妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
カンナ「るんるん!体が軽い!」
どうしたんだよそんなルンルン気分で・・・
カンナ「実は健康に目覚めてさ。酸素カプセルの無料体験してきたんだよね。」
あぁ・・・それでか・・・
シディ「それはなんだ?」
ヒサメ「確か密閉された人型カプセルの中を高気圧状態にすることで血中酸素濃度を上げる健康器具みたいなものだね。」
フィーア「そんなのがあるんですね・・・」
カンナ「抹消の細胞にも酸素が多く行き渡って超回復しちゃうんだよ!」
シディ「酸素は体にいいってことだな!」
ヨ―メイ「ふふふ・・・良いことを聞きました・・・私も最近疲れてますしそれには集中力を上げる効果があるって聞きましたし私もやってみたいです!」
カンナ「え、アーシがやってきた奴有料だと数万円くらいするよ?」
ヨ―メイ「そんなー!!ってそうは問屋が卸しませんよ!このリサイクルショップのカプセル型のアイテムを使えば酸素を1.5倍から2倍までの濃度にできるそうです!!」
また盗んできたのかよ!
ヨ―メイ「早速起動です!!」
かちり
ヒサメ「あー!1.5倍になっちゃった・・・」
リサイクルショップのアイテムだし嫌な予感がする・・・
sideヒサメ
取りあえず依頼が来ちゃったからヨ―メイちゃんの処罰は後で考えることにして依頼で遠方に向かってるんだけど・・・
カンナ「し、シディいつもより三輪車こぐ速度早くない!?」
カゲチヨ「フィーアも速いぞ!台車に俺達乗ってるんだからもっと遅くしてくれ・・・うえぇえ・・・」
フィーア「すみません・・・でもなんか視野が広まって足の力もみなぎってる感じがするんです!」
シディ「これがカンナの言ってた超回復の効果かもしれないな!」
ヒサメ「っていうか心なしか・・・」
びゅん!うぉぉぉん!!
ヒサメ「いや気のせいじゃない!車も速くなってない!サーキットに入ったのかってくらい皆飛ばしてるし!」
なんで!?
カゲチヨ「これ・・・酸素が濃くなってるからエンジンの燃費も上がったんじゃねぇか・・・?」
カンナ「確かに・・・空気メチャクチャ燃えやすいし運転手の能力も上がってるだろうしね・・・」
フィーア「これは負けてられませんね!スピード王はこの私です!」
シディ「皆!しっかり捕まっていてくれ!」
し、シディもハイテンションになっちゃってる!!
ま、待ってあぁぁああ!!?
sideカンナ
な、なんとか生きて依頼場所まで着いた・・・
カゲチヨ「それで依頼って・・・?」
農家「さっきまで波山が暴れてたんじゃが今は・・・」
どしん!どしん!!
巨大カブトムシ「・・・」
きょ、巨大カブトムシ!?
シディ「凄いぞ皆!入る虫かごはあるだろうか!」
カゲチヨ「いや子どもか!?」
ヒサメ「そうか酸素が過剰だと体に毒だから昆虫は本能で過剰な酸素を吸わないように体を大きく進化させたんだ!」
だからって突然変異がすぎるでしょ!
カゲチヨ「あそこまで巨大化だと俺達の攻撃が通用するかどうか・・・」
ヒサメ「下手に巨大化したら畑の被害が大きくなるし・・・」
フィーア「ここはことの張本人であるヨ―メイを巨大化させて賠償金もヨ―メイが払うことで手を打ちましょう。」
シディ「ほとんどヨ―メイだよりだな・・・」
うーんそれもいいんだろうけど・・・
カンナ「待って・・・酸素が倍になってるってことは!」
アーシはヨ―メイから没収した酸素を倍にするアイテムで濃度を二倍した!
カゲチヨ「おいなにやってんだ!それじゃ巨大化が酷くなるだろ!?」
いやあとは・・・
カンナ「燃えろぉぉぉ!」
ぼうぉぉおおお!!!
シディ「い、いつもの炎より大きいぞ!」
フィーア「そうか!酸素濃度がさらにこくなれば炎も当然燃やすものは2倍あるからその分大きくなる!!」
そうして巨大昆虫は燃えてしまった・・・
カンナ「消火もできたし完璧だ・・・ね・・・」
あれ・・・意識が・・・
バタ
ヒサメ「か、カンナちゃん!酸素濃度が濃すぎたんだよ!」
フィーア「早く病院に担ぎ込みますよ!」
sideカゲチヨ
元に戻って良かったけどカンナもついてねぇな・・・健康になったと思ったら倒れるとか・・・
ヒサメ「ヨ―メイちゃん今度という今度は許さないからね・・・?」
ヨ―メイ「勘弁してください~!!」
ヒサも心配してるし退院日だしなにも無ければいいんだけどな・・・
カンナ「やっほー!皆、ちょっと筋肉つけてきちゃった!」
フィーア「ど、どうしたんですか!?私ほどじゃなくても結構筋肉つけて!?」
確かに力こぶが鍛えてる人のそれだな・・・
カンナ「加圧トレーニングが凄いんだよ!体をベルトで縛って酸素の供給を制限するんだけどすぐに筋肉つくんだよ。そうだ!ヨ―メイ酸素濃度低下させるアイテムってない?」
いや懲りろよ!!