妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
そこからまさに怒涛の練習ラッシュだった。
カゲチヨ「ヨ―メイ!またリズム外したろ!」
ヨ―メイ「カゲチヨだって何回もごまかしましたよ!」
フィーア「この町来た頃に比べればかなりの上達ですけどね・・・」
カンナ「プロ意識が出たみたいで結構結構!」
ヒサメ「二人とも落ち着いて!」
カゲチヨ・ヨ―メイ「ひゃぁ!」
モテット「あはは・・・二人とも面白い声出しますね。」
そのころにはモテットも普通に笑っていた・・・
ヒサメ「カゲ何してるの?」
カゲチヨ「左手の皮めくれて痛いからな。いっそ切り落として再生させた方が良いかなって。絆創膏だと妙な音になるし。」
フィーア「再生持ち特有のこだわり・・・」
カンナ「伝説のドラマー、ヨ―メイちゃんもスマホの代わりにドラムをたたいてるしみんないい感じになってきたね!」
モテット「皆さん、かたき討ちのためだったのに・・・本当にありがとうございます。」
カゲチヨ「何言ってんだ。依頼はオルゴールの獲得だろ?終わってないんだから当然だっつーの!」
フィーア「皆さん助けてください!シディさんが女性に囲まれました!」
ヒサメ「やっぱりか・・・」
カンナ「森だと動物が寄ってくるしシディに室内の権利回した方がいいかもね・・・」
多少のトラブルもありつつヒサはというと・・・
ヒサメ「・・・」
カンナ「ふふ・・・寝ちゃってる。」
カゲチヨ「俺達に無理するなって言っておいて自分も一番無理してんじゃん。」
シディ「起こしてしまうから静かにな。」
フィーア「どんな曲なんでしょうか・・・ちょっと見てみましょうよ。」
ヨ―メイ「ダメですよ!モテットくんに向けてなんですから!」
フィーア「でもそのモテット君だってこっそり曲の改良してるじゃないですか。」
モテット「あはは・・・つい・・・」
ドタバタしながらも決勝戦が開始されるのだった・・・
sideクリス
さて、決勝はどうかな・・・
ヒサメ「あなたとわたしだけかくれんぼ、もう一回が聞こえたかな・・」
かなりの練習量をうかがわせる歌と演奏が始まった。
クリス「どう?自分の手伝った曲は。」
モテット「クリスさん・・・あの、この度は・・・」
クリス「今はいい。じっくり聞こうじゃないか。」
ーほらもういいよの声がしたから、姿形どこにいても
見つけられるー
そうしてソロやサビに入ると盛り上がりは最高潮に達した。
ー見つけ出すよ!-
モテット「あはは・・・カゲチヨさんとヨ―メイさん頭真っ白になりながら弾いてる・・・でも、皆盛り上がってて最高だ。」
クリス「そうだな・・・」
涙を流すモテットを見ながら俺も笑顔で見るのだった・・・
sideフィーア
カンナ「みんな、お疲れー!はいこれ飲み物!それからもうお店の予約はしてあるよ!」
ヨ―メイ「流石に速すぎませんか!?」
カゲチヨ「流石は敏腕マネージャー・・・」
シディ「だがあとは結果を待つだけだ。」
そうして演奏は続いていきついに結果発表となった・・・
司会「さあ、最終優秀賞の発表です!」
フィーア「この瞬間が一番緊張しますね・・・」
カゲチヨ「だよな・・・」
司会「カレコレ屋チーム!」
やった!
ヒサメ「本当に優勝できた・・・!」
ヨ―メイ「泣かないで・・・ぐず!」
二人ともガッツリ泣いてるじゃないですか・・・
私たちはトロフィーを見えるように見せるのだった・・・
sideカゲチヨ
クリス「ということで、オルゴール手に入れたということでカンパーイ!」
カンナ「カンパーイ!!」
トロフィーとオルゴールにパーティ、まさに理想の光景だけどよ・・・
カゲチヨ「アンタも聞きに来てたんだな・・・」
クリス「そりゃもちろん!いやー娘の学芸会を見る父親の気分を味わえてよかったよ・・・」
フィーア「学芸会って規模じゃなかったですけどね・・・」
シディ「それよりもモテット、オルゴールだ。未練のある人は呼び出せるとあったな。」
クリス「個室だし遠慮なく甘えて良いぞ。」
モテット「いや、皆さんもいますし・・・でもありがとうございます。」
そしてオルゴールをならすと・・・
ヒサメ「子守歌みたいで落ち着くかも・・・」
モテット「出てこないな・・・」
ヨ―メイ「成仏したってことでしょうか・・・」
フィーア「推測ですけどこの町にお母さんはずっと見守ってたんですよ。そしてあなたがカレコレ屋の皆と一緒に努力して頑張った姿を見て満足したんじゃないでしょうか・・・」
モテット「・・・そうですね。今日は飲みましょう!!」
クリス「そうだね!遠慮しないでいこー!!」
カンナ「もう飲んでるし!!」
カゲチヨ「あんたは少しくらい遠慮しろよ!?」
sideヒサメ
皆がバカ騒ぎする中私はモテット君に聞いた。
ヒサメ「この後はどうするか決まってる?」
モテット「そうですね・・・できれば音楽に関わりながら旅とかしたいですね。それこそ曲を作って誰かに引いてもらって・・・そんな感じで世界を回れたらいいなって思ってます・・・」
そっか・・・
ヒサメ「たまにでもいいからさ。帰ってきなよ。ここはもうモテット君の居場所なんだから!」
モテット「はい、もちろんですよ!」
私たちはオルゴールをみながら会話をするのだった・・・
これで子守歌編は終了です。