嘘をつかない君に向くこの気持ちが、僕は分からない 作:あかさ(気まぐれの人)
どもどもあかさです。
久しぶりに小説を書いていきます。
今回はラノベ的な恋愛小説になりそうですが、初心者なので優しい目でお願いします。
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僕は昔から人の心の声が聞こえていた。
おっと自己紹介を忘れていましたね。
僕の名前は廣田 健人(ひろた けんと)
自己紹介が済んだところで話を戻そうか。
それを自覚したのは5歳の頃。それまではなんの声かなーって感じで気楽に考えていた。
一概に心の声が聞こえると言っても、聞こえるのは限定的な場合のみで、相手が嘘をついた時のみ本心が聞こえてくるというもの。
僕がそれに気づいたきっかけとなったのは友達との会話であった。
ある日、友山 寛人(ともやま ひろと) ことひろくんと会話をしていた。
ひろくん「けんちゃんはさ、ゲームってするー?」
けんちゃんとは僕のことである。
僕「あんまりしない!外で遊ぶのが好きだもの!」
最近の若者は元気いっぱいですよね(作者の遠い目)←おい
ひろくん「そっかあ、けんちゃんは外遊び派かあ」
僕「うん!今日は遊ぶ?」
ひろくん「今日は用事あるから!」
(外よりゲームがいいし他の友達と遊ぼっと)
今の若い子って腹黒い...((((;゚Д゚))))←作者出てくんな
僕「...」
ひろくんが不思議そうにこちらを見る
僕「...わかった!」
僕はこれが心の声だと悟った。
普段聞こえないのに嘘つかれた時だけ聞こえるのも酷なもんだ。
聞こえなければ友達との関係も続いてたのかもしれない。
そう、この後僕はひろくんとあまり喋らなくなってしまった。
時は飛んで現在、高校2年の始業式である。
皆は高校2年は青春らしいことを思い浮かべるであろう。
だが僕には関係の無いことだ。
なぜならこの謎の能力に気づいて以降、他人どころか家族とすら話さなくなってしまったのだ。
5歳という幼い時から人と話さなくなった僕は、親はもちろん、仲良くしてた人達に心配されていた。
病院にも連れ回された。
今は両親も諦めて会話のない生活をしている。
両親も僕もその日常はずっと続くものだと思っていた。
いつも平穏が崩れるのは突然だ。
〜〜〜〜〜〜〜場所を戻って始業式〜〜〜〜〜〜〜
僕はいつも通り1人で学校へ行き、1人で休み時間を過ごし、一人で帰る...
はずだった。
こうやって1人で過ごす僕は当然学年どころかクラスメイトの顔も名前も覚えていない。
そして放課後帰る準備をしていた頃。
???「廣田くんってどうしていつも一人でいるの?」
と、唐突に女子から声をかけられた。
僕「いや、その...」
僕は言い淀みながらその女子生徒の名札を見る。
[南條]と書いてあった。
僕が名札を見る時に目を細めてしまったのか、南條さんから
南條さん「あ、ごめんね?迷惑だったよね」
と謝罪を入れられてしまった。
僕「迷惑って訳じゃなくて...」
「名前がわからなくて...名札を見てたんだ...」
南條さんは驚く。
南條さん「去年も同じクラスだったのに!酷い!」
と笑いながら言ってるあたり悲しんではいないようだ。
?「彩香〜早く帰ろ〜」
南條さん「はーい」
南條さんが友達に呼ばれて戻って行った。
南條さんの名前は彩香(さやか)というらしい。
僕は今後南條さんとは話す機会はないだろうと気楽に考えつつ、帰路に着いた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜~次の日〜~〜~〜~〜~〜~
いつも通り1人ですごし昼休みは人のいない空き教室で弁当を食べる。
我ながら美味いと自画自賛しながら弁当を貪っていた時、ガラガラガラ、と音を立ててこの部屋のドアが開けられた。誰が来たのかと顔を上げた時、つい声が出てしまった。
僕「南條...さん...?」
南條さん「覚えてくれたんだー!」
元気な人だな...
でも、どうしてこんなところに...
南條さん「どうしてこんなところにって顔してるね?」
この人エスパーかよ。とか考えつつ僕は頷く。
南條さん「さっき廊下で廣田くんがこっちの方に歩いてるのを見たから気になってきたの!」
僕「そういうことか...」
そりゃ空き教室の方に向かってる人を見たら気にはなるだろう...普通わざわざ来ないだろうけど
南條さん「いつもここで食べてるの?」
僕「そうだよ、人もいないし静かだから」
南條さん「そっかそっか」
と言いながら南條さんが隣に腰を下ろして弁当を広げる。
...?弁当を...広げる...?
僕「南條さん?ここで食べるの?」
南條さん「うん、そうだけど?」
やめろ、そのそれがどうしたの?って顔をやめろ。
僕「友達は?」
南條さん「んー、大丈夫大丈夫!」
あ、これ何も言わずに来たな。
僕「はぁ...友達は大事にしないと...」
南條さん「廣田くんには言われたくないかなあ〜」
とにこにこしながら言ってくる。
...正論やめて...?シンプルに傷つく...。傷つかんけど
僕「君は...どうして僕に構うの...?」
文句とかではなく素朴な疑問だった。
南條さんはそれを悟ったのか
南條さん「んー...なんて言うか...興味?」
なんだそれ。
僕「えぇ…」
と10分くらい喋りながら弁当を食べていた。
僕「ご馳走様...」
と言いながら教室を出ようとした。
南條さん「ちょっとちょっと!?なんで置いて行こうとしてるの!?」
そんな事言われても...待つ義理がないし...
てかとっくに弁当食い終わってんじゃねえか南條さんよ
僕「え...?もうすぐ授業だし...」
南條さん「え...?あ!急がなきゃ!」
その後は何事もなく一人で過ごし、家に帰った。
僕「南條さんからは嘘は聞こえなかったな...」
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この回は終わりです!次回をお楽しみに!
恋愛小説難しいや...