妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
カゲチヨ「あ~もう!学校の宿題難しすぎだろ!」
俺たちは学校の歴史の宿題でつまずいていた・・・
フィーア「ネアンデルタール人と現代人の違いを調べるってこれ高校の授業ですかね。大学の授業じゃないですか?」
ヒサメ「本だけだとまとめるのに時間かかりそうだね・・・」
カンナ「じゃあ本人たちに聞いてみる?」
え?
カンナ「まずは妖精王の技術と工具を用意します。」
ヒサメ「いや流石にそんな簡単に・・・」
カンナ「そうして準備していたのがこちらの復活装置です。」
フィーア「唐突な3分クッキング方式。」
カンナ「本日はこちらでネアンデルタール人を復活させたいと思います。」
もういいや・・・
sideフィーア
ネアンデルタール人「どうも・・・」
ヒサメ「本当に復活しちゃった・・・」
カンナ「森に絶滅危惧種がいるのは見かけたけどこういう理屈かよ・・・」
フィーア「確か現生人類との生存競争に負けて絶滅してしまったんですよね。」
カゲチヨ「あー・・・俺達あんたらのことを調べないといけないから協力してくれないか?」
ネアンデルタール人「もちろんですよ!数万年後の現代を知れるなんて感激です!」
意外と社交性ありそうな人で助かりましたね・・・
フィーア「っていうか現代の言葉喋れるんですね。」
カンナ「そこは復活装置にちゃんと組み込まれてるからね。じゃあまずは知能から調べようか。この図鑑を読んでみて、全部読み終わったらテストしてもらうから。」
ネアンデルタール人「わかりました!」
ー1時間後ー
ネアンデルタール人「終わりました。」
カゲチヨ「はやっ!」
あの分厚い図鑑を・・・
カンナ「じゃあ図鑑の内容をまとめたテストを解いてみて。」
そうして解き終わって採点してみると・・・
フィーア「ほとんどあってる・・・!」
カゲチヨ「マジか・・・」
ネアンデルタール人「これも装置に組み込まれていた知識なので教えますが僕たちと現生人類との頭の良さはあまり変わらないらしくて・・・脳の大きさは同じなんですよ。」
カンナ「解剖して実際に確かめてみたいところだけど・・・装置に組み込まれていたのなら確かかな。」
確かにこうして脳の構造がサイコな人間もいるしおかしくないですね・・・
sideヒサメ
次は文化面や性格面について調べてみようか・・・
ヒサメ「本によるとネアンデルタール人って獰猛な猿に近い生物で獰猛って書いてあるけど・・・」
カゲチヨ「短気ってことか?」
シディ「皆!宿題の息抜きに絵でも書かないか?子供たちがクレヨンをくれたんだ。」
するとシディが入ってきた。すると真っ先に手を上げたのは・・・
ネアンデルタール人「はいはい!やります!」
なんとネアンデルタール人だった!
カゲチヨ「しかもメチャクチャ壁画ちっくな絵を描き始めた!!」
これも間違ったイメージなのかな・・・
カンナ「あ、別の本に壁画とか残されてたり武器を手作りするっていう文化的な一面もあったみたい。」
やっぱり情報の精査って大事だね・・・
sideカンナ
次は身体能力について調べてみようか!
カンナ「丁度依頼で工事現場の作業が入ってて良かった。そこの鋼材をどう運ぶか見せてくれない?」
ネアンデルタール人「わかりました!」
ぬ、ぬぐと凄い筋肉!!
フィーア「細マッチョなタイプだったんですね・・・」
ネアンデルタール人「寒い地域に住んでたので毛皮の服と筋肉は必須だったんです。1日に4400キロカロリーも取らないと行けないので・・・」
カゲチヨ「俺達のほぼ倍じゃねーか・・・」
もはやプロといっても過言ではない量を1往復くらいで運んで終わらせちゃった・・・」
シディ「体力では今の人類には勝てないかもな・・・」
フィーア「じゃあなんで滅んだんでしょうか・・・・」
そこも書かないといけないんだけど・・・
カゲチヨ「じゃあ俺らは台車で運ぶか・・・」
ネアンデルタール人「え?なんですかそれ・・・これが回ると運べるんですね。」
シディ「あぁ、俺も初めて見たときは驚いたぞ!」
ネアンデルタール人「やっぱりそうですよね!僕らこういうのは作れないんで・・・」
ヒサメ「どういうこと?」
ネアンデルタール人「僕たちが負けた理由って発明力があるんです。こちらの道具の方が質が高いので。」
つまり新しい考えを思い付けるかどうか・・・
カンナ「つまり発想力が現代で生き残るために大切なことってことだね。」
フィーア「早速この結果をまとめてこれからにいかさないといけませんね!」
カゲチヨ「結局そういう結論かよ・・・まぁ、俺もいつも悪知恵使ってるし頑張らないとな・・・」
よーし!がんばるぞ!
シディ「ところで復活させたネアンデルタール人はどうするんだ?」
四人「あ・・・・」
四人「というわけでよろしくお願いします。」
クリス「またかよ!!」