最後の惑星   作:WATAHUWA

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第3話

ポリーナの様子に驚くカナタ達。しかしシャオリーはすぐに分かった。

 

「そっか。ポリーナさん地球人だったよね」

「ええ」

「え?ポリ姉、そのグローバリー?って地球の宇宙船なのか?」

 

カナタは驚く皆の代表として聞く。

 

「そう。随分昔に行方不明になった宇宙船。………ここまで来ていたのね」

 

地球では有名な宇宙船だったようだ。シャオリーは皆に説明する。

 

「グローバリーIII世号は当時の惑星Ziにない技術があってね。爆発的な技術革命を引き起こしたって言われているし、ヴィオ。」

 

シャオリーが言うとヴィオはコックピットを開いた。

 

「この通り、鞍もコックピットに変わったの」

「おー。アストラ号に似てんな」

「地球から学んだから似てるんだろうな」

 

ザックの言う通り、地球から学んだからコックピットも似ている。おそらくモールス信号を知っていたのもこれが理由なのだろう。

 

「あ。そうだ。これも大事だよね」

「何が大事なの?」

 

ある事を思い出したように言うシャオリー。ユンファが聞く。

 

「惑星Ziの動植物や水には金属分が含まれているの」

「えぇ!?それじゃあオイラ達食べれないじゃないっすか!」

「どーすんのそれ!!」

慌てて言うルカとキトリー。しかしシャオリーは「大丈夫」と言う

 

「金属成分が少ない物を抽出加工すれば、皆安心して食べれるよ。実際、グローバリーIII世号の子孫もそうやっているし。やり方はちゃーんと教えるから」

『よ、よかったー』

 

その説明に安心するカナタ達。実は第二の惑星・シャムーアはキノコだらけ。毒性のある植物、保存に向かない植物ばかりで食糧を手に入れるのが困難だったのだ(その時は毒の胞子が届かない場所にあった地底湖に住む魚や水、毒部分だけ取ったバカでかいキノコになった)。シャオリーが居なかったらカナタ達は金属中毒になっていただろう。惑星Ziが有人惑星で本当に良かったと思うカナタ達だ。

 

「あれ?それだったらシャオリーちゃん大丈夫なんですか?」

「確かにそうならシャオリー達の体に影響がありそうよね?あんた大丈夫なの?」

 

アリエスとキトリーの問いにシャオリーは答えた。

 

「元から金属成分があるから普通に大丈夫!まあその影響で痣のように金属外皮があるけどね。ちなみに私の場合はこれ」

 

そう言って両頬の赤い三角を指さす。

 

「えーフェイスペイントじゃなかったんすか?」

「オレは刺青かと思った」

 

ルカとウルガ—の言葉には「まあ、それに合わせて刺青を入れる人もいるけど」と答える。

 

「じゃあフニ達もこの惑星に生まれてたならあったの?」

「あるねー。私みたいに両頬だったり、片方に線1本か2本。目元やカナタみたいに鼻の上。おでこにもある人も居るよ。親兄弟だったら同じ痣があるしね」

「え――そうなの?姉ちゃん同じだよ!」

「ええ!そうなるわね!」

 

フニとキトリーはかなり嬉しそうである。その後、今度はカナタ達の故郷である惑星で盛り上がる皆。そうしている内に

 

「あ。皆、夕方になって来たよ」

「本当。夕日綺麗ね」

 

ユンファの言う通り、夕方になって来た。ポリーナの言う通り、夕日が綺麗だ。

 

「お話やり過ぎたか」

「異星人の話なんて聞けないからな」

「文化の違いは面白いっすからね」

「それじゃあ、食糧探しは明日にするぞ!シャオリーもいいか?」

「いいよ!」

 

こうしてB5班とシャオリー、ヴィオは明日に備えることにした

 

 

 

 

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