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赤城が帰宅し暗闇になった校舎内で榊原はとある生徒を待っていた。
いつもおどおどした態度とは裏腹に、どうどうとタバコを吸い時計を確認してはつま先でトントンと床を叩く
ーこれだから餓鬼は嫌いなんだ
カチャカチャとワルサーPPKにサプレッサーを付け自身に隠れるように持つ
すると遠くから歩いてくる音が廊下に反響する
「ようやくか・・・・遅刻だぞレイン・ミューゼ」
「しかたねぇだろ?フォルテをあしらうのに手間取ったんだからよ」
「御託はいい、任務だ」
そう榊原はいい、ポケットから端末を出し手渡す。
「予定は明日、作戦は予定通り決行だ」
端末をスライドさせ流し読みするレインにそう告げる
「作戦ってもあたしら戦うふりするだけだろ?余裕だろ」
「だといいがな」
「んだ?やっぱ千冬=織斑か?」
「いや、優=赤城だ、奴には気をつけろ、あれはただの脳筋では無い」
「てーと?」
たばこを吸い、ふーと紫煙を吐き再び話し始める。
「私が書き換えたプログラムをものの数分程度で書き直した」
「それ単純にあんたの能力ぶ・」
チュン・・・カラン
レインの右足つま先前に弾痕が開き、薬莢が床に落ちる
榊原の左手には先ほど組み立てられたサプレッサー付きのワルサーPPKが握られていた
「あんまり舐めた口聞くんじゃないよ小娘が・・・私はねぇプログラミングの腕を見込まれてこの組織にいるんだ、わかるな」
静かに銃口をレインに向ける、あまりふざけたことをいってるとその頭を撃ち抜くと言う威圧
「ああ、わかった、もうこの話はしないよS」
両手を挙げ降参のポーズをする
「素直でいい娘は好きよ、話は以上、さっさと帰りなさい」
「ああ」
銜えタバコをし空薬莢を拾い、サプレッサーを外しワルサーPPKを仕舞う
ーこれだから餓鬼は嫌いなんだ
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そして、専用機タッグマッチ戦当日、俺は盛大にやらかした
「やべ・・・・寝過ごした」
携帯の着信履歴は千冬さんで埋め尽されていた。
完璧に油断していた、昨日に限っていつも泊まっている二人が泊まらなかったのだ
それをいいことに普段やれないような物をここぞとばかりやりつくした結果、今に至る
「と、とりあえず着替えよう」
携帯で通話しながら着替える。
「ようやくでたか、馬鹿者め」
「すみません、今何回戦目ですか?」
「まだ開会式の最中だ」
ーまだ、そんな時間か
トースターに食パンをセットし、洗面台に携帯をスピーカーにして置き顔と歯磨きをする。
「少し弛んでるじゃないか優」
「あはは、そうかもしれません」
タオルで顔を拭き鏡を見る。
ー顔色良し、健康状態良好
携帯を持ち、チンと焼きあがった食パンを口に咥え上着を羽織る。
モグモグと食べながら千冬さんの話を聴き流していく
「とまぁ現状そんな感じだ、慌てることは無いからゆっくりとこい」
「アイアイサー」
電話を切り、ヘルメットを被りエンジンキーを回す
「さくっと振り切るか」
アクセルを捻り全開で向かう
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順当に開会式が終わり各教師陣は持ち場へと散っていく
榊原も持ち場へ向かいながら、腕時計で時刻を確認する
ー作戦開始まであと五分少々・・・
インカムを使いレインへ連絡を入れる
「レイン調子はどう?」
「良好だ」
「そうそれはよかった」
所定位置に付き自身の右腕にISを部分展開し腕の端末に指をかける
各専用機持ちがカタパルトを使いアリーナ内に飛んでいく
時刻は作戦開始時刻になり、部分展開した腕の端末をポチッと押す
「さぁ最高のパーティーの始まりよ・・・ふふ」