田村・スマラグディナの憂鬱   作:ガチャピン三世

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田村・スマラグディナの憂鬱

 

 

 

 

 

 

 

濃密な光化学スモッグに覆われる街であっても、薄ぼんやりとした太陽が昇り、ガスの吹き溜まりの中から高層ビルが林立する都市に朝の訪れを知らせてくる。

 

田村はその日、普段よりも一時間早い午前5時に目を覚ました。30歳がもう目の前にまで迫ってきている体は、脳が覚醒したとしてもすぐにはエンジンがかからない。指で目尻のやにを払い、まだ寝かせろと抵抗するまぶたを重々しく開け、年単位でクリーニングに出していない、汚れの染みこんだケットをのそりとかき分けてようやっと半身を起こした。

枕元で充電していたデータ端末を起動させると、着信はなく、深夜に届いたメッセージが一通。メールソフトを起動してみれば、送り主は『モモンガ鈴木』と表示されていた。

かつては受信ボックスを埋めるほどに頻繁に連絡を取り合った仲だが、5年前の転属をきっかけに疎遠となってしまった、懐かしい名前だ。

田村はふと、お人好しで、仲間内の和を大切にしていた骸骨のアバターと、その向こうで笑う痩せ気味の男の顔を思い浮かべた。メッセージの内容は、ひと月前のものと同様、最後の日くらいは会えないか、いつもの場所で待っている、というものだった。

要約すれば二言で終わる文面ではあるが、10行に及ぶメッセージは田村個人にあてた言葉がいくつも見え、これを40人の仲間それぞれへ一通ずつ書き上げたのか、と、田村は頬を引きつらせた。

ゆっくりと、噛むように、メッセージを読み終えると、端末を裏に伏せてベッドへ置いた。裸足のままで少し冷たい床を踏む。ぐっと両手を突き上げて伸びをして、いつからか悲鳴を上げ始めている腰がびきりと痛んだ。

 

くすんだシンクで泥水のような合成コーヒーを淹れる。製造会社のロゴが誇らしげに印刷された瓶から2センチ角ほどのキューブをカップに落とし、湯を注げば出来上がりだ。

オーガニック・コーヒーの持つ風味や香りには目もくれず、苦味と酸味、それからカフェインを適当にぶちこんで、何を考えているのか灰色になるよう調整された合成コーヒーであるが、むしろ近年の田村はこれを好んでいた。

かつては100年前に刊行された資料本をかき集めるほどコーヒーという飲み物に興味を持っていたが、数年前、念願かなって本物のオーガニック・コーヒーといわれるものを味わって以来、すっかり熱が冷めてしまい資料本も処分してしまった。目玉が飛び出るような値段だった割になんの味も香りも感じられず、湯気を立てる黒い液体を一息に流し込んで、ひりつく喉を抱えて逃げるように店を出たことを、今でもはっきり覚えている。

田村の朝はいつもスクロース・タブレットと粉末ミルクを多めに入れたコーヒー一杯だが、今日この日だけは、コーヒーを少しだけ多めに作り、誰もいない自分の向かいへ、来客用のマグカップを置いた。

ふらふらと揺らめく湯気の先に、リアルでは数回会ったことがあるだけの、しかし濃密な時間を共に駆け抜けた友人の姿を思い浮かべながら、田村は目を閉じて謝罪する。

 

「でも、それはできないんだ。ごめんな、モモンガさん」

 

もう一度端末を手に取り、メッセージを最初から読み返す。モモンガからのメッセージは、

「新しいお仕事、最後まで教えてくれなかったけど、ユグドラシルの運営チームなんですよね。一つのギルドに肩入れできないのもわかります。それでも、私はもう一度、タブラさんと、そして皆とナザリックで会いたいんです、わがままを言いますが、どうかよろしくお願いします」

と、いかにも彼らしい、しかしどこかイメージにそぐわないような印象を受ける文面で締められていた。

田村は粘り気すら感じるコーヒーを一気に喉へ流し込み、端末をスリープモードに落として、ぎゅっと唇を結んで立ち上がった。昨日のうちにクリーニング用の薬剤を吹き付けてある、病的な白さが目に痛いシャツを羽織る。

社会人とやらになって十数年、なんの意味があるのか未だにわからないが、自分の首を締め付けるためだけの細長い布切れを手に取った。まるで首輪だが、これで気持ちが切り替わる。今日の始業時間は早い。

 

**

 

出勤の時間が変われば、人も広告も顔ぶれが変わる。

普段よりも少しゆとりのある地下鉄で、田村はぼうっと車内吊り広告を眺めた。

かたん、かたん、車内の揺れに合わせて、広告のイラストも踊る。目がちかちかするような忙しない映像とともに、耳に残るよう計算された音楽と文句が脳を揺さぶった。下層市民は、屋外でのデータ送受信端末の操作が固く禁じられていて、こうして短くない通勤に費やす時間のほとんどは、広告を眺めるくらいしかすることがない。田村の隣に座る年かさのサラリーマンは、口と目を半開きにして、何を見ているのか。

脳みそのしわにからみついてくるかのように繰り返される広告のフレーズを、なんとなし口の中で遊ばせているうちに、地下鉄の揺れが止まる。「ネオサワメ、ネオサワメ」。一斉に流れだす足音に、田村もその身を委ねた。

ネオサワメ駅を出れば、もう田村の勤める会社は目と鼻の先だ。建物も道も毒々しい化学物質が染み込んでいるのが当たり前な下層市街において、誇らしげに社名と、その由来となった大樹を模したロゴが刻まれた銀色のプレートだけが不釣り合いに輝いていた。

 

三度のエア・シャワーを通り抜け、社屋内に入った田村は視線を上に持ち上げる。飾り気のない社内であるが、エントランスにだけは透明な建材が使われており、明るい上層を優雅に歩く役員達の姿が見えるのだ。会社は社員の向上心を刺激するため、などと説明しているが、垂直に30メートルも離れた階層で、手触りのいい透明な壁は指をかける窪みの一つも見当たらなかった。

田村は数度頭を振り、どうでもいい考えを振り払う。

彼の首から下がる社員証は、出勤から退勤まで、秒単位で彼の動向を追っている。社内で仕事をしていない時間のぶんだけ給金が引かれていく。早く自分の端末の前に座らなければならない。

 

**

 

ゲームマスターの権限が付与されたVRヘルメットの中に映し出される『ユグドラシル』の世界は、かつて一般プレイヤーとして馴染んだものとは程遠く、各プレイヤーのログイン状況やバイタルデータで埋め尽くされていた。人間の持つたった二つの眼球でこれら全てを処理することは不可能であるため、田村の頭を覆う特別製のヘルメットは、神経接続を通して直接脳にデータを送り込んでくる。

VR機器を用いたオンラインゲームは、この管理システムを導入することでユーザーの安全性を高め一世を風靡したが、反面、脳に過剰な負担を強いられる運営チームは、長くて三年で体を壊すと言われるようになった。そんななかで五年間もの長期間を勤め上げている田村は、もはや他のスタッフからの尊敬を一身に集める最古参といえた。

 

並行して九つのサーバーの稼働概況を監視しながら、田村は特異なバイタルを示すプレイヤーを強制シャットダウンする。長年遊んだゲームの最終日にこんなことをするのは心苦しいが、血糖値をはじめとする数値が軒並み衰弱状態を示していては、どのみちサーバーダウンの時間まで持つまい。何日徹夜したかは知らないが、顔も知らぬプレイヤーの『ユグドラシル』生活はここに終わりを告げたのだ。

田村は、膨大なデータを脳内で処理しながら、つとめて自分の、生の視界に意識を向ける。ヘルメットの中は全くと言っていいほど光が入って来ず、何も感じない。感じる余裕もない。

ほとんど無意識のうちに、今の政治体制に批判的な発言をしたユーザーのアカウントを凍結し、数年分の会話ログを遡って作成、公安組織に通報する準備を整えた。そんな自分を、田村は真っ暗な視界の中で、どこか他人のように思っていた。

 

午後11時を回るころ、田村を断続的な頭痛が襲うようになった。

サーバーに意識を向けると、アールヴヘイムでワールドアイテムの大盤振る舞いが行われたらしく、送受信するデータの量が二桁ほど増えていた。左手でアームを操作し、会社が用意している栄養ドリンクを喉に流し込む。脳の痛みが一気に消えるが、それがどのような薬効成分によるものか、田村は深く考えないようにしていた。どうせ『安物』だ。

 

それから一時間もしないうちに、事は起きた。

最後の一分間、全ワールドへカウントダウンを告げる田村に、部下からの急報が届く。

ヘルヘイムのデータを担当する社員が、突如鼻血を噴き出して倒れたというものだ。脳内にデータを走らせる以上、急激に送受信データが増大すれば脳がやられる。恐らくはそれだろう。

田村は一瞬悩んだが、医者を手配することも、代理の管理者を立てることもしなかった。どうせあと三十秒もない。その間くらい、放っておいても問題はないだろう。データの処理を最小限に絞り、カウントダウンに意識を戻す。

 

3、2、1。田村は『ユグドラシル』の全サーバーを停止させる瞬間、不思議な幻を見た。

 

**

 

 

 

 

巨大な、天を衝くような茶色い塔があった。

その上部は不気味なほど深い青色の空へ溶け込み、先端は霞んで見えない。

ばらばらと、空から破片が散ってくる。嗅ぎ慣れた、すえたような臭いから、この塔が腐りはじめているのだとすぐにわかった。

大きな塊が、不思議なほどゆっくり降ってくる。つやのある緑色をしていたそれも、ゆらりゆらりと揺れるうち、ぐすぐすと端から赤茶けて腐っていく。田村が見た塊は九つ。そのうち八つは、田村からはずっと遠く、空の青とはまた違った紺色の水面へと落ちていったが、一つだけ、彼の眼前へふわりと舞い込んだ。

しぜんと両手を掲げて受け止めてみれば、両手でも抱えきれないほど大きく、軽かった。ほとんど腐り切っていたけれど、最後に残った緑色の部分をきらめかせ、手のひらに収まる程度の光の玉へと変わった。

田村は、知らずのうちに微笑んでいる自分に気付いた。理由はわからないが、きっとすばらしいことが起きたにちがいない、と感じていた。

田村が顔を上げると、すでに八つの光が空の彼方へ向けて飛び立っていた。一呼吸おいて、田村も手元の光を空へと押し出した。

見上げる空に光が流れていく。追いかけようか、と田村が思った瞬間、少しだけ体が軽くなったような気がしたが、足裏を引っ張るにちゃにちゃした下層市街の地面の感触を思い出してしまい、それきり、光を見失ってしまった。

 

 

 

 

**

 

気がつけば、田村の視界いっぱいにシグナルロストの文字が踊っていた。

一つ息を吐き、ヘルメットを取る。事務所内をぐるりと見回し、血まみれのデスクに突っ伏している一人の部下の姿を認めた。田村よりも一回り年上の社員で、四年前からこの仕事についている。今までの無理が祟ったのだろう。

 

「ずまな……い?」

 

手近な部下に、医者の手配を頼もうとしたが、うまく発音が出来ない。胸元に目を落とせば、自分の鼻から下が真っ赤に染まっていた。

鼻の穴に猛烈な違和感を覚え、何かがこぼれる感覚に慌てて手を差し出せば、湿った咳とともに赤黒い塊が手の中に落ちてくる。

ぐらり、と世界が揺れて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

**

 

 

田村が目覚めたのは、それから二日後のことだった。

薄汚れた病室に並ぶ八つのベッドは、どれも生気を感じさせない顔が、似たような体勢で転がっている。

靄がかかったままの頭をぼんやり回し始めたところで、田村は自分を見下ろす視線に気付く。

大柄な男だ。この時代に珍しく、整えられた短髪と、ぴりっと糊のきいたグレーのスーツを着こなしている。

田村は直感的に、ああ、上層のやつだな、と感じた。だからこそ、男が差し出してきた名刺に、少し離れた下層の街にある警察署の名前があったことに驚いた。

 

「ネオフゥト署、刑事一課の多治見と申します。VRゲーム『ユグドラシル』の管理運営主任、田村さんですね。『ユグドラシル』プレイヤーが複数名死亡した件について、お話を伺いたい。お時間、かまいませんか」

 

多治見と名乗った男の声は低くよく通り、どこか聞き慣れたもののような感じがした。

田村は、多治見に感じる懐かしさの理由を記憶の中に探しながら、体を起こし、喉の奥に張り付く乾いた血を、咳で押し出した。皺だらけのシャツの袖で口元をぬぐって、そこではじめて、『ユグドラシル』のプレイヤーに死者が出た、という言葉の意味にたどりついて、顔を青ざめさせた。多治見を見上げる。田村を責めるような視線は、今のところ感じない。

 

「病院の先生からは、外出に問題はないと言われました。場所を変えましょう、ご同行願えますか」

 

多治見の硬い言葉に、田村は頷くことしかできなかった。促されるままベッドから降りて、死体安置所を思わせる病室を後にした。

 

 

 

 

「……そして、倒れた部下を介抱する医者を手配しようとしたところ、急に目がくらんで立っていられなくなったんです。次に気がついたら病室でした」

 

自分の覚えている限りを、震える声で話し終え、田村はスクロース・タブレットを二つ口に放り込み、ぬるくなった水を呷った。責任感を仮面として必死に記憶を浚い、見たもの聞いたものをひととおり吐き出し切った。背中と脇を冷たい汗が伝っている。がりがりと、音を立てて頭に爪を立てた。田村の頭皮からむりやり剥がされて落ちた白い皮膚片が、茶色く変色した半透明なテーブルカバーにぱらぱらと降った。

 

 

 

田村の向かいに座る多治見がメモ帳になにがしかを書き付け、表情をぴくりとも動かさずに灰色のコーヒーを一口すすり、息をつく。

 

「あなたが気を失うまでのことについて、よくわかりました。ここからは田村さんの主観で結構です、他に気がついたことや気になったことはありませんでしたか?」

 

多治見の視線が手元から外れ、田村を見た。視線はひとところに留まらず、顔色が良くない。これ以上突いても負担になるだけか、と判断した多治見は、ぱたりと音を立てて黒いメモ帳を閉じた。

 

 

 

多治見が口を開こうとしたとき、頭を掻き回していた田村がおずおずと目をあげる。怯えた目だ。

 

「あの、刑事さん。本当に、亡くなった人の名前は、その、鈴木さん、といわれるんですか。鈴木悟、さんですか」

 

「……お知り合いですか?」

 

田村の目が暗く落ち、なかなか出てこない言葉を口の中で転がした。ややあって、「友達、なんです。『ユグドラシル』で昔よく遊んでいた」

 

多治見の顔色がさっと変わったが、うつむいたまま話を続ける田村は気づかない。

 

「10年くらい前に『ユグドラシル』のゲーム内で知り合って、気が合いました。刑事さんには分からないかもしれないですけど、ギルド、ええと、チームみたいなものを作って、かなり大きな、有名なギルドだったんですよ。何度かリアルで会ったこともあります。うん、そうだ、楽しかったんです」

 

「でも、五年前、『ユグドラシル』の運営チームに異動になって、プレイヤーとして遊ぶことができなくなって、それきり疎遠になってしまいました。『ユグドラシル』の最終日くらい会えないか、と何度かメールももらいました、でも私は返事をしなかった。仕方がないじゃないですか、こっちは仕事でやってて、管理権限も持ってるんだから。一般のユーザーとは、たとえプライベートでも一緒に遊んだりはできませんよ」

 

「あのギルド、方々から恨み買ってたから、メンバーの一人が運営やってるなんてどこかから漏れでもしたら、きっとめちゃくちゃに叩かれる。俺、それだけは嫌だったんです。大好きなギルドの仲間たちや、大恩ある彼がいわれのないことで悪し様に書かれるようなことだけはしたくありませんでした。でも、やっぱり気になって、最終日、あの日だけは、管理モードでちらちら見てたりはしました」

 

「モモンガさん、あ、いえ鈴木さんのことですけど。あの人は夕方にログインしてからゲームが終わるまで、ずっとギルド拠点、……なんて言うのかな、ゲーム内での俺たちの家みたいなところにいました。きっと、仲間が来るのを、待ってたんだと思います。あの人、律儀な人だったから」

 

「最後に鈴木さんのデータを確認したのは11時くらいでしたけど、その時もおかしな数値はなかったと思います。あったら強制的にでもログアウトさせますから。だから、鈴木さ、モモンガさんが死ぬとか、わっかんなくて、なんで……」

 

 

 

田村がコップに手を伸ばし、口元まで持って行ったところで、中身がもうないことに気がついた。水も無料ではない。粘り気を帯びた口の中で、滑りを取り戻そうと舌をくるくる回した。

 

ふと多治見を見ると、眼前の刑事もまた、襲いかかる耐えがたいものに、唇を噛み締めているように見えた。力を込めて寄せられた眉間の皺をもみほぐし、ゆっくりと口を開く。

 

「田村さん、あなたの後悔は、よく、よく、わかります」

 

「あの人は、『モモンガ』さんは、私が引退する時に言ってくれました。いつかまた遊びに来て欲しい、『ナザリック』はいつまでもここにある、と。残念ながら、彼とはそれきりになってしまいましたが」

 

多治見の言葉に、田村は目を剥いた。なぜ、その名前を。

 

「田村さん、刑事としてではなく、もう一度自己紹介をさせてください。私は『アインズ・ウール・ゴウン』の『たっち・みー』と申します。モモンガさんへの不義理の手前、恥知らずと罵られても構いません。ですが、私は彼の死の真相を明らかにしなければならない、それが、今の私が彼にできる唯一の手向けだと、そう信じています」

 

多治見が言葉を切り、田村と真正面から視線を合わせる。田村は喉の奥から絞り出すようなうめき声とともに、こらえきれず涙を一筋こぼした。

 

「『タブラ・スマラグディナ』、です。お久しぶりです、はじめまして、たっちさん」

 

恐る恐る差し出された田村の細い手を、多治見の両手がしっかりと握り返した。多治見の手の中で、田村の小刻みな震えはゆっくりと収まっていき、そして止まった。その瞳に、もう迷いはなかった。

 

「俺に、何かお手伝いできることはありますか?」

 

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