ネタが……話のネタがないのです……
こんなのみたいってのがあったら是非、感想まで
お待ちしております!
「ふはははは! 雪だ! 雪だぞ、恭介!」
「わーい、わーい!」
城の中庭にてはしゃぐギルガメッシュと恭介。辺りは見事なまでの雪景色である。ギルガメッシュお手製のスキーウェアに身を包んだ恭介は珍しく年相応にはしゃいでおり、それを見るギルガメッシュの目は我が子の輝く姿をシャッターにおさめようと爛々と光っている。
「ああ、我が子と過ごす休日……なんと甘美な一時よな……」
「おすし!」
ギルガメッシュは恍惚とした表情で一心不乱にシャッターを切る。そんな彼に恭介は乱雑に握った雪の塊を誇らしげに見せる。その表情から、普段の落ち着いた雰囲気は感じられず、年相応な子供に映る。
「なんと!? 我のために握ったと申すか!? おお、恭介よ、お前はなんとできた子なのだ!」
「えへへー」
「我の生涯追い求めた楽園はここであったか……」
可愛らしく笑う恭介にギルガメッシュは軽い目眩を覚え、呟いた。
「で、僕たちを呼んだのはなぜだい?」
空を見上げ恍惚とした表情のギルガメッシュに防寒装備をしている切嗣が声をかける。
「シロー、こっちこっち!」
「こ、こら、イリヤ、走るな!」
切嗣の後ろではイリヤと士郎が仲良く遊んでいる。
今ではすっかり打ち解け、仲の良い兄妹だ。
「なぜ、だと? せっかくの雪だ。我自ら呼んでやったのだ。泣いて感謝されど、文句を言われるいわれはないぞ?」
「文句なんか言わないが、宝具を使って家の玄関をここの中庭に繋げるのを呼ぶとは言わないよ?」
「知るか」
呆れる切嗣には興味がないとばかりにギルガメッシュは恭介へと向き合い、カメラのシャッターをきる。
「君は相変わらずだな……」
「……む?」
少し微笑むと、切嗣もカメラを取りだしギルガメッシュの横に並ぶ。
「君はカメラのセンスが悪い。メインばかりに集中していては真にメインの魅力は引き出せない。時には他のものを中心に全体との調和を意識しなければならないんだ」
「ハッ、何を言い出すかと思えば……戯れ言は壁に向かって話すが良い。そんなことは百も承知。しかし、恭介にはどのようなものをも引き寄せる天性の魅力がある! 小手先の技術で良く撮ろうとしようとも逆に損なう」
「親バカここに極まり、だね」
「……なに?」
「口で言っても平行線……ならば?」
「ふん、言われるまでもないわ」
二人は会話を切り上げ、お互いの被写体へと、向かう。その表情は実に楽しげである。
「恭介ェ! その表情、素晴らしいぞォォォオオ!」
「イリヤァ! 士郎ォ! すっかりなかよくなってくれてパパ嬉しいよォォォオオ!」
「恭介ェ! こっちに視線をォ!」
「そこで士郎に抱きついて、イリヤァ!」
「恭介ぇぇええええええ!」
「イリヤぁぁあああああ! 士郎ぉぉおおおおおお!」
大声、もはや叫びに等しい声をあげる二人に、恭介と士郎、イリヤの三人は呆れたように、しかし嬉しそうに笑いながら声を揃えて自らの親に言うのだった。
「「「(ギル)(じいさん)(父さん)うるさい!」」」
キリツグめ……やつのせいで恭介に怒られてしまったではないか!
だか、おかげで恭介のレアな表情が撮れた。
さらに怒られてしまったが……
さて、どうして仲直りしようものか……