妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ストーリー編二章戦闘の始まり

sideカゲチヨ

俺たちは研究所に行く前に周りの兵士から情報を聞き出した。

この研究所で行われているのはデュアルコアプラン、四人が作られた実験と同じものだった。

開発当時はキュリオシティっていう天才研究者が実験を進めていたが失踪を期に中断を余儀なくされただがそれに匹敵する天才が現れて再開させているようだ。

絶対に止めねぇとな・・・

そうして俺たちは研究室の中に潜入しようとした。

 

「あの吸血鬼はもう近くにはいねぇな・・・」

 

「どういうこと?」

 

俺が推測するとカンナが質問する。

 

「この町に来てからずっと変な感じがしてたんだ、おそらく俺の吸血鬼の血が反応してたんだ。けど、今はそれが感じなくなった。」

 

「まぁ、この作戦は基本、潜入を軸にしてますからね。戦闘は避けていきましょう。」

 

そう、フィーアの言う通り俺たちは子供を取り返すだけだ。

 

「こそっと盗みだすなんてカゲの得意分野だもんね!」

 

「嬉しくねぇ!!」

 

ヒサの褒めに傷ついていると

 

ガオォォォ!

犬型の衝撃波が襲ってきた。

 

「危ないな。」

 

シディがバリアでガードしてくれた。

 

「今の攻撃は貴方ですか?なかなかの威力ですね。」

 

フィーアがそういうとう

 

「盗人猛々しいな。」

 

鴉天狗の面を被った男がそう強気にそう返す。これは逃してくれそうにねぇな・・・

 

「元はといえばそっちがファミリアの仲間を拉致したからでしょ!?」

 

ヒサも怒りながらそういう。よし俺も!

 

「そーだ!そーだ!」

 

「・・・女三人の後ろに隠れて恥ずかしくないのか?」

 

んだと!この仮面野郎!

 

「戦闘は俺の専門分野じゃねーんだよ!」

 

「じゃあ何が専門?」

 

カンナが聞いてくるよくぞ聞いてくれた!

 

「ソシャゲとYOUTUBE視聴。」

 

「この状況で趣味を誇れる図太さを戦闘にも生かしてください・・・」

 

うっ・・・フィーアに突っ込まれちまった・・・

 

男は俺たちの会話が終わると突っ込んできた。

 

「フン!!」

 

シディが男の風を纏った拳を受け止めカンナが横から火を放つがよけられる。

そのすきにヒサは俺を抱えてフィーアもヴァルキリーの力で空を飛んだ。

 

「四人とも流石!!」

 

「貴方も血液操作の応用で浮いてくださいよ・・・」

 

いやいきなりだったし・・・それにしても・・・

 

「気に食わないぜ・・・」

 

「何がー?」

 

カンナが地上から質問する。そんなの決まってる!

 

「仮面なんてつけて陰キャ丸出しのくせに偉そうにいぃぃぃ!」

 

「そこぉ!?」

 

ヒサが驚いていたが最優先だ!

 

「アイツの仮面はいで非モテフェイスを拝んでやる!」

 

そして俺は地面におりて空気中にウイルスをまく。

やっぱ効いてないな・・・

 

「子供だましだな正規品には効かない。」

 

「アレーもしかしてお前狙いだと思ってた?恥ずかしー!」

 

「まぁ、時にはごまかすのも必要ですけどなさけないですよ・・・」

 

フィーア!黙ってて!

 

「癪に障る。」

 

そういって空を飛んでヒサに攻撃しようとするが

 

ヒュン!ヒュン!

 

「くそっ・・・」

 

氷を作り出して操作することでよってかく乱している。

 

「なんか思考がおろそかだよ?何か気にしてることでもあるの?」

 

「黙れ!」

 

ヒサの心配がイラついたのかアイツはまたあの衝撃波を出してきただが・・・

 

「同じ手は食わないよっと。」

 

グサッグサッ!

 

「ぐぁっ・・・!!」

 

砂鉄の針が肩や足に刺さってしまい地面に落ちてしまった。

俺はその隙を逃さず地面から血液の針をだし奴の頬に傷を付けて仮面を外してやったぜ!

 

「ハハッ!俺を見くびったなって・・・」

 

「どうしたんだ?」

 

未だ構えているシディが問いかける・・・言葉が途切れて当たり前だろ・・・

 

「えっ、い、い、イケメン・・・なんですけど・・・」

 

そう奴の顔はシディのような明るい感じではないがどこか哀愁漂うクールな顔だったんだ・・・

 

「まぁ、確かに仮面外したら傷つく展開になっちゃたね・・・」

 

カンナも同情してくれる・・・こんな不条理ねぇよ・・・・

 

「お前は付けたのは掠り傷程度だろ、俺はまだ動け・・・うっ!?」

 

はっ!俺の戦法は掠り傷からが真骨頂なんだよ!

 

「直接傷を付ければ空気感染よりも強力なモノを入れることができんだよ。」

 

まぁ、相手はまだ動けるしここは一気に・・・そう思っていると

 

「おいおいおい!俺たち抜きで随分楽しんでんな!」

 

「声がでかいよ・・・ズィーベン」

 

「そういうお前はもっとやる気出すんだな!アハト!」

 

チッ!ここにきての増援かよ!

 

 

「俺は氷電と炎水と戦うぜ。お前はどうする?」

 

「そうだな・・・陽狼と聖速の不幸な顔は見たいかな・・・」

 

「お前たち・・・目的は捕縛だと忘れるなよ・・・」

 

そういって二人はそれぞれ狙いを定め襲ってきた!

 

「ごめんカゲ!アイツは私たちが倒すから!」

 

「すぐに追いつくから!」

 

二人はそう言って乱戦にしないために離れて行った。

 

「もうすぐ日が落ちるな・・・」

 

「カゲチヨ!一人で持ちこたえてください!」

 

二人も腕を骨にしてきた少年の攻撃をかわして離れて行った。

 

「一人になってしまったな。さっきのようにはいかんぞ・・・」

 

「上等だ・・・」

 

sideヒサメ

 

「まさか正規品候補だった奴と戦えるなんてついてるなぁ!」

 

筋骨隆々な男は私たちを相対して笑っていた。

 

「目的はアーシたちの捕縛でしょ?あんまり痛めつけちゃダメなんじゃないの?」

 

カンナちゃんが最もなことを言うが。

 

「知るかよ!俺は組織でもっと認められてぇんだ!だが早い番号をもらったやつはもういい功績を出してる・・・

ゼクスはそのせいで俺を部下のように・・・」

 

うーん・・・あの態度は部下っというより家族なんじゃ・・・

 

「だからお前たちを糧にさせてもらうぜ!」

 

そういって男は口から火を吐いてきた!

 

「うわっ!」

 

「肌の鱗からしてサラマンダーだよね・・・!」

 

私たちは躱して

 

「ハァッ!!」

 

「それっ!」

 

牽制の氷結と水弾を繰り出す。だけど

 

「効かねえよ!」

 

拳一つで氷を砕き、水弾をはじいた。

 

「このパワーはミノタウロスのものだ!これでいたぶってやるから覚悟しな!」

 

なるほど、アイツはパワーで自慢げにするタイプか。だったら・・・

 

sideフィーア

 

「ねぇ、君たちって幸せな人?」

 

アハトと呼ばれていた少年がそう問いかけてきました。

 

「どういうことですか・・・?」

 

「俺は生まれてからずっと幸せだぞ。」

 

シディさんがそういうとアハトは笑って

 

「早く不幸な顔みたいなぁ。」

 

骨にしたうでを振りかぶってこちらに向かってきました。

今はもう暗くなってるここは私が正面戦闘を!

 

「はぁ!」

 

私は先制で蹴りを与えましたが・・・

 

「フフッ、そんな蹴り効かないな。」

 

やっぱり様子見とはいえあの骨の強度は半端じゃありませんね・・・

しかも間合いも長いですし。あのジャックオーランタンの使い魔も厄介ですね・・・

今のところは

 

「ふっ!」

 

シディさんが狼男の爪と牙でやっつけていますがここはちょっと本気を出さないとですね・・・

 

「なによそ見してるの?早く不幸になるところを見せてよ・・・」

 

sideカゲチヨ

 

「おらよ!」

 

「グハッ!」

 

俺は血液の剣で奴を切り裂く二刀流とウイルスの影響で奴もついていけないようだ。

 

 

「お前・・・剣術なんて習っていたのか・・・?」

 

「まぁ、ちょっとある森で近接慣れとけって言われてな!」

 

俺がそう言って奴を一閃する。だが決定打は打てねぇな・・・

 

「仲間は心配じゃないのか?」

 

「いや?アイツらは負けねぇよ。」

 

だがこのままじゃファミリアたちがやべぇな・・・

そう考えていたら、

 

「お困りのようですねぇ。」

 

「お前がしきんなよ・・・」

 

そう言って出てきたのは、

 

「妖精王!エイファ!なんでここに!」

 

そうそこにいたのはエンペラー丸に乗ったエイファと妖精王だった。

 

「ま、話は後だ一気に終わらせるぞ、あの四人の助っ人も連れてきた。」

 

「そういうことです。一瞬でのしてあげますよ。」

 

「お前が妖精王の隣で言うと虎の威を借る狐感凄いな・・・」

 

「ほっといてください!」

 

そう言いあっていると

 

「なめるな・・・!」

 

ゼクスは小型の犬ケルベロスの一つ首の使い魔をだし威嚇した。

 

sideカンナ

 

「くそがっ・・・!抜けねぇ・・・」

 

ヒサメちゃんの足首までの繊細な凍結がアイツの自由をなくしていた。

あれだけ筋肉がついてたら体も硬くなって腕も届かないよね。

そこにアーシが水球で拘束する。

 

「ガボっ!ガボガボッ!(おい!何する気だ!)」

 

フフフっ、それはねぇ・・・

アーシはアイツの全身を焼き尽くす大きさの熱線を放った!

水に包まれてたら意味ないってアイツなら思うだろうけど・・・

 

ドカーン!バーン!

 

そう、水蒸気爆発が起こり奴は氷の縛りを振り切って吹き飛んだ。

 

「よし!あとはあれとヒサメちゃんとのコンビネーション技で・・・」

 

アーシが言うと

 

「でもあれってもう一人必要じゃないっけ?」

 

ヒサメちゃんが言ってきた。ヤバい・・・そうだった・・・

 

「なに話してんだよ。」

 

「ゲハッ!」

 

そういって起き上がったアイツに蹴りを入れたのは

 

「スズキくん!」

 

なんでここに!?

 

「妖精王に援軍頼まれたんだが余裕そうだな。俺はいらないか?」

 

そう言ったので

 

「いるいる!作戦あるから協力して!」

 

これならあの姿で一気にいけるよ!

 

sideシディ

 

「どういうことなの・・・僕の頑丈な骨が・・・グハッ!」

 

「長い腕の間合いに入りこめばあとは楽勝ですよ。」

 

戦いは終始フィーアが圧倒していた。

それもそうだフィーアの空手の正拳突きなどの武術で腕の骨はがしゃどくろの力で修復してもすぐに折られ、

 

「腹ががら空きですよ。」

 

「ゲホッ!」

 

胴体もも中国武術の発勁を使って内部からダメージを与えている。森で鍛えていた武術が奴を追い詰めている。

そして俺も

 

「はっ!」

 

ズバッ!

 

「なんで・・・?夜は力が落ちてるはずじゃ・・・」

 

狼男の耳と鼻を使い相手が瞬時に移動しても把握できるし心音や筋肉や空気の音を使いあとは狼の野生の本能と森で得た戦闘経験をあわせて予測しているからな。それにしても奴がだす使い魔のようなもののせいであれを使う

ことも戦闘不能にする技のためも少し手間取りそうだな・・・そう思っていると

 

「ァアラァッ!!」

 

「ごっ!?」

 

雄たけびを上げて奴の横っ面に拳を叩きこんだのは、

 

「来てたんですねサトウ。」

 

フィーアがいつもの調子で答える。

 

「ああ!随分とボコボコにしてんじゃねぇか!助けに来たんだけどいらないならカゲチヨのとこ向かうぜー」

 

これほど心強い奴はいないな。

 

「いえ、奴が出してくる使い魔、そして余裕があったらさっきみたいな一撃頼みますよ。」

 

「了解だぜ教官!」

 

「うむ、早くみんなのところに戻ろう!」

 

第二ラウンド開始だ!

 

 

 

 

 

 

 

 




自分はこういう無双系が好きだったんですけどどうでしたかね・・・
次回ついに四人がパワーアップ!

オリジナルキャラ

ズィーベン

ドイツ語で十の意味

サラマンダー×ミノタウロス

筋骨隆々で皮膚には鱗がある。
遅い時期に正規品として認められたため
ゼクスなどの自分より早い番号の混血が自分を見下してると勘違いしてる。
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