妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカンナ
今回の依頼はまた某企画のゲームをすることになった・・・
シディ「今度はペンギンを育成するゲームらしい。」
カンナ「あー〇まごっちみたいな?」
ヒサメ「元ネタ出すのはやめようよ・・・」
カゲチヨ「じゃあプレイしていくぞ。」
アーシたちはパソコンを起動させた・・・
sideゲーム
しゃちくっちにようこそ!ペンギンを一人前のしゃち・・・会社員になるように育成しましょう。
フィーア「今微妙にぼやかしましたね。」
ペンギン「できれば働きたくない。」
カゲチヨ「性格めちゃくちゃ再現度高い。」
左上にある体力と気力はいわばHP!ご飯を食べると体力ゲージが、遊ぶを選ぶと気力ゲージが、休むを選ぶとその両方を回復できます!
シディ「つまりゲージに気をつけながら仕事するのか。」
カンナ「じゃあこのノルマゲージは何?」
右上のノルマゲージはペンギンに課せられた仕事量!溜まりすぎると会社が倒産してゲームオーバーになります。
ヒサメ「会社ってペンギンさん一人で成り立ってるんだ・・・」
ホワイト労働にすると一週間ぐらいでノルマがマックスになります。なのでできる限り働かせましょう!
フィーア「このゲームは壊した方が社会のためになりそうですね。」
カゲチヨ「まぁまぁ、依頼だからな。ここはバランスよく進めてみようぜ。」
ヒサメ「そうだね!ゲームの中でくらい少しでもホワイトに・・・ってノルマが全然減ってない!」
仕事のノルマがたまりすぎてしまいました。もっとこなせるようにしましょう!
カンナ「週5で労働しても減らないってやっぱりヤバいね。」
フィーア「現実のペンギンさんをここまで再現してるゲームってあります?」
sideヒサメ
カンナ「もうゲームクリアしないとこっちも依頼料もらえないんだから、仕事やらせまくるよ!仕事コマンド高速連打!!」
カゲチヨ「すげぇ!指でこすることによる高速連打だ!」
シディ「だがノルマは全然減ってないぞ?」
フィーア「やっぱり腐ってますねこの仕様。」
ちょ、ちょっと待って!そんなに連打したら・・・
ヒサメ「カンナちゃんストップストップ!体力と気力が!」
カンナ「あ・・・」
ペンギン「うっ!」
ゲーム「ペンギンは死んでしまいました。」
カンナ「このゲーム難しすぎでしょ!」
ゲーム「どうしても間に合わないときはアイテムを使いましょう。」
え?そんなコマンドあったっけ?
カゲチヨ「おい!コマンド追加されてるぞ。これ動画見たり課金しないとクリアできない奴だぞ!」
このゲージのへりにくさでそれは鬼畜すぎるでしょ・・・
シディ「エナドリ一本210円だそうだ!」
カンナ「これ・・・お父さんの経費申請通るかな・・・」
もぎ取ろう絶対!
sideフィーア
ではエナドリを使いましょう。
ペンギン「ごくごく!」
う・・・コマンドが全部仕事になって罪悪感が・・・
ヒサメ「で、でも少ない気力と体力で結構ノルマゲージが減ってるよ!」
カゲチヨ「よっしゃ!もっと飲ませまくるぞ!」
ペンギン「ごくごく・・・」
なんか嫌な予感が・・・
ペンギン「ごくご・・・がががががんばば・・・」
シディ「うぬ?なんだか様子が・・・」
カゲチヨ「なんかのバグか・・・って倒れたぞ!」
ま、まさか・・・
ゲーム「エナドリの飲み過ぎは注意しましょう。カフェイン中毒で倒れてしまいます。」
ヒサメ「隠しパラメーターなんて聞いてないよ!」
カンナ「気を付ける要素多すぎでしょ・・・」
しかし覚えなければならないことはこんなものではありませんでした・・・
sideカゲチヨ
や、やっと一か月過ぎたな・・・
ヒサメ「3年でクリアだから道のりはまだまだ先だね・・・」
ゲーム「定時間際で上司が話しかけてきました。」
イベントもあるのかよ!
上司「ペンギン!この仕事も頼む!」
ヒサメ「引き受けたら残業だよね・・・」
シディ「体力とノルマが追い付かなくなるぞ・・・」
フィーア「こんなの断るの一択ですよ!」
上司「そこをなんとか頼む!」
断ってるのに!
カンナ「これドラクエみたいにループするシステムなんじゃ・・・」
フィーア「数回やって無理なら素直に引き受けましょう・・・」
上司「なんだよ!お前なんてこうしてやる!」
ゲーム「上司の機嫌を損ねたので解雇されてゲームオーバーとなりました。」
まじかよ・・・
カンナ「でも、クビなった方がまだハッピーエンドだね。」
フィーア「某企画は簡単にやめさせてもくれないですしね。」
気をつけないとな・・・
sideフィーア
よ、ようやく半年ですか・・・
カゲチヨ「途中上司の妨害で精神崩壊まで行きかけたな・・・」
シディ「だがエナドリのおかげでなんとかなったな・・・」
ゲーム「定時前に同期が話しかけてきました。」
またイベントですか!しかも新手!
同僚「今日の仕事終わりいっぱいどうだ?」
シディ「しかしまだペンギンはノルマが残っているぞ。」
カゲチヨ「同期は終わってるのにこの格差よ・・・」
だから潰れるんじゃないですか?
ヒサメ「残念だけど断ろう!」
カンナ「ここは同僚が手伝ってくれるにかけよう!」
同僚「じゃあ僕の仕事もやっといてよ!」
あ、ノルマゲージが増えた・・・
カゲチヨ「・・・マジで現実の某企画再現しすぎだろ。」
ヒサメ「このゲームってもしかしてペンギンさんのSOSだったりする?」
カンナ「ちゃんと上司からの依頼だった気がするけど・・・」
ゲームの製作中に無意識に内部告発してますねこれ。
sideヒサメ
またなんかイベントがきた・・・
ゲーム「一年がたち後輩が入ってきました。」
やった!仕事の進みが早くなった!
後輩「ペンギンさん!お時間いいですか?」
カンナ「もしかして指導イベント?時間は減っちゃうけど・・・」
ヒサメ「でも今の減り具合なら教えても大丈夫だよ。それに同期に任せたらこの人も働かなくなっちゃう!」
カゲチヨ「そうだな。ここはかけてみるか!」
ゲーム「ペンギンは仕事を教えたお礼に食事へ招待されました。」
シディ「おぉ!良かったな!」
フィーア「確かにここから成り上がりイベントもあるかも・・・」
後輩「いっただきまーす!」
あ、後輩がペンギン愛食家だったせいで食べられた・・・
ヒサメ「やっぱりこれってペンギンさんのSOSなんじゃ・・・」
その後クリアしたけどキャラが登場したときは画面叩き割りそうになったしこのゲームは没決定だと確信したのでした・・・