妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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キリンの復讐!

sideカゲチヨ

今日の依頼人は、女性だった。

 

「私の友達が洗脳にかかってしまったみたいなんです。」

 

洗脳か・・・

 

「とある企業の説明会に行ったあたりから様子がおかしくなってしまって・・・

一緒にいてもOH・・・ジーラフ、OHジーラフと何かに憑りつかれたように謎の言葉を言い続けるんです。」

 

「それはヤバいですね・・・」

 

フィーアも驚いている。

 

「友人を助けるためにその企業に説明会に参加して調べてきて欲しいんです。」

 

こうして俺たちはその会場に向かった。

 

sideフィーア

 

私たちは依頼人に教えてもらった会場の前にやってきたんですけど・・・

 

「秘密結社ヤルミナティー?」

 

「いかにもって感じの胡散臭そうな名前だな。」

 

カゲチヨとヒサメちゃんは怪しんでますが

 

「そうかな?アーシはこういうオカルトチックな感じ好きだけど。」

 

カンナちゃんはなんか目をキラキラさせていました。

そうして中に入るとそこにはスクリーンがありまるで映画館のようでした。

 

「凄い人・・・」

 

ヒサメちゃんの言う通りやっぱり就職難なこともあり人はたくさんいました。

するとスクリーンに画像が映し出されました。

 

「くんにちは!秘密結社ヤルミナティー、グランドマスターキリンですぅ~!

皆様よく集まってくださいました!我々の組織に入れば毎日がエキサイティングになることでしょう!」

 

「あいつメチャクチャ胡散臭いこと言ってるぞ。」

 

カゲチヨの言う通りキリンがしゃべっていることもそうですが内容も胡散臭いですね・・・

すると

 

「OH・・・ジーラフ!!OH・・・ジーラフ!!」

 

観客の目は虚ろで謎のセリフを依頼人の言う通り叫んでいます。

 

「これ・・・皆洗脳されてるよね・・・?」

 

ヒサメちゃんもその異常さに困惑しています。そうしていると

 

「おい!そこ!!OH・・・ジーラフが聞こえてこないぞ!」

 

「貴方がみんなを洗脳してるの?」

 

カンナちゃんが質問すると

 

「その通り!おお!誰かと思えばカゲチヨじゃないか?」

 

どうやらカゲチヨさんの知り合いみたいですが・・・

 

「なんで俺の名前を知ってんだ?」

 

どうやらカゲチヨさんには覚えがないようです。

 

「忘れたとは言わせないぞ!お前ら前に俺のチャンネルで勝手に宣伝しただろ!」

 

そういえば偽のカレコレ屋騒動のときにカゲチヨがキリンに宣伝のDVDを渡したっていってましたけどそのことですね・・・

 

「あ~!お前あん時のキリンか!」

 

どうやらカゲチヨも思い出したようです。

 

「知ってるのはカゲチヨのことだけじゃないぞ!」

 

そういっ私たちに視線を向けた。

 

「そっちの間抜けそうないけ好かないイケメンがシディ。そっちのおっぱいデカい女がヒサメ。そしてそこのクールぶってる女がフィーア、そしてあそこにいるギャルっぽそうな女がカンナ。」

 

何でしょう・・・私たちのこと知ってるのは良いんですけどなんかシディさんの悪口と私たちのことエロい視線を向けてるのが嫌ですね・・・

 

「どうしてそんなに俺たちに詳しいんだ?」

 

シディさんは悪口も気にせずにそういうと

 

「どうしてかって?それはなぁ・・・俺がお前らのチャンネル混血のカレコレを乗っ取りに来たからだ!」

 

「はぁ?」

 

私たちは唖然とする。世界征服に近づくために洗脳で乗っ取るつもりみたいです。

 

「実はお前らのところに送った依頼人も俺の差し金だったりして。」

 

「OH・・・ジーラフ」

 

マジですか・・・

 

「てことは全部俺たちを誘うための罠だったってことね。」

 

カゲチヨが分析する。

 

「すぐにみんなの洗脳を解くんだ。」

 

シディさんが説得しますが

 

「やなこった~!」

 

完全になめてますね・・・

 

「これ以上続けるって言うなら力ずくでも辞めさせるぜ?」

 

カゲチヨもそう脅します。私たちの能力で一気に・・・

 

「そうはさせないぞ!ポチっと!」

 

するとどこからか謎の音が聞こえてきました・・・なんだか頭が・・・

 

sideヒサメ

 

うっ・・・その怪しい音が聞こえ終わると四人とも虚ろな目で

 

「OH・・・ジーラフ」

 

とつぶやいた。そんな・・・・

 

「これでお前らもヤルミナティーの一員だ!」

 

「ちょっとどうしたの四人とも!しっかりして!」

 

無事だった私は呼びかけるが答えてくれない。

 

「あれ?どうしてヒサメには洗脳が効かないんだ?」

 

凄く嫌な電磁波が入り乱れてる・・・これが洗脳に関係してる?

 

「そうか、電気を操れるんだっけ?だから洗脳が効かないのか・・・だったらカゲチヨ!シディ!フィーア!カンナ!ヒサメを攻撃しろ!」

 

それを合図に四人はそれぞれ血液、火球、水球、竜巻を飛ばしてきた。

 

「四人ともしっかりして!」

 

私は攻撃をかわしながら再度呼びかける。

 

「仲間を相手に本気出せるかなぁ~?」

 

なんて卑怯なの・・・

氷で拘束もできるけどカンナちゃんが相手だと無意味になっちゃう・・・けどこうしてる間に躱してる私がいずれ削られる・・・

こういう時カゲなら・・・

そして一つの考えを思い付き私はキリンに手を挙げた。

 

「ん?どうした?」

 

「降参です!キリンさんの凄さに気づきました!こんな力使えるなんてすごすぎます!」

 

「おお!ようやく気付いたか!よし、四人とも攻撃中止だ。」

 

「逆らおうとした私がバカでした!それにしてもどうやってこんなすごい洗脳を?」

 

「教えて欲しいか?あのスピーカーから特殊な電磁波を飛ばして洗脳していたんだ!」

 

なるほど・・・あそこにあったんだ。だったら・・・

 

「フン!」

 

私は電気を放射してスピーカーを破壊した。

 

「ああああ!何するんだ!?」

 

「誰が降参なんかするか!」

 

「そんな卑怯なことして恥ずかしくないのかぁ!」

 

「お前に言われたくねーよ」

 

すると周りの人たちも洗脳が解けたそして・・・

 

「あれ?私たちは何を・・・?」

 

「一体何が起きたんだ?」

 

四人とももとに戻った。

 

sideカンナ

 

「キリンお前の目論見もここまでみたいだぜ?」

 

カゲチヨがキリンを追い詰めるけど・・・

 

「それはどうかなぁ?お前らがどんなにあがこうが俺には勝てないぞ?」

 

「どうしてだ?」

 

シディが聞くと

 

「それは・・・俺がアニメだからだ!漫画動画のお前らにこんな滑らかな動きできるかぁ!?」

 

メタ発言酷すぎでしょ!?

 

「けど画面の向こうのキリンにどうやって攻撃を届かせますか?」

 

フィーアちゃんが悩みながら聞くと

 

「そこまで言うなら行ってやろうじゃん!」

 

ヒサメちゃんが突然画面の向こうにジャンプした!

 

パリーン!

 

画面が割れる音がするとそこには画面に移動したヒサメちゃんがいた。

 

「え~!どうやってきたんだ!?」

 

キリンが驚いていると

 

「クリエイターの人の努力だよ!」

 

ヒサメちゃんも負けず劣らずなメタ発言だった・・・

そして

 

「これでもくらえ!

 

「ぎゃぁあぁぁ!!」

 

電撃をくらわされキリンは撃沈するのでした。

 

「OH・・・ジーラフ」

 

noside

こうしてカレコレ屋に戻ってきた五人だったが精神的な疲労が大きかった。

 

「はぁ・・・とんだ迷惑だったな。」

 

カゲチヨがつぶやくとテレビが勝手についた。

 

「もしかして貞子とか!」

 

「無理無理!」

 

突然のことに慌てふためいていると

 

「お!つながったっす!」

 

キリンの隣にカエルパーカーを着た青年がパソコンを持って喋っていた。

どうやら彼がハッキングしたらしい、

 

「ハックさん!?」

 

フィーアが反応する。

 

「知り合いか?」

 

カゲチヨが聞くと

 

「偽のカレコレ屋の時にシディさんと助けた人です。チャンネルもみてたので・・・」

 

そして

 

「これで思う存分宣伝ができるな!」

 

そう言ったのは仮面をつけた豚だった。

 

「タブーだ!」

 

カンナも反応した。

 

「あの豚さんって・・・」

 

「そうだよ!偽のカレコレ屋で助けた。拷問器具で話会いそうだったから覚えてたんだ!」

 

そして三人でチャンネルの宣伝をしていった。

 

「誰が見るかー!」

 

見ていたカンナとフィーアを除き三人は叫んだのだった。

こうしてキリンの騒動は一旦幕を閉じたのであった・・・

 

 

 

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