妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日は俺とヨ―メイで依頼人の話を聞くことになった・・・
依頼人「娘の夫が結婚式当日に逃げたんです。2年前に来たんですけど心象は良くなかったですね。生物学者らしいんですけど研究にしか目がない感じで・・・それで当日になったらメモを残して消えたんです。」
ヨ―メイ「それは男の風上にもおけないですね!」
依頼人「あの子頑固なところがあるから・・・娘を説得して欲しくて。」
ヨ―メイ「やりましょうカゲチヨ!娘さんの幸せのためですよ!」
カゲチヨ「お前はカップルが分かれて嬉しいだけだろ・・・まぁ行ってみますけど親の言葉でもダメだったのに赤の他人の言葉なんて聞きますかねぇ・・・」
まぁ、ヨ―メイは結構口喧嘩得意だし行ってみるか・・・
sideヨ―メイ
ヨ―メイ「美味しいですー!!クッキー美味しいです!」
カゲチヨ「一発で懐柔されてるじゃねぇか!!」
娘「そう?それは嬉しいわ。」
は!クッキーの美味しさについ・・・
カゲチヨ「あー・・・ごちそうになったのに申し訳ないんすけど・・・」
娘「結婚のことよね。すみません・・・私他の人と結婚するつもりはないんです。」
そんな・・・
カゲチヨ「そっすか・・・まぁその人の好きなところを教えていただけないっすかね。お母さんもアンタに似て頑固ですから。」
娘「ふふ・・・そうね。彼はきっと夢を追ってるの。最近では研究に投資してくれる人もいてますます笑顔が素敵なの。」
うぐ・・・純愛のオーラで心が浄化されてるー!!
娘「うわわ!ヨ―メイさんがゲル状に!」
カゲチヨ「すみません、こいつ純愛や陽キャのオーラを浴びると卑屈になるかゲル状になるんです。」
娘「ヨ―メイさんにもいるんじゃないですか?自分以外に夢中になれるものを持ってる人。」
ヨ―メイ「そ、そんな人いませんよ!?」
カゲチヨ「いやいるじゃねぇか。料理とか俺達に夢中な奴。」
ヨ―メイ「カゲチヨは黙っててください!」
娘「実はその結婚式の日に妖精王の森で聖女を発見したり前日にはサバのカレーが食べたいって言ってくれて嬉しかったの。」
カゲチヨ「サバのカレーっすか・・・」
それに聖女と投資の話ってもしかして・・・
娘「だから傍から見たらダメダメかもしれないけど私たちはそれでいいの。私には最高の夫なの。」
こりゃ誰にも口出しできないですね・・・世界最強のパトロンがついてるんですから・・・
娘「そうだ、サバのカレーあるけど食べてく?」
カゲチヨ・ヨ―メイ「いただきます!」
まぁ依頼人への報告はカレーを食べてから考えましょう!