妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
はぁ!?カレコレ屋で契約してる音楽のサブスク禁止!?
ヒサメ「仕方ないでしょ?トッププレデターや有情解放戦線の調査にもお金がかかるんだし・・・無駄なサブスクは解除しないと経費で落ちなくなっちゃうよ?」
フィーア「だからって音楽無しで依頼をこなすなんて親に買ってもらった服で婚活パーティ行くくらい無謀でしょ!」
カンナ「そこまで無茶じゃないような・・・」
シディ「皆どうしたのだ?天敵に警戒するシジュウカラみたいに騒いで。」
おぉ・・・例えが自然でやってる・・・
フィーア「経理担当のカンナちゃんとヒサメちゃんが音楽のサブスクやめるっていうんですよ!」
ストメイ「なら私のMP3プレイヤーの機能で聞いたらいいですよ。」
おぉ!ついにストメイの機能が2000年代に!
カゲチヨ「じゃあストメイで音楽聞くぞ!」
ストメイ「でもサブスク機能はないんですよね。」
フィーア「じゃあどうやって音楽聞くんですか?」
ストメイ「CDを読み込ませないといけないんですよ。」
マジか・・・
クリス「あーそうだったね。昔はCDの専用プレイヤーに音楽を読み込ませてさらにMP3プレイヤーに音楽を読み込ませて持ち歩くスタイルだったな。」
カンナ「めっちゃ手間じゃん。」
クリス「でもな、音楽プレイヤーの歴史においてCDなしで聞けるっていうのはすごかったんだよ?最初はカセットテープ、ついにCDプレイヤー、MDプレイヤーだったけど毎回メディア、つまりCDやMDの入れ替えは必須だったんだよ。」
ヒサメ「数十分おきに入れ替えないと行けなかったしかさばったんだね・・・」
クリス「でもMP3プレイヤーは5GBのHDDで1000曲持ち歩けたんだ。好きな時に好きな曲を再生できて爆発的にはやったんだよ。」
カゲチヨ「1000曲はインパクトあるな・・・」
ストメイ「私の記憶容量は100TB以上なので2000万曲は楽勝ですよ!」
シディ「凄いな!流石はユカだ!」
フィーア「昼夜通して聞いても2年かかるって最高ですね!」
ヒサメ「でも読み込ませないとだめだよ・・・?」
くそー!!そこから俺達は地道に曲を読み込ませるのだった・・・
sideノイン
ノイン「おーい、カレコレ屋ー!遊びに来たぞ。」
カゲチヨ「なんだよ、今忙しいんだ。」
カンナ「なにか用事?」
ノイン「何でも屋なんだから私の暇潰すの手伝えよ。」
朔太郎も律も用事でいないからな。
フィーア「んなことで依頼料無しに何でも屋頼らないでくださいよ!」
ヒサメ「それに私たちCDの読み込みで忙しいの。」
CD?
ストメイ「私にMP3プレイヤーの機能が実装されたんです。」
懐かしいなー・・・昔のMP3プレイヤーってCDからだったな。
カゲチヨ「それで今、色々プレイリスト作ってんだ。」
どんなのがあるんだ?って大量にあるな!?
ノイン「ドライブの時に聞きたいプレイリスト、受験勉強の時・・・恋人とまったり自宅デートの時・・・全部お前らに関係ないじゃん!」
ヒサメ「シディの曲選びが良いからつい・・・」
カンナ「それに想像しながらこんな音楽流れてたらいいなって思うのがいいんだから。」
まぁ、わかるけどさ・・・
ストメイ「でもこんなのもあるんですよ?」
離婚話してるとき、いじめられっ子の悪行が白日の下にさらされた時・・・通りがかりのちりめん問屋の老人が天下の副将軍だったとき・・・
ノイン「どんなシュチュエーション想定してんだよ!」
カゲチヨ「じゃあ聞いてみな?シディの曲選びに戦慄するぜ!」
ノイン「想像したってピッタリの曲は・・・お、おぉおお!確かにちりめん問屋の将軍が副将軍だったときに流れててもおかしくない威厳とその前の穏やかさが内包されている!シディ天才かよ!他にはあるか?」
フィーア「とっておきがありますよ。夏休み明けで学校の先生がぐれてた時のプレイリストです。」
それは流石に・・・えぇええ!絶妙だ!夏休みが終わってしまう絶望と誰かがぐれてないかという不安。見回しても誰もぐれてないことにほっとした刹那、現れた先生がぐれてたときの衝撃が内包されている!
カンナ「で、次に作ってるプレイリストがこれだよ!」
う・・・なんかすげぇ気分が悪くなる感じだな・・・ホラーテイストな感じか?
カンナ「ぶりっこ巨人フェアリーが忙しいときに絡んできたときに聞きたいプレイリスト。」
ノイン「それ俺のことじゃねーか!!」
どぉおおお!