チームDX3906の結成当初からツインターボはいました。
彼女の逃げは、僕の固有スキル第四戦速と相性がとても良いものでした。
最初こそ第四戦速に振り回されていましたが、彼女もだんだんと使いこなすようになりました。
しかし、僕たちは調子に乗りすぎてしまったのでしょう。
そのころ、僕とタキオンはある薬剤の研究をしていました。
それは人間もウマ娘も忘れた太古の川との接続を果たすという代物でした。
もし、それが成功すれば・・・ウマ娘は今よりもっと早くなるという予想していました。
「ねえ!ターボ実験に参加してみたい!」
そして、僕たちは・・・
僕たちは子供の手を取って、どこに行こうとしたのでしょうか?
「アンタが死ぬべきじゃなかった!」
泣くダイタクヘリオスにタキオンはこう言うしかありませんでした。
「そうだね・・・私も・・・そう思うよ・・・」
ヘリオスの言葉は本心でなかったかもしれない。
でも、僕は知っていました。
タキオンの返事は本心だったということを。
その日から、タキオンは静かに傷を育てていきました
『勝手に記憶を捏造した上に、担当バを殺すんじゃない。
そのルートだと、私、浴槽内で自殺図って、今度は神経系だけ水槽にぶち込まれるじゃないか。
それに、読者諸賢が元ネタ理解を知っているとも限らないんだぞ』
(でも、事故が起こったのは事実なんですよねえ・・・)
『でも・・・お腹壊しただけじゃないか』
(まさかお腹壊すだけで済むとは思いませんでしたよ)
この騒動はコギト製造禁止というルールが定められて終結した。
ちなみに、これは学園史上三番目の悲劇とされている。
一番目は未だに誰も語る勇気はないが、二番目は『会食会の悪夢』として知られている。
あの事件の日ほど、トレーナーは自分の海鮮嫌いを感謝したことはなかった。
オグリキャップはあの事件で一番悲惨な目に遭ったともいえるかもしれない。
あの主菜のカニ身乗せマッシュルームをもりもりと食べてしまっていたのだから。
そのせいで、トイレに行くどころか服を汚さない対策をする暇すらなく悲劇を迎えてしまった。
しかも、彼女の専属トレーナーにばっちり見られていて、オグリは完全に気が動転した。
そして、そのまま・・・逆うまぴょいを成功させてしまった。
そんな彼女と専属トレーナーは新婚旅行に行っているので、今は学園にいない。
彼女と仲の良かったタマモクロス(DX3906所属)は少し寂しそうだった。
『というか、
ここで活躍させては、ちょっとアレなんだよね・・・だから事前に退場してもらったというか』
(仕方ないですよ)
ちなみに、次回作の主人公の一人称も【僕】である。(ネタバレする書き手の屑)。
近日公開予定なので、楽しみに待っててほしい。(具体的な日時を言わない書き手の屑)
そんなこんなで、グラウンドで走っているツインターボのところに辿り着いた。
「ターボさん、今日もお疲れ様です」
「あっ、トレーナー///」(-500)
ターボは急にもじもじし始めた。
顔は赤いし、嫌われ度もテイオーより低い。
さすがにトレーナーも異変に気付いた。
(・・・いったいこれはどういうことですか?)
『さ、さあ・・・?』
(僕の知っているターボさんはまだ恋も知らない子だったはず・・・)
当惑していると、急にターボが抱きついてきた。
「急に言うのもなんだけど、ターボいっぱいうまぴょいの勉強したんだ」(-600)
「そ、そうなんですか・・・見るのが楽しみです」
トレーナーは一抹の望みを抱いた。
それはターボのうまぴょいが踊りの方であるという望み。
だが、運命は残酷ではないが冷酷だった。
「ターボ知ってるよ?」(-650)
ハイライトオフ、にはなっていない。まだ輝きは残っている。
だが、その輝きは無邪気なものではなく、妖美な煌きだった。
「ずっとね、もやもやしてたんだ」(-655)
彼女はトレーナーを抱きしめながら語りだす。
「コギト飲んじゃって、ターボ大変なことになっちゃったでしょ?
すごくお腹痛くなって、トイレにも間に合わなくて・・・。
トレーナーは慰めてくれたけど、ずっともやもやしてたの」(-690)
(心が痛みます。どうしてあんな実験しちゃったんでしょう)
『私もだよ、この野郎』
「それでね、同じような目に遭ったオグリに相談してみたんだ」(-740)
(なんで嫌われ度下がるんですか?)
『少しずつ興奮していってるからだろうね(適当)』
「そしたらね、オグリはこう答えてきたんだ・・・。
えっちなところを好きな人に見られたからそんな気持ちになったって」(-900)
『それがエッチなのかどうかは見る人の性癖によるね』
(オグリさんのアドバイスで)
トレーナーの表情が少し暗くなってるのに、ターボは気が付いた。
「あっ、安心して!トレーナー!ターボ、トレーナーの嫌いなことはしないよ!
トレーナーの心が傷つくの嫌だし、そんなことしたらR-18になっちゃうじゃん!」(-900)
数字は-900で一旦ストップしてくれた。
だが、トレーナーはそれどころじゃなかった。
明らかにターボの口から発されるはずのない単語が発されたからだ。
「あ、R-18って、どこでそんな言葉を・・・!」
「言ったじゃん?いっぱいうまぴょいの勉強したって」
そして、彼女は耳元で囁く。
「ターボ、まだまだ大人じゃないけどさ、いつまでも子供というわけでもないよ?」(-1000)
気を張っていないと、全身が蕩けそうなほど甘い声だった。
「タ、ターボさん・・・」
「じゃあ、またね!トレーナー!」(-1000)
トレーナーはそのまま彼女が立ち去るのを見るしかなかった。
『これは伸びしろがあるねえ』
「・・・そうですね」
おまけというか説明
【第四戦速】
チームDX3906のトレーナーの固有スキル。
桐生院葵が『鋼の意志』持ってるのと同じことである。
このスキルは発動時に一定の超加速を実現する。
どの脚質とも相性はいいが、どういうわけか『逃げ』の方が一番加速しやすい。
もちろん、デメリットも存在する。世の中、うまい話はそう簡単にはない。
少しでも減速した瞬間に、数多くのマイナス効果が発動したウマ娘自身に付与されてしまう。
なお、このスキルをトレーナーが開発したとき、彼はあるSF小説を読んでたとのことだが・・・?
作者はにわかなので、かなり適当なスキル設定であることをご了承いただきたい。