アホばっかのバカ達へ~アホメンパラダイス~   作:黒やん

10 / 65
第8問

『good及びbadの比較級と最上級をそれぞれ書きな さい』

 

姫路瑞希の答え

 

「good―better―best bad―worse―worst」

 

教師のコメント

 

「その通りです」

 

雑賀佳史の答え

 

「good―better―best bad―worse―worst」

 

教師のコメント

 

「真面目に答えてくれて先生は嬉しいです」

 

吉井明久の答え

 

「good―gooder―goodest」

 

雑賀佳史の答え(続き)

 

「明久の答えは俺が教えました(笑)」

 

教師のコメント

 

「前言撤回します。人を使って微妙にボケないで下 さい」

 

土屋康太の答え

 

「bad―butter―bust」

 

教師のコメント

 

「『悪い』『乳製品』『おっぱい』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、2寮のメンバー(学年は関係ない為全員)が 寮の食堂に集まっている

 

俺は雄二、霧島、優子と固まって後ろの方で見てい る

 

…いや、普通に暑いんだよ

 

「おっし!お前ら!今年も来たぜこの季節が!」

 

『イエーイ!!』

 

「今年の優勝商品は…」

 

『ゴクリ…』

 

「優子、去年は何だった?」

 

「えーっと…確か各部屋にマッサージチェアじゃな かった?」

 

いや、聞いてんのに聞き返されても…

 

つか賞品何か聞き逃した

 

「今年の種目は男子がサッカー、ドッジボール、女 子がバレーボールとテニス、んで、男女混合でバス ケだコノヤロー!」

 

『うおぉぉぉ!!!』

 

めちゃくちゃ湧く男子

 

…こっちの気も知らずに…

 

(…わかってるな佳史?)

 

(ああ…)

 

((バスケ以外を引くぞ!んで翔子(優子)から逃 げる!))

 

寮イベント限定の同盟発動!

 

「いいな…どうせ種目は早い者勝ちだ。だから…」

 

ガシッ×2

 

「「…あり?」」

 

「さーて、私達はバスケに出るわよ」

 

「確定!?確定ですか!?」

 

「……雄二。一緒じゃないとダメ」

 

「ちょっと待て!俺はサッカーがいぎゃあぁぁぁぁ !!」

 

反論、ダメ。絶対。

 

だって霧島も優子も何故かスタンガン持ってんだも ん

 

「…雄二生きてるか?」

 

「…なんとか」

 

男って…無力だ…

 

「ちなみにだが…」

 

そんな風に何もかも諦めて大人しく引きずられてい ると、突然天井から掲示板的なものが降りてきた

 

「今回のバスケの選定方法はルーレットだからな」

 

「ふざけんな!」 「横暴だ!」 「こっちは確実に滑り込める位置にいたんだぞ!」

 

難波寮長がそう宣言すると、近くにいた二のFの男 共が寮長に殴りかかる

 

けど…

 

本当にありがとうございます!難波寮長!

 

雄二も同じ意見だったようで、二人して見事な90° お辞儀を披露した

 

「代表、今年はルーレットだって」

 

「……残念。力ずくなら早いのに」

 

「おい難波。そろそろ時間だ。出場者を決め始めろ 」

 

「うぃーっす」

 

これまた突然鉄人が食堂に入って来て、ルーレット 開始を指示する

 

「…後だな、毎年の事だが多くの観客が入っている 。無様な試合はみせるなよ」

 

「「「………」」」

 

「…と、学園長が言っていた」

 

『じゃあしょうがねぇなぁー』

 

前々から思ってたんだが、何で寮対抗戦の時だけ学 園長が最強になるんだろうな?

 

「さーって!早速行くぞ!記念すべき一人目は…! 」

 

そんな寮長のコールと共にどこからともなくハイジ ャンの飛ぶ前みたいな拍手が巻き起こる

 

「―コイツだっ!」

 

二年Fクラス

 

坂本雄二

 

「………」orz

 

「…ドンマイ、雄二」

 

「ま、まだ希望はある!翔子さえ一緒にならなけれ ば…」

 

「二人目っ!」

 

二年Aクラス

 

霧島翔子

 

「……………」orz

 

「…ドンマイ、雄二」

 

流石に哀れすぎる

 

「……雄二、私達の愛の勝利」

 

「誰と誰の間だ!」

 

「……勿論私と雄二」

 

「お前との間に愛が芽生えた覚えはなぎゃあぁぁぁ !!」

 

「おい、また夫婦喧嘩やってるぞ」

 

「全く、羨ましい…!」

 

ちなみに雄二と霧島は2寮では既に夫婦扱いである

 

「次は誰かな~♪」

 

…寮長、さては狙ってましたね?

 

物凄い悪い笑顔してますよ

 

二年Cクラス

 

黒崎一心

 

『…………誰?』

 

「誰とか言うな!」

 

いや、モブだしお前

 

「さて、モブは放って置いて次行くぞ~」

 

「寮長!?」

 

しばらく騒いでいたが、どうやら諦めたらしい

 

二年Aクラス

 

木下優子

 

「んだよ、また人妻かよ」

 

「今年はハズレだな~」

 

「木下はどうせ雑賀以外になびかんしな」

 

「誰が誰の妻だ!まず優子と籍入れた覚え無いしそ もそも付き合ってすらねぇしただの幼なじみだし! 後諦めんなよ!頑張ればきっと優子もなびくさ!」

 

「……雑賀。優子が凄い落ち込んでる」

 

「今はそれより誤解を解く方が先だ!」

 

チョンチョン

 

誰かが俺の肩をつつく

 

「誰だよ!今忙し…寮長?」

 

「いや、熱弁してるとこ悪いんだけどさ…」

 

?寮長がハッキリものを言わないなんて珍しいな

 

「何かあったんですか?」

 

「いや~それがさ~」

 

掲示板を指差す寮長

 

つられてその先に目を向けると…

 

二年Fクラス

 

雑賀佳史

 

死刑宣告が張り付いていた

 

「お前の名前、引いちった♪」

 

言葉~に、できな~い~♪

 

視界の端で、さっきとは打って変わってはしゃいで いる優子が目に映った

 

――――――

 

文月学園球技大会

 

男女混合バスケットボール

 

第1寮選抜

 

吉井明久 土屋康太 島田美波 天王寺恵 工藤愛子

 

控え

小山友香 中林宏美

 

 

 

 

 

 

 

第2寮選抜

 

坂本雄二 霧島翔子 黒崎一心 木下優子 雑賀佳史

 

控え

 

難波南 玉野美紀

 

 

 

 

 

第3寮選抜

 

木下秀吉 小暮葵 須川亮 オスカー・M・姫島 姫路瑞希

 

控え

 

常村勇作 根本恭二

 

 

 

 

 

 

尚、試合は15分ハーフの前後半の総当たり戦とす る

 

交代はハーフタイムのみ。しかし、怪我等はこの限 りでない

 

非紳士的行為は警告とし、退場は7分とする

 

翔けよ、若人!!by西村宗一

 

――――――

 

…鉄人、アンタ何歳だよ

 

―――――――

 

あっという間に昼が過ぎ、第一試合

 

「…君達、30メートル以上全力疾走した事ある? 」

 

「いえ、ないです…」 「ございませんわ」

 

「ジーザス!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…正夫が相手なら勝てるな」

 

「油断すんなよ?秀吉も須川もいるんだからな…正 夫はしらんが」

 

「そこっ!正夫っていうな!」

 

敏感だな

 

「佳史、わかってるわね?」

 

「ああ…ザックリ勝って「私達のラブラブっぷりを 観客全員に見せつけるのよ!」うおい!目的違う! 目指してる方向が根本的に違う!」

 

「大丈夫よ!私は佳史以外に初めてを渡す気はない から///」

 

「お~い、玉野~!コイツと代わってくれ~!なん か貞操の危険を感じるから~!」

 

マジで

 

「はい!お兄様!お兄様のためなら喜んで!」

 

「チクショウ!コイツも敵じゃねーか!」

 

Bクラス戦以来何故かできた俺のファンクラブは全 員俺を『お兄様』とか呼ぶ!

 

「だったら寮長!」

 

「君、可愛いね。どこから来たの?」

 

「寮長ぉぉぉぉぉ!!」

 

もうこの場に味方はいない…!

 

「……雄二、頑張る」

 

「おう。期待してるぞ」

 

「……違う。雄二も頑張る」

 

「…そうだな。どうせやるんだ。楽しむとするか! 」

 

「……その意気」

 

くそう!雄二ですら青春してやがるし!

 

「…何故か放って置けばその内勝手に勝てそうな気 がするのじゃが」

 

「気のせいだ」

 

「あのー…そろそろ位置について欲しいんですが… 」

 

『あ、スイマセン』

 

今までのは全部入場して、アップ中の会話だったり する

 

ピーッ!

 

そうして試合が始まった

 

「全員マンマークじゃ!寮長は雄二、須川は姉上、 姫路と小暮先輩は霧島ともう一人を頼む!」

 

「試合前に話した通りに行くぞ!」

 

試合前に話した内容はこの通り

 

・雄二は基本的にリバウンドキャッチ

 

・霧島と黒崎は適当に動き回ってボールが来たら俺 か優子に回す

 

・俺と優子は好きにやる

 

つまり…俺と優子の完全速攻!

 

まずは難なく雄二がジャンプボールを取り、優子に 回す

 

優子はすぐに俺に渡して敵陣に切り込む

 

「須川!」

 

「わかってる!マーク張ってるぞ!」

 

「おいおい秀吉、余所見してる暇なんか無いぞ?」

 

秀吉が優子を気にしている間に俺は秀吉を抜き去り 、正夫をかわしてゴールに迫る

 

「くっ!通すか!」

 

優子のマークを外した須川が俺を止めにくるが…

 

「優子!」

 

「OK!」

 

シュッ…パッ

 

優子のスリーポイントが決まり、速攻で先制

 

「なんだよあいつら…」

 

「コンビネーションがハンパじゃねぇぞ…」

 

幼なじみなもので

 

「ナイッシュ!」

 

「じゃあキスし「断る」…イジワル」

 

そんな掛け合いをしながらハイタッチ!

 

相手ボールで試合が始まるが、俺と優子が秀吉と須 川を徹底マークしているので、向こうはパスを回す ばかりで一向に攻められない

 

だがそんな時、観客席から…

 

「…マサオ!マサオ!マサオ!マサオ!…」

 

突然の正夫コール

 

その声を聞いた正夫は…

 

「正夫って…言うなぁぁぁぁああ!!」

 

切り込んできたかと思うと、いつの間にかシュート を決めやがった

 

…恐るべし正夫コール!!

 

そしてずっとそんな感じの点の取り合いが続き、つ いに同点で残り30秒を切った

 

「集中力を切らすで無いぞ!最悪フリースローまで 持ち込むのじゃ!」

 

秀吉が指示を出す隙をついて、俺が切り込む

 

即座に、試合に慣れたのか、姫路と先輩が俺を止め に来る

 

優子は須川と正夫にマークされている

 

…けど!

 

俺は先輩の股下からボールを通す

 

しかし、二人が邪魔で前に出れない

 

…後5秒!

 

「…これはフリースローですかね?」

 

不意に先輩がそんな事を言う

 

「…いえ、俺達の勝ちですよ

 

…なぁ、雄二?」

 

ブザーが鳴ると同時に雄二のレイアップが決まり、 俺達の勝利が決まった

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。