AKIBA'S BEATRIP   作:幻想 薔薇組

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お久しぶりです。幻想です。
今回初めて二次小説にチャレンジさせて頂きます。
至らぬ所は多いと思いますが、付き合っていただけたら幸いです
アキバズトリップ主人公の名前は山口ノネ
アキバズトリップ2主人公の名前は四葉ネム
となっています。これってオリ主扱いになるんですかね?
その場合はオリ主タグも追加しておきます


第一話 異なる秋葉

秋葉原。

 

 戦後の高度経済成長時代から現代に至るまで、常に時代の最先端で、人々の欲望を満たし、また生み出してきた特異な地域。

 

 そんな秋葉原に、いくつもの噂が……。

 

 

 

「美男美女によるオタク狩りが行われている」

 

「どこかに非公式なバイトを斡旋する男がいる」

 

「出会ったら最後、人を光の速さで脱がせる化け物がいる」

 

「アキバにある一つのファンタジー小説は実話をもとにして描かれている」

 

「メイド喫茶でお金をたくさん散財するともらえる幻のメイド服がある」

 

「夜になると人を襲い、血を吸う奴らがいる」

 

「ピンクマントの男に話すと自分の妄想を現実にしてもらえる」

 

 どれも総じて嘘っぽく、荒唐無稽であり、厨ニ的……そんな噂の数々。

 

 人々は冗談半分にその話をささやいていた。

 

 だが火のないところに煙は立たないと言うことわざにもある通り、どんな噂にも必ず始まりとなる所がある筈である。

 

 そう。例えばそれはある一人の願い(妄想)から始まったものかもしれない。

 

 

 

 

 

《歯車の妄想宮》

 

<アサヒ>

「カノン、久しぶりだな。今日は何の用だ?」

 

<カノン>

「いいえ、アサヒ様。新しく出来た妄想らしきものについてお話しようと思いましてね。」

 

<アサヒ>

「もう俺たちは妄想を壊すつもりなんてないぞ」

 

<カノン>

「それは分かっております。実際に妄想管理局を手伝っていますしね。しかしどうも一応中を確認してきたのですが、小さい空間に扉が2つあってそれが両方秋葉原に似た違う世界と繋がっている様子なんです」

 

<アサヒ>

「妄想宮とも違うのか?」

 

<カノン>

「おそらく違います。これは私の勝手な予想ではありますが、異世界にいるであろう住人が異世界へ行きたいという願い(妄想)が形となり私達の世界に現れたのではないか。と思っています」

 

<アサヒ>

「でも、妄想に入るためには確か本人の心を揺さぶって扉を出さないといけないだろ?なんでこの世界に現れたんだ?」

 

<カノン>

「別の世界で揺さぶられたんじゃないですか?それなりに欲望が強い人はその分願い(妄想)も強いものですが、世界まで繋いでしまう規模は初めてなのでわからないのです」

 

<アサヒ>

「まぁ、その内皆で調査してからどうするか決めればいいか…といっても妄想宮じゃないならパソポン使えるのか?」

 

<カノン>

「私は一応秋葉原の皆さんによる妄想によって生まれた存在なので確認のために手を伸ばして消えるか試したのですが消えなかったので一応パソポンの武器はそのまま使えると思います」

 

<アサヒ>

「分かった、一応24時間でループする時計を秋葉原全員に配られてるから12時の時点で集合して皆で行ってみる。連絡しておくよ」

 

<ミズキ>

「で、僕達が呼ばれたんだね。アサヒ」

 

<リユ>

「久しぶりで緊張します…」

<アサヒ>

「一応妄想管理局のメンバーにも話したんだけど、(私達は今別の仕事で来れないが全面的にバックアップする)ってさ」

 

<サキ>

「じゃあ、突入しましょ!ぴんくんも!」

 

<ぴんくん>

「ち…ちょっと待つっち〜!」

 

<アサヒ>

「俺達もいこうか」

 

《自警団アジト・モグラ》

 

<戒斗>

「神隠しぃ?なんだよそれ」

 

<トーコ>

「最近秋葉の住人が消える事件が多発してね。戻ってきた人も何人か居るんだけどみんな言ってる事がバラバラで…」

 

<戒斗>

「自警団で解決しようってことか」

 

<トーコ>

「そういえば、もうじきアイツも帰ってくるんじゃない?」

 

<マスター>

「音信不通だったのにいきなり帰ってくるって手紙が来たからな」

<トーコ>

「帰ってきたらたっぷりと説経してやらなきゃね」

 

<悠斗>

「結局、真相は分からぬまま失踪してたからいきなり帰ってくるなんて手紙が来たときは驚いたよね」

 

<トーコ>

「そういえば、雫ちゃんにも連絡したの?Rin」

 

<霖>

「しましたわよ!それにしても、ねぇさまに心配かけさせ過ぎですの!」

 

<雫>

「お久しぶりです、自警団の皆さん」

 

<霖>

「お姉様!帰ってくるなら連絡してくれれば迎えに行きましたのに!」

 

<雫>

「ごめんね霖。でもそれはそれとして、帰ってくるって本当なの?」

 

<戒斗>

「おう!この前急に帰ってくるなんて手紙が来たからな!」

 

<ネム>

「ナナ〜!お姉ちゃんが帰ってきたぞ〜!って痛いイタイ!」

 

<トーコ>

「よくノコノコと帰ってこれたわね…!」

 

<ネム>

「待って、トーコ!話せば分かる!」

 

<トーコ>

「…まぁこのくらいで許してあげるわ。でもなんで急に帰ってくるなんて言ってきたの?」

 

<ネム>

「もうじきあの事件から一年経つし、いい機会かなと思って帰ってきたんだよ、そろそろ本当のことを話すべきかなって」

 

<トーコ>

「…本当のこと?」

 

<ネム>

「うん。志遠さんも入ってきて〜!」

 

<トーコ>

「志遠!?死んでなかったの!?」

 

<志遠>

「久しぶり、皆」

 

<ネム>

「そういえば説明してなかったよね…そのへんも含めて説明しようか」

 

少女説明中………

 

<志遠>

「とまぁ…そんな事があったのよ」

 

<トーコ>

「まさか自分たちが踏み込む前に事件が解決してたとはね…」

 

<ネム>

「まぁそんなこんなあって今は正真正銘ただの人間になったんだよね」

 

<ナナ>

「ねぇね、戻ってきてたんだ」

 

<ネム>

「お〜ナナ、ただいま」

 

<ナナ>

「うん、おかえり」

 

<ネム>

「まぁそんなこんなで、秋葉に戻ってきたんだよ」

 

<マスター>

「そうだ。せっかく秋葉へ帰ってきたんだし秋葉自警団としてパトロールついでに今の秋葉の街も見てきたらどうだ?」

 

<ネム>

「そうですね。じゃあ雫ちゃん。一緒に行こうか。話したいこともあるしね」

 

《中央通り》

 

<ネム>

「最近、秋葉で不自然なことってあった…?って。夜咬の里に帰ってた雫に聞くのも変な話か」

 

<雫>

「まぁ、そうね。でも普通の人間に戻ったって聞いたときは驚いたわ」

 

<ネム>

「まぁ色々あったの 」

 

お母さん…帰ってきてくれたんだね…お母さん!

 

<ネム>

「…?なにもない所でなにか話してる?」

 

<雫>

「不気味ね…なにかおかしな気配も感じるし…」

 

私も今いくよ…

 

<ネム>

「消えた…?これは…帰って報告したほうがいいかなぁっ!?」

 

<雫>

「ネム!?ぐっ…」

 

<???>

「見られていたか…まぁいい。なんとかなる。全ては目的のためだ。少しの間寝てるがいいさ」

 

《UD+ カゲヤシアジト》

 

<ノネ>

「急に呼び出してどうしたんですか?姉小路さん」

 

<姉小路>

「実はね、頼みたいことがあるの」

 

<ノネ>

「頼みたいこと?」

 

<姉小路>

「ええ。最近カゲヤシが攫われているのは知っているかしら?」

 

<ノネ>

「…知らないです、それの調査に行ってこいって事ですか?」

 

<姉小路>

「まぁ、そんなところではあるのだけど…正直普通の人間にできる芸当ではないから気をつけて行動しときなさい。あなたはもう立派なカゲヤシの一員なのだから。」

 

<ノネ>

「…分かりました。優と行っても?」

 

<姉小路>

「ええ、問題ないわ。連絡をしておく」

 

 

《電気街通り》

<ノネ>

「優、久しぶり」

 

<優>

「久しぶりって言うほど久しぶりでもねーだろ。最後に会ったの3日前だし」

 

<ノネ>

「まぁそんなことはどうでもいいでしょ。それよりも、ここで下っ端のカゲヤシがよく攫われてるみたいだけど…」

 

<優>

「チッ!面倒臭ぇなぁ、まぁいい。その辺の奴らが情報持ってんだろ」

 

グアッ!

<ノネ>

「丁度攫ってる奴が来たみたいだね」

 

 

<優>

「ハッ!俺が仕留めてやるよ!」

 

<ノネ>

「待って!…ここは追ってアジトを突き止めよう」

 

<優>

「…分かったよチクショウ」

 

………

<ノネ>

「行ったね。尾行しようか」

 

<優>

「やべぇッ!」

ガンッ

 

<ノネ>

「なっ!?」

ゴスッ

 

<???>

「見られてましたか…まぁこの程度だと計画に支障はなさそうです」

 

    そう…全ては秋葉総社畜化計画の為に…




クロスオーバーの割には合流してないって?
…すいません。本人の想像力不足です
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