そんなことよりメガネ甘雨可愛いがすぎる...ありがとう公式...
「あれ、甘雨、久しぶりのメガネ姿だね」
ある朝、いつも通り起きてきた甘雨をキッチンから覗き見ると、1年くらい前に僕が渡した伊達メガネをかけていた。
「はい、昨日机の掃除してたら出てきて、たまにはかけてるのもいいかな、って思いまして」
「なるほどね...とっても似合ってるよ、朝からありがとう」
すると甘雨がキッチンまで来て僕の方に近づいてくる。
「どうしたの?」
何かを期待するような表情で僕の方を見上げてくる。
「か...可愛いって思うなら、頭撫でてください」
珍しく僕におねだりをしてくる彼女に心臓が跳ねる。
ゆっくり彼女の頭に手を乗せ、頭を撫でる。
彼女の美しい青髪からふんわりと甘い香りが漂ってくる。
「ん...ふふ、幸せです」
気持ちよさそうに目を細め、微笑んでくる。
「朝から可愛いね...甘雨」
たまらず、彼女のことを抱きしめる。
「あの、少しいいですか?」
耳元で甘雨が囁いてくる。
「鍋から煙出てますよ」
「え"」
どうやら朝食は1品少なくなりそうだ。
「そういえばさっきの事だけど、おねだりしてくるなんて珍しいね」
いつもより少なめの朝食を食べながら、雑談に花を咲かせる。
「たまには積極的になってみたら?って言われたので...あんまり自信ないんですけど...」
「まあ僕はそんなに気にしてないけど、甘雨のことが好きって気持ちは変わらないし」
「そ、それは分かっています...けど」
少し顔を赤らめ下を向きながら、小さい声でこう聞こえてくる。
「私もあなたのことが好きっていうのをもっとしっかりと伝えたくて...」
その不意打ち発言に思わず照れてしまった僕も下を向いてしまい、なんとも言えない沈黙がその場を支配する。
「と、とにかく、恥ずかしいからそんなに無理しなくても良いからね?」
その日の夜。
「あれ、甘雨またメガネしてくれてるの?」
「可愛いって言ってくれるので...でも職場だと疑問に思われそうなのであなたの前でだけ、ですけどね」
「ありがとう、可愛いよ甘雨」
恥ずかしいのか、甘雨がゆっくりと僕から目をそらす
「何回言われても、慣れないです...」
「そうそう、そういえば言って欲しいセリフ?があるんだけど」
「セリフ、ですか?」
おもむろに話題を切り出す。
「メガネかけた状態で「お触り禁止!」って言って欲しい」
少し呆れたような顔をした後、
「もう、仕方ないですね...ん、んんっ...」
軽く咳払いをし、凛々しい表情で望んだセリフを言ってくれる。
「お触り禁止っ!」
「なんか...メガネの状態で言われるとまた違った雰囲気になるね...触っていい?」
あまりの感動に思わずセクハラ発言をしてしまう。
「まぁ...あなたになら...良いですよ?」
なんてことを上目遣いで言ってくる。
「甘雨!!好き!!!」
思わず抱きついてしまって僕に対し、甘雨が僕の頭を撫でながらこう行ってくる。
「私も大好きですよ。ふふっ」
どうやら眼鏡っ娘甘雨に僕は勝てないようだ。
これからも本作品をよろしくお願いします。
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