妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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擬人化カレコレ AT車編

 

これはとある会社のAT車の日常を書いたものである・・・

 

sideヒサメ(AT車)

 

はぁ~今日も人を運ぶ毎日が始まった・・・

 

カゲチヨ「やべぇ!取引先とのミーティング遅れそうだ!」

 

この人また遅刻してる・・・

 

カゲチヨ「まぁ大丈夫か!俺のドラテクがあればいける!」

 

だからって無茶な運転しないでよ・・・

 

カゲチヨ「わかってる!かっ飛ばしていくぜ!」

 

わかってなさそう・・・

 

カゲチヨ「うぉぉぉお!間に合え!!」

 

ちょっと!乱暴な運転しないでよ!事故にあったらどうするの!

 

カゲチヨ「よしついた!」

 

全く・・・

 

カゲチヨ「よし行くぞ!」

 

ヒサメ「早すぎでしょ!?」

 

カゲチヨ「あと2時間で30件の取引先行かないとな!行くぞヒサ!」

 

そんなスケジュール・・・ぎゃぁああ!

 

結局荒い運転で私は疲弊した・・・

 

ヒサメ「はぁ・・・はぁ・・・」

 

カゲチヨ「なんでいつもより疲れてるんだ?」

 

ヒサメ「完全停止する前にシフトチェンジしてるでしょ?切り返しや駐車なんかで止まる前にシフトチェンジするとクラッチやトランスミッションが痛むの。最近の車はそれで壊れることはないけど・・・」

 

カゲチヨ「じゃあ安心だな。」

 

いや私けっこう古いんだけど・・・

 

ヒサメ「とにかく普通の車でも負担なんだからね。」

 

カゲチヨ「確かにヒサ窓が手回し式だもんな。」

 

気をつけてよ全く・・・

 

sideカンナ

 

よーし取引先いくぞー!!

 

ヒサメ「はぁ・・・」

 

カンナ「なんか不満そうだね?」

 

ヒサメ「カンナちゃんハンドル握ると性格変わるタイプじゃん。」

 

カンナ「そんなことないでしょ?」

 

そうしてアーシはハンドルを握る。

 

カンナ「では安全運転で参りましょう・・・」

 

ヒサメ「普通ギャルから清楚系に性格変わることある?まぁ運転もおしとやかになるからいいんだけど・・・」

 

そうして私は駐車場の前に来ました。

 

カンナ「もうすぐ駐車場ねヒサメさん。」

 

ヒサメ「う、うん・・・」

 

ドン・・・

 

カンナ「あ・・・」

 

しかし私はミスをしてしまいました・・・

 

ヒサメ「カンナちゃん、輪留めにぶつかっちゃった?」

 

カンナ「はい・・・申し訳ありません・・・」

 

ヒサメ「そんな丁寧に謝られると説明しにくい・・・タイヤに輪留めを押し当てるとサスペンションやギアの歯止めに負担がかかるから気をつけてね。」

 

カンナ「では取引先に行って買収を進めてきますわ。会社の役員にはお覚悟を問わないと・・・」

 

ヒサメ「それプリンセス〇リキュアのだったの・・・」

 

sideフィーア

 

はぁ・・・

 

ヒサメ「フィーアちゃん不満そうだね・・・」

 

フィーア「そりゃそうですよ。なんでわざわざ私のランニングスピード程度の乗り物の免許を取らないといけないんですか。」

 

ヒサメ「確かにフィーアちゃんだったらマラソンで全国行けちゃうもんね。でも免許取り立てだから安全運転で行こう。」

 

フィーア「わかってますよ・・・あ、坂道だしこれですね。」

 

ヒサメ「何してるの?」

 

下り坂だしニュートラルにしたんですよ。こっちの方が燃費がいいって聞いたことがあるので。

 

ヒサメ「フィーアちゃん・・・それ逆に燃費が悪くなるよ?」

 

そうなんですか!?

 

ヒサメ「本来ニュートラルにするのは故障で牽引されるときタイヤに動力が伝わらないようにするためなの。坂を下るとエンジンブレーキが利かなくなってフットブレーキだけだと燃費が悪くなるんだよ。それに長い坂だとフェード現象やペーパーロック現象などのトラブルを起こしやすいんだよ。」

 

フィーア「あぁ・・・自動車学校でやりましたけどブレーキが効きにくくなるんですよね・・・エンジンブレーキも使った方が良いってことですね・・・」

 

取りあえず私は取引先に着きましたが・・・

 

フィーア「はぁ・・・」

 

ヒサメ「ダメだったんだ・・・」

 

フィーア「過去に首にした社員と契約したら利益が下り坂になっちゃったみたいで・・・」

 

ヒサメ「ドンマイ。」

 

sideシディ

 

シディ「はっ!」

 

ヒサメ「シディ・・・なんで止まった状態でハンドルを動かしてるの?」

 

うぬ、俺も免許を取ったがイメージトレーニングは重要だと思ったからな。

 

ヒサメ「走ってないのにハンドル動かしたらタイヤが地面に擦れて摩耗するしステアリング・・・他の部品にも負担がかかるから気を付けて。」

 

そうだったのか気をつけないとな・・・

 

シディ「では出かけてくる!」

 

あれ?車乗らないの?免許取ったんでしょ?

 

シディ「あれは会社の命令だったからな。俺にはこれがあるから本当は免許はいらないんだ。」

 

ヒサメ「結局三輪車なんだ・・・」

 

sideヒサメ

 

はぁ・・・お腹減ったな・・・

 

ユカ「さて外回りしてから帰りましょうか・・・」

 

ヒサメ「待ってよ。ガソリンないから入れてってよ。」

 

ユカ「まだギリギリ残ってますしいけますよ。」

 

ヒサメ「ガソリンはエンジンの潤滑油としても消費されるの。いろんな不具合につながるんだから・・・」

 

ユカ「レッツゴー!」

 

聞いてよ・・・

 

ユカ「あれブレーキの利きが悪い・・・」

 

皆が無茶するから痛んでるの!

 

ユカ「仕方ない給油しないとってしまった・・・スピード出し過ぎで止まらない・・・」

 

いやぁああ!!

 

ドォォオン!

 

ユカ「ば、爆発しちゃった・・・」

 

空気の割合が多いんだから当たり前でしょ・・・

 

事故に気を付けるためにも危険な運転はやめましょう・・・

 

 

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