アホばっかのバカ達へ~アホメンパラダイス~   作:黒やん

5 / 65
第3問

『以下の英文を訳しなさい This is the bookshelf that my grandmother had use d regularly.』

 

姫路瑞希の答え

 

「これは私の祖母が愛用していた本棚です」

 

教師のコメント

 

「正解です。きちんと勉強していますね。」

 

土屋康太の答え

 

「これは 」

 

教師のコメント

 

「訳せたのはThisだけですか」

 

雑賀佳史の答え

 

「四、五年前に売ってしまいました」

 

教師のコメント

 

「そういえば雑賀くんは…すみませんでした」

 

吉井明久の答え

 

「☆●◆△「♪※×」

 

教師のコメント

 

「できれば地球上の言語で」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Dクラス戦が始まった

 

始まったんだが…

 

「何で参加出来ねぇんだよぉぉぉ!!」

 

「雑賀くん、テスト中ですよ」

 

「あ、スンマセン」

 

俺は回復試験を受けていた…しかも全教科。つまり は総合科目の

 

いや、まあ寝てた俺が悪いんだけどさ、なんかこう …納得いかない感が…

 

え?今テストに集中しなくていいのかって?いいん だよ。どうせ保険体育だし。

 

「…はい、保険体育は終了です。次は現代国語に入 ります」

 

ちなみに今の試験監督は学年主任の高橋女史。さっ きまで立会人に駆り出されていたみたいだが、元々 の試験監督だった鉄人が「戦死者は補習ぅぅぅ!! 」とか言いながら飛び出して行ったので、その代わ りで来たらしい

 

~現代国語終了~

 

「さて、次は…」

 

ピンポンパンポ~ン

 

ん?何だ?

 

《連絡致します》

 

この声は…須川?

 

《船越先生、船越先生》

 

なるほど、偽報か。となると雄二の指示かな?

 

《吉井明久君と雑賀佳史君が体育館裏で待っていま す》

 

…………は?

 

《生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話が あるそうです》

 

船越先生→婚期を逃し、ついに生徒に単位を盾に交 際を迫るようになった→+今の須川の放送→俺と明 久の貞操が…

 

「ふ…」

 

「さ、雑賀くん?」

 

何故か姫路が怯えているが気にしない

 

「高橋先生、先に姫路だけでテスト受けさせてやっ て下さい。すぐ戻りますから…」

 

「ど、どこに行くのですか?」

 

「いえいえ、ちょっとばかし始末しに…お仕置きし に行くだけDeathから」

 

「な、なんか一部発音が…」

 

高橋先生がまだ何か言っていたが知らない。

 

そしていつの間にか放送室の前。どうやら怒りで限 界を色々突破したらしい

 

「須川ぁああああっ!!」

 

「げっ!雑賀!?お前何でここに!?テスト中じゃ なかっぎゃあああああああ!!!!!」

 

とりあえず須川を始末した後、再び放送器具をいじ る

 

…どうせ元凶は…アイツだ!

 

ピンポンパンポ~ン

 

《先ほどの放送について訂正致します。船越先生、 船越先生、至急、Fクラス教室までお越し下さい。 坂本雄二くんから大事なお話があるそうです。婚姻 届と実印を持って行ってあげて下さい》

 

そうやって、放送室から試験教室まで行く途中、「 佳史ぃぃぃいいいいい!!」とか言うゴリラの声が 聞こえたが、俺は知らないよ~…

 

~総合科目テスト終了~

 

「さて、姫路行くぞ?」

 

「あ、はいっ」

 

今回の俺らの仕事はDクラス代表の撃破。予定だと 、姫路が近衛部隊を始末している間に俺が代表を始 末することになっている

 

「お、やってるな」

 

「雑賀くん、急ぎましょう!みんながどんどん西村 先生に捕まっていってます!」

 

「そうだな」

 

そして代表らしき奴の側に行き、肩を軽く叩く

 

「ん?雑賀に姫路さん?どうしたの?Aクラスはこ の廊下は通らなかったはずだけど」

 

「いやいや、それがな…」

 

「佳史に姫路さん、後はよろしくね?」

 

「は?」

 

「Fクラスの雑賀佳史だ。Dクラス代表に現代国語 勝負を申し込む。」

 

「はぁ、どうも」

 

「サモン!」

 

『Fクラス 雑賀佳史 VS Dクラス 平賀源二

 

現代国語 624点 VS 129点 』

 

「え?あ、あれ?」

 

「悪いな、国語は得意科目だ」

 

俺の召喚獣が平賀の召喚獣を日本刀で一閃し、Dク ラス戦はFクラスの勝利で集結した

 

「うぉおおおっ!!」

 

Fクラスからは歓喜の声が、Dクラスからは絶望の 声がそれぞれ響き渡る

 

「やっぱり坂本は凄い奴だったんだな!」

 

「姫路さん愛してます!」

 

だから誰だ!?さっきから姫路にアプローチしてる 奴は!?

 

「あーまあ、なんだ。そう手放しで褒められるとな んつーか…」

 

その後続々と雄二に握手を求めるFクラスの面々

 

「雄二!僕も雄二と握手を!」

 

…ん?今一瞬明久の手に…

 

ガシッ

 

「雄二…どうして僕の手首を押さえるのかな…!」

 

「押さえるに…決まっているだろうが…っ!」

 

カランカラン…

 

雄二が明久の手首をひねると、まさかの包丁が出て きた

 

「「「………」」」

 

「…今、何をしようとした?」

 

「もちろん勝利を祝う握手を手首がもげるほどに痛 いいっ!」

 

「佳史」

 

「任せろ」

 

俺はペンチを持って明久の手を握る

 

「す、ストップ!僕が悪かった!」

 

「「ちっ!」」

 

明久の生爪を剥ぐチャンスが…

 

「まさか雑賀と姫路さんがFクラスだったなんて… 」

 

そんな声が聞こえ、振り向くと、廊下に力無く座り 込む平賀がいた

 

「悪ぃな。これも戦争だ。」

 

「わかってる。Fクラスを甘く見た俺達が悪いんだ 」

 

自分の非を認め、しっかりと現実を受け止める平賀 。

 

コイツ案外上に立つ才能があるのかもな

 

「ルール通りにクラスを明け渡そう。ただ今日はも う遅いから作業は明日でいいか?」

 

「「いや、そんな必要はない」」

 

「え?」

 

「何でお前が驚いてんだ?」

 

ロクに話聞いてない俺でもわかるのに

 

「じゃあ佳史はわかるの?」

 

「どうせ雄二の事だから目標はAクラスなんだろ? という事は景気づけと戦争に慣れさせる為、後Bク ラス戦の下準備…だろ?」

 

「正解だ。流石だな」

 

「んじゃ悪いが俺もう帰るわ」

 

「寮の門限はまだじゃないの?」

 

「いや、行かないと俺の関節が一個増える事に…」

 

マジで。冗談抜きで

 

「明久行かせてやるのじゃ」

 

「元々ダメなんて言ってないけどね。じゃあ佳史、 また明日」

 

「おう」

 

――――――

 

「遅いわよ!」

 

「じゃあ先に帰っとけよ…」

 

校門の前に着くと早々に優子が怒っていた

 

「それじゃ意味ないのよ!…それくらい気付きなさ いよ。バカ」

 

「何してんだ?早く帰るぞ?」

 

「待って!どうせなら駅前のラ・ペディスでクレー プ食べて帰りましょ?」

 

どうせ嫌って言っても無駄なんだろうなぁ…

 

まぁ甘いもんは好きだしいいか

 

「別にいいぞ」

 

「やった!じゃあ佳史の奢りね!」

 

「ゑ?…ちょ、ちょっと待て!奢るなんて一言も… 」

 

「さぁ、レッツゴー!」

 

「聞けぇぇぇぇぇ!!」

 

その後、しっかりと奢らされました

 

今月の小遣いが…(泣)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。