妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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テーマ―パーク作りました

sideヒサメ

今日は皆でテーマパークの特集を見ていたの・・・!

 

カンナ「やっぱすごいなー!」

 

シディ「うむ・・・!」

 

カゲチヨ「お前ら目をキラキラさせてるな・・・」

 

当たり前じゃん!

 

ヒサメ「先週オープンして凄い人気なんだから!」

 

カゲチヨ「そんなことよりトッププレデターや有情解放戦線に対抗するための方法を考えろよ。」

 

フィーア「いやいや、これも立派な研究ですよ。このテーマパークは世界中に沢山のファンがいて文字通り世界を征服済み、別に奴らより先に世界を征服しておびき出すにしても力ずくじゃなくたって私たちでテーマパークを作ってその利権でおびき寄せればいいんですよ・・・」

 

なるほどな!

 

そうして俺たちはテーマパークを作ることにした・・・

 

side狼火

 

暇だな・・・

 

雪血「ノインたちが研究費盗むのに協力してから久しぶりの平穏ですけどね・・・」

 

外で散歩しても面白いこともやってないしな・・・ってなんか看板があるぞ?

 

雪血「未来ワールド・・?」

 

俺達が入ってみると・・・

 

ヒサメ「いっらしゃいませー!」

 

狼火「うおっ!?氷電かよ・・・」

 

ヒサメ「なんだトッププレデターのところの人たちか、何しに来たんですか?」

 

雪血「たまたま通りがかったらあったんですよ。何ですか未来ワールドって?」

 

ヒサメ「未来をテーマにしたテーマパークだよ、よかったら入ってく?」

 

狼火「冗談じゃねーよ・・・全く嫌な予感しかしねぇ・・」

 

ヒサメ「いいの?入場料二人で二万円のところ驚きの20円で良いんだよ!?」

 

マジか!そんな安いのかよ!

 

雪血「入ってみますか・・・」

 

そうして入ってみると結構ボロボロだった・・・

 

狼火「おい・・・なんだこのお化け屋敷みたいな空間は。もうアトラクションの中なのか?」

 

ヒサメ「まぁ、じゃっかん外見はあれだけど内容は実に学術的だよ。最初はこちら銀世界!」

 

雪血「ゲレンデみたいな感じですか!雪大好きなんで楽しみです!」

 

まぁ、楽しみにしてるなら入ってみるか・・・

するとお爺さんやお婆さんだらけだった・・・

 

シディ「未来の日本は超高齢化社会というものらしいだからお爺さんとおばあさんに協力してもらったシルバー世代沢山の銀世界らしい。」

 

陽狼がカンペ見ながら説明してくれたぞ・・・

 

お爺さん「すまんが病院いくから診察料をくれないか?」

 

何で俺が!?

 

ヒサメ「高齢化の未来は医療費は増大して現役世代が払わないといけないの!」

 

マジか・・・

 

お婆さん「あたしも・・・」

 

雪血「そんなー!!」

 

なんなんだよ!これは!

 

ヒサメ「けど世界のリアルを知れたと思わない?」

 

そうだけどさぁ・・・テーマパークってもっと夢とか希望とか見せるもんじゃねーの?

 

ヒサメ「明るいもの・・・じゃあふれあいランドとかどう?」

 

しかしそこにあったのは・・・

 

雪血「す、スマホとカゲチヨ・・・?」

 

なんと一台のスマホと案内係であろうカゲチヨの姿があった・・・

 

カゲチヨ「さぁ、スマホを手に取って・・・」

 

これは・・・旅行の記録にバーベキュー大会のことがSNSに書いてあるだけ・・・

 

狼火「なんだこりゃ!?」

 

カゲチヨ「めんどくさいリアル友達と付き合うよりネットでお互いの近況報告してた方が気楽な未来・・・どうだ?楽しいだろ。」

 

雪血「陰キャ全開な上に話が暗すぎますよ!!」

 

もう帰るぞ!!

 

ヒサメ「お客様!!グルメゾーンをお忘れでは?」

 

グルメゾーン?

 

ヒサメ「当テーマパークでは1,2を争う人気スポットなんです!」

 

雪血「僕達が第一号じゃなんですか?」

 

そうして何を食べようかと入ったのだが・・・

 

雪血「うぉぉぉあ!?」

 

狼火「なんじゃこの虫はぁああ!?」

 

フィーア「未来は深刻な食糧難・・・でも地球には良質なタンパク質昆虫がありますので安心!さぁ!カブトムシに白アリとよりどりみどりですよ!」

 

そうして食べてみたが・・・

 

狼火「カブトムシ泥くさ!!」

 

雪血「白アリはなんか食感さえ耐えればいけますね・・・」

 

それがなんか嫌だし・・・

 

狼火「帰る!!」

 

ヒサメ「お待ちください!常夏ゾーンがありました!」

 

雪血「ビーチではなさそうですね・・・」

 

入らされると・・・

 

狼火「砂漠じゃねーか!!」

 

カンナ「温暖化により砂漠化によって生物と文明は根こそぎ崩壊します!!」

 

真っ暗じゃねーか!

 

カンナ「現実を見つめてください!お客様!!」

 

雪血「結局何を伝えたかったんですか!!?」

 

ヒサメ「確かにこのままいけばあの通りになるってことだよ。でも今から千年前だって末法思想って言ってこのままだと未来は暗闇って言われてたんだよ。」

 

そうなのか・・・・

 

カゲチヨ「でも人類は滅びなかった。必ず何か生き抜くために知恵を絞って危機を乗り越えて来た。」

 

フィーア「この未来ワールドはそんな警告をしたくて作ったんです。」

 

シディ「一発で全員一致したもんな。」

 

そうだったのか・・・そう思うと愛着がわいてきたな・・・

 

カンナ「あ、そうだ。そろそろパレードの時間だ。」

 

雪血「凄いですね・・・予算も少ないのに・・・」

 

すると・・・

 

ゼクス(お坊さんの格好)「南無阿弥陀仏・・・」

 

ヨ―メイ(一向一揆の格好)「何で私まで・・・」

 

アハト(不気味な人形の格好)「ヤヨイが作ったみたいだけど不気味すぎでしょ・・・」

 

マジで不気味だよ!帰る!!

 

カンナ「待ってよ!まだ入場料払ってもらってないよ。」

 

雪血「そうでしたね・・・は!まさか・・・」

 

カンナ「察しがいいね。未来では消費税も莫大!ちょうど20万円になります。」

 

狼火「そこまで未来にすんなー!!」

 

ゆめも希望もありゃしねー!!

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