知られることのない話   作:まるイワ

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湯国市はおっかないので初投稿です。





4-13 イチャイチャ?

 

 

 

「あー、なんか白けましたわねー。帰りますかもう」

 

「ちょっとぉ!」

 

 

や、助けてってば…。頭ぽりぽり掻いてんじゃないよ。

 

 

「どーにかしてよ、この子…。私の力だけじゃ無理だって」

 

「そんなこと言われましても…」

 

 

渋々って感じで女の子に近付いて、先輩は女の子の身体に触ろうとする。

 

 

「!」

 

「おわっ」

 

「〜!」

 

「あー、やっぱり…。これですもの」

 

 

でも女の子はそれを警戒したのか、ちょっと険しい顔で視線を返して、先輩を威嚇してるように見えた。

 

でも、それと同時に私に抱き付く必要ある?

 

 

「赤さん、ダメですわこれ。なんかもうオーラ出てます、オーラ」

 

「えぇ〜…?」

 

「なんか分かるかもそれ。こう、マジで渡さーん!みたいな?」

 

 

先輩がスススーッと離れてく。渡さんってなにを。誰をよ。

 

 

「内心すっとぼけてそうだから言って差し上げますけどね。そりゃ貴女に決まってるでしょう」

 

「じゃなきゃ、そこまでやらない…よ?」

 

「………」

 

 

ぐぅ。いやまぁ、分かってたけどさ…。最初に会った時も、いきなりブチュッとしようとしてたもん。

 

この子からはこう…私に対する何か、ベタつくようなもの感じるっていうか。

 

 

「貴女がどうにかするしかありませんわよ」

 

「つったって…」

 

「でもさー、前は話せてなかった?」

 

「神社の時か…」

 

 

会話できてたのかなぁ、アレは…。

 

いや、こっちの言葉が伝わってはいたのか。だから帰ってくれた。…その為の条件はまぁ、うん。

 

 

「………」

 

「?」

 

 

見つめ合う、私と女の子。首傾げてるけど、私の視線に何か期待してるのか、ほっぺが赤い。

 

目もなんか濡れてる感じ。熱に浮かされてるっていうのか。

 

 

「えーと…」

 

「…?」

 

「とりあえず、ちょっとどいてもらって…」

 

「〜!」

 

 

イヤイヤって、首を横にブンブン。そっか、嫌かぁ…。

 

だけど、私だっていつまでも馬乗りになられてるのはほら、困るから。

 

やっぱ人が乗っかってるのは重いし。人じゃないだろうけど。

 

 

「そこをこう…なんとか」

 

「!」

 

「頼むって…。別に、あんたに対してキレてるとかじゃないからさ」

 

「〜!」

 

「あぁ、いやちょっ…そんな顔しなくても…」

 

 

涙目になるくらい離れたくないのか…。そんなことある?

 

…ありそう。この子に限っては。

 

 

「どいてくんないや…。どうしたもんかなこれ…」

 

「あの時は確か、キスさせて帰ってもらいましたわね」

 

「お?じゃ、やっちゃうかぁー?今回も」

 

「速攻思い出させてくるのやめてくんない」

 

 

折角見ないふりしてた手だってのによぉ!

 

 

「なんですか。どうせ私達がここに来るまでチュッチュしてたんでしょう」

 

「チュッチュて」

 

「しけこんでたんでしょう」

 

「この子が一方的だったの」

 

「助平」

 

「なんで!」

 

「やーだぁー、もぉー!やーらーしーいー!赤ちん、やーらーしーいー!」

 

 

くっそ…ブチのめしてやりてえこいつら!

 

 

「大体ね。貴女はファーストキスがどうのと気にするような乙女チックな人間でもないのでしょうから、唇くらい幾らでもくれてやればよろしいでしょう」

 

「幾らなんでも失礼過ぎるだろあんた…」

 

「乙女ならトランクスを下着にしたりしません」

 

「うるせーんだよ!」

 

 

ほんと、やけに弄ってくるな今日なぁ!?あーもう、わかったよ…!

 

 

「そうすりゃいいんだろ…!」

 

「マジぃ!?ヘーイ、キース!キース!」

 

「それ以上茶化すと勉強時間倍にするからな」

 

「マジごめんなさい」

 

「教えるの私じゃないですか…」

 

 

外野をどうにか静かにさせて、改めて女の子に向き合う。涙目ではなくなったけど、不安そうにしてるのは変わらない。

 

不機嫌だったり笑顔だったり…。そんで、今はこの表情でしょ。顔の忙しいやつ。

 

どんな気分かわかりやすいのは、嫌いではないけど。

 

 

「………なぁ」

 

「………?」

 

「もう、日も沈むしさ。そろそろ腹も減ってきそうだし。…その、帰りたいわけさ」

 

「………」

 

「離してほしいんだよね、私のこと」

 

「〜!」

 

 

またイヤイヤ。やっぱりそうなるかぁ…ただ頼むだけじゃ。

 

 

「…またしていいから。あの……ちゅーって」

 

「………」

 

 

あ、ピクッとした。釣れたか?

 

 

「…………〜!」

 

「ええ〜…」

 

 

嫌なんかい。ていうより、それだけじゃ足りないって感じなのかな。案外欲張りか、この子…?

 

 

「……分かった。じゃ、こうしよ」

 

「?」

 

「会いに来ていいよ。好きな時に」

 

「!」

 

 

一瞬驚いたような顔して、次の瞬間にはニッコニコの笑顔になる。よかった。これならなんとかなりそう。

 

 

「ただし!暴力は無し。戦うのも無し。OK?」

 

「〜♪」

 

「あと、無理矢理迫ってくるのもダメ。それが守れるなら」

 

「〜!!」

 

「あ!?ちょ、ばっ…!む〜!」

 

 

こっちの出す条件をちゃんと聞いてもらいたいのに、そんなのお構いなし。

 

もう嬉しくて堪んねえみたいな顔したと思ったら、ガバッと覆いかぶさって来て、そのままガッツリとキスされた。

 

ただでさえ先輩達が来るまでの間にしまくってたのに、飽きたりしないのかなぁ…。

 

 

「むっ…んぅ…んんー……んっ…」

 

「………」

 

「うひゃー……なんか…」

 

「うん…すごい、ね…」

 

「リップ音っていうんですかね…?それも相まってこう、生々しさが…」

 

 

なんかコソコソ話してるし…。つーか、何が悲しくてこんな場面をチームの奴らに晒さなきゃならないんだよ。

 

あーもう、恥ずかしいって。顔あっつ…。

 

 

「ぷぁ…」

 

「………」

 

 

私の唇やら口内やらを好き放題にして今度こそ満足したのか、女の子がようやく唇を離してくれた。うわぁ、すっげー満足そう…。

 

 

「………」

 

「………♪」

 

 

馬乗りになった女の子が私から離れて、草原の上に座った。

 

とりあえず、解放されて一安心。上体を起こして、楽な体勢を取る。軽く溜息が出た。

 

 

「はぁ…」

 

「?」

 

「あー、や、うん。なんでもない…」

 

「………」

 

「じゃあ…とりあえず、連絡先教えとかないと」

 

「?」

 

 

自分の発言には責任持たないと。会いに来ていいって言っちゃったのは私だし。

 

そう思って連絡先のことを話したんだけど、女の子はその意味がよく分かってないみたいだった。

 

 

「や、会いに来るには必要だろ。今日は多分、偶然会っちまっただけなんだし」

 

「……」

 

「私の番号とか教えるからさ、会うなら連絡してから…あーでも、あんたってスマホとか持ってんのか…?」

 

 

人間かどうかも怪しいんだもんなぁ。下手すりゃ、そういう端末の存在すら知らないって可能性も…。

 

 

「………」

 

 

首を横に振る女の子。あー…持ってなかったかぁ。

 

 

「そっかぁ…。じゃ、どうすっかなぁ…。またいきなり出てきて襲われるのは…」

 

「………」

 

 

また横にフルフルってする。否定の意思表示。何に対してだろう。もう襲い掛かったりしないよってこと?それとも…

 

 

「え、なに。もしかして、要らないの?連絡先…」

 

「………」

 

 

今度は首を縦に振る。要らない。要らないと来たか。

 

 

「つってもなぁ…。じゃあどうやって…」

 

「………」

 

「あ、じゃあ紙に書いて渡すか…。年長さん、悪いんだけど私のスマホと、なんか書くもの…」

 

「………♪」

 

「あ……」

 

 

連絡先をどうにか教えようとしたけど、そうする前に女の子は消えちゃった。

 

神社の時と同じように、空気に溶けてくみたいな感じで、スーッと。

 

 

「……なんなんだよ」

 

 

出てくる時も、居なくなる時もいきなり。せめて、何か一言あってもいいのになぁ。喋れるのか知らんけど。

 

どうすんだろ…。私の連絡先、知らないままなのに。

 

 

「…よかったんですの?あんな約束して」

 

「かえって、危ない…かも?」

 

「え、赤ちん危ないの?」

 

「………貞操?」

 

「提訴?」

 

「黙ってろ、このバカ…」

 

 

つーかマジ子お前、よく知ってんな、提訴なんて言葉。勉強の成果かなにか?

 

まるで嵐が去っていったみたいに静かになった草原をぼんやり眺めながら、立ち上がる。ずっと同じ体勢で寝っ転がってた身体を、思いっきり伸ばした。

 

 

「あぁー…」

 

「えと…お疲れ、様…」

 

「ほんとな。疲れたぁ…」

 

「車で走ってる時も戦ってたんしょ?マジヤバいよねそれ」

 

「んー…」

 

 

そっちよか、あの女の子に好き勝手されてた時間の方がよっぽど…

 

 

「え、どうしたんです。いきなり頭なんて抱えて…」

 

「んぬぁ〜………!」

 

 

女の子にされたことを思い出して、悶絶。もー!また恥ずかしくなってきたじゃねーかよ!

 

 

(あの子もなぁ…。なんか妙に熱っぽいっつーか…!)

 

 

いまさっきの長いキスだってそう。必死にがっついてる感じがあったんだけど、それはこう、気持ちが溢れてそうなった的な。

 

とにかく欲しがってるように思えて、で、唇とか舌が持った熱と一緒に、それが伝わってきたっつーかさ…。

 

でも、なんで私なんだ。あの子にとって私は、そこまでのことをしたくなるような人間ってことなのか?そんな馬鹿な…。

 

 

(あー……!ほんっとに分かんない…!)

 

 

それ以上にもっと分かんないのは、自分自身の気持ち。

 

押し倒されて、抱きしめられて、涎でベッチャベチャにされて…。

 

でも、その…良かったっていうか…。いや、良かったってなんだよ!

 

 

(あてられちまったのか…?あの子の熱に…)

 

 

なんて言ったらいいのかな…。あの子の体重を感じたり、ねちっこくキスされてたりしたらこう…変な気持ちになってきて、それで…。

 

 

(はぁ……。おかしくなっちまったのかなぁ、私…)

 

 

こんなの、普通じゃない。人として変じゃんか。

 

たかだか15年しか生きてない小娘でも、それくらいは分かる。

 

分かってるはずなのに。それなのに…。

 

 

「いいやもう……。ほら、帰ろ…」

 

「いいんですか?なんかよくわかりませんけど…」

 

「うん…」

 

 

最近になって、自分のことが分からなくなることが増えた。それがどうしてなのかを考えて、結局答えが出ずに辟易することも。今回だって、それと似たようなもん。

 

でも、疲れた体と頭で考えたって、碌な結論が出るわけもない。そもそも出せるとも思えないし。

 

なんにせよ、今日はもう休もう。女の子との連絡手段のこととか、考えることは他にも…

 

 

 

 

 

 

 

「よーやく見つけたわよっ!アンタ達ぃー!!」

 

 

 

 

 

 

 

「!?」

 

「えっ…なに?」

 

 

もう引き上げようって考えてたところに響いてきた、誰かの大声。

 

声のした方に振り向くと、何やら妙ちきりんな格好の集団が、こっちにドタドタ走ってくるのが見えた。

 

先頭の白いローブ一人と、後ろに居る黒いローブが四人。五人組だ。

 

 

「あ”ぁー…!!はぁー…はぁー…!よ…やく…追い付いたっ…!げえっほげっほ…!!」

 

「隊…ちょ…。とりあえず落ち着いて…けほっ…」

 

「えーと…」

 

「誰?」

 

 

ようやく見つけたとか言ってたけど、私達のことを探してたのか?

 

てか、どいつもこいつもやたら疲弊してるように見えるんだけど、大丈夫?めっちゃぜーぜー言ってる。

 

 

「あー!先輩、この人達!」

 

「ええ。前に会った方々ですわね」

 

「えっと。知ってる、の…?」

 

「なんか絡まれまして。ほら、赤さんに電話をかけたでしょう。その時まさに」

 

「あー」

 

「ご覧の通り、向こうの方が数が多いですから、万が一に備えてこちらに合流してもらおうかと思ったのですが…」

 

 

逆に私に呼び出し食らったと。成る程ね。何の用だって思ってたけど、そんなことが…。

 

 

「そんで?なんなん、コイツらは」

 

「それが、色々と聞く前に赤さんから応援を頼まれたものですから。詳しいことは」

 

「爆弾でドカーン!ってやって、逃げてきたの!」

 

「そうなん?」

 

 

まだ息を整えてる、リーダーっぽいやつに聞いてみた。

 

 

「はぁ…はぁ…え、私?…ええ、まぁ…そうね」

 

「あの…大丈夫?皆疲れてる、けど…」

 

「あぁ、うん。それは…。やっと落ち着いてきたわ…」

 

 

他のやつらも同じらしい。息を整えながら、リーダーっぽいやつの後ろに控えてた。

 

 

「ふぅー…ふぅー…。よし!もう大丈夫!」

 

「そっか。でさ、あんたら結局どういう人達よ」

 

「ん!まぁ待ちなさい!その辺をあれこれ説明する為にわざわざ探し回ったんだからね!ホントに!」

 

 

日を改めましょうってことで帰ってもよさそうなもんなのに、わざわざそんなことしてたんだ。それは、なんていうか…

 

 

「…ご苦労様?」

 

「?ええ、ありがとう!」

 

「はぁ…」

 

「とりあえず、自己紹介ね!いい?よーく覚えときなさい!私達は」

 

「『マギウスの翼』というらしいです。お名前」

 

「ちょっと!!」

 

 

へー、マギウスの翼ねぇ。チーム名かなんかなのかな。ローブは専用のコスチュームとか?

 

 

「あの。先程は失礼致しました。事情があったものですから」

 

「でも、今はもうだいじょーぶだよー!なんか、アタシ達に用事あるんだよね?」

 

「……ええ」

 

「それなら、とりあえずどっか移動しない?飯時も近いし、なんか飲み食いしながらとか…」

 

「…いいわ。ここで済ませるから」

 

「あ、そう?」

 

「ええ、ええ…」

 

 

言いながら、リーダーっぽいのが片手を挙げる。なにしてんの?

 

 

「済ませるわ。すぐにでも……っね!!」

 

「っ!?」

 

 

そのまま挙げた手をビッと下ろしたと思ったら、後ろに控えたやつらが、あちこちに跳んで散っていく。

 

何事だって思って目で追うと、奴等がまるで、私達全員を囲むような配置に就いてるのが確認できた。え、マジでこれどういう…

 

 

「拘っ束!!」

 

『了解!』

 

 

リーダーっぽい…もうリーダーってことでいいわ。リーダーのやつが声を張り上げて命令を下すと、他のメンバーが揃ってそれに応じた。

 

 

「なんだぁ!」

 

「わ、わ…!ちょ、どゆことぉ!?」

 

 

黒いローブの下から鎖みたいなものが勢いよく伸びてきて、私達に纏わりつくみたいな軌道を見せてくる。

 

不意を打たれた私達はそれに対応出来ずに、全員纏めて縛り上げられちまった。お互いの体が必要以上に密着して、割と苦しいことになってる。

 

 

「よーし、全員そのまま待機!しっかり動けなくしときなさい!」

 

 

頭に?を浮かべっぱなしな私達。

 

それを他所に、縛るよう命令を出した張本人が、メンバーに指示を出しながら近付いてきた。

 

 

「ちょっと、どういうことですの貴女!」

 

「いきなり何すんのさー!こーいうのシツレーって言うんじゃないのー!?」

 

「アンタらの問答無用の爆弾だって、充分失礼だったでしょうが!」

 

 

あ、うん。それはそう。

 

 

「大体ねー、甘いのよアンタ達は!こーんな怪しい身なりのやつらが堂々と近付いてきて、ゆっくりお話しましょうなんてのを馬鹿正直に信じるなんてね!」

 

「隊長、自分で怪しいって言っちゃうのは…」

 

「しゃらーっぷ!!」

 

 

自覚はあるんだ…。じゃ、やめりゃあいいのに、その格好…。

 

 

「質問に答えなさいな!突然こんな不躾な真似をして。何かこうするに足る理由があると言うのなら、きちんとした説明を…!」

 

「抵抗されても困るもの。こっちも手荒な真似をする気は無いけど、保険よ保険!」

 

「抵抗…?あの…この子達、別にそんな…。私も…」

 

「あぁ、そうだわ!自己紹介よ。忘れてたわね!」

 

 

年長さんの言葉を無視して、リーダーの白ローブは続ける。

 

 

「この街で何も知らずにのうのうと生きる、無知も極まるアンタ達に、改めて教えてあげる!耳かっぽじ…るのは痛そうだから、心に刻み付けるつもりで聞きなさい!」

 

 

ビシッと人差し指を私達に突き付けながら、やたらと自信満々なその声を張り上げて、堂々と私達に名乗った。

 

 

 

 

 

 

 

「私達は、『マギウスの翼』!この神浜市において、全ての魔法少女をその宿命からの解放に導くという、崇高にして!気高き使命を持つ者達よ!!」

 

 

 

 

 

 





マギレコ本編の出来事

・ミザリーリュトンのウワサを撃破。ウワサからの祝福の言葉を受け取り、やちよ、鶴乃と合流。抵抗を続けるつもりの天音姉妹を止めようとするやちよの言葉に同調しながら現れたのは、やちよの古馴染であるみふゆだった。
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