7年前――
「ちびっ子会長、先輩!事件です!」
蹴破らんばかりに扉を開け放たれる。そのまま雪崩れ込むようにして生徒会室に突入してきたのは、牧村志織だった。
「騒々しいぞ、牧村」
そんな様子を見て、ため息をつくのはアイル。手に持った資料を棚に戻しながら、彼女へと呆れたような視線だけを送っている。
「また開発中のロボットが暴走でもしたのか?」
「違います、そんな悠長な事態じゃありません!」
「数々の惨事を「悠長」で片付けないでくれない?」
彼女は息を整えつつ、彼女の視線は部屋の奥にある机へ。
「あら、どうしましたか。牧村さん」
「生徒会長」と堂々と書かれた席に座っているのは、彼女たちとは年が離れた小さな女の子。
「それが実は――って、ちびっ子会長、一体何読んでるの?」
「あぁ、これですか」
その少女――マリアは、すっと表紙を掲げてみせた。
「ファ○通ですよ、タウシロ語の」
「世界一マニアックな翻訳本ですね、それ」
パタリと本を閉じると、マリアはその無垢な瞳を志織に向ける。
「それで牧村さん、事件というのは?」
「そうだ、大変なんですちびっ子会長」
志織は窓に向けて勢いよく指さす。
「外を見てください!」
マリアとアイルは顔も見合わせて小首をかしげる。しかしただならぬその様子に、3人は生徒会室の大きな窓の前へ。
彼女たちの目に映ったのは、曇りどんよりとした灰色の空から、ひらひらと舞い散る白い――
「あ、雪ですね」
「予報だと明日でしたが……うん、今年初雪ですかね」
アイルはスマホを取り出して天気予報を確認する。その隣で、志織は焦った表情で続ける。
「そうなんです、雪が降って、外が寒いんです!どうしましょう!」
「子共か」
マリアはしばらく窓の外を眺めていたが、やがてフッと口元を緩める。
「では、おこたを出しましょう」
「おお!さすがちびっ子会長、天才的解決法!」
こたつは人類が生み出した文化の極みである。
「ところで先輩」
志織はふと、アイルが手にしているものを指さし――
「時代背景的にスマホ出しちゃうのかまずいのでは」
「問題ないさ。そういうの気にする人いないから、この世界」
「時々とんでもない弾丸ねじ込んでききますねアイルくんは」
なんやかんや。3人はそれぞれこたつにすっぽりと入り込む。
「いやー、それにしても」
雪も舞い散る12月。日に日に冷え込んでいく外気とは対照的に、
「白皇は今日も平和だねぇ」
志織はぽかぽかとした温もりに癒やされながら、感慨にふけるように呟いた。
「そうですねー、副会長の牧村さん」
引き続き先程のタウシロ語版ファ○通のページをめくりながら、マリアものんびりと返す。
「その平和が一時のものじゃないことを祈るよ。先月みたいな騒ぎはもうごめんだ」
「え?先月なんかありましたっけ?」
小首をかしげる志織の両頬を、アイルは遠慮なく掴む。
「ほー、ライブ会場を爆破しかけたテロリストは言うことが違いますなやっぱり。えぇ?」
「うええ、いふぁいでふ、へんぱいぃ(痛いです、先輩)」
ぐいぐい。柔らかい頬はほどよい感触で伸びる。
「まぁまぁ、副会長のアイルくん。牧村さんも反省してることですし」
「もう忘れてますよコイツ」
マリアに諭され、しぶしぶ手を離すアイル。
「先輩、そうやってすぐ怒ってたらモテませんよー」
「ドリル片手に特攻を仕掛ける殺戮ロボをへーきで作る奴に言われたくないんだが」
「やだなー、あれは超高齢化社会の課題を解決すべく試作した介護ロボですよ」
「何の問題を解決するの?ドリルで人口減らす気?」
全く冗談ではないとにこにこ笑顔で答える志織に、これ以上は追求しないでおこうという制御装置が無意識に働いたアイルは、テーブルに積んであったみかんに手を伸ばした。こたつといえばみかんである。彼に習うように、2人もみかんを手に。
甘いみかんは当たり、とは誰が言ったのか。すっぱいみかんが好きな人だっているだろうに。どうでも良いが、糖度10以下が一般的にすっぱいみかんに分類されるという。
「けど、ちびっ子会長はすごいよねー」
志織はしみじみと、みかんを食べる会長を見つめる。
「10歳だっていうのに飛び級で高校生になって、勉強も運動も大得意。その上、1年で生徒会長までやっちゃって。そ・れ・に!」
「え?」
志織はぎゅっとマリアを抱きしめた。
「この圧倒的可愛さ!世が世なら、犯罪だよー、ちびっ子会長!」
抱きしめられて頬ずりされる会長は、なすがまま、恥ずかしそうに頬を赤らめている。実に微笑ましい光景だ。気がつけば、2人の周りには白い百合の花が咲き始めているようなイメージが。
「まだちょっと早い世界な気もしますが……これはこれでアリか」
「冷静に何を言ってるんですかアイルくん」
「気にしないでください、会長」
アイルはつとめて冷静に、ミカンを一房放り込む。
「それに、牧村さんも」
「ん?」
ハグから何とか脱出して、彼女はまだ赤い頬のまま訴える。
「いい加減、そのちびっ子会長というのは止めてください。私には、マリアという名前があるんですから」
「んー、だったら、ちびっ子マリアちゃん」
「どうしてもちびっ子って言いたいんですね」
ちびっ子は譲れないらしい。
「まー、でもこんなに可愛いちびっ子マリアちゃんも、大人になって私の元から飛び立ってしまうと思うと……寂しくて涙が出るよぉ」
「貴女は私のお母さんですか」
大げさによよよと泣き崩れる志織。
「確かに、マリアお嬢様が大人になったらというのは、私も想像できませんね」
「また、アイルくんまで」
しかしそれもそうで、10歳の女の子が、いきなり成人になった姿を想像するというのも中々難しい話だから無理もない。
「先輩って、前マリアちゃんの執事だったんですよね?時々お嬢様って呼んでたりしますけど」
「あぁ、三千院家に文字通り拾ってもらった時からな。そのときの癖でつい」
と、マリアは何故か自慢げに腕を組んでみせた。
「なのでアイルくんは私が育てたといっても過言ではないんですよ」
普通は逆な気もするが。
「なるほどー。学校では先輩でも、会社では部下みたいな関係だね」
「複雑な中途採用者みたいに言うな」
そんな2人を眺めながら、志織は何かを思いついたように両手を叩いて見せた。
「あ、そうだ!将来私たちが大人になったら、また集まって皆でお酒でも飲みましょうよー」
「お酒ですか?」
「そうそう、お酒なら大人ってイメージしやすい定番でしょ?」
それは確かに。
「会長はまだ10歳ですから、そうなると10年後になるのか」
「10年かー。うわ、自分でも想像できないなぁ」
「ですねー」
で、7年後。
「お久しぶりです、アイルくん」
「マリアお嬢様……」
目の前の女性――マリアが軽く会釈すると、しばらく瞬きしかしていなかったアイルも、ややぎこちない動きながらお辞儀を返す。
「お、お努めご苦労様です」
「どこの組長ですか私は」
途端に半目になるマリア。
「あ、マリアちゃん!やっほー」
「牧村さん……やっぱり酔ってますね」
「そんなことないよー。来てくれて嬉しい」
マリアが席に着くや否や、ひしっと抱きつく志織。困ったように頬を赤らめつつ、しかし満更でもなさそうになすがまま。慣れたやり取りなのだろう、ちょくちょく会っているというのは本当のようだ。
「え、えーと……すみません。マリアお嬢様は、一体なんでここに」
「牧村さんから『アイルくんがマリアちゃんに会えないならこんな店燃やしてやるって暴れ出しそうだからヘルプ!』ってメールがあって」
「あー、なるほどなるほど」
アイルはやっと笑顔になり、ポンっと手を打つと、そのまま志織の頭部をわしづかみにした。
「ちょっとこの酔っ払い簀巻きにして海に放り込んできますね」
「ちょわっ、先輩タイムタイム!本気でタイムのやつそれ!」
間
「まま、とりあえず本題前に。駆けつけてくれたマリアちゃんにも一杯を」
「って自然に勧めるなっ。彼女はまだ未成年だろ」
当たり前のようにグラスに瓶ビールを注ごうとする酔っ払いを制止するアイル。
「え?でもほら、昔って漫画でも割と未成年の飲酒描写ありましたよね」
「今は規制が一層厳しいんだよ……いや昔でもダメだけど」
未成年の飲酒喫煙はダメ、絶対。
という訳で、マリアの前には極めて健全なソフトドリンク。あとは適当な一品料理が少々。彼女は「こういうお店で食べる機会は滅多にないですわ」と何故かわくわくした様子。
「それで、本題ですよマリアちゃん、先輩」
真剣な表情になる志織は、2人を交互にみてから、グッと身を乗り出す。
「どうして2人が疎遠になっちゃったのか!その謎を科学者兼同級生として解明したいのですっ」
マリアはきょとんとした表情で瞬きをしていたが、やがてくいっとグラス(ソフトドリンク)を傾けて一杯。志織に負けず劣らず、神妙な表情で口を開いた。
「なるほど、ではその謎についてお答えしましょう」
「おお!」
グッと息をのむ志織。心なしか店内の喧噪も静まり返って、このテーブルに注目しているらしい。何故?
そんな事にはつゆも構わず、マリアはスッと目を細めると――そのまま隣の席の男に手を向ける。
「アイルくんの方から」
ズルぅ!
志織を始め、店内の客が一斉に前につんのめった。空気を読んだ実にナイスリアクションである。
「なんでそーなるのよマリアちゃん!」
「そう言われても、私は全く覚えがないですから」
ふいと横を見ると、いかにも気まずそうに顔を逸らしている執事が1人。
「先輩だけが避けてるってこと?」
「さぁ?それは聞いてみないと分かりませんわ」
いたずらっぽく、どこか楽しそうに微笑むマリア。
「いや、別に避けているわけではないのですが」
「被告人、この期に及んで言い訳は見苦しいですよ」
「人を勝手に犯罪者に仕立て上げるなよ……」
とはいえ、動揺しているのは明らかで。店内のマスターにも客にも明らかで。ぐいぐいと身を乗り出すほど明らかで。
「ええい!何当たり前のように寄ってきてんだアンタら!散れ散れ!」
アイルは手の振って見せると、皆は渋々と自席に戻る。
さて、ここからは本当にプライベートな話になるので再び店内に喧噪が戻る。どこまでも空気を読んだ店である。
「まあ、あの、例えば……入社した会社を辞めたとして、勤務1年で。仮に円満退社だったとしても、その……会社の前を通ったりするのって気を遣うだろ」
「は?」
「いやだから、会社からしたらもう気にもしてないどころか忘れてるくらいのレベルなんだろうけど。その、本人の感情としては恩義もあって、といいますか」
なんという事か。口にして改めて、あまりにも下らない理由だなと。目の前でポカンとしている志織を見て切々と思う。しかし、そんな彼女とは打って変わって、マリアはぷるぷると肩を震わせる。
仕方がない。それだけ下らない理由。これはバカにしていると取られても何ら不思議ではないのかもしれない。そんな様子を見て、大慌てて席を立ち上がるアイル。
「あ、あのマリアお嬢様!?違いますよ、これは俺の勝手な――」
「いえ、そうではなくて」
しかし、マリアは口元に手を当てていて。
「最近、私も全く同じ事を言ったものですから」
「へ?」
笑っていた。
それはもう、心底おかしそうに。
釣られたのか、志織も笑い出してしまう始末。
ひとしきり笑って。
「先輩って、ホント変なところを気にする人ですよねー」
「そうですよ、どんな壮大な理由があるかと思ったら」
いえ、これでも俺は真面目に悩んで。
そう弁明をしようかと口を開き掛けて、やめた。結局下らない理由という事実は変わらない様子だし、何より彼女たちの屈託ない笑い顔を見ていたら、そんな事もどうでも良くなってしまった。ため息ともども、すっかり気が抜けた炭酸で流し込む。
「つまり、ケンカは誤解だったって訳ですね。よかったー」
「そう言ってるだろ、最初から」
「えー、でもマリアちゃんは寂しそうだったよ」
振られたマリアもノリ良く、胸に手を当ててしくしくとポーズを取る。
「まあそれは、何も言わないで卒業してしまった挙げ句、数年間は一切連絡も取れずで。しかもようやく年賀状が来たと思ったら、全く説明なしですからねぇ」
「うぐっ」
言葉の矢が3つ、4つと彼の心臓に突き刺されば、耐えかねて机に突っ伏す執事。安堵も一転、せわしない。
「おー、さすがマリアちゃん。なんて的確な口撃」
「それほどでも」
またいたずらっぽく微笑むマリア。
「けどけど、心配してたのはマリアちゃんも私もなんですよ。卒業式にはいないしで、何があったんですか」
「まぁ、それは本当に途方もない事情がだな」
「8股してバレンタインのときにばれて、もう逃げるしかなくなったとか?」
「ペル○ナは使えないよ、今のところ」
若干言いよどむ彼の様子に、マリアが助け舟を出した。
「牧村さん、本人が嫌がっているのならあまり深くは」
「あー、いえ。構いませんよ。言い訳がましくなると思って黙っていただけですから」
聞かれて困るような、大した話ではないですし。
そう前置きをして、グラスを空にすると、アイルは人差し指を立てて言った。
「平たく言えば、お家騒動に巻き込まれてたって話です」
考え込むように、マリアは口元に拳を当てる。
「お家騒動……確か天王州さんのお家は、跡取り問題で大きく揉めていらっしゃいましたよね」
「ええ、まあ。一回目は比較的穏便に済んだんですが……いやこれも穏便ではないんですが、問題は2回目の方で」
目を細めて、懐かしむように続けてみせた。
「1回目の騒動のとき、まだお嬢様は8歳で継ぐことが決まりました。で、落ち着いたので学位くらいとれって俺が白皇に送り出されたんですが」
「もうその時点で大した話ですよ」
志織のツッコミに、店内の客達も次々と頷いてみせる。聞いてるのか。
「3年になって、またもう一悶着勃発しそうだってなりましてね。それが、どうも天王州周辺だけじゃない、どころか国をまたいだ規模になりつつあった」
「それは……穏やかじゃありませんわね」
「なんで、しばしば生徒会を留守にすることも増えてったんです」
そういえば、と2人は思い出すように顔を見合わせる。
「まあごちゃごちゃ色々あった訳ですが、事が弾けたのが卒業式の3日前だった」
「うわー、すごいタイミングだ」
「で、仕方がないからギリシャに飛んで帰ったわけです」
式典どころではなかったのは言うまでもないだろう。
「なんか、私が先輩の為に『逆襲の卒業おめでとうロボ』を作成している間に、そんな事になってたんですか」
「……式に何があったかは聞かないでおくよ」
「ちょっとだけ揉めましたけど、他はオールOKでした」
脳天気に頬の近くでOKサインを出すがそれはさておき。
卒業式をバックくれる形にはなったが、大変だったのは帰ったあとだった。
「飽くまでお家騒動は発端の1つ。でも本当に微々たる糸のほつれが奇跡的に何重にもなるみたいにして、あっちの国もこっちの国も巻き込んだ問題になりかけてた。下手をしなくても中東で大きな戦争一歩手前まで事態は広がり」
「スパイ映画並みの展開の急拡大がすごい」
「I○F所属でしたっけ?アイルくん?」
2人のツッコミに、店内の客も息をのんで頷く。やはりばっちり聞いている。
「それくらい、どこも緊張状態ではあったって事です。で、もうお家騒動どころか戦争回避しなきゃみたいな感じに完全シフト。一族どころか各国の名家も集まってチームとなって総出でこの事態対応に当たることになりました。私は数ヶ月おきにどこかの国の軍事機関に潜入してはひたすら諜報活動をしていました。国境での衝突がないように、核兵器をとにかく使わせないように、嘘の情報を流しながらなんとか均衡を保つ日々」
「完全にインポッシブルなミッションじゃないですか先輩」
「元来性善説を信奉したい自分も、あの日々は人間の増悪と洗脳教育の恐ろしさに辟易してました。人にとって大事なものが失われていく感覚も一度や二度ではなく」
「その前に本作のもっと大事な何かを失ってますわ」
この物語は、主人に傅き、仕え、時に導くフォーマルな執事コメディ作品になっております。
「まあ各国総出の甲斐もあって、何とか事が表に出る前に回避しました。一時はアジア圏にも攻撃対象が伸びてたんで焦りましたよ」
「結果が分かってても聞くのが怖い話って珍しいですわ」
「なので、数年は本当に連絡が一切できなかったという」
・・・・
「すみません、マリアお嬢様。そんな下らない自分勝手な都合で、ろくに連絡も返せず」
「どこが下らない話ですか、どこが!」
個人が抱えられる範疇を完全に逸脱している、どころの話ですらない。
「どれだけの天変地異に巻き込まれてるんですか、アイルくんは」
「まあ、天王州家ですから……多少は」
「限度がありますわ」
困ったように笑うアイルは志織ほどではないが脳天気に思えてならない。今さらっとどれだけの規模の話をしたのか、自覚しているんだろうか。
「まーまー。でもさ、こうして先輩が無事だったんだし、良かったって事で」
「そうですけど……知らない間に命が脅かされていたなんて」
少なくとも、心の準備もなにもないような状況で聞く話ではない。
まあ、でも。
「無事だったんで……良しとしますわ」
「マリアお嬢様」
「その代わり。お互い使用人の立場になったのですから」
呆れたようにため息をつきつつ、それでも最後は優しく微笑んで。
「遠慮なく遊びにきてくださいね」
途端にパーっと、志織の顔がほころぶ。
「よしよし!これで仲直りだね、仲良し仲良し」
「そもそもケンカをしていない(してませんわ)」
2人の声が重なる。そんな様子もおかしいのか、彼女は楽しそうに笑みを浮かべている。
「ん?」
不意に。テーブルに一本の瓶が置かれた。
見上げると、青いエプロンを着けたやけにがたいの良い男性が1人。いや誰?
「兄ちゃん、俺もかつては一国を背負って戦ってきた身だ。人知れず、表舞台に立つこともなく、時には濡れ衣を着させられて。それでも、テメーの信念を曲げちゃならんと、前に進んできたつもりだ。だから、今更かもしれねぇが」
スキンヘッドの男性は、深い傷がいくつも刻まれたその右腕を突き出す。
「ありがとよ、この国を守ってくれて」
グッと親指を立てて、そのままきびすを返す。誰だ。
「おおう、聞けヤローども!今日は
次の瞬間、地鳴りのような歓声が巻き起こる。誰もかれもが瓶やジョッキを掲げて、肩を組み、飛び跳ねて、そして歌う。誰もかれもが皆兄弟姉妹で、そこには何ひとつの垣根もない。
「若さは青春と革命だー!」
「お、いーぞネーちゃん!」
志織もいつの間にか日本酒の瓶を片手に、見ず知らずのおっさんらと大盛り上がり。
「何なんすかこの居酒屋」
「途中からツッコミ放棄してたんですよねー」
大人になっても、お酒はほどほどに。
特に大きな理由がなくとも、一回疎遠になると中々連絡って取りづらいですよね笑
そんな昔話的な回でした。次回以降はヒナギクとアテネの話や三千院家の話を書きつつ、関西弁のお嬢様や和服のお嬢様の話も書いていけたらなーと思います。
あくまで参考ですが、アンケートを設定しましたので、もし良ければお答えいただけると嬉しいです。今後ともよろしくお願いします!
物語の終わり方について
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エンディングは一つのみが好ましい
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各ヒロインのルート分岐などがあっても良い
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どうでもいい