妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
ある日カレコレ屋に行くとゼクスがやってきていた。
「なんでここにいるんだよ!」
俺が聞くと
「特訓が終わったら妖精王にこの手紙をもってカレコレ屋に向かえと言われた。」
全員で読んでみると
ーブレイクとかも教え終わったし、最後にカレコレ屋と連携できるか課題として
一緒に依頼をこなしてきてね!ー
と書いてあった・・・・
「「「「「「いきなりすぎでしょ・・・」」」」」
俺たちは森にいるであろう妖精王にそう思うのであった。
幸い依頼はすぐに舞い込んできた。
今回の依頼人は男性だった。
「仮想世界に閉じ込められた彼女を助けて欲しいんです・・・」
話によるとこの人の彼女は毎夜、学校のような仮想空間で「肉探し」をやらされているらしい。
「肉探し?聞いたことがないな・・・」
シディが言うと依頼人が説明してくれる。
「肉探しは切断された人間の体を探す儀式のことです。」
「趣味の悪いことだ。」
ゼクスがいうが同感だぜ・・・
「一度参加すると儀式を終えるまで抜け出せなくて・・・僕の彼女は運悪く探される側に選ばれて・・・体を切断されたまま仮想空間に閉じ込められているんです。」
「わかりました!助けて見せましょう!」
カンナ・・・オカルトの匂いがするから目をキラキラさせてやがる・・・
「可哀そうですけどどうやって行けばいいんですか?」
フィーアが当然の疑問を口にする。
「僕が招待メールを転送するのでそれを開けば参加できます。」
そういって依頼人はデバイスを開いたんだけど・・・
「そのデバイスかっけー!」
なんだか未来感あっていいなー!
「カゲ、オタクがでてる。」
「ちなみに誰からメールもらったんすか?」
俺がきくと
「さぁ・・・知らないアドレスだったから・・・」
「この文字化けした奴だよね。」
なんか二通あるけどなんでだ?そう思ったがカンナがそう言って今日の夜から始まることになった。
sideカンナ
その日のよるアーシたちはメールから仮想世界に来た。
「ここが仮想世界か・・・」
ゼクス君やっぱ緊張してんなー!
「あんま緊張しないで肩の力抜いていこう!」
「いや、依頼人の彼女がかかっているんだ少し緊張してるくらいが丁度いい。」
真面目でやっぱ他人を大切にしてるなー
記憶がなくなってもそこは変わらなくてちょっとほっとした。
「見た感じ普通の学校だな。」
シディが冷静に分析する。
すると
「剣の男が屋上に現れました。」
突然アナウンスが流れた。
「剣の男?なんだそりゃ。」
カゲチヨが疑問を口にすると
「剣の男は肉探しを邪魔する鬼のような存在です。常に俳諧していて参加者を見つけるとカウントダウンの後に剣のような手で襲ってきます。僕たちは隠れながら見つけた場所を屋上の端末に入力していきます。殺された参加者は現実世界に戻されてもうその日は参加できません。」
依頼人が答えてくれた。
「分かりました!」
ヒサメちゃんが言うと
「では僕はあっちを探してきますね!」
依頼人はそういっていってしまった・・・
なんか変だな普通こういうときは誰かつれて行こうとするんじゃ・・・?
そうは思ったけどいちいち言ってもしょうがないのでアーシたち五人で依頼人とは反対のところを探す。
sideフィーア
「剣の男に見つからないように体を探すか・・・」
シディさんが整理していきます。
「とりあえずこの学校の構造が知りて―な。」
カゲチヨの言う通りですね・・・
「なら丁度六人だし三方向に分かれましょう。」
私はそう提案したんだけど・・・
「・・・」
「けどやっぱこえーかもな~」
ヒサメちゃんが怖がってるから無理ですね・・・
カゲチヨも気遣っていますしシディさんも了承してくれたので私たちはそのまま歩いていると
「きゃぁあぁああ!」
女の人の悲鳴がしたので向かうと切断された体が見つかりました。おそらく参加者ですね・・・
「ここまでするのか・・・」
ゼクスもカゲチヨも胸糞悪そうにしてますね・・・
すると
「うわあああ!死にたくない!死にたくない!」
依頼人が追いかけられていたのですがなぜかデバイスをいじっていましたなにかあるんですかね・・・
「・・・」
カゲチヨも怪しんでますけどまだ証拠もありませんからここは・・・
「目標補足」
この男をなんとかしませんと・・・
sideヒサメ
逃げてばかりじゃだめだということで戦うということになったんだけど・・
「シディ!ゼクス!とりあえず俺たちで戦うぞ!」
「ああ!」
「連携の特訓にはちょうどいいな。」
私たちはからだを探そうとしたんだけど・・・
「捕まえた。」
「くそっ・・」
「ぐっ・・・」
「くそっ・・・!」
三人は一瞬でやられてしまい儀式は終了となってしまった。
そうして翌日また参加した。
「剣の男手ごわいな・・・」
シディがそうつぶやく。
「不意打ちとはいえシディとゼクスが一撃でやられるなんてな・・・」
「すまんシディ・・・俺がもっと合わせられれば・・・」
「気にすることはない、ホントに一瞬だったからな・・・」
みんな剣の男の強さに驚いていた。
「貴方たちでも勝てないとなると直接倒すのは無理そうですね・・・」
「そもそもあの化け物から逃げて一日で全部の体を探すとか無理じゃね?」
カゲが最もなことをいうと
「それなんですけど・・・実は攻略法があるかもしれないんです。」
依頼人がいうには何度もやっているうちに行動に一定のパターンがあることが分かった。
それから私たちは行動パターンをもとに剣の男をおびき出したりしながら
体の場所を探していきました。そして最後の体を入力する所まで来た。
「ここは俺たちが引き受ける!」
「皆は速く屋上へ!」
シディとフィーアちゃんが引き受けている間に私たちは屋上に向かった!
そして屋上の階段を上っているときに
「目標補足。」
「シディ・・・フィーア、やられたのか!」
「くっ!」
男がやってきてカゲが唖然とする。
カンナちゃんとゼクス君は違う場所を探してていないのに・・・
「私なら高速移動すれば間に合うかも!」
「頼んだぜ!ヒサ!」
そうして私はぎりぎりで入力できた。
そしてアナウンスが流れた。
「肉探しゲームを終了します。」
「ゲーム!?これが・・・!?」
「こんな悪趣味なゲーム一体だれが・・・?」
カゲと私は疑問に思ってけど
「ユキ!」
どうやら依頼人の彼女さんが目を覚ましたようだ。
「よかったですねもどってきて」
私はそう言ったんだけど
「これはもう用済みだから。」
そういって依頼人はデバイスから伸びた剣でカゲを突き刺した!
「カゲ!」
「どういうこと!」
「僕の目的は君を仮想世界に閉じ込めてともに暮らすことなんだよゲームクリア後に貼り付けにされた人間は次の探される側になるつまりまた誰かがゲームをクリアしない限りずっと出られないんだ・・・!」
騙された・・・私たちこの男に・・・私は大量の剣の男に囚われそうになった時
ゴウッ!
ビュウッ!
風と炎が男たちを吹き飛ばした!
「やっぱり思った通りだった。」
ゼクス君とカンナちゃん!
「なんかブレスレッドを妙にいじってたしアーシたちより先に死ななかったから別の場所を探すふりしてこっそり
動きを観察して尻尾を掴んだんだよ。」
「ちなみにブレスレッドも俺とカゲチヨのコンビネーションで破壊済みだ。」
バチバチっ!
血液とケルベロスの闇の瘴気で壊れた!
「そんな・・・」
「そういうことだ・・・」
カゲも起き上がってそういった。
「エラーのためゲームを強制終了します・・・」
よし!あとは・・・
「ヒサ!急げ取り残されたら二度と出られないかも!」
「うん!」
私はカンナカムイの能力でカゲを抱きかかえて、ゼクス君は鴉天狗の羽を展開してカンナちゃんを抱きかかえて
校門に向かった!
「待て!」
依頼人は追いかけてきたけど自分で出した男に捕らえられてしまった・・・
「うわあぁあぁぁぁ!」
sideカゲチヨ
「ったく・・・あんな趣味の悪いゲームはこりごりだな・・・」
俺は依頼が終わってため息をついた。
「そうだね・・・それに一番怖いのは幽霊じゃなくて人間かもね・・・」
ヒサも参ったらしい・・・
「俺はちゃんと連携できていただろうか・・・」
ゼクスがいうけど
「何言ってるの!ちゃんとヒサメちゃんをアーシと助けられたしブレスレッドもカゲチヨと壊せたから合格だよ!」
「ああ、ゼクスも立派にカレコレ屋の一員だったぞ。」
「仲間想いな面もありましたし私も良かったと思います。」
三人とも活躍を誉めていた。
「そうか・・・ありがとう皆!」
「これからも暇だったらカレコレ屋の依頼受けにきたり、困ったら頼れよな。」
「そうだよ!私たちもう友達なんだから!」
「ああ!」
こうしてゼクスとの依頼をこなした俺たちであった。