妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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万引きの言い訳

sideカゲチヨ

今日の依頼は・・・

 

店長「私はスーパーの店長をしているのですが・・・万引きが多すぎて困っているんです!皆さんモンスタークレーマーを多く倒していると聞いていますのでどうか何とかしてほしくて・・・」

 

まさかモンスタークレーマーの対処事業がこんな形で依頼を舞い込むとは・・・

 

カンナ「じゃあアーシたちが万引きGメンとして潜入する感じでいいですか?」

 

ヒサメ「シディの鼻やカンナちゃんの熱源探知で見つけられるもんね。」

 

フィーア「逃げようとしたら瞬足とヒサメちゃんの氷結で確保です!」

 

俺も血液操作あるし・・・頑張るか。

 

sideヒサメ

早速捕まえられたね・・・

 

ヒサメ「で、なんで他は全部払ったのにこの15円の駄菓子だけ万引きしたの・・・?」

 

万引き犯「難易度低いと思ったので・・・次は10円ガムから入るようにします。」

 

ヒサメ「金額は難易度じゃありません。」

 

ここのスーパー変な万引き多いの!?

 

フィーア「ヒサメちゃんもですか・・・私も・・・」

 

ー回想ー

 

フィーア「なんでこんなことしたんですか!」

 

万引き犯「世界に・・・絶望していたから。」

 

フィーア「こちらも絶望しています。こんなに大量に盗もうとしていたので。」

 

万引き犯「それが自分の抱いている絶望の大きさ、ですよ。」

 

フィーア「抱いていたのは店の商品じゃないですか。」

 

万引き犯「・・・」

 

フィーア「黙ってるなら通報しますよ。」

 

万引き犯「・・・いいぞ。なんでもよかったんだ捕まってみたかっただけなんでね。」

 

フィーア「・・・それで万引きってダサくないですか?」

 

ー回想終了ー

 

フィーア「ちゃんと通報はしましたけどはた迷惑な中二病でしたよ。」

 

カゲやキモ4の方がましな中二だったんだね・・・

 

sideカゲチヨ

 

全く多すぎだろ万引き・・・あっさり捕まるからまだいいが・・・

 

万引き犯「離せ!放せって!!」

 

カゲチヨ「盗んだ瞬間みてたんで。それにポケットのこれはなんだ。」

 

万引き犯「くっ・・・いいのか!?俺はここの店長と友達なんだぞ!」

 

ふーん・・・

 

カゲチヨ「そうなんすか?店長。」

 

店長「いや全然知らない人ですね。」

 

万引き犯「なっ!待機させてたのか!?」

 

そもそも知り合いだったら恥になる前に逮捕して欲しいだろうしな。

 

万引き犯「無駄だぞ・・・!俺は警視総監と友達だぞ!」

 

カゲチヨ「じゃあ警視総監の名前をどうぞ。」

 

万引き犯「・・・知らねぇよ!」

 

学習能力も無ければ恥もしらねぇなお前・・・

 

カンナ「あーカゲチヨも捕まえたんだ。」

 

もってことはそっちもか。

 

カンナ「うん、結構セレブな犯人でさ・・・」

 

ー回想ー

 

sideカンナ

 

カンナ「さっきごそごそしてたけど?なに盗んだの?」

 

万引き犯「これだよ・・・」

 

カンナ「ウナギ出てきた!マジシャン!?」

 

万引き犯「くそ・・・生きが良くなければバレなかったのに・・・」

 

新鮮なので切れられるって多分店長さんでも経験したことないよね・・・

 

万引き犯「しめてから盗めばよかった・・・!」

 

カンナ「じゃあ他には?」

 

万引き犯「あ?ウナギだえだよ。」

 

なんでウナギだけ?

 

万引き犯「ちょっと精をつけたくってさ。」

 

カンナ「まずは常識身につけて。」

 

ー回想終了ー

 

カンナ「って感じでまいったよ。」

 

カゲチヨ「ぬるぬるのウナギ服に入れようとするってすげぇ度胸だな・・・」

 

どんだけウナギ好きなんだよ・・・

 

sideシディ

 

シディ「盗んだ物を全部だすんだ。色んな匂いが漂っているからバレバレだったぞ。」

 

万引き犯「くそ・・・まさか狼男が警備しているとは・・・」

 

だがなぜ洗剤をこんなに・・・

 

万引き犯「盗むつもりなんてなかったんだ。どれがいいかわからなくて外で調べたかったんだ。」

 

シディ「だがそれが悪いのはわからなかったのか?」

 

万引き犯「ほんと大丈夫なんで。」

 

なんでおもてなしを受けている感じに・・・とりあえず警察には突き出しておいた・・・

 

シディ「ふぅ・・・」

 

ヨ―メイ「あ!シディさーん!!」

 

シディ「あぁ、ヨ―メイ手伝ってもらってすまないな。」

 

ヨ―メイ「ホントなんなんですかこのスーパー!?変な万引き犯でまくりですよ!さっきだって・・・」

 

ー回想ー

 

sideヨ―メイ

 

ヨ―メイ「私見てて写真もあるんですから!ちゃんと商品だしてください!」

 

万引き犯「うぅう・・・」

 

ヨ―メイ「なんで盗んだんですか?」

 

万引き犯「腕・・・じゃな。」

 

方法は聞いてないんですけど。

 

万引き犯「老後のことを考えたら節制した方がいいかと思って・・・」

 

ヨ―メイ「万引きの思想を節制してください。」

 

万引き犯「それに孫がいるんじゃ・・・目に入れてもいたくない程の・・・」

 

ヨ―メイ「貴方が入れたのは懐ですよね・・・」

 

万引き犯「孫のために少しでもお金を残そうと思って・・・うぅ・・・」

 

ヨ―メイ「あのですね・・・そんなんでお金残されてもお孫さんは喜びませんよ。万引きは犯罪なんです。一緒にいられなくなる方が孫は悲しむでしょ。」

 

万引き犯「・・・!!ワシはなんてことを・・・」

 

なーんて・・・

 

ヨ―メイ「嘘の演技しても無駄ですよ!私の高級品を感知するセンサーはしっかりと鞄の中に入ってたものの中にシャトーブリアンが入ってることはお見通しですよ!」

 

万引き犯「・・・うぅぅおぉぉ!!ワシはなんて愚かなことを・・・」

 

ヨ―メイ「その玉ねぎを自腹で持ってきたことはあっぱれですがそれで騙せると思ってることの方がよっぽど愚かですよ。」

 

sideカゲチヨ

 

はぁ・・・疲れた・・・

 

カゲチヨ「外国人のフリした奴や冷やしたかったから盗んだとかわけわかんないよな・・・」

 

ヒサメ「まぁ冷やしたかったって言った人は私が凍らせといたけど・・・」

 

カンナ「寂しかったとか金持ちなのに払うの面倒だからって盗む奴もいたのが驚きだね・・・」

 

シディ「だがなんで万引きが多くなってしまうんだろうな・・・」

 

ヨ―メイ「まぁ、最初は軽い気持ちだったのかもしれませんけど何回も繰りかえすうちに成功した時の快感に病みつきになる人間もいますからね。」

 

ギャンブルと同じ原理ってことかよ・・・

 

フィーア「全員捕まえても店長ため息多かったですね。」

 

ヒサメ「万引きされたら1つあたり10こ売上げないと補填されないからね・・・」

 

結局万引きには得なんてないってことだな・・・

 

 

 

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