アテネちゃんの執事!   作:通行人A'

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Task102:とあるメイドさんの私服日和(コスチューム・プレイ)

 

 

 ギリシャから帰国して、数日。

 長かった異国での滞在の余韻も、三千院家では日常の色にじんわりと移ろいつつあった。

 

 穏やかな陽射しに包まれたお屋敷。朝の慌ただしさが引いたあと、玄関先で、マリアがブーツを履いて振り返った。

 

「それでは、少し出かけてきますね」

 

 彼女は、いつものメイド服ではなかった。

 

 淡いアイボリーのブラウスに、落ち着いた色合いのプリーツスカート。

 派手さはないが、清潔感と柔らかさを兼ね備えた装いだ。控えめなのに、つい目を引いてしまう。

 

「……なんだマリア。寝巻きのまま出かける気か?」

「このオシャレ服が寝巻きに見えますか」

 

 マリアは軽く主人を睨め付けてから、咳払いを一つ。

 

「ちょっと服を買いに行ってきますわ」

「あれ?メイド服のスペアがなくなったんですか?」

「……ハヤテくん、なんでメイド服限定なんですか」

 

 ナギの後ろできょとんとするハヤテに、マリアはジト目を向ける。メイド服以外着ないだろうと言わんばかりの決め付けである。

 

「あ、いえ!その……マリアさんってメイド服のイメージが強いので、つい」

「ギリシャでも私服をちゃんと着てましたわ」

 

 ムッとしたように唇を尖らせるメイドさんだが、ナギとハヤテは顔を見合わせる。

 

「でもなぁ、あれも本編に関係ないから敢えて触れなかったけど、違和感が凄くて。なぁハヤテ」

「はい……基本的に僕の過去編の決着回でしたからそんな事はスルーしてましたけど……確かに違和感が」

「そんな事とは何ですか!!私だって17歳なんですから、私服くらい着ます!」 

 

 しかし2人はまだピンと来ていないようである。失礼極まりない主人と同僚に、マリアは呆れたようにため息をつく。

 

「……ともかく」

 

 くるりと踵を返し、玄関の扉に手をかける。

 

「私服を買いに行ってきます。お二人は、留守をよろしくお願いしますね」

 

 扉が閉まる音が、やけに軽く響いた。

 

 その、ほんの数秒後。

 

「……ハヤテ」

「はい」

「気にならないか?マリアがどこでブツを入手しているのか」

「まぁ、確かに……その言い方だと薬の密輸みたいなんですけど」

 

 ナギは玄関の方を見つめたまま、言った。

 

「と言うわけで、冷戦を阻止するスネークよろしくスニーキングミッションをしようと思う」

「え?マジですか?」

「マジもマジ、大マジだ。サン⚪︎リーの創業者も『やってみなはれ』の精神で頂点へと上り詰めたという。思い立ったら吉日なのだ」

「いや僕ら別に葡萄酒を売るつもりはありませんが」

 

 まぁ言わんとしていることは理解できる気もしなくもない。

 そんなわけで、2人は最低限サングラスと帽子、マスクという急拵えの変装を整えつつ、メイドさんをこっそり尾行することに。

 

 

 

 

数十分後。

 

 人の波が絶えない繁華街の一角で、マリアは足を止めた。

 古い商店と新しいテナントが混在し、昼の喧騒がそのまま路地に溢れている。

 

 少し離れた位置――帽子にサングラス、マスク姿のナギとハヤテは、同時に看板を見上げた。

 

「……なあハヤテ」

「はい」

「ここは、服屋……だな?」

 

 二人の視線の先。

 マリアが立ち止まったのは、とある7階建の雑居ビル。

 

 ――《コスプレ衣装専門》。

 

 

 ナギとハヤテは、同時に言葉を失った。

 数秒後、マリアは何事もなかったかのように店内へ消える。

 

「……入っちゃいましたね」

「……入っちゃったな」

 

 沈黙ののち。

 

「追うか」

「マジですか。これ以上プライベートを詳らかにすると色々問題が」

「バカもの!ここまで来て引き下がる事など出来るか」

 

 主人の鶴の一声により、尾行は続行。

 

 

 店内は意外にも整然としていた。制服はサイズ別に並び、素材も本格的だ。コスプレは階数やエリアごとに様々なジャンルがあるようで、まずマリアは警察官と書かれたエリアへ入って行った。

 

「ふ、婦警……プレイだと」

「お嬢様誤解を生みかねないセリフはやめてください」

 

 様々な、いわゆる警察官チックな衣装がズラリと並ぶエリア。その中から、マリアは迷いなく一着を手に取り、店員と軽く言葉を交わす。

 

 そして――試着室。

 

「試着する気だぞ」

「……で、ですね」

 

 心なしかハヤテの頬が赤らんでいる。

 数分後、カーテンが開いた。

 

「…………」

 

 一瞬、言葉を失う2人。

 

 派手さはない。だが、やけに様になっている。

 白いシャツに、タイトなスカート。警察官風の制服だが、布越しに浮かぶラインは、隠す気があるのかないのか分からない絶妙さだ。

 

 帽子を軽く被り、肩のラインが綺麗に出る制服。

 背筋を伸ばして立つだけで、自然と目が引き寄せられる。

 

「……似合ってる、よな」

「はい……似合いすぎです。ですけど」

 

 

 言葉を選ぶ暇もなく、二人の視線は自然とマリアへ吸い寄せられていた。

 

 制服はきちんとした作りで、露出が多いわけではない。

 だが、体の線に沿う仕立てと、彼女の立ち姿が相まって、妙な存在感を放っている。

 

 腰に添えた手。

 揃えた踵。

 わずかに顎を引いた視線。

 

 それだけで、空気が変わる。

 

 ――「制服を着ている」のではない。

 ――「制服に着させている」。

 

 マリアは鏡に映る自分を一度だけ眺め、帽子の位置を指先で整えた。

 

「……動きやすさは問題ありませんが、少し肩が張りますね」

 

 真面目な感想だった。

 それが余計に、二人の理解を追いつかせない。

 

「流石マリアさん……コスプレにも機能性を求めるとは」

「いや感心する所じゃないだろ」

 

 ふと、マリアはちらりと二人の方に視線を寄越した気がした。刹那、ハヤテは声を上げずに、ナギの肩を抱いて角に隠れる。

 

(は、ハヤテ!?こ、こんな場所でそんな大胆な──)

(マリアさんに見つかったかもしれませんッ)

(なん……だと?)

 

 呼吸を整えて、恐る恐る角から顔を覗かせる2人。マリアは既にカーテンを閉め、着替えをしているようだった。

 

(せ、セーフ……か?)

(ですね。流石にバレたら僕たちの命が尽きていたでしょうし)

(やべー任務だな冷静に考えて)

 

 やがて、試着室のカーテンが開き、私服のマリアが出てくる。

 

「購入は見送りますわ」

 

 結論はあっさりしたものだった。そのまま店舗を後にする。

 

「え?まだ尾行します」

「無論だ。毒をくらわば皿までと言うだろう」

「えぇ……」

 

 さて、続いて入ったのは、ひとつ上の階。

 ――《キャビンアテンダント専門》。

 

「次は空か」

「……まぁ鉄板ですね」

「何のだよ」

 

 CAエリアは、さきほどよりも落ち着いた雰囲気だった。照明は柔らかく、並ぶ制服もどこか洗練されている。

 

 マリアは一着を手に取り、生地を確かめるように指先を滑らせた。その仕草が、やけに慣れている。

 

「……素材、軽いですね」

 

 店員と短く言葉を交わし、再び試着室へ。

 

「……また試す気だぞ」

「警官の次がCAって……いよいよ見てはいけないものを見てる気がしますけど」

 

 数分後。カーテンが静かに開くと、ネイビーを基調とした制服に身を包まれたマリアがご登場ならぬご搭乗。

 

 身体の線をなぞるようでいて、決して主張しすぎない仕立て。

 しかしスカート丈はやや短く、明らかに正規の衣装ではないことが分かる。

 

 それなのに。

 

 姿勢を正して一歩踏み出すだけで、不思議と空気が変わる。

 首元のスカーフを、指先で軽く直す。その動きが、あまりにも自然だった。

 

「なんかやけに着慣れてませんか?」

「まぁCAは空のメイドとも言うしなぁ」

「言わないでしょ、初耳ですよ」

 

 マリアは鏡の前で一度だけ向きを変え、背中のラインを確認する。

 

「長時間の立ち仕事には向いていますが……私服としては、少し“切り替わりすぎ”ですね」

 

 淡々とした評価。

 

「……え?何私服として見てるのアレ?」

「どうしよう……マリアさんが分からなくなってきました」

 

 困惑しきったナギとハヤテを残し、マリアは静かに試着室へ戻った。

 やがて、何事もなかったかのように店を出る。購入袋は、ない。

 

「買わないんですね」

「らしいな」

 

 安堵と拍子抜けが入り混じる間もなく、マリアはそのまま通路を進む。

 そして、更に上の階――白に赤十字をトレードマークにした看板の前で、足を止めた

 

 ――《ナース専門》。

 

 ナギとハヤテは思わず揃って息を呑んだ。

 そんな2人の様子など知る由もなく、マリアは一瞬だけ足を止め、何の躊躇もなく中へ入っていった。

 

「入ったぞ」

「……遂に、〝本命〟ですか」

「だから何のだよ」

 

 もはや確認するまでもない。尾行は継続中だ。

 

 このエリアは先ほどまでとは空気が違った。照明はやや落とされ、白と淡いピンクを基調にした内装。並ぶ衣装も、どこか“見せる”ことを前提に作られている。

 

 マリアはラックの前に立ち、数着を指先で分けるように眺める。その所作が妙に落ち着いていて、場違いな感じがしない。

 

 やがて一着を手に取った。

 

 シンプルな白。露出は控えめだが、体のラインに沿う仕立て。胸元は詰まりすぎず、腰の切り替えがはっきりしている。

 

 店員と短く言葉を交わし、試着室へ。

 

 ナギは腕を組んだまま、無言で天井を仰いだ。

 

「なあハヤテ」

「はい」

「私たちは今、何を見せられているんだ」

 

 ハヤテも全く同じ感想であったが、敢えて口にはしないでおいた。

 そして数分後。

 

 カーテンが、静かに開く。

 

「……」

 

 白衣に包まれたマリアは、先ほどまでとは別人のようだった。

 身体に沿うラインがはっきりと出ているのに、下品さは一切ない。

 

 胸元は抑制された仕立てながら、体に沿う生地がはっきりとした起伏を形作っていた。

 ウエストはすっと絞られ、そこから滑らかに続くスカートライン。丈は膝上だが、立ち姿が端正すぎて、むしろ露出を感じさせない。

 

 だが。

 

 太腿のライン。 ストッキング越しに分かる脚の形。一歩踏み出しただけで、視線がそこに吸い寄せられる。

 

 白衣の袖から覗く手首は細く、指先まで無駄がない。胸元に揺れる名札が、わずかに呼吸に合わせて動く。

 

「……」

 

 ナギは無意識に口を閉じた。

 ハヤテは、目を逸らすタイミングを完全に失っている。

 

 マリアは鏡の前で、軽く姿勢を正した。

 それだけで、背筋がすっと伸び、全体の印象が一段引き締まる。

 

 ――色気が、意図せず滲む。

 

 見せようとしていない。だが、隠そうともしていない。

 ただただ、完成度が高すぎるのだ。何の完成度かは聞かないでおいていただきたいが。

 

 数秒後、マリアは小さく首を傾げた。

 

「……動きやすさは問題ありませんが」

 

 それだけ呟き、名札の位置を指で整える。そして、静かにカーテンを閉めた。

 

 一連の様子を見届けて、ナギはようやく息を吐いた。

 

「知らない方が良かった気もするな」

「忘れましょう。僕たちは今日何も見なかった」

「うむ、懸命だな」

 

 数分後、私服に戻ったマリアが試着室から出てくる。

 

「こちらも、見送りますわ」

 

 淡々とした結論。

 

 店を出る背中は、いつものメイドのそれだった。

 先ほどまでの白衣の余韻が、嘘のように消えている。

 

 それでも。

 

「ハヤテ……こうなった以上、最後まで見届けるか」

「はい……お供いたします」

 

 もはや引き返すという選択肢は、どこにもなかった。

 

 さぁ、次はどんなびっくりなコスプレ衣装を探しにいくのか──

 

 そんなある意味妙な期待は見事に裏切られる事になる。

 この後マリアは、何事もなかったかのように、通りの奥――普通の私服ブランドが並ぶ大型ショッピングモールへと歩いていった。

 

 まるで、最初からそこが目的地だったかのように。

 

 賑やかさはそのままだが、看板の色合いが落ち着き、通りを歩く人の足取りも少しだけ大人びる。

 ガラス張りの入口が連なる、大型ショッピングモール。

 

 マリアは、何の躊躇もなくその中へ入っていった。

 

「……普通の店、ですね」

「ようやくだな。ようやく“服を買いに来た”感じがする」

 

 ナギはどこか安堵したように息を吐く。

 つい先ほどまで白衣だの制服だのを見せられていた身としては、その感覚も無理はなかった。

 

 モールの中は、柔らかな照明と静かな音楽に包まれている。

 マリアは通路を進みながら、いくつかの店舗を流すように見ていき――やがて、一軒のブランドショップの前で足を止めた。

 

 派手さはないが、質の良さが一目で分かる、シンプルな内装だ。

 

 店内に入ると、彼女はすぐにラックの前へ向かった。

 指先で生地を摘み、軽く引き、光に透かすように確かめる。

 

 スカート。

 ブラウス。

 カーディガン。

 

 どれも落ち着いた色合いで、線はすっきりしている。

 それでいて、どこか柔らかい。

 

「うーむ……なんかどれも地味な感じだなぁ」

「いやいや、僕らの目が馬鹿になってるだけですって」

 

 婦警にCAにナース。鮮烈な衣装の数々に比べたら、ここに並ぶアイテムはどれも落ち着いて見えるに決まっている。

 

 マリアはハンガーに掛けられた服を一着ずつ眺め、指先で生地を確かめていたが、やがて、淡いグレーのワンピースを手に取った。

 シンプルな形だが、腰の切り替えが柔らかく、丈も上品だ。

 

 少しだけ首を傾げ、別の一着と見比べる。ほんの数秒の逡巡。

 

 そのとき、マリアの視線が、鏡の横――誰もいない空間にふっと流れた気がした。

 

 無論、ナギもハヤテも、その仕草には気付くはずもなく。マリアはそのままワンピースを腕に掛け、試着室へと入っていった。

 

 カーテンが閉まり、しばしの沈黙から数分後。

 

 静かにカーテンが開くと、淡いグレーのワンピースに身を包んだマリアが姿を現した。

 体の線をなぞりすぎないが、曖昧でもない。肩から胸、腰へと続くラインが、無理なく整っている。

 

 露出はない。

 だが、立ち姿そのものが、自然と目を引く。

 

 マリアは一歩、前に出た。

 裾がわずかに揺れ、膝下のラインがきれいに見える。

 

 鏡の前で軽く姿勢を正し、視線を落とす。

 布の落ち方を確かめるように、指先で裾を整えた。そして、鏡の中の自分をもう一度だけ見てから、頷いた。

 

 カーテンが閉まる。

 しばらくして、マリアは私服に戻って出てきた。手には、先ほどのワンピースと、もう一着。

 レジへ向かう背中は、迷いがなかった。

 

「あ、買うんですね」

「らしいな」

 

 袋を受け取り、店を出る。

 通路に戻ると、マリアは一度だけ立ち止まり、袋の持ち手を持ち直した。そして、軽く振り返ってクスリと微笑みを一つ。

 

「え?」

 

 後ろの柱に隠れていたハヤテとナギがきょとんとするのも束の間。

 突如、施設にアナウンスが鳴り響いた。

 

『――お呼び出し致します。黒い帽子にサングラス、マスクを着用した男女二人組のお客様。お連れ様がお待ちです。一階のインフォメーションセンターにお越しください』

 

 

「ハヤテ」

「はい」

「――作戦中止」

 

 二人は同時に踵を返した。さながら、潜入ミッション中に第三者の無線介入によって作戦をバラされたIMFのチームのごとく。

 

 柱の陰へ、店の裏手へ、人の流れへ紛れ込む。そして息を潜め、数秒。

 

「……バレてましたね」

「多分最初からだな」

 

 肩を落とすナギ。

 ハヤテも深くため息をついた。

 

「ということは……さっきの警官も、CAも、ナースも」

「遊ばれていただけ、か。おのれマリアめ」

「因果応報、ですね」

 

 2人してガックリと肩を落とすのだった。

 

 

 夕方。

 

 屋敷に戻ると、玄関ホールでマリアが待っていた。

 

 いつものメイド服。

 いつもの穏やかな微笑み。

 

「おかえりなさいませ」

 

 そして、一拍。

 

「――お出かけは、楽しかったですか?」

 

 言葉の最後に、ほんの少しだけ悪戯っぽく、片目を閉じる。

 

 ナギとハヤテは、何も言えなかった。

 

「……降参だ」

「完全敗北ですね」

 

 二人同時に白旗。

 満足したのか、マリアは小さく笑う。

 

「分かったら、人の事を無闇に尾行してはいけませんよ」

「まったく人が悪いぞ。マリアがブツをどこから調達するのか興味があっただけなのに」

「……人を麻薬の密売人みたいに言うのはやめてもらえます?」

 

 風評被害も甚だしい。

 

「そもそもだな、私服なんて誰かに見せるために買うわけでもないだろうに。だから余計に気になるというか」

「ま!失礼な子ですねー」

 

 ジト目で主人を睨むと、こほんと軽く咳払いをひとつ。

 

「フツーにいますわ、見せたい相手くらい」

 

 その言葉に、ナギが瞬きを一つ。ハヤテも思わず顔を上げる。

 

「ちょ、ちょっと待てマリア。それはどういう意味だ」

 

 二人して視線を向けると、マリアは楽しそうに小さく首を傾げた。

 

「どういう意味、とは?」

「いやだから、その……誰にだ、とか」

「実は、既にそんな方がいたりとか?」

 

 興味津々な様子の主人と執事に、マリアはくすりと笑った。

 

「さぁ?」

 

 わざとらしいほど軽い一言。

 

「想像にお任せしますわ。年頃の女の子には、秘密の一つや二つあって然るべきでしょう?」

 

 そう言って、指先で口元を隠す。

 

「――では、夕食の準備がありますので」

 

 くるりと踵を返し、そのまま廊下を進んでいく。残された2人は三度顔を見合わせる。

 

「ハヤテ……これは尾行ミッションpart2を計画するべきかもな」

「いや……それこそ僕ら本当に地獄送りとかになりませんか?」

 

 問いは残り、答えはどこにもない。

 ただ、妙に楽しげな背中だけが、遠ざかっていった。

 

 

 






新年明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願いします。

新年1発目はやさりマリアさん、と言う事で私服ならぬコスプレ回と相成りました。
原作ではメイド服でお買い物に出かけてるシーンもよく見かけますが、凄く目立ちそうですよね。勿論どんな服装でも似合いそうですが、出来ればマリアさんのもっといろんなコスチュームを拝みたいものです。何卒何卒……。

初詣のお願いは言わずもがなアテネ編映画化です。ここ数年の恒例祈願になっとりますが、今年もそんなこんなでよろしくお願い致します!


物語の終わり方について

  • エンディングは一つのみが好ましい
  • 各ヒロインのルート分岐などがあっても良い
  • どうでもいい
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