妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
noside
ここは車の中・・・そんな中せわしなく働く部品が一つ・・・
人間「今日は東北まで出張か・・・エンジン、頼んだぞ。」
フィーア(エンジン)「はあ・・・はぁ・・・東北って・・・六時間働きっぱなしじゃないですか・・・」
そう毎日利用する車にもブラックな仕事はあるのだ・・・
sideフィーア
毎日長距離運転じゃ休む暇もありませんよ・・・
人間「おっと・・・その前に整備工場に行かないと・・・。」
カゲチヨ(エアコン)「フィーア、今日からルール変更らしいぜ。」
何何・・・アイドリングストップ制度?
カゲチヨ「なんか新しい休暇制度らしいぜ。」
休暇・・・!
フィーア「でもアイドリングストップってなんですか?」
カゲチヨ「確か環境にいい制度らしいぜ。」
どんなんでしょうか・・・
そうして改革(改造)が終わって早速制度が導入されたんですが・・・
人間「おっと・・・ここの赤信号長いんだよな・・・」
止まっててもエンジンは稼働してるから仕事しないといけないんですよね・・・
ヨ―メイ(ブレーキ)「フィーアさん、休んでください。」
え?どうしてここに・・・
ヨ―メイ「新しい制度のせいですよ、私が出勤したらフィーアさんは休んでいいんですよ。」
本当にいいの?じゃあ休みましょうか・・・
人間「おぉ!整備士が言った通りブレーキを踏んだらエンジンが止まったぞ!」
はぁ・・・結構いい制度ですねこれ・・・
sideカゲチヨ
こうして始まった制度はガソリンも節約できてアクセル役のシディにも好評で順調だったんだが・・・
人間「また渋滞か・・・まぁこの大雪だしな。」
ヨ―メイ「フィーアさん、休憩どうぞ!」
フィーア「わかりました。」
人間「げっ・・・渋滞20キロ・・・しばらく進まないな・・・」
フィーア「ふぁああ・・・なんだかこまめに休みがあって眠くなりますね・・・ZZZ・・・」
あれ・・・こっちもなんだかエネルギーが足りなくなって・・・・
人間「さ、寒い・・・なんだ?はぁ?エアコンまで止まってるぞ!」
そ、そうかエンジンで作られたエネルギーで稼働してるから止まったのか・・・!
カゲチヨ「おい、フィーア起きろ!エネルギー納品されないから車内の温度が極寒なんだが!」
フィーア「いや今休憩時間だし・・・ルールなんだからしょうがないですよ・・・ZZZ・・・」
いや起きろー!!
人間「さ、さ、さ、寒い・・・なんだか俺まで眠く・・・」
持ち主まで永遠の眠りに落ちかけてるー!!
sideヨ―メイ
なんとか上着をあって難を逃れましたね・・・
人間「まさかアイドリングストップが長いとエアコンまで止まるとは・・・全然進まないしイライラする・・・」
フィーア「・・・今回の休み長いですね・・・もしかしてもう帰っていいんでしょうか?」
人間「やっと進んだ・・・アクセルを・・・おい、進まないぞ!?」
シディ(アクセル)「すまないフィーア!起きてくれ!仕事だ!」
フィーア「えぇ・・・準備しますね・・・」
人間「どうも発信がワンテンポ遅れるのが気になる・・・ってあぁ!また止まったぞ!」
フィーア「寝起きで仕事って余計疲れますね・・・」
ヨ―メイ「あ、フィーアさん。休憩です。」
フィーア「え?もうですか?」
踏まれましたし・・・
人間「この渋滞進んでは止まるの繰り返しだ・・・」
シディ「休憩終わりだ!頼む!」
フィーア「は、はい。」
あ、ブレーキ踏まれた。
ヨ―メイ「休んでいいですよ。」
フィーア「えぇ・・・」
シディ「いや、また頼む!」
フィーア「だぁあああ!そんなに寝たり起きたりしたら余計疲れ・・・うぐふ!」
シディ・ヨ―メイ「えぇ!?」
どうしたんですか一体!?
そうして渋滞を抜けて整備士に見てもらうと・・・
整備士「あぁ・・・これはエンジンのチェーンが駄目になってますね・・・」
フィーア「肩が・・・ぴきっていった・・・手首も腱鞘炎かも・・・」
えぇええ!?確か変えたのって3年前でまだ大丈夫なはず・・・
整備士「アイドリングストップってエンジンに負荷がかかりますから消耗が早まるんですよ・・・」
人間「なんなんだよアイドリングストップ・・・」
sideカゲチヨ
そうしてアイドリングストップの苦しみに耐えながら俺たちは活動していた・・・
ヒサメ(バッテリー)「はいこれ、電気ね。」
フィーア「ありがとうございます・・・急な出勤と休憩が多くて・・・これないと働けないですよ。」
そうしてまた渋滞にはまった・・・
シディ「フィーア、出勤頼む。」
フィーア「またですか・・・ヒサメちゃん電気を・・・」
ヒサメ「もうだめ・・・う・・・」
カゲチヨ「やべぇぞ・・・ヒサの電気がもうないみたいだ・・・」
フィーア「えぇええ!?」
ヨ―メイ「そりゃあんだけガンガン持ってこさせてたらなくなりますよ・・・」
っていうかバッテリー切れたらフィーアも・・・
フィーア「あ、やばい・・・」
人間「高速で動かなくなったぞ!うわぁあああ!」
皆はこうなる前に点検とかしっかりしような・・・