妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
カンナ「よーし動かないでよ・・・動いたら負けだから!」
フィーア「いやカンナちゃん逆ですから・・・」
ヒサメ「何で馬のお尻を向いて座ってるの。」
カンナ「あぁ・・・!よっと!」
シディ「カンナそうじゃないと思うが・・・」
っていうか逆立ちで馬に乗れる方が凄くね!?
カンナ「じゃあこう?」
フィーア「馬を寝っ転がらせてお腹に乗ってどうするんですか!?」
ヨ―メイ「ふざけてるんですか!?」
カンナ「難しいんだからね!馬に乗るのって!」
難しいとかいうレベルの話じゃないと思うけどな・・・
カゲチヨ「今度お前が乗騎として日本ダービーに出場するっていうから練習してるんだがこりゃシディかフィーアに変わってもらった方がいいだろ・・・」
カンナ「でも、シディやフィーアちゃんが馬に鞭を入れるなんて出来ないっていうからアーシが代わりにやってるんだけど?」
そうだったな・・・先が思いやられるな・・・
カゲチヨ「いいか?日本ダービーで勝つにはダービーポジションが重要なんだよ。」
ヒサメ「つまりいかにいいポジションを取るかが重要ってこと。カンナちゃんみたいに馬の乗り方すらままならないんじゃとても勝つなんて無理だよ。」
カンナ「大丈夫!つまりポジショニング能力を鍛えろってことね!任せておいて!」
?
sideフィーア
なんで特訓で電車なんですか・・・
カンナ「こうした電車の車内・・・席に座りたいけど全部埋まっている。でもひょっとしたら誰か立つかもしれない・・・それを見極めて立ちそうな人の前に位置を取るの!」
カゲチヨ「それって練習になるのかよ・・・」
カンナ「アーシの予想だけどあの男の人は無類のアニメ好き・・・次の駅はアニメ関連の店が多いところ。きっと席を立つはずです!」
フィーア「いちおう見事な推理ですね。」
ジョッキ「そうでしょうか・・・向こうの女性の方がおりそうですけどね・・・」
あのメガネのキツそうなおばさんですか?
ヨ―メイ「そんなバカな、降りるわけ・・・」
次の駅に到着します~
アナウンスが鳴った時カンナちゃんの予想した男性は・・・
カンナ「立った・・・って下りないの!!?」
外れた・・・まぁこういうのって運なところもあるからカンナちゃんの推理力も外れになる確率は大きいですよね。
ヨ―メイ「見てくださいジョッキさん!座ってます!!」
カンナ「えぇ!?」
sideカンナ
今回は運が悪かったね・・・でも確実性が大きくなればアーシの推理が光るはず!
カンナ「今度はレジ!多分このレジだね!」
ヨ―メイ「どうしてです?」
カンナ「皆かごの品が少ないし若い人が多いからキャッシュレスなはず!」
ヒサメ「確かにね・・・」
ジョッキ「僕はこっちにします。」
絶対ないでしょ!そんな老人もいるような列・・・
お客「あれ・・・残高不足だ。しかもここ電波悪いな・・・」
ちょっとー!!
カゲチヨ「まぁ、電子決済あるあるだよな・・・」
シディ「しかもジョッキはまた予想を当ててるぞ。」
なぁああ!
sideヨ―メイ
その後もジョッキさんの快進撃は止まりませんでした。野球のフライもばっちりの落下地点を予想して見事にキャッチ、ライブで投げられた歌手のタオルも見事に落ちる席を予測して座りさらには埋蔵金の埋まってる場所まで直感で見つけてしまったのです!
カンナ「アーシがこんな記憶喪失の男に負けるなんて・・・」
ヒサメ「今だって埋蔵金のお金でジョッキにビールを注いでるしね・・・」
カゲチヨ「っていうかこの完璧なポジショニング能力・・・こいつの方が乗騎に向いてるんじゃないか?」
カンナ「まさかー!記憶喪失に務まるとは思えないんだけど。カゲチヨ競馬を舐めてるの?」
ろくに馬に乗れないあなたにだけは言われたくないと思いますけど・・・もしかしてこのジョッキさんの職業って乗騎なんじゃ・・・