妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日はヒサと妖精王の森に来たんだが・・・
カゲチヨ「なんでテスト受ける体勢になってるんだよ・・・」
いきなり机とテスト用紙があり教師のスーツを着たクリスがそこにいた・・・
クリス「では、自動車学科試験の模擬試験を始めます。カンニングや不正をせず真剣に励むように。」
はぁ!?
カゲチヨ「じ、自動車学科試験!?なんでそんなの・・・」
クリス「え?だって二人とも免許取ってドライブ行きたいって言ってたから備えておいた方が楽かなって・・・」
ヒサメ「ちゃんとした親心だった・・・」
カゲチヨ「だとしてもシディとフィーアとカンナ連れてこないのはどうしてだよ!」
クリス「シディとフィーアは車より早い移動手段はもうあるし、カンナは免許があっても誰かに運転させると思うから。」
ヒサメ「確かに・・・」
サイコパスや運動神経あるやつって免許に向かないんだな・・・
クリス「それに運転免許の学科試験を甘く見ちゃいけない・・・油断してると不合格を連発し教習料金だけが無駄に消えていく・・・そんな事態になりかねないからね。」
ヒサメ「でも〇×の二択問題なんだよね?」
カゲチヨ「そんなの運でも大丈夫なんじゃ・・・」
クリス「バカ!東大生でも引っかかるのがあったとしてもそんなこと言えるの!」
ヒサメ「そうなの!?」
カゲチヨ「わかったよ・・・解いてみるか・・・」
ということで俺たちは模擬試験を開始した・・・
クリス「まず最初の問題!赤信号では必ず停車しなければならない!」
ヒサメ「こんなの小学生でもわかるよ。〇!」
いや・・・
カゲチヨ「×だな。」
クリス「カゲチヨ正解!」
ヒサメ「えぇえ!?なんで!?」
クリス「救急車やパトカーはサイレンを鳴らしてればその限りではない。」
ヒサメ「確かにそうだけどさ・・・」
確かに俺も一瞬疑問に思って×にしたし・・・こりゃヤバいな・・・
クリス「どんどんいくよ!夜間の運転は危険なので気をつけなければならない。」
ヒサメ「当たり前でしょ・・・〇。」
カゲチヨ「いや×だな。」
クリス「カゲチヨ正解!夜間以外も気をつけないといけないぞ。」
ヒサメ「あー!そうか・・・」
カゲチヨ「そうだけど屁理屈じゃね・・・?」
俺レベルだろこれ作ったの・・・
クリス「行動を普通自動車で運転する際必ずシートベルトを装着する必要がある。」
ヒサメ「これは〇でしょ。」
カゲチヨ「×だな。」
クリス「カゲチヨ正解!大型中型でもシートベルトをしないとだめだよ。」
普通自動車って言ってるのに?
クリス「次はこれ、中央線は必ず道路の中心に引かれている。」
ヒサメ「なんとなくわかってきたよ!×!」
カゲチヨ「だよな・・・」
クリス「正解!道路の中央であって中心じゃないんだ。」
言葉の綾だろこれ・・・
クリス「まさかのカゲチヨ満点!こりゃ大型免許も取得できちゃうんじゃないか?」
いやたまたま頭をひねらないとだめな問題だっただけだろ・・・
ヒサメ「やっぱりカゲってすごいね・・・私運転に向いてないのかな・・・」
カゲチヨ「そんなことねーよ!マニュアル車は運動神経必要って聞くし、実技試験の方がむずいんだから気を落とすなよ!」
ヒサメ「ありがとう!でもいざってときはカゲの運転に頼っちゃおうかなー?」
か、からかうなよ!
クリス「うんうん・・・」(仲良きことは美しきかな・・・やはりこの模擬試験は無駄じゃなかったな!)
クリスのまんざらでもない顔が見えないくらい照れてしまうのだった・・・