妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideクリス
突然だけど俺はカンナと一緒にナウルに来ていた。
カンナ「そういえばこの国は初めて来たよねどうしてここに仕事で来たの?」
クリス「ここの国の面積は山手線にすっぽりはまるくらいの小ささだよ。」
カンナ「小さすぎでしょ!?」
クリス「そう、そしてカンナ。周りを見てなにか気づくことはない?」
カンナ「なんか太ってる人が多い・・・?」
そう、ナウルは世界一肥満の多い国だということがわかったんだ。
クリス「約80%の人が肥満、異宙でも1,2を争うよ。」
カンナ「ほぼじゃん!」
そう、カンナにはこういった世界の広いところを見せたかったんだ・・・
クリス「いつかいろんなところ行ってみたいって言ってたし遅いけど事業を見せてあげようと思ってね。」
カンナ「お父さん・・・」
クリス「じゃあこの国の経済について勉強しようか・・・」
カンナ「グルメやファッションじゃなくて結局勉強・・・」
世界を知ることは常に勉強なんだよ?
この国は超がつく富国でほとんどが国営でなんとかなっていたんだ。
カンナ「年金や学費も無料ってこと!?そんなお金どこから・・・まさかお金持ちがくれてたとか?」
クリス「そんなパパ活みたいなシステムじゃないよ。」
実はこの国リン鉱石が豊富に取れたんだ。
クリス「この国はサンゴ礁に糞が堆積した稀有な島、有力なのはアホウドリが有力だね。」
カンナ「歴史の神秘さと汚さを感じる・・・」
カンナは苦笑いするがロマンしかないでしょ。
それによって地上の楽園となっていたんだから。
カンナ「まぁ確かに妖精王の森も物々交換とか外貨のために働かないといけないもんね。」
クリス「その通り、この国は公務員以外は9割ニートだったみたい。」
けど資源は枯渇するもの国営が機能しなくなり世界一の貧困国に転落というわけだ。
カンナ「やっぱり民の力も必要ってことだね・・・」
クリス「そう、それでそのことがSNSで話題になった結果海外の支援の動きが活発化してきたから見に行こうというわけだよ。」
カンナ「まずは現地を知るってことね。」
というわけでナウルの料理を食べることとなった・・・
クリス「実は今日はネットワークである絶滅危惧種が食べられることになったんだよ。」
カンナ「それってまさか・・・」
クリス「そう、話題に出てたアホウドリだよ。」
カンナ「んなアホウな・・・ってね・・・ぷぷ・・・」
クリス「寒い!地球温暖化対策したことは褒めてあげる。」
というわけで料理店で料理を待つことになったのだが・・・
カンナ「アホウドリ・・・意外と大きいね。」
クリス「羽を広げたら2メートルを超える世界最大の海鳥だからね。」
カンナ「そもそもなんでアホウドリなんて名前なの?」
クリス「それは人間に警戒されずに捕獲出来たからね・・・当然絶滅危惧種になったけどね。」
森でも保護したいしこの歴史は参考にしないとね。
そうして現れたのはなんとから揚げだった!
カンナ「見た目は悪くないけど・・・」
クリス「じゃあ食べてみようか・・・」
そうしてかぶりついたけど・・・
クリス「うーん・・・鶏よりはまずいけど食えなくはない・・・」
カンナ「これも絶滅の味ってこと?」
俺たちは全部食べて南国特有のココナッツジュースを飲んでいた・・・
カンナ「これが南国のココナッツ・・・美味しい~!」
クリス「ん・・・?殺気?」
しかし俺は数々の戦場で磨き上げた第六感が鋭敏に働いていた!
その瞬間銃声が轟いた!
ドンっ!
客「ぐはっ!」
なんと客が男に銃で打ち抜かれたのだ!
銃声によって店内はパニックになる!
客「きゃぁああ!」
クリス「ちっ!厄介なことに・・・」
カンナ「いきなりぶっ放すなんて流石外国だね。」
俺たちが伏せたとき犯人はすでに老人の標準を向けていた!
犯人「つぎはお前だ!」
ドンっ!
しかしカンナが素早く動く!
カンナ「アーシたちゆとり世代が効率重視で老人を支える!」
クリス「理想的な社会の構図!?」
カンナは素早く銃弾を回避した!
しかし犯人からしてみればここは絶好の狩場。
犯人「ひゃっは!シューティングゲームだ!」
客「がはっ!」
客「ぐぅぅう!」
次々と容赦ない弾丸を浴びせている・・・
カンナ「皆さーん!死にたかったらここに残って!」
クリス「わかりにくい!くそっ!このままじゃ治癒が追い付かなくなる・・・」
なんとか治癒して逃がしているけどどうにかしないと・・・そうおもっていると女の子がこけてしまったのだ!
犯人「あらら可哀そうに・・・すぐに楽にしてあげる。」
犯人はそう言って弾丸を打ち込もうとするが・・・
カンナ「中身の入ったココナッツって堕ちたら人間の頭蓋骨くらい割れるらしいよ。」
ズゴッ!!
犯人「ぎゃぁああ!」
なんとカンナがココナッツを犯人にぶち当てて手を張れさせたのだ!
その隙に女の子は脱出。
きづけば俺達だけになってた・・・
犯人「邪魔しやがって・・・マーティン・ブライアントのように完璧に実行したかったのに!」
カンナ「あー・・・あの人ね・・・」
カンナが思い浮かべたのはとんでもない数を銃で虐殺した殺人犯だった。
犯人「彼の様になるにはあと30人は殺さないと・・・」
カンナ「全く・・・ニートだと厄介な人に憧れるんだから・・・」
その瞬間カンナは動いていた・・・
カンナ「テーブルクロスの弁償代はお父さんにつけといて!」
カンナはテーブルクロスを広げて犯人から視線を塞がれていた・・・
犯人「くそ・・・どこに・・・」
犯人が戸惑ったときにはもうカンナは攻撃を終了させていた・・・
カンナ「遅すぎでしょ・・・?あっつあつだよ。」
グザッ!!
犯人「ぎゃぁああ!」
なんと熱したフォークやナイフを投げて突き刺したのだ!
カンナ「フォークで顔に傷がつく、なんかすだれでオシャレだね。」
ズバンっ!
犯人「おぉぉお!?」
カンナはフォークで顔にバツがつけられた・・・
クリス「カンナ!ストップ!あとは警察!!」
カンナ「はーい・・・」
その後記憶操作で俺達のことは忘れさせて警察に叩き込んだ。
今回は災難だったがカンナのおかげで被害は最小限だという。
警察「本当にありがとうございました。」
カンナ「いえいえ、たまたま正義感と力を持っていただけです。」
クリス「自分で言うんだ・・・」
こうして無傷で旅を終えることができた・・・
カンナ「うぅーん・・・南国料理いっぱいだね・・・」
クリス「あんなことがあったのにすぐに寝るなんて・・・やっぱりサイコパスだね。」
まぁ世界を見せることはできたし目標は達成・・・かな。