ホロライブラバーズ外伝 有り得たかもしれない未来 作:アズール
アライズ楽しすぎィ!なんか身内で実況しながらやっていますけど、もう面白すぎて、死にそう(語彙力)
本編はアライズクリアしたら本気だしますので…今暫くお待ちください!
一人称…ムズいな…やっぱり三人称のほうが書きやすいな。今回は、お試しでやってます。
あ、るしあは、好感度あげやすいって攻略サイトに書いてあったので、チョロインって訳ではないです(大嘘)
ああ、許して欲しいのです。…もし、償えるのなら、死んで償いたいのです…。でも、そんなこと、許してくれませんよね?…魔切さん、どうして、るしあを置いて、先に逝ってしまったんですか?…全部、あの紅赤朱が悪いのは、分かっているのです。…でも、それでも、るしあは…
「寂しいのです…魔切さん。」
るしあは、目の前にいる。魔切さんに語り掛けました。…当然、答えられる筈がないのです。だって、その顔に、生気はなく、白く、虚ろな瞳をしているから…。もう、死んでしまっているのです…。
「魔切さん。また、魔切さんの声が聞きたいです…るしあを褒めてくれる。るしあを愛してくれた。その顔を、綺麗な瞳を…もう一度見たいのです…」
…神様でもない限り、そんなことは出来ません。分かっていても、るしあは願ってしまうんです。あの時に、もし、るしあがあんな危ない目に合わなかったら、魔切さんは、生きていたかもしれないのに、毎日、後悔しているのです。
「うぅ……魔切さん……ごめんなさい…るしあが…るしあがあの時に動けていれば…魔切さんは…」
自分でも、分かっていても、何度も何度も同じことを言ってしまいます。魔切さんが、それで戻ってくる筈もないのに、ずっと、るしあは、魔切さんに謝り続けてます。
罪を軽くするため…違うのです。どれだけ謝ろうとも、帰ってくるわけではないので、もう、戻らないことを、只、嘆いてるだけなのです。
「戻りたい…何もかも…もうあの時に戻りたいのです。」
あの頃、それは平和だった学園生活。…るしあが、学校を嫌いから好きになって、楽しい時間を送っていた。遥か昔の話なのです。
実は、るしあの体は、もう成長することはありません。だから、るしあの年齢は…1600歳位なのです。もう、立派な魔族になってしまいました。今も交流できる当時の学園の人が居るとしたら…メル先輩とココ会長位なのです。
でも、魔切さんが亡くなった後は、誰ともあっていなかったので、心配させたかも知れなかったなぁ…と少し思ってしまったのです。
……でも、魔切さんが死んでから、誰にも、魔切さんを、見せたくなくて、るしあ以外に、悲しんで欲しい人が、増えないように、すぐに魔界の実家に戻り、不老の存在になりました。……本当に、本物の
るしあの家系は、倒した敵の魔獣を戦力として、再利用したり、死体を漁っていた。ということをしていたから云われていた称号みたいなもので、本当に、死霊を扱って、不死の存在は…今のところ、るしあしかいないのです。
不死になったるしあは、魔切さんが復活する方法も探しました。もしかしたら、禁忌の書物の中に、蘇生する方法があるかもしれないと、…現実は甘くありませんでした。
「なんで…なんで!全部!蘇生じゃなくて、死霊にするものしか無いのです!」
今思えば、当たり前の事に、怒っていたと思うのです。るしあの家系は死霊を扱うのに長けてる家系で、蘇生が在るとは、考えにくかったのです。それでも、あの時のるしあは希望を捨てきれなくて、お家の書物のだけでなく、魔界の図書館まで行って、そこの文献を探りましたが…一切蘇生の方法を書いている本なんてなくて…
…るしあはそうやって過ごしていくうちに、長い月日を消費していました。親はもう人間のまま、そのまま寿命で亡くなりました。周りの親しかった学園のクラスメイトも、どんどん亡くなったと聞いて、るしあは…諦めました。
魔切さんは生き返らず、ふぁんでっととして、一緒に、過ごすことを決めました。…そうすれば、傷つくのは、るしあだけで済みますから。
魔切さんは、今日も、るしあの事を見てくれます。…虚ろな瞳で、何も無い、空っぽの体で、るしあの事を守ってくれます。
るしあが、何故、魔切さんがこんなにも好きになったのか、それは、やっぱり、入学の時のバトルロワイヤルの時なのです。
あれがなければ、るしあは灰色の学園生活を送っていたのかもしれないのです…今思えば、感謝しかありません。
るしあは、始めて、恋をしました。るしあは昔っから、霊が見れたので、変な子供扱いされ、同級生からも、いじめなどを受けてました。魔界中学校では、もう、一回くらい死んでても可笑しくない攻撃を受けたこともあります。でも、全部守ってくれる存在がいました。それが、るしあの唯一のお友達だった、ふぁんでっとさんなのです。
ふぁんでっとさんは、その攻撃を受け止め、さらに、その打った子供に呪いを掛けたりと、るしあの事を人一倍に心配してくれました。ふぁんでっとさんにも、いろんな人達がいて、るしあは、その時は寂しくありませんでした。
しかし、その事件が原因で、るしあは魔界学校を出ていかなくてはならなくなりました。来年には、高校生なのに、どこもるしあの事を入れてくれる学校なんて、存在しませんでした。
その時に、両親に、るしあを引き取りたいって言った学校があったのです。その学園が、るしあと魔切さんを出逢わせてくれた。るしあの赤い糸…ホロライブ学園でした。
るしあは、学校に行くのが憂鬱でした。だって、「霊が見える、死霊を操っている」…なんて知られたら、また苛められる…そう思っていました。
そんな時に、るしあは、1人の男の子に出逢いました。バトルロワイヤルがあって、るしあは、なにもせずに、脱落する予定でした。だって、知られたら、今度こそ自分の居場所が失くなると…当時はそう思っていました。だからなにもせずに居れば、何処からか攻撃が飛んできて、脱落すると思っていました。
──どうしたんだ?そんなところで棒立ちになってたら、誰かにやられるよ?
初めは…放って置いてほしくて、無視してました。だけど、何を思ったのか、ずっとるしあの事を構って来るので、つい、ふぁんでっとさんに頼んでしまったのです。攻撃を。そうしたら
──おっと、霊を使うのか。油断できないな…もしかして、今まで黙っていたのって、わざと隙を作ろうとしてやった事?…じゃ無さそうだな。その顔見れば分かるよ。そんなに霊が見える人間は珍しい?君だって見えてるんだ。だから、ボクが見えてても、不思議じゃないだろう?
彼は、るしあに安心させるような、優しい顔を、そして、綺麗な青い目をして、こちらに笑顔を向けました。
るしあは、驚きで開いた口が塞がりませんでした。今まで、霊が見える人間は、自分の家系だけだと思っていたので、彼が見えていたのが、とても信じられませんでした。そして、それだけじゃありませんでした。
──そうだ、ボクと組まないか?ちょうど誰かと組みたくてさ、なんかボクも誰も仲間居ないし、今ならボクと君で霊見えるコンビで強くなれるよ!…お?なんだい、これ?君の使役してる霊か?なんか可愛いな。
そんなことを言ってくるとは思わず、その言葉を深く理解せずに頷いてしまい、結局、最初のバトルロワイヤルで生き残ってしまい。一応るしあが辞退したので、魔切さんが優勝という形になりました。
ですが、るしあも一応、準優勝だったので、注目を浴びるようになってしまい、また何かを言われると、絶望していたら…彼方から、件の人間がこっちに誰かと歩きながら、来ていました。
──ボクが勝てたのは、彼女…ええっと…?
「潤羽るしあ、なのです。そういえば、お互い名乗ってませんでした。今さらでしたね。」
あの時、色々あって名乗らずに優勝まで行ってしまっていて、キチンと自己紹介していませんでした。るしあが先に名乗ったら…
──…ごめん、生き残ることばかり考えていたからさ、名前聞くの忘れてたよ。ボクの名前は七夜魔切だ。よろしく、るしあ!
と、あっちも挨拶を返してくれました。
「ふーん、彼女。ネクロマンサーですよね。」
その声に、るしあは反応してしまいました。ビクッと体を震わせ、また苛められるのではと、身構えていました。
──あぁ、とても優秀なんだ!使役してる使い魔も賢く強くてさ、ボクが居なくても、彼女だけで勝てるくらい、優勝だって本当は彼女が居なければ不可能だったと思うんだ!
「いや、それはないですワ。だって貴方だって敵を掴んで、投げて、殴って蹴って、それで最後は関節技?魔術師多いこの世界で何してるんです?刃牙の世界の人間って言われたほうが、船長信じれますよ?」
そうなのです。るしあは最初、目を疑いました。だって、ふぁんでっとさんが引き付けてる間に、横や後ろや上から奇襲して、確か、『アイアンクロー』というものをしていたり、十字固めや…
─CQCだ!
…何て言って首を絞めていたり、相手を掴んでいないないのに投げていたり、明らかに逸れたパンチが相手の顔面に綺麗に入っていたり、キックも…
──…ライ◯ーキック。
…って言って後ろ回し蹴りした後に、相手が爆発していたり、色々おかしいことをやっていました。…今でも、あの時の原理は理解できていません。
──ちょっとだけ悪ふざけでやったこともあるけどさ、それでも彼女が居なかったら、ボクは勝つこと処か、戦うことすら出来なかったよ。
多分、戦えていたと思うのです。だって、魔術を目視で避けて、更に相手が武器を持っていてもそれを壊して、強制的に素手にしたりしてましたから、間違いないと思うのです。
「後、船長の見間違いじゃなかったら、剣を指で折ってたと思うんですけど…」
それも事実なのです。魔切さんは、剣を持った人と戦っていたときに、
──ねぇ、君知ってる?剣っていうのはね。とある3つの点に力を籠める方向を別々にして力をいれれば、簡単に折れるんだよ?
って言って目の前で物凄く高そうな剣をボロボロにしてしまいました。その後に、容赦なく心の折れている相手に、心臓を素手で抉ってました。流石のるしあも味方だったのですが、怖かったです。
──ま、相当な達人じゃないと折れないけどね。昔から素手で戦ってたせいで、武器持ちとはあんまりまともに戦いたくないんだよね。
なんて爽やかに言ってましたが、物凄く怖かったです。…血塗れだったので尚更怖かったのです。でも、一緒に居ると、嫌なことを忘れて、凄く心地よかったのです。
るしあが、当時を思い出していたら、話がかなり進んでいて、優勝のお祝いをしようという話になっていたのです。
──とにかくさ、るしあ、お祝いしようよ!ボク、料理作ってくるからさ、何が好き?
「あ、船長も参加させて貰いますね!後、他のクラスの人も何人か呼びますからよろしく!」
そう言って、海賊のコスプレ?をしていた人は立ち去って行きました。
──えー…まぁ、いっか、大勢の方が楽しいかな?苦手だったらごめんね?
「大丈夫なのです。後、中華料理が好きなのです。」
今思えば、物凄くぶっきらぼうに言ったと思うのです。でも、そんなことを気にしていないように、ニッコリと笑って…
──わかった。中華料理色々作ってみるから、また連絡するね………連絡先教えて貰っても?
ちょっとだけ抜けてて、でも、るしあの事を考えてくれて、初めての体験でした。誰かから、優しくされて、そこから彼に惹かれ始めたのです。
日常を過ごしていくなかで、魔切さんに惹かれ、るしあ自身びっくりするくらい、早く告白しました。
魔切さんも、るしあが告白した時には、るしあの事を好きになっていたらしく、電撃的な早さで付き合いしました。…大体1ヶ月位なのです。他の人もびっくりしてました。どうやら、狙っていた人は多かったらしいのです。
それでも、るしあの事を誰も悪くは言わず、むしろ祝福してくれました。…いいクラスメイトを持てたことは、本当にるしあの宝物の1つなのです。
魔切さんも、るしあと付き合っていくうちに、お料理を教えてくれたり、るしあとで、デートに行ってくれたりと、お互いに、いい恋人だったのではないかな?って今思い返してみて、そう思いました。
るしあは、魔切さんのお父さんの仇である、紅赤朱との戦闘に、参加しました。…いえ、違うのです。るしあは…傍観者でした。魔切さんは相手の炎を、まるで熱くないかのように受け流したり、消したりして、直撃を浴びず、自分の攻撃を相手に与えてました。
──えいっ!行くぞっ!
「無駄だッ!ぬぅん!炎上ッ!」
お互いに、致命傷を与えられずに、攻防を続けているうちに、…紅赤朱が、唐突にるしあの事を見ました。…直感で、るしあを狙ってくるのは、解ったのですが、睨み付けられた時に、体が、蛇に睨まれた蛙のように…動かなかったのです。
るしあの方に飛んできて、るしあは逃げようとしても、あっちの方が速くて…
「済まんな、許しは乞わん。ぬぅん!!!」
るしあは、死んだと思いました。目を瞑って、痛みが来るのをずっと待っていました。…暫くしても、痛みが来ないので、目を開けました。
「ぁ……ぇ……魔切…さん…?」
──ごはっ……大丈夫…だった?るしあ……まったく…ボクだけ……見てれば……良いものを…
目の前の光景が、衝撃過ぎて、言葉が耳に入ってきませんでした。
「こうもすれば、本気を出すかと思ったが、まさか庇われるとはな…お前も、お前の親も、同じというわけか…」
──生憎、…このまま、終わるわけには、いかないんだよ…るしあ、ボクに…ボクを、死霊に、してくれないか…?
頭が真っ白になってました。しかし、その言葉だけ、クリアに耳に入ってきて、るしあの思考が、現実に戻ってこれました。まさか、魔切さんから、そんな言葉が出てくるなんて、思ってもいませんでした。
「…何を、言っているのですか!?早く治療しないと…」
──無駄だよ…もう、手遅れだ…だからさ、お願いだ…ボクは、君と共に…最後まで戦いたいからさ…
見るからに、心臓を貫かれ、生きてるのが不思議な位の傷を、魔切さんが負っていると、改めて見て、思わず、叫びたくなりました。…声に出なかっただけなのですが…
「そんな…無理なのです!まだ……治るかもしれないのに…!」
るしあは魔切さんにそう伝えますが、首を横に振り、
──自分で、解るんだよ…もう、駄目だってな。…だからさ、せめて、一矢報いたいじゃん?…だから、ボクの…最後のお願いだ。
そう言って、魔切さんはどんどん瞼を閉じようとしてました。
「!?しっかりしてください!」
──…限界だ…るしあ…ボクの……お願い……ちゃんと……遂行……し……て……ね……あ…い………し……て………
そこから、魔切さんは動かなくなり、瞼も完全に閉じていました。…ずるい人です。勝手に、一方的に、約束させられました。…だからるしあは…
「……"汝、屍よ、その身を我に捧げるか?"」
るしあは、約束を守るため、詠唱します。この最初の一節は、否定する屍もある時やそもそも死体がないときはは、此処で発動しません。…でも、発動したので、続けていきます。
「"沈黙を肯定とし、
あぁ、この術が目の前の魔切さんの体に適応するというのは…そういう事なんだろうと、理解しました。だけど、約束なので、るしあは泣きません。術を止めません!
「"汝は、我と共に、我が尽きるまで、我に尽くせその身を犠牲にしてでも"」
この節は嫌いなのです。だって、るしあは犠牲にしたくありません。今いるふぁんでっとさんたちも、犠牲にしたくありません。だけど、勝手に犠牲になる子もいます。それは…この契約のせいなのです。だけど、これを言わないと、契約は成立しないので…仕方なくやっています。
「"此処に、新たな契りを結ぶ、汝はふぁんでっと。我と共に、戦い、壊れていくことを、此処に誓わせる"」
るしあが誓う訳ではなく、一方的になので、こんな詠唱になっています。…ゆっくりと光が収まると、先程まで、ピクリとも動かなかった魔切さんの体は、ゆっくりと立ち上がり、目を開きました。やはり、その瞳に光はなく、死んでいて、そして、パスが繋がっていることから、契約が成立していることが分かりました。
「ほう…死霊術を使うとは…だがそれは、ぬ!?」
魔切さんは、一目散に、紅赤朱に飛びかかりました。紅赤朱は炎を使いますが、生きている時と、同じように躱して、攻撃してます。…むしろ、生きている時より、状況が優勢になるくらい…
「読めぬ…行動の全てが…なるほど、雑念を捨て、自らの思考を失くしたがゆえに、純粋な技術のみで俺を翻弄するか。更に炎まで効かぬとは…面白い!」
そこから、魔切さんが、紅赤朱を倒すのに、時間は掛かりませんでした。体のリミッターが外れて、人では出せないような怪力で、紅赤朱の心臓を抉り、倒しました。
「魔切さん…魔切…さん…」
全てが終わった後に、るしあは気づいてしまいました。愛するものが、愛していた人が、もう、この世に存在しないことを、るしあは1人泣き崩れました。…魔切さんの体に抱きつくように、涙が枯れるまで、ずっと泣いていました。
これが、るしあの罪、魔切さんが死んで、るしあが生き残っている。これが、るしあの罪であり、罰なのです。
だから、誰か…早くるしあを、……
さて、此処まで見て貰えば分かる通り、この世界は救われない世界、愛しい人は帰らぬ人となり、それを悲しむ少女が1人、この世界はもう停まってしまった世界だ。
この世界が動き出すのは、もう少し先の話である。
ココ会長は、どの世界でも、桐生会っていう名前がとても立派な風紀委員を作っています。みんな親しみを籠めて、会長って呼んでいます。
ごちゃごちゃしてて見辛いけど…許して…許して…
一人称…いやーキツイっす!だからもう三人称しかやらないからな!