ビバ近未来
どれほどの時間気を失っていたのだろうか、瞼を通してぼんやりと伝わる外からの光でジュラ・パズズは目を覚ました。
すぐに自らの胸に手を当て、心臓が動いていることを確かめる。
不思議と体に痛みは無く、疲労も…というよりは自身の体重すらあまり感じない。
それに、気づけば辺り一面は広さも高さもハッキリしないどこまでも純白の空間に変化している。
そこは明らかに先程までの薄暗い研究室ではない。
むしろ彼の今までの経験で例えるならば、地界に来る途中で通った謎の空間にいるときの感覚が最も近しいもののように感じられた。
『ここは…って、イオン達はどこだ?あのムチ女もいねーし…もしかして俺ホントに死んだ?天国来ちまった?』
冗談めかして言った言葉に答える者はいなかった。
自分の置かれた状況に混乱する彼の目前に突如光の柱が出現し、内部に鎖で繋がれたドラゴンのような者の姿が浮かび上がる。
それはつま先から頭頂までゆうに6mを越えようかという人型生物で、両手には鉄板をもちり紙の様に引き裂いてしまいそうなおどろおどろしい爪を携えている。
だが、それよりもっと目を引くのは背中にある巨大な翼と腰から伸びる頑健な尻尾、両肩から伸びる棘状の構造の3点だ。
『なんだ…こいつは?「竜人」か?いや、でもそれにしては…』
繋がれたそれが静かに目を開き、ジュラの顔をマジマジと見つめる。
しばし目が合う二人、謎の生物の瞳は無数の星を湛えた銀河の様に輝きを変動させていた。
徐に生物のエネルギーが膨れ上がり、鎖が数本まとめて弾け飛ぶ。
何とかその破片を回避したジュラだったが、生物が光の柱を消し飛ばすために解放した次なる力の大きさになすすべもなく吹き飛ばされる。
何とか体勢を立て直した彼の目に飛び込んできたのは砕けた光の欠片が降り注ぐ中、薄い膜状の翼を目一杯に広げ、並みの丸太よりも太い尻尾をゆらめかせた神々しさすら感じる存在だった。
ここで彼は確信する。
ここは少なくとも天国ではない、あるはずがない。
天国にこんな非友好的な怪物がいるならば、世の中において文字通り死んでも来たくない場所として伝わっているはずだ。
『コォオンロォォォォォォンーーーー‼︎』
怪物が高い声で咆哮し、触発されて震える空間が戦闘開始を告げるゴングの代わりとなった。
背後で大規模な爆発発生、それすらも無視してひた走る。
当然、反撃するなんてことは一切考えられる状況ではない。
見渡す限り隠れるのに都合のいい場所などは一切存在せず、空間の広さにあるかどうかもわからない終わりが来たときが彼の命運が尽きるときだろう。
そう確信できるほどジュラと怪物の力には大きな開きがあった。
『くそっ…なんだあのバケモンは!レベルが違いすぎるだろッッ!』
彼自身肌で怪物のヤバさはヒシヒシと感じており、その力は闘う中で死すら覚悟したヴァニラのそれを上回り、むしろ自身の祖父や箱の男のような規格外を生きる連中に近しい悍ましさを秘めている。
オマケにジュラの魔法はそのことごとくが効果なしときた。
そんなのが純粋な殺意による攻撃を機械的に連発している姿はまさに正真正銘のバケモノと呼べるだろう。
スッカラカンだった魔力がいつのまにか補充されて体も動けるようになっているのが不幸中の幸いだ。
尤も、この力の差では火山に氷一粒を投げ込むようなもので、大して意味は無いが。
怪物の突起から紫色の雷撃が迸り、ジュラの髪を焼きかねないほど近くを通り抜けた。
『あっぶねぇ…4センチずれたら死んでるぞ…ってかあの電撃にまで気を配ってちゃあとてももたねぇよ。くそッ!』
怪物は鼓膜を直接叩いてくるような大音声を上げ、ほんの一瞬にして膨大な数のエネルギー弾をジュラの周囲につくりだした。
『っっ、やべっ!』
一つ一つが半身を消し去る威力のエネルギー弾が同心円状に取り囲んでいる彼に逃げる術はない。
残された手段は最後の足掻きか全てを投げ出して来世に期待するかの二択だった。
彼一人であったならば。
突然ジュラの目の前に現れた人物が彼の腕を掴み引っ張る、それによって二人は猫が建物の隙間を潜り抜けるように包囲網を抜けたのだった。
『まったく、ちょっと焦げちまったじゃねーか。すっとろいおめーのせいだぞ、一つ貸しだからな?』
ジュラを救った見たキツイ口調の人物は、ペールグリーンのツナギを纏うショッキングピンクのロングヘアーが眩しいスタイル抜群の女性だった。
その視線に気づいた彼女は意地の悪い笑みを浮かべた。
『お、なんだ?私にホレちまったかぁ?悪いがガキは願い下げだぜ。』
『んなこと言ってねーだろ!…助けてくれてありがとう、でもアイツは危険だ。狙われてるのは俺なんだしあんたを巻き込むわけには…』
彼女が鼻で笑う。
『そのみっともねぇザマでよく言うぜ。安心しな、この戦いにゃ私も手助けするメリットがある。お前がくたばったらイオンが明日にも不注意で死にかねないからな。』
『は?なんでイオンの名前を…』
不意に襟首を掴まれ、背後へと引っ張られる。
次の瞬間、先ほどまでジュラが立っていた場所を紫色の雷が貫いた。
『貸し二つ目な。よくこのどんくささで私に意見できたもんだ。あと、私の実力を過小評価することも許さねえ。』
彼女が指を鳴らすと怪物の上のそれまで何もなかった空間から巨大なパイプレンチが突き出し、怪物を地面にたたきつけ押しつぶした。
『ほらよ、ざっとこんなもんさ。』
『お…御見それしました…』
『そーだろそーだろ、もっと崇めてもいいんだぜ。(ま、勝てるかどうかは別問題だけど)』
ジュラの目に希望が宿ったのを見つつ彼女は口に出さなかった言葉を心の中で付け加えた。
ふと彼女が誰かと話し始める。
『ぶっ飛ばすぞ白もやし。ん、イオン、ジュラと喋っとくか?』
『………………………』
『だろーと思ったぜ、ほらよ、今代わるぜ。』
ジュラの目の前に小さな球体が現れ、くぐもった音を発し始めた。
『ジュラ?どう、私の声聞こえてる?』
装置が閃光を放った後、一番先に目を覚ましたのはイオンだった。
『うーん、ここは誰…私はどこ。』
うっすら目を開けた彼女は目撃する。
空中に浮いた半透明の光る板、見たこともない奇妙なそれに映し出されているのは竜人のような怪物に追われる人の姿…それも、間違いようがないよく見知ったジュラの姿だった。
とっさにジュラが倒れていた場所を確認するイオンだったが、さらにわけがわからないことに依然変わりなく彼は同じ場所で倒れていたのだ。
『あぁ…頭が割れそう…クソガキが…』
頭から流れ出た血が服を染めていくことに意識を向ける様子もなくクイーンが立ち上がり周囲を見渡す。
『なるほどねえ…【マノン】!』
クイーンの手元に光弾が出現し、イオン目掛けて飛んだ。
あまりに突然な襲撃にほぼ反応が間に合わなかったイオンだったが、光弾とそれが巻き起こす爆発は彼女の目の前で停止し、まるで最初から何もなかったかのように消失したのだった。
『頭が回ってないわ、やっぱり。自分で拵えた魔力プロテクトを忘れるとはね。』
『い、いきなり攻撃されるとびっくりするからやめてほしいかなーなんて。』
『黙ってなさい侵入者。ほんとはもうとっくにスターフルーツに消されてたものを…ほんの少し寿命が延びてるのを感謝してほしいものね。』
イオンを一睨みするとクイーンは頭をタオルで抑えて計器が並んだ台座をいじり始めた。
『あーちくしょう、ほんと余計なことしてくれるわ。ならいっそあっちから消して…』
『なんの話してるの?』
『あなたに話す義理なんて…ま、いいでしょ。冥土の土産に教えてあげるわ。』
クイーンが椅子に腰を下ろし、机に置きっぱなしの瓶の中身を飲み干した。
『ぷはっ、まずぅ。えーとまず何から話そうかしらね。あなたが一番気にしてそうな彼の状況からでいい?まず、彼は死んだわけではないわ。そこは安心して頂戴。まぁかといって生きてると言えるかどうかも微妙なんだけど。』
『どういうこと?なんでジュラはよくわからない場所でよくわからない怪物に追い回されてるの?』
『質問は一つずつがいいわ、余裕こそが美しさなのだから。まず、さっきからあなたが怪物とか呼んでるその子にも名前はあるの、気をつけて頂戴。』
『あ、ごめんなさい』
『素直でよろしい、…その子はスターフルーツ、私が作り上げた最強にして至高の「アンドロイド」…世界に名だたる名画や彫刻だって跪く究極の芸術品よ‼︎…まだ単なるデータだけど。』
『アンドロイド…やっぱりあの二人もそうだったんだ、すごいなぁ……』
機械を扱う者として本気で感動したイオンの目が輝く。
彼女は明らかにここが敵地であることを忘れていた。
心なしかクイーンの気分も良さそうだ。
『もっと賞賛してもいいのよ?さて、そのスターフルーツとそこの彼が一緒に居るワケだけど、どうも彼の意識があの仮想空間に紛れて入り込んじゃったみたいなのよねー。困ったものだわ。』
『…へ?それってつまり……ジュラの脳みそは機械になっちゃったってこと⁉︎部屋に発電機置いてあげなきゃ…』
『いや、どうしてそうなるんだい⁉︎ジュラ君はどこからどう見てもさっきと変わらないよ!』
目を覚ましたランスがイオンの斜め上の解釈にツッコミを入れるが、以外にもクイーンはその言葉を真剣に受け止めたようだ。
『いや…超解釈であることは否定しないけど、あながち間違いってわけでもないわよ?何しろ今、彼の思考の全てはここのマザーコンピュータの中で行われてるんだし。』
『そんなことなどありえ…』
『あっあー、その先は言わないでくれる?私アリエナイって言葉が一番嫌いなの。自分の出来の悪さに目を背けて、逃げるしかできない負け犬の鳴き声ってカンジで不快だわ。』
『…失言だった、撤回させてもらうよ。』
『それでいいのよ。とはいえ理屈が気になる気持ちはわかるわ、私だって詳しいことはよくわかってないもの。…ここからはあくまで根拠のない推測になるんだけど、私は人間とこの子みたいなコンピュータにさほど違いは無いと考えてるの。先日、カラクリ式嘘発見器なんてオモチャが出回ってちょっとだけ好事家の耳目を集めたのはご存知?私もどんなものか使ったうえでケチョンケチョンに嘲ってやろうと思って買ったんだけど、頭にバンドを巻くだけで的中率100%…心底驚いたわ。』
『宣伝かい?』
『茶化さないで、本当に大事なのはここから。その装置は明らかに嘘を吐いた者の何かを読み取っていたの。結局分解しても仕組みは完璧にはわからなかったんだけど、今日確信を持てたわ。装置が読み取っていたのは意識そのもの、嘘に伴う罪悪感が引き起こすわずかな動揺、脳というコンピュータを駆ける………ただの電流よ。』
ある意味で人の心を否定するようなその言葉にランスが真っ先に反論する。
『…先程の言葉は覚えている。その上で言わせてもらおう、あり得ないと。君の仮説では私達の意識は全てただの電気エネルギーの悪戯ということになる。だが、自分の血を引く子供が生まれた喜びが、かけがえのない者を失った悲しみが…人間の感情を、記憶を、それだけで説明できるものか?』
科学的とは言い難い感情論、クイーンはそれを論ずる価値も無いと身振りで示す。
『信じないなら結構。単なる狂人の妄言としてもらっても構わないけど、捌かれたカエルの足だって電気流しゃ動くし、何よりあなたの目の前には意識と思考を全てただの電気信号に置き換えられた存在がいるのは考慮してほしいわね。』
普段とは違い言葉に怒気が乗るランスだったが、一方イオンはその仮説をすんなりと受け入れていた。
『………よくよく考えてみたらアミンもおんなじ感じなのかも。だとしたら不思議はないよねぇ。』
『あなた話がわかるわね、ここで消すのが惜しいくらいだわ。さて、そろそろスターフルーツが彼を始末する頃でしょ…』
研究所内に突如鳴り響く警報音。
それはマザーコンピュータへの不正な侵入者へと向けられたものだった。
『何事⁉︎今日って日はほんと…とにかく速やかに検出・防御を、』
『無駄ダゼ、くいーんサンヨ。最高ニシテ至高、究極ノ助ッ人ガ来チマッタカラナ。』
聞き覚えのある不遜な話し方にイオンの顔が一気に明るくなる。
気づけば、彼女は叫んでいた。
『アミン‼︎ジュラを助けて‼︎』
『テメーハイツモドオリダナァ、迷イガネェ。アタボーヨ、あみんサンに任せな。』
スクリーンの中にショッキングピンクの髪を乗せた女性が舞い降りる。
彼女はアミンの仮の姿(デザイン:イオン)であり、電子の世界で戦う力でもあった。
彼女は3人が見つめる中、あっという間にジュラをピンチから救い出し怪物スターフルーツに重い一撃を与えたのだった。
『やったー‼︎さすが私のアミン‼︎』
『敬服するよ…私はただ態度が悪いだけのコンピュータなのかと…』
『ブッ飛バスゾ白モヤシ。ン、いおん、じゅらト喋ットクカ?』
『うんうん、しゃべるしゃべる。』
『ダロート思ッタゼ、ホラヨ、今代ワルゼ。』
ガチリと何かが切り替わったような音の後、彼女はゆっくりと問いかけた。
『ジュラ?どう、私の声聞こえてる?』
『イオンか⁉︎俺は変なとこで変な奴と、変な怪物に追い回されてる‼︎そっちは大丈夫なのか?』
『うん!それで、すごく言いにくいんだけどジュラのいる場所はどうも機械の中なんだって。詳しいことは後で話すから今はそういうものだって思っといて。』
『???…わかった!(わかってない)こんなとこに長居したくないんだが、どうすれば脱出できるかわかるか?』
『ちょっとまってて、今クイーンさんに聞いてみるか…』
乾いた銃声が鳴り響き、イオンの側に置かれていたマグカップが粉々に砕け散る。
『ヤな薬も飲んだってのにまだ狙いが定まんないの?ホント面倒だわ。』
クイーンの手には黒光りするピストルが握られ、硝煙を立ち昇らせるその銃口はイオンに向けられていた。
『奥の手は持っておくものね、こんなもので決着をつけるのは科学者として多少プライドに傷がつくけど命あっての物種だわ。』
どうも魔力プロテクトというのは魔法以外の攻撃にはとんと無力らしく利用できそうにない。
クイーンが撃鉄を起こし狙いを定めた。
『それじゃ、さよな…』
『待てっっ‼︎』
彼女は溜め息を吐いて水を差したランスを睨みつける。
『何?悪いけど私あなたには興味ないの。この後で脳天に穴あけたげるから順番守って楽しみに待ってなさい。…それ、何持ってるの?』
彼の手には何やら泡立つ緑色の液体が入ったフラスコが握られていた。
その口に栓は見当たらない。
『さっきのガス、君からのプレゼントだろう?お返しを用意しなくちゃと思っていてね…トリガーを引いて私達とともに吹き飛ぶ覚悟はあるかい?』
すでにあたりにはうっすらガスの臭いが漂い始めていた。
苦々しい表情を浮かべたクイーンが黙って銃を下ろす。
『ありがとう、ランスさん。…教えてクイーンさん、どうやったらジュラはあの中から出てこられるの?』
しばしの沈黙後、クイーンはアッサリと告げた。
『さあ?すでに事態は私の予想を超えてるし、わからないってのが正直な答え。でも彼があの空間で死んだら意識が完全に破壊されるかもしれないし、そうなれば今度こそスターフルーツホログラムであなたたちも始末するってことは言っておくわ。』
『じゃあジュラ君はッ…』
ランスの問いかけはスクリーンに映る高熱で融解しながら吹き飛ぶパイプレンチを見たことで中断された。
液状になった金属を体から滴らせながら立ち上がるスターフルーツ、その姿はランス達3人を戦慄させるには十分すぎた。
画面に映るアミンの表情からも焦りが読み取れる。
『チッ…見タ目通リノばか力ダナ。いおん、ソコノこんとろーるぱねるカラコッチニ干渉デキルカラヨ、無理サセテ悪イガ手伝ッテクレ。ヤリ方ハいおんナラ使ッテリャワカルダロ。』
イオンが物陰として使っていた大きな機械が起動し、液晶に様々な表示が浮かび上がる。
『わかった!やってみる‼︎ランスさんはサポートをお願いします!』
彼女が当てずっぽうにキーポードを叩くたび、画面の向こうではわけのわからない形のものが出現し跳ね回っていた。
サイコロ、エビの尻尾、チョコレート…出現するものを手当たり次第にスターフルーツにぶつけて逃げ回っていたジュラがいよいよ追いつかれそうになった刹那、2人の間に巨大で分厚い溶接面が出現しスターフルーツのくりだした手刀を防ぐ。
『なんとなく理解できたよ!じゃあ早速反撃しよー!』
意気込む彼女が次に作り出したのはスターフルーツを取り囲むように配置された無数のマイナスドライバーだった。
逃げ場無く包囲網を張ったそれが中心のターゲットに向けて動き出した瞬間、突如現れた大きな剣の乱舞によってその全てが切り刻まれる。
『その空間を操作できるのは何もあなただけじゃあない…ましてや、ここにいるのはこの世界を支配するシステムの開発者よ?誰よりも理解しているわ。』
いつのまにかクイーンが別のコントロールパネルの前に立っていた。
『形成逆転とでも期待させたならごめんなさいねー。あと、余計な通信されても面倒だからスピーカーも切らせてもらうわ。これで条件は互角、私はスターフルーツ、あなたはそこの仲良しお二人さん、駒と盤上をうまく操作した方が勝者よ。』
全ては電子の流れに委ねられた。
スターフルーツの制作は過去に一度失敗してたりします。
彼女のリベンジマッチはうまくいくのやら。
登場人物
スターフルーツ
製作者のクイーン本人が最高傑作と認める自律式人型アンドロイド。
モデルは希少な竜人で、真空や高温高圧にも耐えうる設計になっている。
加えて、高度な知能と魔力エネルギー変換放出機能を備える(予定)。
クイーン曰く、完成すれば王国の三枚盾を凌駕する存在になら得るとのこと。
用語集
竜人
ドラゴンの様な特徴を備える人型生物。
爬虫類(鱗王目)からの収斂進化だと考えられる。
アンドロイド
クイーンの作品群の通称。
生身の柔軟さと機械の正確性を併せ持つ。