妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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リサイクルショップの戦略

sideドライ

僕はとある衝撃的なものを見てリサイクルショップに駆け込みました。

 

ドライ「オーナーさん大変です!」

 

オーナー「どうしたんだ急に?」

 

ドライ「このリサイクルショップも急いでSNS戦略をするべきです!でないとカレコレ屋に依頼できない状況になりますよ!」

 

オーナー「どういうことだ?私もやっているつもりだが・・・」

 

だからダメなんですよ・・・

 

ドライ「オーナーのSNSは初期のテイペンの棒読みちっくな商品紹介やヨ―メイちゃんのけなしてるんだか褒めてるんだかわからないレビューのフォロワーなんて少ないに決まってるじゃないですか。」

 

オーナー「それとカレコレ屋のSNSにどんな関係があるんだ?」

 

僕は早速見つけたSNSの写真をオーナーに見せた。

 

オーナー「これって・・・ストメイで作ったものか?」

 

ドライ「はい。どうやらSNS時代に突入したみたいなんです。」

 

オーナー「にしてもこの写真は・・・普通に私は何でもない空でも美しい感じられるアピールじゃないか?」

 

えぇ・・・一見すれば青空の写真ですが・・・

 

ドライ「けどよく見ると上空にお婆さんの空縛霊が!」

 

オーナー「なんなんだそれは!?」

 

地縛霊は土地に縛られてますがこれは空に未練があって縛られている霊、どうやら30年前にスカイダイビング中に心臓発作で倒れた老婆の霊みたいです。

 

オーナー「老婆がスカイダイビングなんてやるからだろ!老後の挑戦にしてもアグレッシブすぎるぞ!」

 

他にもこれです。

 

オーナー「山もりのお皿にヒサメ・・・普通に大食いの写真じゃないのか?」

 

ドライ「まぁこれでもヒサメちゃんが一人で食べたってことで万バズしたんですが・・・注目すべきはお皿です。」

 

オーナー「うわなんだこれ!皿に顔が映ってる!?」

 

皿縛霊、お皿を作ってる最中に心臓発作で亡くなった霊だぞうだ・・・

 

オーナー「そんな皿買うな!っていうかどうせヒサメが引き寄せたんだろ。あいつオカルトなもの引き寄せやすいからな・・・」

 

ドライ「そうだとしてもこの心霊写真は世界でバズってるんですよ。」

 

オーナー「皿だけにさらにバズったということか・・・っていうかなんだこの実写の写真は?生成AIの実写化か?」

 

ドライ「いいえ・・・実縛霊ですね・・・30年前ここで実写の男性が死んだかららしい・・・」

 

オーナー「もうカレコレ屋がオカルトを引き寄せてるじゃないか!」

 

とにかくこのまま人気者だとカゲチヨにぞんさいに依頼や手伝いを頼めなくなりますよ?

 

オーナー「確かに・・・どんなクソ野郎でもSNSで人気になると世間は認めるからな・・・」

 

ドライ「そこで僕たちもバズる写真を撮りましょう!」

 

オーナー「わかった・・・商品の魅力を引き出せるように頼む!」

 

ぱしゃ!

 

ドライ「あ・・・!いいのが撮れました!」

 

オーナー「・・・って全く別人が映ってるじゃないか!しかも商品も写ってない!」

 

赤の他人縛霊ですね・・・

 

オーナー「絶対パクリか意味不明な写真になるだろ!」

 

やっぱり難しいですね・・・しばらくはカゲチヨにぞんざいに依頼できなくなったオーナーでした。

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