異世界召喚巻き込まれ転生 〜転生先で魔王になり六天王の嫁と原因の邪悪な人類国家を潰します(笑顔)〜 作:紫道麻璃也
感想とかよろしくお願いします。
「という訳で貴方は死んでしまったの」
(はぁ)
片手に煎餅を持って説明の言葉を述べる白髪の女神。簡単に女神の話を纏めると、僕は下校中に何処かの異世界での“勇者召喚“というのに巻き込まれて死んだみたいだ。だけど、その“勇者召喚“の儀式自体がとても残虐で、千人の生贄で行われる禁忌の術らしく、しかも、術自体が神への叛逆の一つなのだそうだ。だけど神は下界への直接は不干渉みたいなので、白羽の矢が魂だけの半透明な球体になった僕に立ったという訳みたいだ。
「なので、貴方にはこの“勇者召喚“を行った『自分たちが正義‼︎』だと馬鹿な事を宣言している人類国家、“神聖帝国アルノカディア“を潰して欲しいの」
(僕はどうすればいいのですか?)
「まずは、転生先を決めて欲しいんだけど………希望はある?」
(どのようなのがあるのですか?)
「邪悪な人類に転生して内部から切り崩すもよし、善良な魔人族に転生して戦争で潰すもよし、強力な魔物に転生して蹂躙するもよしだね」
僕は数十分くらい悩み考えた結果、魔人族に転生することに決めた。
(今更かもしれませんが、この世界の事を教えてくれませんか?あと、勇者のことも)
僕がそう女神に聞くと二つ返事で教えてくれた。
「まずこの世界は、元々貴方がいた世界の創作物とかでは主に魔人族が邪悪だったけど、この世界は人類が邪悪で逆に魔人族が善なの。勇者は男が二人と女の子が一人。だけど、女の子の方は全く問題ないの。だから彼女は助けてあげて?彼女も巻き込まれた被害者なのだから」
(男はいいのですか?)
「男は外面はいいけど中身が最悪なの」
(なるほど………ありがとうございました)
「いいのいいの!さて、転生先は魔人族で決まったとして、性別も決めなくちゃね」
(性別ですか?)
「えっと、そろそろ魔人族内で産まれる赤ちゃんは七人だね」
女神ってそんなことまでわかるんだ………
「男の子が一、女の子が六だけど………どうする?」
(男の子でお願いします)
流石に中身男の子で女の子は恥ずかしいからね。
「よし!じゃあ男の子ってことで決定して………魔力とかはどうする?」
(………魔力があるのですか?)
「そりゃあ魔人族だからね。魔人族には魔力、人類には気力ってのがあって、魔力は気力の上位互換なの」
(………属性とかもあるのですか?)
「火・水・風・土・光・闇の六つの属性が基本でそれ以外にも古代魔法っていうのがあるね」
(古代魔法?)
「古代魔法は六つの原点であり、まだ存在しない属性にもできる可能性がある属性なんだよ。しかも古代魔法は何度でも使用可能‼︎」
(………じゃあそれで)
「あっ!伝え忘れていたよ!君が転生するのは“勇者召喚''の二十年前だからね」
(ある意味一番重要なこと忘れてましたね⁉︎)
「よし!準備は終わったね」
(色々ありがとうございました)
「向こうでも頑張ってね、偶に通信するから」
(それって神託じゃ?)
「気にしない気にしない!じゃあいってらっしゃい………次期魔王‼︎」
(………………えっ⁉︎次期ま
そこで僕の意識は途切れた………
次回
『設定』