妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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天国の子守歌編 襲撃の始まり

sideヒサメ

そうしてカンナちゃんたちが音楽祭に向けた買い出しをして来てくれた!

 

モテット「凄い・・・この楽器一級品ばっかり!」

 

ヒサメ「お父さんからそんなにお金渡されてたっけ?」

 

このお祭りに参加するということでお父さんがスポンサーで出してくれることになったんだけど予算は細かく決められてたはず・・・

 

カンナ「ふふふ・・・そこはアーシの交渉力でね!」

 

ヨ―メイ「よく言いますよ…フィーアさんに店で歌わせるって言ったのもあるじゃないですか。」

 

シディ「だがほとんどが先行投資だそうだ。」

 

カンナちゃん・・・

 

フィーア「私が率先して歌ったおかげですね!」

 

モテット「あはは・・・それでカンナさんの言う演奏技術の方は・・・」

 

カゲチヨ「そこなんだよ!?」

 

だよね・・・

 

フィーア「取りあえずシディさんがマイクをすりこぎと勘違いして作ったほうれん草の胡麻和え食べます?」

 

いつの間にそんなのを!?

 

ヒサメ「あ、でも美味しい・・・」

 

モテット「ヒサメさんも食べちゃうの!?」

 

カゲチヨ「まぁ、ヒサは何でも食うしな・・・」

 

カンナ「そこについてもノープロブレム!シディのビジュアルによって連れてきた幽霊とヤヨイちゃんだよ!」

 

ヤヨイ「いきなり連れてこられましたけどなんですか・・・」

 

幽霊「憑りつき練習屋だけど憑依を手伝ってくれる人材までいるなんてね~。」

 

カンナ「この幽霊たちが憑りついて体で楽器を演奏することで感覚で演奏技術を高められるの!さらにヤヨイちゃんの口寄せの術でシンクロ率を上げればさらに上達速度は高まるよ!」

 

フィーア「流石カンナちゃん、幽霊にかけては右に出るものはいませんね。」

 

そうしてカンナちゃんプロデュースの元練習が始まったんだけど・・・

 

フィーア「シディさんに憑依しても変なことしないでくださいよ?」

 

幽霊「お姉さん怖い~もちろーん!」

 

ヨ―メイ「フィーアさんの威圧も飄々と躱すなんて・・・流石幽霊恐るべし!」

 

カゲチヨ「ヨ―メイのドラム裁きすげぇ!」

 

幽霊「この子貧乳だからドラム叩きやすいんだよ~。」

 

カンナ「伝説のドラマーでもあったとは・・・恐るべしだねヨ―メイちゃん、そのままスティック回し百回やってみせてよ!」

 

ヨ―メイ「いや指つりますよ!」

 

モテット「皆さん賑やかですね・・・」

 

ヒサメ「うん・・・でも心強くなってきたよ。」

 

そうして上達していった・・・

 

モテット「でも本当にありがとうございます・・・こんなにしてもらえて・・・」

 

カゲチヨ「お前はヒサとカンナを助けてくれたしな。ケジメでもあるから気にすんな。」

 

フィーア「本番では私の超速の鍵盤裁きも見せてあげますから楽しみにしていてくださいね。」

 

モテット「ありがとうございます・・・」

 

sideカンナ

皆が練習している間、アーシは飲み物や弦、などの使い切りのものを買って戻ってきたんだけどモテットは別室で何かを書いていた・・・

 

カンナ「あれ?モテットくん。何書いてるの?もしかして旅で出会った子とかのラブレター?」

 

モテット「ち、違いますよ!?日記ですよ。思い出残したくて・・・」

 

・・・・

 

カンナ「そういえばモテットの特徴ってさ・・・」

 

アーシが聞こうとしたその時だった。

 

ヨ―メイ「いや~!!」

 

ヨ―メイちゃんの悲鳴が響いたと同時窓ガラスが割れた!

 

カンナ「ヨ―メイちゃん何かあった?」

 

アーシは慌てて練習場所に行くとガラスが割れておりヨ―メイちゃんを残して4人がいなくなっていた・・・

 

ヨ―メイ「シディさんが殺意の匂いを感じたと同時に襲撃があって・・・それで4人が制圧しに行きました・・・

 

カンナ「やれやれ・・・襲撃用に個室の休憩室作っておいてよかった。」

 

モテット「カンナさんが僕に休憩室使わせてたのってこのことを・・・」

 

カンナ「本当は別のこともあったんだけどね・・・まぁ言いたくないことがうちにあるときは大体こういうのが多いから襲撃対策は怠ってないんだよ。」

 

ヨ―メイ「流石カレコレ屋の軍師は伊達じゃないですね・・・」

 

さて、聞かないと・・・

 

カンナ「モテットてさ・・・絶滅危惧種のローレライだよね?」

 

モテット「・・・!気づいてたんですか・・・」

 

図鑑とかで見て特徴があったからね、それに魂を震わすなんてオカルトじみた能力持ってたら調べたくなるじゃん。

 

ヨ―メイ「やっぱり・・・」

 

カンナ「その感じだと有情解放戦線でもデータが上がってたんだ?」

 

ヨ―メイ「まぁ保護されてると聞いてましたが・・・あの感じだと絶滅させられたんですね・・・」

 

モテット「うん・・・だから優勝のオルゴールで犯人を聞き出したいんだ・・・」

 

どうやらこの町に何かあるみたいだね・・・

 

モテット「やっぱり・・・」

 

カンナ「でもかたき討ちするなら能力は封印だよ。体もうボロボロじゃん。」

 

モテット「う・・・」

 

そう能力の使用は命を削るから復讐前に倒れるでしょ。

 

カンナ「ほらこれ飲んで飲んで。」

 

モテット「うぶぶ・・・なにこれ。」

 

ヨ―メイ「命の雫を飲み物のように・・・大判ぶるまいですね・・・」

 

カンナ「ヒサメちゃんを巻き込みたくないのはわかったけどアーシたちと最悪カゲチヨには頼ること!アイツはクズだからヒサメちゃんに言わないで解決してくれる奴だからね!」

 

ヨ―メイ「そうですよ!アイツはこういう時にも輝く男なんですから!」

 

モテット「あはは・・・君たちも頑固だね。」

 

するとカゲチヨが

 

カゲチヨ「わりぃ、撃退はしたけど取り逃がした。」

 

フィーア「でもプロみたいですし報酬上乗せが無い限り襲ってこないでしょうね。」

 

ヒサメ「大丈夫?」

 

モテット「うん・・・」

 

さて、モテット君はヒサメちゃんに任せてアーシたちはアーシたちで動きますか。

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