色んな魔王が集まる魔王オールスターに呼ばれたが、エロ同人出身魔王の私は肩身が狭い 作:名護十字郎
なお魔王の中ではまとも寄りの模様
私アリスフィリアは世界に君臨する魔王です。
世界の全ての魔物を従え、人類の自由と平穏を脅かす恐怖の存在(人類側の評価)(一部の人間は私を崇めてる)、それがこの私。
尊大なドラゴンも、高貴な血族であるヴァンパイアも、人々を堕落させるのを悦びとする妖狐も、おっぱいの大きいサキュバスも、冷んやりした触感で何故か身体を火照らせるスライムもみな魔王アリスフィリアには膝を付きます。立てた膝でおっぱいを強調するサキュバスたちはムカつく。
今日もまた私の指揮のもと、恐ろしき我が魔王軍が人々の暮らす村や街を襲撃しては女を魔物に変え、男は少しだけその場でつまみ食いしてから持ち帰る。
この強大な私を打ち倒すべく今までも何人もの勇者が生まれては立ち向かってきたけれど、みな私に辿り着く前に魔王軍の魔物たちの性奴隷にされたりダーリンにされたりお兄ちゃんにされました。
今日もまた私の支配する世界のどこかでは魔物の嗤い声と男たちの若干気持ち良さそうな悲鳴が響き渡っているのでしょう。
そして人々から最も恐れられる私こと魔王アリスフィリアは今、
「あ、アリスフィリアと言います……。
元の世界では魔王軍とか率いて街という街から男をお持ち帰りしたりしてました……。
本日はよろしくお願いします……」
借りてきた魔王真っ只中です。
全ての魔物の頂点に立つはずの私がこんなプライドとか何もなさそうな話し方なのにも理由があるんです。
いつもの予算おねだり男おねだり不満吐露大会、もとい魔王軍作戦会議に疲れ果ててベッド(よがらせる相手はいない)にダイブしたところ、突如としてベッドの上に開いた次元の穴に落とされました。
その穴の先は先ほどまで使っていたような、しかしもっと威厳ある会議室となっており、状況についていく間もなく会議が始まってしまったのです。
その会議の名前は「魔王たちの集い」。
この私アリスフィリアは、あの世界の代表としてこの場に招かれたのでしょう。
もちろん今の挨拶壮大な独り言というわけでもなく、今この場には私含め何人もの魔王がいます。
勿論全員自らの世界で暴虐の限りを尽くしている、人々から恐れられる魔王たち。
そんな恐ろしい場に私は放り込まれてしまったらしいです。
その中で参加者の顔合わせということで、何故かトップバッターにされた私から挨拶が始まったのでした。
「ワガハイは大魔王カルゴ様だ。
ワガハイも魔王アリスフィリアと同じく、いやそれ以上のカルゴ軍団を率いておるぞ!
この会議で得た作戦で今度こそトニオをギャフンを言わせてやるのだ!ガハハハハ!」
と自信満々に私に続くのは大きなトゲトゲの殻をつけた大きなカタツムリみたいな魔王カルゴ。
カタツムリの軟体部分は案外融通が効くようで、今生み出したばかりの両腕から大きな力こぶを作ってアピールしています。
そして目的は世界征服とかではなくトニオさんなる個人みたい。
よくそんな目的に大軍団が動くものです。
私の『ハチミツたっぷりスイーツ特産村占領作戦』なんて誰も賛同してくれなかったのに。
よっぽどの恐怖政治なのか、よっぽど慕われてるかのどちらかなのでしょう。
「俺はメタモライザーローカスト、秘密結社キキンガーと怪魔人を率いる怪魔王アバドンとも呼ばれている。様々な並行世界で戦ってきたが、このような場は初めてだ」
そう続くのは全身を鎧?みたいなので包んだバッタ型の怪人、声からして男の人みたい。
特に目を引くのは首にあるボロボロのマフラーと腰のやたら動きにくそうな大きなベルト。
その二つを除けばバッタ型という見た目そのままなのだけど、私の知るバッタ型モンスター娘との外見レベルとは違いがありすぎて困ります。
遠くから人間の男向かってジャンプして飛びつき数十人単位のハーレムを作るバッタ娘ちゃんと目の前の怪人は、同じバッタ型とはとても思えません。
なんかハーレム作るどころか孤高の存在みたいな感じだし。
「私はドリテン帝国空軍Ju攻撃団第87部隊に所属するエルケーニッヒ大佐である。呼ばれた以上は参加させてもらうが、この馬鹿げた会議は早々に終わらねばならん。私は一刻も早く偉大なる閣下と帝国と民のために、クラスヌイ連邦どもに爆撃を叩き込まなければならんのだ」
そう早口で捲し立てるのは黒を基調とした気品ある軍服に身を包む人だ。
そう、人だ。
私のような魔力も感じなければ、アバドンさんのような強そうな見た目でもない。
彼の言ってることは半分も理解できなかったけど、大きな国の兵隊さん?らしいので魔王ではないようだ。
でもここに呼ばれてるってことは何かしら凄い人なのかな、そうは見えないけどなぁ。
「わたし麻央・トライハート!魔法管理局で悪い魔法使いと戦ってるの!よろしくね!」
そう元気よく手をあげて挨拶するのは、まだ小さな女の子。
この子もぱっと見人間にしか見えない。
これくらいの見た目の淫魔は私の世界では幼魔と呼ばれて、よくお兄ちゃんを量産している。
麻央ちゃんもまた、お兄ちゃん生成能力の高い素質を持っているのは間違いなさそう。
……だけど、この子もここに呼ばれるってことは魔王なのかなぁ?勿論私の世界にいる幼魔みたいな存在ではないだろうし、その魔法管理局、ってところのリーダーってわけでもなさそうだし……。
「諸君、今から自己紹介をすりゅ!俺はジュエル星人の魔王である!
我々ジュエル星人は地球の500年先の技術を持ち各地で人類に攻撃を仕掛けている最中である!
現在はバイオ廃液を入手するために工場を建設するための土地を確保するため解体業者への潜入作戦を決行中である!」
今度はまた分かりやすい怪人物が若干噛みながら名乗り出ました。
概ね大柄で痩せた大男といった体躯に、額にある大きな輝石と滑り台の先端を尖らせたような変な鼻が特徴的。
……わざわざ廃液なんて手に入れてどうするんだろう、というか人類の500年先の技術力で代替品作れないのかな。
「俺の名前はセネトゥム。そうだな……俺はゲームの魔王、ってところかな。
ゲームを極めてここに呼ばれたのは少々心外だが……まぁ、いい集いにしようぜ」
飄々とした声で声を上げるのは、まだ少年と呼べそうな歳の男。
絶えず絶やさない笑みの裏にはまさに闇が垣間見えて、全く底が知れません。
首から提げた黄金に光るペンダントが放つ眩い輝きはまさに王そのもの。
一見して脆弱な少年と言えそうな体躯とは裏腹に、この場の誰にも見劣りしないようなオーラ?があるようにすら感じました。
でもその髪型はちょっとどうかと思う。
「アタシはタチオカ。タチオカ魔王よ〜よろしくねん。
……社交辞令はここまでにしてさっさと帰っていいかしら?アタシ今忙しいの。
地球の男児ってカワイイのよねぇ〜みんな良いオシリしてるの。だから今美ケツ男児狩りの真っ最中だったのよ!?
……ま、有意義な場になることを期待してるわ」
うわなんか凄い濃い奴がいる……。
オネエ語で話す全身レオタードを着込んだ非常にガタイの良い大男、タチオカなる魔王はそんな感じの見た目。
ワキはツルツルに剃ってあるのにすね毛は荒々しく立ってて、ヒゲは首から下さえ見なければ非常に厳しく魅力的に生え揃っている。おまけに顔は真っ白頬と口紅は真っ赤の厚化粧。
アバドン魔王が可愛く見えるほどに「怪人」をやってる変質者、それ以上の言葉がちょっと出てこないレベルです。
「魔王の皆に置いてはご足労感謝する。わしが皆を呼んだ大魔王プロデスである。
太古に封じられし別世界とつながる魔法の復元が叶い、この様な場を設ける事ができた。
互いの野心のため、交流を深めていこうではないか」
そして最後に大魔王ことプロデスが名乗る。
最も呼び出された直後に全員名前は聞いているのであくまでも形式的なものです。
そのプロデス大魔王はまさにザ・魔王と言うべき見た目で、巨大な角を模った兜、漆黒のローブ、魔物の頭蓋のペンダントを見に纏う老齢の魔人、といったところ。
この中で一番…というか唯一魔王やってると思う。
「ひとつ質問良いだろうか、大魔王プロデス。
……何故こいつが、麻央・トライハートがいる」
と、会議の流れを遮るように怪魔王アバドンさんが鋭い視線を他の参加者に向ける。
その語気には凄い怒りと苛立ちが感じられるもので、とても初対面の相手に向けるものではありません。
その眼光の先は……。
「この前の超サマー大戦のことまだ怒ってるのローカスト!?
あれはローカストが全戦隊と全魔法少女の抹殺とか言い出すから悪いんでしょ!?」
「……だからあれは復活した先代キキンガー首領の洗脳装置のせいだと何度も言っているだろう。
そもそもあの戦闘は貴様以外の全ての魔法少女が力を貴様一人に集結した結果だ、そのまま俺と貴様の勝敗に繋がるものではない……!」
「劇場のみんなも応援してくれてたもん!そんなことも分からないからいつもわたしに負けるんでしょローカスト!
それにローカストも新ライザーの力吸収してたじゃん!」
麻央ちゃんでした。
どうやらこの二人は前々から知り合いだったみたいで、お互いに遠慮なしの口喧嘩は止まりません。
……と、いうか。
「……あの、ちょっとごめんなさい二人とも」
「魔王……アリスフィリアだったか。なんだ?」
「なに?」
「その……麻央ちゃんが、倒したの?
アバドンさんを……」
そう、さっきの会話からすると麻央ちゃんは少なくともアバドンさんには一度勝ってることになる。
人は見た目で判断してはいけない、とはよく言うけど……どうみても小さい女の子にしか見えない麻央ちゃんが、凄い強そうなアバドンさんを倒せるとは思えなかったのです。
「良いことを教えてやろう、魔王アリスフィリア。
こいつの異名は『魔法管理局のマゼンタの魔王』だ」
「マゼンタじゃない!ピンク!」
「……つまりピンクの魔王?」
「なに!?アリスフィリアお姉ちゃんまでローカストの味方するの!?」
私の些細なツッコミのせいで麻央ちゃんは大分ご機嫌斜めになってしまった。
頬を可愛らしく膨らませて上目遣いでこっちを睨み出す。
どこからどう見ても普通の女の子だし、こんな反応されてもアバドンさんを倒せるとは思えないんだけど……。
なんてほっこりしていると。
「ローカストの方に行くなら……こうしちゃうからね!
……会議室の半分が消滅していました。
「……へ?」
まず撃たれた直後は認識すらできなかった。
一瞬のうちに超大規模な攻撃魔法が放たれ、壮絶な光の本流が会議室、今いる建物(多分魔王城)の壁という壁、それだけでは飽き足らず、魔王城への侵入を阻むように聳える高山もまとめて蒸発させたということを理解するまでに5秒。
それを麻央ちゃんが撃ったという可能性に至るまで10秒。
麻央ちゃんがいつの間にか手にしていた大型の杖から膨大な残留魔力を感じ取り、確信に至るまでさらに15秒が必要でした。
今の大魔法を撃てるような魔法使い、私の魔王軍にも一人もいません。
というか私も撃てない。
そもそも私の世界での強さというのは如何に相手を魅了して骨抜きにするかなので、こういう直接的な攻撃魔法は廃れて久しい。
その分だけカルチャーギャップはすごい、私たぶん『村を出て最初にスライムと遭遇して戦ってみたら全身愛撫されたときの無知シチュ駆け出し勇者くん』みたいな表情してる。
誰だこんな戦略級砲撃ブチかます怪物相手に幼魔みたいだとかお兄ちゃん製造機候補とか言ったの。
私でした。
「わ、わーすごい威力だなぁ……びっくりしちゃったなー……。
ねっ皆さん!皆さんもそうですねっ!」
そう適当に相槌を打ちながら他の魔王に同意を求める。
圧倒的な世界観の違いに打ちのめされた私にとって、今一番ほしいのは同意だった。
しかし……。
「フン、和が祖国の列車砲には及ばんな」
「これぐらい、あのゲームの中じゃ日常茶飯事だぜ」
「……チッ、あのね麻央ちゃん、そういうのは外でやってくれるかしら?
全く、すぐヒステリー起こしやがって。だーからオンナって嫌いなのよアタシは」
誰も全然怯んでなかった。
軍人のエルケーニッヒさんもセネトゥムさんもこの程度見慣れてると言わんばかりで、タチオカさんは嫌悪感を出す余裕すらある。
あの超火力で脅しにもならないってこの場のレベル高すぎない!?
「あれ、意外と皆さん冷静!?
あと魔王タチオカさんは麻央ちゃんにこれ以上油注がないでくださいお願い!」
「……はー、あのね魔王アリスフィリア。
アタシは『タチオカ魔王』なの。『魔王タチオカ』じゃないのよ」
「えっでもどっちも同じじゃ」
「『タチオカ魔王』よ。
……三度目はねぇぞガキ」
「ひっ、ひいいいいぃぃぃぃっ!?
ごごごご、ごめんなさいいいっ!」
私こと魔王アリスフィリア、超速の謝罪。
プライドも何もあったものじゃないとか言われるかもしれないが、怖いものは怖いから仕方ない。
どう考えてもただの不審者みたいな見た目した人がマジトーンで怒るというのは、非常に怖いものだった。
同時に、自慢の爆乳を活かそうとしたサキュバスが最終的にニットセーターを着込むようになった理由が今になってようやくわかる。
あれも目の前の魔王タチオ「タチオカ魔王。これが最後よ」……タチオカ魔王と同じでギャップを狙ってたんだなぁ。
それにしてもタチオカ魔王は何故か私の淫魔の魅惑の効き目が一切ない。
アバドンさんですら少し優しげに話してくれたのに。
やたら私のこと冷たい目で見てくるし……なんで?
さらに私の災難は止まらない。
「む~。アリスフィリアお姉ちゃん聞いてる?
お姉ちゃんはローカストの言うことなんて聞かないよね?」
と、何故かこっちに杖を突きつけながら笑顔で聞いてくる麻央ちゃん。
発端となったアバドンさんには悪いが、麻央ちゃんがこの魔王の集いに呼ばれたのはもう物凄く妥当な事だと思う。
さっきの超火力とか笑顔で凶器を突きつけるところとか、正直私より真央してる。
立場とか統率者とかそんな些細なことは置いといて、魔王と呼ばれるに相応しい圧倒的な「凄み」を持ってるのがこのチート魔法少女だ。
(……あれ?でも……)
さてここで問題。
私アリスフィリアは麻央ちゃんにどう答えるべきでしょうか!?
答え①「そうだね、麻央ちゃんはここには合わないね」
予想される展開「アリスフィリアお姉ちゃんまでローカストと同じこと言うの!?バカー!スカーレイジブレイザー!」
答え②「そうだね、麻央ちゃんはここにぴったりの子だね」
予想される展開「私は悪者じゃなくてやっつける側だもん!お姉ちゃんのバカー!スカーレイジブレイザー!」
答え③「そんな事より麻央ちゃん可愛いね!お友達になろう?」
予想される展開「話を逸らさないで!スカーレイジブレイザー!」
答え④「あっそうだ他の皆さんどう思いますか!?」
予想される展開「お姉ちゃん今は私とお話ししてるんでしょ!?スカーレイジブレイザー!」
……詰んだ。
麻央ちゃんが一般的なサキュバスのような敗北イベントなんて用意しているわけがなく、負けたらそのまま消し炭なのは日を見るより明らか。
どうする……考えろ私……この場を生き残るには……。
そうだ、これなら!
「ごべんなざいいいいいい!麻央ちゃんゆるじでええええ!」
謝罪。
ちっちゃな麻央ちゃんの足に縋り付き、フリフリのスカートで鼻水を拭くような勢いで顔を埋めて命乞いを連発する。
さっきはプライドがどうこうとか言ったけど、よく考えれば淫魔なんて自分が不利になったら降参したフリして誘惑するようなのばっかりなのだから、これは極めて淫魔的な伝統ある作戦だと言わざるを得ない。
フッ、どう麻央ちゃん!これで正義の味方の貴方は攻撃しにくく……。
「おっ、お姉……ちゃん……。それ、やめ……て……。
なんか、変な気分……」
「えっ」
なんか麻央ちゃん息も絶え絶えなんだけど……。
えっ、誰が麻央ちゃんにこんな攻撃を仕掛けたの!?
私すぐ側にいたのに麻央ちゃんだけを的確に狙い撃つ精密狙撃できるなんてとんでもない技量の持ち主……。
「ま、麻央ちゃん!急にどうしたの!?
顔赤いよ!?お腹とか痛くない?
耳もこんな真っ赤になって……え、えっと、ふーふーして冷まさなきゃ!」
そう麻央ちゃんの耳元で囁いて息を吹きかけながらお腹を撫でる。
くっ、誰がこんなことを!
「おっ、お姉……ちゃ、それ、だめ……っ。
んっ、〜〜っっっっ!!」
「……あっ」
私、そういえば淫魔の魔王だった。
アリスフィリア:モンスター娘逆レものRPG世界の魔王。
色々と緩い世界の魔王なので本人もゆるい。緩めのブラがいつまで経ってもキツくならないのが最近の悩み。
無知シチュショタ勇者が好みだが未だ魔王城に辿り着いたものはいない。
最近の趣味は無知ショタと保母サキュバスのおねショタプレイ鑑賞だが、やってることがタチオカ魔王と一緒だと言われると怒る。
カルゴ:ヒゲの配管工的なスーパースターのトニオと毎日のように戦ってる大魔王。
何気に主催者プロデスを除けば大魔王はこいつだけ。
何度負けても諦めない精神と部下の人望は最高クラス。
あと直接戦闘だけではなく様々なスポーツやパーティゲームでも戦いを挑む多趣味な奴。
メタモライザーローカスト:秘密結社キキンガーを率いるバッタの怪魔人。
強化形態のアバドンフォームを持ち、怪魔人たちを率いているので怪魔王アバドンとも呼ばれている。
夏休みになる度に映画に登場し、その際何度も麻央・トライハートら魔法少女一味とも戦ってるため最早顔馴染み。
今回は呼ばれなかったが、戦隊たちとも関係が長い。
エルケーニッヒ:「帝国」「空軍」「爆撃」「魔王」
ご存知あの空の魔王をモチーフにした人。
あくまでも架空戦記世界の人物であり現実世界やその国家とは無縁。
技術レベルも違うため、列車砲も実用兵器レベルにまで発展している。
今日もまた牛乳を飲んでは空に行く。
麻央・トライハート:金髪ハーフの魔法少女。
勿論元ネタは例の管理局の白い魔王。
ただ今作ではオリジナル的要素としてニチアサ系魔法少女とし、メタモライザーローカストとは映画で共演済みということにした。
SRBことスカーレイジブレイザーの火力で全てを薙ぎ払う。
ジュエルの魔王:元ネタは低クオリティ科学変身ヒーローアニメに登場する宇宙人を統べる魔王。額に埋め込まれた宝珠が特徴。
回りくどい作戦を計画しては悉く鬼畜主人公に叩き潰されることで有名。
最近元ネタの本名が発覚したらしい。
魔王セネトゥム:元ネタは某ホビーアニメ主人公。の東映版。
カードゲーム、ボードゲーム、パズルなどあらゆるゲームを修めたゲームマスター。
東映版なのでちょっとニヒル気味。
相変わらず文章での表現が困難な爆発ヘアー。
タチオカ魔王:元ネタはスーパー5歳児の映画特有のやたら強いオカマボスキャラ。
あくまでも「タチオカ」「魔王」であり、「魔王」「タチオカ」と言うと怒る。
タチオカ魔王を4・3ではなく2・3・2で区切って発音すると分かるだらう。
男児のお尻が大好きなホモで、逆に女は嫌い。
ドロワーズ光線でお気に入り以外の人間をかぼパン人間に変えてしまうが、これは「汚いケツこっちに見せんな」という意味がある。
最近の趣味は美ケツ男児狩りだが、やってることがアリスフィリアと一緒だと言われると怒る。
大魔王プロデス:元ネタは勇者ロトと戦った偉大な大魔王。
唯一まともな魔王で、今回魔王を一か所に集めた元凶。
数多の魔物を見てきたからか寛大な方で、麻央のスカーレイジブレイザーで居城を破壊されても特に咎める様子はない。