アテネちゃんの執事!   作:通行人A'

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Task38:お嬢様、メイドを拾う

 

 

 

 ある出会いがあった。

 

 恐らくは、一秒すらなかった光景。

 

 されど。その姿ならば、たとえ地獄に落ちようとも、鮮明に思い返すことができるだろう。

 

 大要の光に煌めく緑髪。この光景は、目を閉じれば今でも遠く胸に残る。

 

 

 

「ちょっと?勝手に妙なナレーションを入れるのはやめてくれる?」

 

 軽く肩を小突かれたアイルは、眉をひそめて振り返った。

 

「いやぁ、この状況を情緒的に表現するにはこれしかないかなと」

「その必要がどこにあるのよ、どこに」

 

 呆れたように目を細める主、アテネ。彼女の視線には執事は肩をすくめて返すしかない。

 とはいえ、だ。

 

「この状況を淡々と説明するのもどうかとは思う訳ですよ」

「まぁ、そうね」

 

 アテネはため息をつきたくなる気持ちをなんとかこらえつつ、それでもこめかみを手で押さえて〝目の前の状況〟について思案した。

 

 白い天井に白い壁、一面には規則正しく並んだベッド。窓際の白いカーテンがそよ風にふわりと揺れて、薬品やアルコールの匂いがほんのりと漂うここは白皇学院の保健室だ。

 

 その中の一つ、ベッドの上では1人のメイドさんが横になっていた。何故メイドさんなのか、それはフリルの付いた可愛らしいメイド服を身につけた、1人の少女が安らかな寝顔をアテネらに惜しげも無く晒しているからだ。

 

「先生曰く体調に異常はなさそうですが」

「そう、それは何よりね」 

 

 それよりも、一体全体この状況は何なのか。アテネはやるせなく窓の外に目を向けて、ここに至るまでの経緯を振り返った。

 

 

 

 この日の午後は快晴に恵まれていた。まさにピクニック日和。そんなわけで、白皇の理事舎から外出したのが数十分前だった。

 

 辿り着いたのは、敷地内でも奥まった場所にある小庭。麗らかな木漏れ日が差し込んでおり幻想的な雰囲気を醸し出していた。生徒も滅多によりつかない静かなこの場所はまさに紅茶を楽しむのに最適だ。

 

 

 小庭に着いた途端、どこからともなくテーブルや椅子、ティーセットを次々と出現させる執事。

 

「いつも思うのだけれど、それどこから出しているの?」

「禁則事項です」

 

 あっという間に森の小さなテラス(シル○ァニア風)の出来上がりである。

 執事は手際よくティータイムの準備を進め、色鮮やかな陶器のポッドからは深くコクがあり、それでいてフルーティーな香りが漂い始めた。

 

「本日の紅茶はフォートナムズのダージリンです。良いリンゴが手に入ったので、スイーツはアップルパイを用意しました」

「えぇ、ありが――」

 

 椅子に座ったアテネは、ふと言葉を区切って前方に視線を止めた。

 

「お嬢様?」

 

 返事はなく、怪訝そうな表情のまま前方に視線を向けたまま。

 執事も紅茶を注ぐ手を止めて、彼女に倣うようにその視線の先へと振り返る。

 

 目を細めてよく見ると、奥の草むらの間から人の手ようなものが映ったような。

 

「私、視力には自信がある方なのだけれど……あれは人、なのかしら」

「学院の敷地内に遺体ですか?」

「物騒な事言わないで」

 

 思わず眉をひそめるアテネ。

 

「もしくは、お嬢様を付け狙う趣味の悪いストーカーかもしれません。見てきますのでここから動かないでください」

「趣味悪いは余計よ」

 

 執事は恐る恐るとその草むらに近づいていく。

 そうして草むらを覗き込んで、そのまま固まってしまった。

 

「アイル?」

 

 目を丸くして、ただ草むらの奥に視線を止めている執事。珍しく動揺しているようにもとれる。

 

「どうしたの?まさか本当に警察が必要な案件ってこと?」

 

 ただならぬ様子に、アテネも椅子から立ち上がって彼のそばへ。そうしてその視線の先を追いかけると――

 

 

 1人のメイドが倒れていた。

 

「は?」

 

 正確にいえば、メイド服を着た少女が倒れていた。

 綺麗な翡翠色の長髪に、両サイドに結ばれた黒いリボンが特徴的な美少女であった。しかしピクリとも動かずに2人の前で横たわっている

 

冥土(メイド)の使者ってやつですかね」

「バカ、言ってる場合じゃないでしょッ」

 

 アテネはすぐさま彼女の元に駆け寄ると、そっと胸のあたりに手を触れた。そして今度は、口元にそっと耳を寄せる。

 

「大丈夫、息はありますわ」

 

 ほっと息をついて、彼女は立ち上がった。

 

「ともかく病室に運びましょう。身元確認の手配もしておきます」

「えぇ、お願い」

 

 アイルはすっと屈む。倒れていた少女の背中に手を回すと、そのままお姫様抱っこの要領で抱き上げた。

 そんな様子を少し驚いたような表情でまじまじと見つめるお嬢様。

 

「どうかされました?」

「いえ、別に」

 

 そんな視線に気がついたのか、執事は振り返る。だが彼女は軽く息をついて首を横に振ると、扇子を広げて口元を隠した。

 

「急ぎましょう、もし何かの病気でもしたら大変だわ」

「承知しました」

 

 

 こうして謎の少女は、学院の保健棟に運び込まれた。

 保健室、とはいえ白皇の保健室は実質建物1棟が丸々医療機関になっている。

最新鋭の医療設備がずらりと並び、一流の医療スタッフらが24時間365日高度救急救命にも対応できるように待機している。さながら白皇学院付属病院といっても過言ではないほどの施設っぷりである。

 

 

 そんな医療機関で選りすぐりの医師が運び込んだ少女を診察、検査した結果。

 

「身体には一切全く問題ないですね、健康体そのものです」

「はぁ」

「原因は正確には分かりませんが、恐らく過労の類いでしょう。念のため内服薬と点滴をしておきますので、また何かあれば来て下さい」

 

 そんなこんなで、現在に至るわけだが。

 

「何故、メイド服なのかしらね」

 

 身じろぎ一つしないでベッドに横になっている少女を見つめながら、椅子に腰掛けたアテネはぼんやりと呟く。

 

「仕事中に倒れたんじゃないですか」

「白皇で?」

「確かに、敷地内の人間には該当しませんね」

 

 手にしていたファイルを閉じると、アイルは小さく息をつく。

 

「生徒の関係者なのでしょうけど、もし連絡が取れていないのなら心配しているでしょうね」

「えぇ、携帯などはお持ちではないようですから」

 

 彼女はメイド服を身につけている以外、身元を示すものは一切持っていなかった。免許やマイナンバー、携帯すらも一切。

 

「確認は急がせています。人身案件なので理事会にもお願いしておきました」

「えぇ、そうね。それで進めてちょうだい」

 

 白皇のネットワークを使えば、数時間もあれば片が付くはず。ただそれも、相手が普通の人間であればの話。

 

「もしかしたら、やぶ蛇ってこともあり得ますが」

「やぶ蛇?」

「下手に突くと、毒牙でかみ付かれないとも限らない」

 

 執事の妙な言い回しに、アテネは眉をひそめた。何が言いたいのか、と。

 

「警戒もしておくべきではないかと、そう思いまして」

「警戒?」

「仮に、ですが。万が一の話ですよ?」

 

 怪訝そうな表情に主人に念押しをしてから。

 

「いつもお嬢様が紅茶を楽しむ場所を把握しており、機会を狙って意図的に白皇(ここ)に不法侵入。そしてわざわざお嬢様の近くで〝倒れていた〟可能性もあるんじゃないかと」

 

 アテネは呆れたようにため息をついて、椅子から立ち上がった。

 

「つまり、彼女は私を狙う刺客だと?」

「可能性は否定しない方がいいってだけの話です」

 

 あまりにも突拍子のない話に肩をすくめるご主人様。立場上、彼がそういう心配をするのは仕方が無いのは理解できるが、しかし――

 

「あの」

 

 そんな彼女の思考を遮ったのは、かぼそい少女の声だった。少女の声?

 慌てて振り返ると、ベッドの上で横たわったまま、不安げな視線だけを2人に向けている少女の姿が。

 

「目が覚めたのね。アイル、先生を」

「承知しました」

 

 アテネは素早く少女の元に駆け寄ると、触れないようにそっと覗き込む。

 少女は琥珀色の瞳を不安げに左右にさまよわせる。

 

「ここは?」

「白皇の保健棟よ。貴女は白皇(うち)の敷地で倒れていたの」

「私、が」

 

 パチクリと瞬きをして、やはり瞳孔の奥を不安に揺らす。

 

「具合は?体調とか悪くない?」

「悪くは……ない、です」

「そう、良かった」

 

 たどたどしく、ピースをつなぐように言葉を紡ぐ少女に安心したように息をつく。

 

「今、医師が来るから――」

「あの」

 

 しかし、先ほどより少しを声を強めて。

 

「わたし」

「え?」

「わたしは……誰なのでしょう」

 

 窓から流れ込んできたそよ風が、その翡翠色の髪をそっと揺らした。

 

 

 

 

「名前は?」

「分かりません」

「出身は」

「分かりません」

 

 白髪混じりにメガネをかけた医師が優しげに問いかける。が、少女は力なく首を振るばかり。

 

「メイド服を着ているけど、誰かの家で働いてたのかな」

「……覚えていません」

「どこで、何をしていたのか。少しも?」

「すみません」

 

 申し訳なさそうに俯く少女に、医師は「謝ることじゃない」となだめつつ、後ろで見守っていたアテネたちを振り返った。

 

「体温も体調も問題ありません。受け答えもはっきりしてますし、身体には異常はなさそうですね」

「しかし、記憶が」

「えぇ、そのようですね」

 

 少女はやはり健康体らしい。

 だが投げ返ってきた言葉は「自分自身が誰か分からない」。いわゆる記憶喪失というやつだった。

 

「記憶喪失も、一時的なものだとは思います。恐らく倒れる前に何かしらのショックがあってこういう状態になったのでしょうが」

「治るのでしょうか」

「そうですね。こればかりは当人の心の問題ですから……ショックの原因が判然としないとなんとも。しかし当人が忘れているのではこればかりは」

 

 医師は白髪混じりになったこめかみを軽く叩くようにして、腕を組んで天を仰いだ。

 

「時間に解決してもらうしか、ないでしょうね」

 

 

 しかし、数日が経過しても状況が好転することはなかった。それどころか、学院伝いの調査では関係者から行方不明事案やそれらしい連絡一つなかったのである。それでもアテネたちにはもう一つ、頼みの綱があったわけだが。

 

「いや全然ダメダメ、お手上げ侍じゃな」

 

 携帯から聞こえてくるのは他ならぬ頼みの綱、三千院家帝の声だった。

 

「似たような人物の失踪情報とか、見覚えのある方とかだけでも」

「それもさっぱり。坊さんの頭よりもさっぱりさっぱり」

 

 物言いこそひょうきんこの上ないが、その疲れたような声色からはしっかりと調査はしてくれたのだろうと、アテネは推察した。

 

「さっぱり、ですか」

「他ならぬお前の頼みじゃからな。わしも現在執筆中の『平凡な俺が魔法帝国学校に実力で編入したのに、親友の罠に嵌まって追放されたから、隠された力で理事長に成り上がって無双する』のペースを落として調査に協力したんじゃがな。あ、この話が気になるか?まだ入校前じゃがお前が気になるなら特別に――」

「それはどうでもいいですわ」

 

 長いタイトルと周囲sge追放系はもう業界ではお腹いっぱい状態だったりなかったり。

 そんなことはさておき、白皇や三千院家の力を使っても一切の収穫がないとは。

 

「少なくとも、白皇や周辺の関係者ではない、ということかしら」

「メイドが空から降ってきたなら、ラピュタもあるじゃろな。知らんけど」

 

 電話越しからの適当な返答に若干苛立ちつつも、アテネは額を親指で強く押した。

 

「ま、もう行政機関に投げるしかねーべ。このまま白皇で預かるわけにもいかないじゃろし」

「そうは言っても、まだ年端もいかない少女ですし」

 

 そう返すアテネだったが、帝の言葉が何一つ間違っていないことは一番よく分かっていた。身寄りもない、身元も分からない人間がこの日本にだって一体どれくらいいるのか。一々受け入れたりしていてはきりが無い。

 

「何にしてもアテネ。この件は気を付けた方が良いぞ」

「何が、ですの?」

 

 急に、今までにないくらいに神妙な声色になった帝に思わず息を呑む。何か、長年の勘か本能か、何かが引っかかっているのか。

 しかし、電話越しに言葉を待っても、その後は無言が続くばかり。

 

「あの、お爺さま?」

「いや、うんゴメン、なんか良い感じの伏線になるかなって思って思いつきで言ってみたけど。なーんも上手い言葉思いつかな――」

 

 言い終わる前に通話をぶっちぎる。

 ため息をつきたい気持ちを辛うじて抑えつつ、アテネは病室のドアを開けた。

 

「まだ、何も思い出せない?」

「はい」

「例えば、海とか山とか、なにか景色が思う浮かんだりしないかな」

「……分かりません」

 

 ちょうど医師が少女に問いかけているところだった。

 後ろで様子を覗っていたアイルに視線を送ると、彼は軽く肩をすくめるばかり。何か進展があったわけでもなさそうだ。

 

 2人は廊下に出ると、窓の外に目を向けた。綺麗なあかね色は空をじわじわと染め上げている、思わず思考を委ねてしまいたいほどに美しい夕焼けだ。

 

「残念ながら、お爺さまの方でも手がかりはなしだったわ」

「やはり白皇関係の線は薄そうですね」

 

 執事は腕を組んで壁に身体を預ける。彼が何を言いたいのか、アテネは手に取るように分かった。

 白皇の関係でもないなら、もう行政や警察など然るべき場所に委ねる方がいいのでは。それでもはっきりとそう言わないのは、その判断が今の彼女にとってはあまりにも無慈悲であるから。恐らくそう感じているのではないか、と。

 

「メイド服、というのはかなり大きな手がかりだと思ったのですが」

「完全に手作りみたい。少なくとも、素材の一つ一つまで購入した時期や場所を特定するのは難しそうね」

 

 それでなくとも相当な時間はかかりそうだと、力なく首を振るアテネ。

 

「ないものねだりをしても仕方が無いわ。とにかく、今は出来ることを考えましょう」

 

 その出来ることが、頭打ちになってしまっている状況なのは当人たちが一番よく分かっているが。

 

「貴方から見て、彼女はどう?嘘をついているように見える?」

 

 アイルは暫く思案するように目を閉じていたが、病室のドアを横目にゆっくりと口を開く。

 

「鑑定医でもないですから、自信を持って言えることではありませんが」

「それでいいわ」

 

 うちの執事の率直な意見を聞かせて。

 主人にじっと見つめられて、答えを促される。

 

「嘘は、ついていないと思います」

 

 視線や瞳の動き、手足指先の細かい反応、声伝いに感じる温度感。曰く、人は嘘をつくときに様々な反応や癖を見せるものだという。彼も彼なりに、少女のそういった細かい部分に注意を払っていた。

 だが結局は、直感。根拠のない直感的な感情に依存する部分が大きい。

 

「こればかりは、確証は得られません」

「そうね。でも、それには私も同意見よ」

 

 2人が病室に戻ると、医師が気がついて歩み寄ってきた。

 

「あぁ、天王州お嬢様。ちょうど良いところに」

「どうかしましたか」

「彼女が何かを思い出したわけではありませんが、これを」

 

 そう言って、医師が差し出してきたのは、手のひらサイズの青いブローチだった。中心にサファイアが煌めき、その周りには銀細工の装飾があるアクセサリーだが、しかし何か明確な手がかりがあるような特徴があるようには見えず、どこにでもあるようなブローチだ。

 

「これが?」

「さっきたまたま外れて床に落ちたんですが、そのときに」

 

 医師がそう言って、宝石の付いている銀色の基盤に力を込めると、ゆっくりと蓋が開くようにして2つに分離する。宝石側の方を裏返すと、裏には「YOZORA」というローマ字が刻まれていた。

 

「よぞら……もしかして、名前かしら」

「えぇ。その可能性はありますね」

 

 ベッドの上では、少女がぼんやりと窓の外を眺めながら、そっと唇を動かして何かを呟いている。

 

「彼女もこの言葉には反応を示しました」

「本当ですか?」

「えぇ。本人も意識して、というわけではなさそうですが。僅かにこれまでよりも瞳の動きや呼吸が変わったように感じます」

 

 もしかしたら、記憶の奥底に眠るキーワードなのかもしれません。

 医師の述べる所見に、アテネらは顔を見合わせる。

 

 〝よぞら〟

 日本語の『夜空』という意味にも思える。しかしこれが少女を指し示すキーワードなのか、もしくは単純にブローチを指し示すものなのか。

 残念ながら、今の彼女たちには、そこまで判断できるだけの材料はない。

 

 

「よぞら」

「……はい」

 

 アテネが優しくそう呼びかけると、少女はおずおずと顔を上げた。琥珀色の瞳がまだ不安げに揺れている。

 

「これは、貴女の名前なの?」

「分かりません。ですが」

 

 数回瞬きして、ほんのりと口元を緩めてみせた。

 

「なんだか、少しだけ懐かしい気分です」

「そう……」

 

 アテネはそんな彼女の様子を暫く見つめていたが、やがてそっとベッドから距離をとった。

 

「アイル」

「何か」

 

 そして扇子を広げて口元を隠しつつ、執事に目を向けた。

 

「貴方は、先ほど嘘はないと思うと言ったわよね」

「確証はないですが」

「それで構いません。たった今、一つ思いつきました」

 

 思いついた、という割にはし力強い声色。アイルは思わず眉をつり上げた。こういう時の〝思いつき〟はこれまで何度も覚えがあった。そして大概、そういう場合は思いつきでは終わらない事も知っていた。

 

 

「記憶が戻るまで、もしくは関係者が見つかるまで。彼女の身柄については天王州家(うち)で対応しようと思います」

「……つまり?」

「従者として、天王州家で預かります」

 

 

 天王州家に期間限定のメイドさんが追加されることになったのだった。

 

 

 

 






また更新が遅くなって申し訳ありません!
メイドの少女はオリジナルキャラではなく、原作キャラです。今後の展開でも大きく関わってくることになると思います、次回もよろしくお願いします!

物語の終わり方について

  • エンディングは一つのみが好ましい
  • 各ヒロインのルート分岐などがあっても良い
  • どうでもいい
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