妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ネットの表示を見極めろ

sideカゲチヨ

俺たちとドライは事務仕事に精を出していたが・・・

 

シディ「うぬ?スマホがおかしくなってしまったな・・・」

 

シディが突然スマホを見て呟いた。

 

カンナ「どれどれ・・・あーこれウイルス感染してるね・・・携帯ショップ行ってどうにかしないと・・・」

 

ドライ「シディさん何したんですか?」

 

シディ「主人が大アリクイに殺されて一年経ったというメールが来てな・・・」

 

ヒサメ「そんな古のスパムメールに引っかかるなんて・・・」

 

フィーア「叩いて治ったりしませんかね?」

 

治らねぇよ・・・

 

カンナ「全く・・・ネットリテラシーが無さすぎだよ。この中でネットリテラシーが高いのってアーシとドライとカゲチヨくらいじゃない?」

 

ヒサメ「ちょっと!?フィーアちゃんはわかるけどなんで私まで!?」

 

カンナ「よくネットで食べ物のサイトとかにつられてアクセスして人さらいや変なアイテムの騒ぎになってるでしょ?」

 

ヒサメ「う・・・」

 

フィーア「まぁシディさんはそもそもウイルスソフトのダウンロードの仕方すらわからなそうですもんね・・・」

 

カンナ「なら金も時間もかからない方法があるよ・・・」

 

嫌な予感が・・・

 

sideカンナ

カンナ「まずはユカちゃんの能力で小さくなった後体をデータ化してシディのスマホに入ります。」

 

ユカ「お任せを!」

 

ばしゅぅう!

 

カゲチヨ「やっぱりかよ!?」

 

ドライ「ここがシディさんのスマホの中か・・・」

 

これでアーシたちがセキュリティソフトとなってシディに警告を出せばシディは気を付けて万事解決ってわけ!

 

ドライ「まぁ、信頼する人からの警告の方が安心できるよね・・・」

 

シディ「よろしく頼むぞ!3人とも!」

 

まずは・・・

 

お婆さん「クッキーはいらんかねー・・・」

 

なんかお婆さんがクッキーを進めてくるけど・・・

 

ドライ「あれは・・・ス〇ラおばさん!」

 

カゲチヨ「cookieってそういう意味じゃねぇだろ!?ウェブサイトにアクセスしたときに一時的に保管されるデータのことだよ!」

 

シディにわかりやすくなってるんじゃない?

 

シディ「どんなメリットがあるんだ?」

 

カゲチヨ「ショッピングサイトで配送先が記録されたりサイトを閉じてもカートに商品が残ったりするぞ。」

 

ドライ「これは許可した方が良いんじゃないかな?」

 

カンナ「いや・・・あなた本当にcookieなの?サイトのログインにも使われるけどログインしたままになることがあってcookieを盗まれたら本人になりすましてアクセスすることができるようになるんだ。」

 

ヒサメ「そうだったの!?便利だったから使ってた・・・」

 

フィーア「情報漏洩リスクはゼロじゃなくなるってことなら・・・」

 

これは使わない方が良い!

 

sideドライ

 

おばさん「ひぃい!」

 

あの反応・・・怪しいサイトからの通知だったのかもしれませんね。

 

ドライ「流石はカンナさんですね。見事に防衛しましたね。」

 

カンナ「まぁね、さて次は・・・」

 

配達員「血輪っす。新聞いかがっすか?」

 

確かお得な情報をお届けするらしいけど・・・

 

カゲチヨ「シディは別にいらねぇよな?」

 

シディ「あぁ、スーパーのチラシや配ってる割引券があれば十分だ。」

 

配達員「くそおぉ!」

 

シディさんが無欲で助かりましたね・・・

 

カゲチヨ「プッシュ配達は内容が自由に決められるからな・・・悪質サイトがあればウイルスに感染したという偽の通知を送ることもあるんだよな・・・」

 

フィーア「私、押してたかもしれませんね・・・お得な情報を逃したら怖いですし。」

 

全く大変なことになるところでした・・・

 

sideカゲチヨ

次は・・・うお!

 

カンナ「なんかKINGって書かれたトラックがきたけど・・・」

 

これってまさか・・・

 

ドライ「トラッキングの許可ですね。確かユーザーの行動を追跡してデータを収集分析する手法ですね。」

 

サイトの閲覧履歴とかどの広告をクリックしたかも分析してカスタマイズされるんだったよな・・・

 

カゲチヨ「自分の情報を分析されてるっていうのに拒否反応を持つ人はいるかもな。」

 

カゲチヨ「ヒサメちゃんとか押したら丸裸にされてまたさらわれそう・・・結局cookie使ってるし。」

 

ヒサメ「そうなの!?」

 

というわけで追放してくれ。

 

シディ「3人ともありがとう。おかげでもうウイルスには感染・・・」

 

スーツの男「失礼いたします。こちらで確認させていただきたいことがありまして・・・こちらのロボットではありませんにチェックしていただけませんか?」

 

こ、こいつは有名人!reCAPTCHAだ!

 

カンナ「ネットやってたら絶対見る人!!」

 

ドライ「これは通して大丈夫そうですね。」

 

じゃあ許可・・・

 

スーツの男「ふっ・・・かかったな!」

 

シディ「うぬ?また固まったな・・・」

 

ヒサメ「えぇ!?なんで!?」

 

フィーア「あぁ、そういえば偽物があるって聞いたことがありますね・・・」

 

カンナ「フィーアちゃんが知ってたなんて・・・!」

 

ドライ「全部撃退して調子に乗り過ぎましたね・・・」

 

ぎゃぁああ!!

 

結局警察と携帯ショップになんとかしてもらうのだった・・・

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