妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ストーリー編二章対決そして潜入

sideカゲチヨ

四人は鈴の吸血鬼と対峙していた。

くそっ、俺も助けたいけどこの拘束・・・・

 

「チクショウ・・・!」

 

やっぱり分岐している血液の操作権を取り返すのにまだかかっちまう・・・

でも俺の復讐に四人を巻き込むわけには・・・アイツらにだって目的があるんだ

四人の安全のためにもここは俺がー

 

そのとき今までの依頼や思い出が駆け巡ってきた。そしてあの時のヒサの言葉がー

 

ーそういう自己犠牲みたいなのカッコいいとか思ってんの?かっこよくないし、寒いし周りは迷惑だし・・・心配するしー

 

ー私たちのこと頼れバカー

 

くそっ・・・なんでこんなときにあの言葉が・・・

でもそう思ったときには口が開いていた。

 

「皆!ごめん!あぶねぇんだけど頼む!そいつを倒してくれ!!そいつは俺の・・・」

 

続きを言おうとしたけど

 

「誰だっていいさ。お前がそういうなら、俺の敵だ。」

 

シディが答えてくれた。

 

「やっと頼ってくれたね。あとでなんかおごってよね。」

 

ヒサもいつもの調子で答えてくれる。

 

「分かりました。」

 

フィーアもやってくれるみたいだ。

そしてみんなが向かう中おれは

 

「カンナこれをアイツに・・・」

 

カンナにとある頼みをした。

 

noside

こうして吸血鬼との対決が始まった。

まずはシディが

 

「ハァッ!!」

 

火球を放つ

 

「フッ」

 

吸血鬼はそれを躱すが

飛んだ背後には

 

「背後にも気を付けた方が良いですよ?」

 

そういってフィーアの蹴りが炸裂した。

 

「ぐっぅ!?」

 

麒麟のスピードに対応できず木をなぎ倒し飛んでいく吸血鬼そこに

 

「これでどうだー!」

 

ピッシャーン!!バリバリ!

ヒサメの雷が直撃する。

 

「くそっ・・・」

 

それでも立ち上がるのはさすがだろう。しかし昼の間は力も当然再生力もさがるので堪えるだろう。

 

「しかたない・・・試作品を試すか。」

 

そうして吸血鬼は錠剤を飲んだ。

それをみた三人は

 

(ヤバい!)

 

同時にそう思った。

そして

 

「ヴヴッ!!」

 

そうして放たれた衝撃波に対処した。

まずフィーアが蹴りによる衝撃波で威力を弱め

ヒサメが大氷壁によるガード、そしてシディのバリアで守った。

 

「くっ・・・耐えられたか、しかも腕一本反動が大きいな。」

 

そうして薬の反動なのか腕一本飛んだ吸血鬼に予想外の攻撃が飛んできた。

 

バシュッ!

水流が襲い掛かり吸血鬼にかかり後ずさりするがさっきのように飛ばされはしなかった。

 

「そんな軟弱な水流・・・ぐっ!?」

 

そう言おうとしたとき吸血鬼は苦しみ始めた。

 

「やっとスキを見せた。ありがとう!三人とも。」

 

そう言ったのはカンナだ。そして拘束の外れたカゲチヨがいた。

 

「なんだこれは・・・ウイルスじゃない・・・?」

 

訳が分からず喉を抑える吸血鬼

 

「俺は特訓で色んな毒や化学物質を取り込んで抗体と毒を手に入れたんだよ。

そいつはマンチニールの毒を溶かしたものだ。」

 

マンチニール、毒の成分が未だ分かっておらず木についた雨水に触れただけで皮膚がただれるほどの威力をもつ毒だ。ある地域にしか生えていないので吸血鬼でもこの痛みは耐えられないだろうしかも再生力も落ちているのでまさに絶対絶命だ。

 

「やるな・・・腐血それも妖精王の入れ知恵か・・・?」

 

「ああ、感謝してるぜ。」

 

「あぁ!」

 

そういって最大級の血液操作で砂煙を巻き上げ五人が目をくらましたすきに蝙蝠となって去ってしまった。

 

「くそがっ・・・!」

 

カゲチヨは追いかけようとしたが拘束を解くのに力を使いすぎたのだろう。

そのまま倒れてしまった・・・

 

side鈴の吸血鬼

イーラの言う通り強くなっていたな・・・

あいつらがここにいたのは偶然か・・・?

痛手は負っただが・・・

 

「とんだ拾い物かもしれないな。」

 

腐血についていたバッチをみて俺は自然と口が上がった。

 

sideフィーア

カゲチヨを病院に運んだ私たちはカゲチヨを寝かせ話し合っていた。

 

「まさか、カゲの仇の吸血鬼が現れるなんてね・・・」

 

ヒサメちゃんが言った。

 

「けどアイツ薬飲んだら夜みたいな力になったよね!」

 

「もしかして昼を克服するためにトッププレデターにいるんでしょうか・・・?」

 

カンナちゃんの発言に私は返すが考えてもわからないのでこれからのことについてはなそうとしました。

 

「満身創痍じゃのーぉこういう時に仕切ってくれるカゲ男が寝てしまってどうすればいいかわからない。そうしている間にもあのガキどもは自ら死にに行く皆が不幸になる!

最こっ」

 

ボティスが厳しいことを言おうとしたとき。

 

「カレコレ屋!」

 

そういってボティスを扉でつぶしたのはチョコ君でした。

 

「その・・・アイツが眠ってるってきいて、大丈夫なのか?」

 

「大丈夫だ。カゲチヨは強いからな。」

 

「どうしたの?」

 

シディとカンナちゃんが言うとチョコ君は頭を下げて

 

「頼む!ファミリアたちを止めてくれ!このままじゃ今夜研究室に特攻しちまう!そしたら皆殺しにされちまうよ!」

 

「仲間を取り返すのに賛成じゃなかったの?」

 

ヒサメちゃんが言うと答えてくれた。

どうやら足を変えられて勝てないことを実感し頼んできたというわけですね。

すると

 

「先ほどはこいつらを襲っておいて今度は助けてほしいとはどこまで都合がいいんじゃ、相手が強い利用できるとしり手のひら返しでこびへつらう!」

 

「それは・・・ファミリアは僕らをずっと守ってくれたんだ・・・」

 

ファミリアさんは一生懸命働いて、富豪に買われてまで養ってきたらしい。

 

「俺はこれ以上ファミリアがこれ以上傷つくとこをみたくない・・・」

 

「無理じゃ無理!あきらめろ!」

 

「ちょっとボティスさん・・・!」

 

ヒサメちゃんが勝手に依頼を断ろうとするボティスを止めようとすると

 

「勝手に依頼断んな。」

 

カゲチヨが目をさましてボティスをつまみ上げていました。

 

「カゲ!大丈夫?」

 

「ああ、ちょっと疲れてただけだからな。」

 

「じゃあ、行こうか!」

 

カンナちゃんの号令で私たちは研究室に向かった。

金と情報だけくれて今が責め時という支援者・・・怪しいですね。

 

noside

ここはとある研究室

 

「マンティコアを一瞬で・・・」

 

「これが正規品・・・」

 

マンティコアの死体のそばには鴉天狗のお面を付けた青年がたたずんでいた。

 

「ゼクスよぉ!随分イラついてんじゃねーか!」

 

そう話したのは牛の角が生えていて鱗の皮膚のある筋骨隆々の男、そして

 

「・・・僕たちは実験動物、不満を感じるゼクスがおかしい。」

 

ジャックオーランタンのパーカーを着た少年がそう言った。

 

「ここは嫌いだ。」

 

青年は、そういうと

 

「ゼクス、オバコンがお呼びだ。」

 

「・・・」

 

研究員の呼び出しを受けて男はオバコンのもとに向かった。

そして受けたのは、陽狼、氷電、炎水、聖速の捕縛だった。

 




ついにオリジナルの混血とゼクス登場!
待っていてくれたら幸いです。
オリジナルのパワーアップにもご期待ください!
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