱ夜だと誰もいなかったな・・・」

 

けどこうやって物思いにふけるのも悪くなかったな・・・

そう思って泊ってるホテルへの帰り道を歩いていたんだけど

なんと道の隅の草むらに人が倒れていた。

 

「大丈夫か!?」

 

俺が声を掛けるとその人は目を開けたんだけど

 

「メチャクチャ可愛い・・・」

 

「えっ・・・?」

 

そうなんともいえない幻想的な美しさの女性だったのだ。

 

「え~ととりあえず病院には行く?」

 

俺が質問すると

 

「大丈夫です!水・・・お風呂に入れば元気になるから・・・」

 

そういってきたので俺はすぐにホテルまで連れて行った。

歩けなさそうだったのでおんぶして連れていったけどマジで恥ずかしかった・・・

やっぱアヌビスやシディみたいにはいかないな・・・

 

そして

 

「ふぅっ、生き返った・・・」

 

お風呂上がりの彼女もまた可愛かった。

 

「水に入っただけでその回復力ってもしかして異宙人?」

 

俺が聞くと

 

「まぁ、そんなとこかな・・・」

 

彼女は気まずそうにする。

 

「私、命を狙われてるって言ったら信じられる?」

 

彼女は深刻そうに言った。

 

「信じるぜ。俺だったらお前の命狙ってるやつら全員倒せるけど。」

 

「え?」

 

そして俺は羽を広げ

 

「なんせ俺は妖精王だからな。」

 

と答えた。

 

「貴方があの有名な・・・じゃあお願いなんだけど私もあなたが観光している間ここに泊ってもいい?」

 

「構わないよ。なんだったら一緒に地球楽しまない?」

 

というと

 

「いいよ、あなたなら襲われても守ってくれそう。」

 

「じゃあ、お互い自己紹介しておこうか。俺のことはクリスと呼んでくれ。」

 

「私は、セイナよろしくね!」

 

こうして俺たちは、地球の博物館や祭りを楽しんだ

セイナは家事も完ぺきだったし色々とやってくれた。

けど

 

「セイナは何か食べないのか?」

 

そう彼女は俺にあってから一度も食事しているところを見せていなかった。

 

「ダイエット中だからね・・・」

 

セイナはそう言い訳するが、

 

「ふ~んもうこんなに痩せてるのに?」

 

俺はそう言ってセイナの細くなった腕を触る。

 

「やっぱり隠せないか・・・私はセイレーンと呼ばれる異宙人なの。この星で食べられるものは人間だけだからね。人間たちに反旗を翻されて仲間は皆殺しにされて私だけが生き延びられた。それで動けなくなった時あなたに出会ったの。」

 

「なるほどね・・・」

 

俺は納得していると

 

「でもあなたと過ごした時間は楽しかったよ。もう会えないかもしれないけどさような・・」

 

セイナが別れを告げようとしたので

 

「待てよ。」

 

俺はセイナを呼び止めた。

 

「俺はお前が好きだ。ずっとそばにいてくれ。」

 

俺は初めての告白をした。

 

「話聞いてた?私は人間を食べなきゃ・・・」

 

「それは地球での話だろ?妖精王の森には湖が沢山あるし森に入ってきた欲深い侵入者を食べればいい。木の実だってセイナの体にあうものもあるしな。それに・・」

 

俺は植物を操作してセイナの体にあった栄養を植物を通して送り込む。

 

「すごい・・・」

 

「それに色々やってくれる妻がいた方が子育てにいいと思うしな。」

 

「はい!これからよろしくお願いします!」

 

彼女は満面の笑みで答えてくれた。

 

sideカゲチヨ

カレコレ屋で全員くつろいでいるとシディが

 

「手紙が届いていたぞ。」

 

といって封筒を持ってきた。送り主は妖精王!?

 

「なんだろうね?」

 

「また地球観光のこととか?」

 

「でも写真が入ってますね・・・」

 

ヒサメもカンナもフィーアもなにかと思いながら開けると

そこに映っていたのは

 

「私たち結婚しました。」

 

と書かれピースサインをした妖精王と異宙人の女性だった。

 

「「「えっ!?」」」

 

三人とも当然驚いている。

 

「ということはこの人をお母さんて呼ぶってこと!?」

 

「まぁ、手紙や他の写真を見る限り良い人そうだよね。」

 

「里帰り楽しみになってきましたね!」

 

マジか・・・俺より先に・・・羨ましい!

 

 

 

 

 




本家の動画みて可愛いと思ったので救済しました。楽しんでいただけたら幸いです。
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