妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
side池原
私の名前は池原優美、このショッピングモールで迷子センターの職員として働いているのだが・・・
後輩「先輩助けてくださいー!」
使えない後輩にストレスまみれの職場・・・ここじゃないはずなのに・・・
池原「どうしたの?」
後輩「いやー・・・明らかに迷子じゃない人たちが紛れ込んでいて・・・」
シディ「すまない、カゲチヨたちを呼び出してくれないか?」
ヨ―メイ「ここのショッピングモール広すぎて迷いました・・・」
確かに子供じゃないわね・・・それが何でも屋との出会いだった・・・
ヨ―メイ「本当にご迷惑をおかけしました。皆さんもお礼を!」
フィーア「なんで私たちが迷子になった感じでふるまうんですか?」
池原「とにかく、悪ふざけは結構なんでお引き取り願えますか?ただでさえ忙しいのに・・・」
カンナ「だったらお手伝いしましょうか?アーシたち何でも屋で子育てのイロハもある程度ありますし。」
カゲチヨ「おいおいカンナ無茶だろ・・・」
カンナ「甘いね・・・シディとヨ―メイちゃんが迷子になったのに訳がないとでも思ったの?」
ヒサメ「まさか依頼を取るために・・・?」
シディ「いや普通に迷っただけだ。」
ヨ―メイ「かっこつけましょうよシディさん!」
はぁ・・・結局半ば強引に迷子センターの手伝いをすることになった・・・
迷子たち「うわぁあ~ん!!」
池原「ちょっと!そっちの子供たち黙らせて!」
カンナ「わかりました!」
そうしてオレンジ髪の女の子が出したのはどでかい注射器だった!
池原「なにしてるの!?」
カンナ「黙らないんで・・・」
ヨ―メイ「生き血を抜き去ろうと思いまして・・・」
サイコなの!?
そうしてバタバタしていると・・・
彼氏「優美。」
池原「柴山さん・・・」
恋人の柴山さんだった・・・
柴山「会社やめてきたよ・・・最終便で北海道に帰る。その気があるなら空港で待ってるよ・・・」
池原「柴山さん!」
どうすれば・・・
ヒサメ「何か事情がありそう・・・」
シディ「どうしたんだろうか・・・」
フィーア「貴方は迷っていますね・・・そう!迷子のように!」
・・・!
カゲチヨ「彼氏は北海道で酪農をやろうと誘っているが今の仕事をやめる踏ん切りがつかないってところか?」
池原「・・・そう、私はもともと販売促進企画部のチームリーダーだったんだけど一度の失敗で転げ落ちて・・・」
カンナ「でもまた元の職場に戻れると信じてしがみついてる・・・よく見まわして。」
ヨ―メイ「ここにあなたの探してるマイゴールはありますか?」
・・・そうか!迷子と毎日向き合うことは自分と向き合う行為でもあったんだ!
迷子・・・マイゴ―・・・マイゴ―ル・・・!!
池原「私のマイゴ―ルは・・・ありがとう!やっと答えが見つかったわ!」
後輩「先輩!」
カゲチヨ「大人の方が迷子になりやすいもんなんだな。」
ヨ―メイ「あれ?シディさんは?」
フィーア「また迷子になったみたいですね・・・」
ヒサメ「また!?」
ー空港ー
池原「北海道行きの飛行機はどこですか?」
また迷っていた・・・