くっ! ガッツがたりない!
―生徒会室―
ダイヤ「わたくしですかぁ!?」
鞠莉「イエス!」
果南「勧誘されないと思った?ダイヤの強さは私達も知っているからね。」
そう、かなまりの2人はダイヤを勧誘していた。昨日活躍していたのはなんだかんだ言ってダイヤだ。
ダイヤ「あなたたち、優勝を目指しているのでしょう?素人キーパーにシュートを止められる人を勧誘するのですか?」
鞠莉「もう!イジワルねぇ!負けたからってそこまで拗ねることないでしょぉ!」
果南「ダイヤ、大丈夫だよ。私達、怒ってないから。」
ダイヤ「怒っていないって…それではまるでわたくしが本当は入りたいけど昨日のことがあってためらっていることになりますわ!」
鞠莉「実際にそうじゃない?千歌っちに期待していて、昨日サッカーバトルを挑んだのでしょう?」
ダイヤ「わたくしは…ただあなたたちがどのような気持ちでサッカーをやろうとしていたのかを確認したかっただけですわ。」
果南「そんなこと言っても、ダイヤが千歌のプレーに興味を持っていること、知っているんだからね」
ダイヤ「果南さん、何を根拠に…」
果南「昨日ダイヤの近くでプレーしていたけど、ダイヤ、千歌がシュートを止めた時にそんな表情してたよ?」
ダイヤ「それは…」
果南「ダイヤもサッカーをやってるならわかるでしょ?千歌が本気でサッカーをやっていること…千歌に優勝するだけの才能があること…」
ダイヤ「…」
核心をつかれたダイヤは黙り込んでしまう。
果南「ダイヤ…サッカー部に入って欲しい。千歌や私達と一緒に戦って欲しい…!」
鞠莉「ダイヤ、私からもお願い。あなたの力が必要なの!」
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千歌と曜は他の人を勧誘しに行った。
曜「ところで千歌ちゃん、どこに行くの?」
千歌「図書室だよ。あそこでサッカーの本を読んでいる人を勧誘すればいいと思う!」
曜「なるほど…と言いたいけどそんなに都合良くいくかなあ?」
そう会話して図書室に入った2人。
千歌「いた!」
曜「ええー!」
スポーツの本があるコーナーに2人の女の子がいた。
花丸「ルビィちゃん、この本だよ」
ルビィ「ありがとう花丸ちゃん、花丸ちゃんも読みたい?」
花丸「マルも?それサッカーの本だよね…」
ルビィ「花丸ちゃんはサッカー嫌いなの?」
花丸「嫌いじゃないよ…でも、マルには向いてないスポーツずら。」
赤い髪の女の子はルビィ、黄色い髪の女の子は花丸だ。その2人の会話を聞いていた千歌はというと…
千歌「ちょっと待ったぁ!」
花丸「ずら!?」
ルビィ「ピギィ!」
千歌は2人の前に突然現れる。
曜「千歌ちゃん!それはびっくりするよ!」
ルビィ「千歌…?お姉ちゃんが言ってた人かな?」
千歌「お姉ちゃん?」
花丸「ルビィちゃんのお姉ちゃんって…」
曜「ルビィ…?あっ!ダイヤさん!」
曜はルビィの姉はダイヤであることを思い出した。ルビィとダイヤの家はとても有名だ。
千歌「ということは!ルビィちゃんもサッカーやるんだよね!?サッカーの本を手に持っているし、絶対そうだよ!」
ルビィ「ええと…それは…ちょっと」
千歌「花丸ちゃんも!一緒にやろ?」
花丸「でも、マルには向いてないよ…運動もしてないし…」
千歌「大丈夫!きっと出来るよ!」
花丸「でも…それならルビィちゃんの方が才能があると思う」
ルビィ「花丸ちゃんの方がすごいと思うよ!」
2人は恥ずかしがり屋なのか話し合いが進まない。こうして1日が終わった。
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―翌日―
千歌「果南ちゃーん!大変だぁ!」
果南「千歌、どうしたの?」
千歌「転校生だよ!転校生!転校生って本当にいたんだ!」
果南「へえ、奇遇だね。私のクラスにも転校生が来るんだ」
千歌「私のクラスはフランスから帰ってきた東京の人なんだって!」
果南「日本人…ってことかなん?私はドイツ人の転校生だよ」
千歌「ドイツ人?この前あったような…」
果南「あれ?もう知り合ったの?ちなみに名前は…」
果南「シュバルツ=フレイ」
千歌「フレイ…」
同時に始めたラブライナズマイレブン!東京のキセキとのセルフコラボを計画しています。できればそっちもよろしく。
この中でどれが好き?
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ラブライブ×イナイレ
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キャプテン翼たたかえドリームチーム