妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideヒサメ
はぁ・・・今日も依頼疲れたな~・・・お腹空いてきたし外食にしちゃおうかな。
ヒサメ「あ、二郎ラーメン・・・美味しそうな匂いが。でもこういうのってルールが難しそうで気遅れしちゃうんだよな・・・」
今日は別の場所で・・・
カゲチヨ・サトウ・ゼクス「お前もジロリアンにならないか!?」
うわっびっくりした!
ヒサメ「カゲたちなにやってるの!?っていうかその黄色い服とジロリアンって・・・?」
カゲチヨ「これはユニフォーム!そしてジロリアンとは二郎が大好きなファンのこと!」
ゼクス「あまりに好きすぎるとラーメン屋っぽい服まで持つにいたるんだ!」
それもう店員さんや店主のファンじゃ・・・
サトウ「ヒサメちゃん、今回は俺たちが食べ方を教えてやるよ!」
ヒサメ「まぁ、知り合いがいた方が気おくれしないからいいか・・・」
そうして私たちは店内に入った。
ヒサメ「ここで食券を買って注文する方式なんだよね。私はこの大ラーメンで・・・」
カゲチヨ「ちょっと待った!ジロリアンへの道はまず量を知ることから始まる・・・」
量?
ゼクス「大ラーメンは500グラム。カロリーは1800キロカロリーだ。」
そんなにあるんだ・・・
サトウ「二郎ラーメンはラーメンではなく二郎という食べ物であるという名言を残すほど特殊な存在なんだ・・・つまり量を見誤れば・・・」
カゲチヨ「死、あるのみだ。」
ヒサメ「でもぺこぺこだし大で大丈夫だよ。サトウくんも?」
サトウ「あぁ、二人はいつも小ラーメンなんだぜ。」
カゲチヨ・ゼクス「それは言わないでくれ~!!」
やっぱり・・・
sideカゲチヨ
ヒサメ「・・・」
さっきから落ち着きがないが大丈夫か?
ヒサメ「だってさっきからニンニクましましとかからめとか呪文がややこしいからさ・・・」
確かに・・・無料トッピングのコールを誤るのも死・・・しかしそれもまた道に通ずる!
ゼクス「ジロリアンへの道その2.コールを知れ!この表で確認してくれ。」
大体トッピング名+量で覚えればいいぞ。
ヒサメ「でもなんでニンニクいれますか?で背油や野菜まで決めてるんだろ・・・」
サトウ「それは回転数のためだな!値段の割に量が多いから回転率を上げないといけなからドンドン省略されていって今の形になったんだ!」
ヒサメ「分からなくてもちゃんと経営戦略でお客さんも受け入れるんだね。」
カゲチヨ「それにこう考えたらいい・・・呪文で好みにラーメンや新体験の味と出会える。素敵だと思わないか?」
ヒサメ「そうだね!私も注文する!全部マシマシで!」
ゼクス「通もあったもんじゃないな・・・」
カゲチヨ「これはこれである意味カッコいいけどな。」
大食いには意味のない文化だった・・・
sideゼクス
ヒサメ「すっごーい!けどこれどうやって麺を食べるんだろ・・・?」
それはな・・・こうするんだ!
カゲチヨ「出た!天地返し!ドンブリの底にある麺を引き上げて野菜の上に乗せる技!」
サトウ「こうしないと麺が伸びるうえに野菜が柔らかくならないからな。」
二郎でやってはいけないこと・・・それはお残し!だからいかに美味しく食べるかが重要となる!
ヒサメ「ホントだ!極太麺に濃いめのスープの匂いが最高!チャーシューは後に・・・」
カゲチヨ「いやブタは最初に食うのが定石・・・終盤だとお腹も満たされて全部食べ切れないと弱気になってしまうんだ・・・」
だからこそブタは最初に食べるのがいいことなんだ。
ヒサメ「あむ・・・ほんとだ。厚切りで満足感すごい!・・・カゲとゼクスくん、食べられなかったら言ってね。」
カゲチヨ・ゼクス「あ、ありがとうございます・・・」
サトウ「ロット崩しは重罪だからな。」
その後店主に逆ロット崩しを女子高生がやったことで一目置かれるのはもはや当然といえた・・・
sideカンナ
はぁ、お腹空いたな・・・今日はなににしようかな・・・
ヒサメ「カンナちゃんもジロリアンにならない!」
カゲチヨ「師匠!カンナをスカウトするなんて嗅覚鋭すぎますよ!」
ゼクス「今日も心髄を教えてください!」
サトウ「一緒に食おうぜ!」
・・・みんななにやってるの?
カンナ「でも今日は手作りラーメンにしよ。」
全員「ぐわぁああ!」
ヒサメ「カンナちゃんの手作りラーメン・・・なんて美味しそうな響きなの・・・」
カゲチヨ「頼む!材料費払うから食べさせてくれー!」
えぇえええ!!?