キャプテン翼!サンシャイン!!   作:バシム

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お待たせしました。いよいよ、最終章が始まります。


最終章 ユニバーサル・ユース編
最初のミーティング


 

―ユニバーサル・ユース会場―

 

 

チャーリー「ついに ユニバーサル・ユースのかいかいです!

      かっこくの だんじょせんしゅだんが

      どうどうとした にゅうじょうシーンをみせています

 

ユニバーサル・ユース。初の男女混合のサッカー世界大会だ。以前のエイリア関連の騒動も収まり、無事に開催することが出来たようだ。

 

 

チャーリー「われらが ぜんにほんユース

      みごと かちのこることが できるでしょうか!!

 

 

 

そんな期待を受けてユニバーサル・ユースに臨む全日本ユースであった。しかし…

 

 

 

 

新田「なに~~~!?日向がいないだと!?」

 

三上「何をやっとるんだあいつは!かまわん!ミーティングを始めるぞ!」

 

どうやら、順調に勝ち進む…とはいかなさそうである。

 

 

 

 

―全日本ユース宿舎―

 

開会式の後は用意された宿舎に入る。日向以外の全日本ユースメンバー全員集まり、大会に関して改めて解説するためのミーティングが始まる。

 

 

三上「今回の大会は完全トーナメント方式になっておる。ワールドユースや他の公式大会のように、先にアジアを突破してから世界と戦うわけではないぞ」

 

松山「今回は方式がいつもと違うんですね」

 

三上「うむ…要因としては、まず初めての男女混合サッカーであったことから、不参加の国が少なからずおったことから、従来のやり方ではそしてアジアサッカーのレベルが上がったため、アジア・オセアニアから1カ国だけ選抜する考えは古いという意見もあったようだ」

 

千歌「アジアサッカーのレベルが上がった…」

 

陽子「すごい女性選手はあなた達だけじゃないのよ。世界中にいるんだから!」

 

 

三上「そして、1回戦はそのアジアで最も力を伸ばしたチーム、中国ユースと戦うことになるぞ」

 

翼「中国ユースか…」

 

石崎「確か俺のそっくりさん2人が空中サッカーやってくるチームだったなぁ~」

 

曜「石崎さんのそっくりさんが…2人⁉」

 

花丸「世の中分からないずら…」

 

三上「まったくだな。石崎の言う通り、彼らリ・兄弟は昇竜脚という必殺技に代表され、チーム全体が空中サッカーを得意としている。そして、今回の大会では男女混合となったことで新たな女性選手と共にさらに強力なチームに仕上がっている」

 

ダイヤ「鍾嵐珠(ショウ・ランジュ)選手と唐可可(タン・クゥクゥ)選手ですね」

 

三上「リサーチが早いな黒澤。では彼女たちが何を得意としているかは分かるか?」

 

ダイヤ「申し訳ございません…そこまでは存じ上げていません」

 

三上「大丈夫だ。なにせワシも知らんからな」

 

新田「おい!なんで監督がリサーチできてないんだよォ!?」

 

三上「仕方ないじゃろう!こういう新戦力はなるべく対策されんように隠すものだ!」

 

松山「そうだな。監督の言う通りだ。むしろやむを得なかったとはいえ、2チームにこちらの手の内をほぼ見せる方が異常だ」

 

三上「そんなこともあったな…こうなってしまった以上、各自練習を積み、奴らの想像を超える力を見せるのだ!」

 

若林「もちろんですよ。どのみちこのままじゃドイツに勝つことなんて不可能だからな…」

 

翼「うん。シュナイダーもミューラーも圧倒的過ぎる…でも、俺たちはそれを乗り越えなきゃいけないんだ」

 

千歌「そうと決まれば練習…ですね!」

 

三上「そうだ!各自、自身の課題点を洗い出し、そこを改善するのだ!」

 

こうして練習に入る全日本ユース。その前に花丸には監督から連絡があるらしい。あと松山と三杉もアドバイスのためにいる。

 

 

 

三上「残ってもらってすまないな」

 

花丸「監督、連絡って…?」

 

三上「うむ。日向がいなくなったのは知っておるな?ということで日向のエースストライカーの役割を君に引き継いでほしいのだ」

 

花丸「マルが日向さんの後継者…」

 

花丸はとても不安そうな顔をしていた。自分が日向の後継者などと…いくらFWだからといってとんでもない重責である。

 

 

松山「ひょっとしてあの山の発言を気にしているのか?」

 

花丸「はい…」

 

松山「大丈夫だ。今のお前なら日向になれずとも、日向に劣らないストライカーにはなれる。もしケチつけられたら、誰のせいでこんなことしなきゃいけないと思ってるんだよバーカ!って言ってやれ!」

 

三杉「松山くん、優しい子に言わせる事じゃないよ…」

 

 

三杉「それはともかく、花丸ちゃん、日向抜きにしても、君は一人で世界に通用するシュートを撃てるようになるべきだ」

 

花丸「チームプレーじゃダメずら?」

 

三杉「もちろんダメじゃないよ。でも、こういう大会になると話が変わってくる。公式大会には、選手の交代に制限があるんだ」

 

花丸「知ってるずら。今回の大会では基本的に3回、準決勝から5回交代できるずら…あ、分かったずら!」

 

このルールと自分の課題点の相関に気付いた花丸。解説すると、まず今の花丸の有効な必殺シュートはザ・ギャラクシーだけ。これはダイヤ、果南と協力しないと撃つことが出来ない。つまり、ダイヤか果南がフィールドを離れると、花丸は得点力を失う。そのため、貴重な交代権を2回も使う羽目になるのだ。

 

 

三杉「それなら話が早いよ。特にダイヤさんは翼くん、岬くん、そしてボクとゲームメイカーという点で役割が被る。つまり、フルタイム出場できる可能性は非常に低い」

 

三上「そういう訳だ。FWとして生き残りたいのであれば、1人で世界のゴールを破ってみせるのだ!」

 

 

 

 

 

―練習場―

 

花丸「…ということで新しいマルの技を編み出すずら!」

 

鞠莉「オー!ファイトー!というわけで…果南とダイヤはソーシャルディスタンスよ!」

 

ダイヤ「ちょ…わわっ」

 

無理やり鞠莉に押し出されるダイヤ。思わず変な声をあげてしまう。

 

 

 

鞠莉「果南!ダイヤ!私たちはこの技をやってみましょう!」

 

果南「それって…風見監督からもらった虫食い秘伝書!?」

 

ダイヤ「鞠莉さん!そんなもので遊んでいる暇はありませんわ!」

 

鞠莉「失礼ね!一から必殺技を作るのは苦労するのよ!それならこういうものからアイデアをもらった方がベターよ!」

 

果南「それは一理あるね。…で、なんて技なんだろ。なんとか…ブラスト?」

 

ダイヤ「果南さん…英語をごまかして読むのはやめなさい」

 

果南「いや、これ英語じゃないと思うよ…」

 

なんだか困惑している浦の星3年組。一方、花丸はというと…

 

 

 

 

花丸「えーーい!!」ボッガァン!!

 

聖良「ふっ!」ガチィ!

 

キーパーに向かってシュートを撃ちまくっていた。

 

 

聖良「やはり今までと変わりませんね…」

 

花丸「うーん、ネオ・ライオンシュートっていう感じにしたいけど上手くいかないずら…」

 

新田「日向はブラックボールっていうのを使ってネオ・タイガーショットを編み出してたな」

 

石崎「じゃあ国木田もそれ使えば…」

 

松山「いいわけないだろ!あんな練習は本来ケガするからダメだ!」

 

ブラックボールとは通常の3倍の重さを誇るボールである。要するに鉄球を蹴るので、痛いに決まっている。大会に出る前に怪我したら目も当てられない。

 

 

石崎「というかネオ・ライオンシュートなんて面白くないよなぁー。日向とシュナイダーがやってるからなんの捻りもないぜ」

 

花丸「え?面白く…ない?」

 

石崎「そうだなー、なんかそのまま強くしても日向やシュナイダーみたいに強くなる気がしないんだよなー」

 

花丸「うぅ…」

 

花丸は落ち込んでしまった。せっかくの強くなるアイデアをこう言われてしまっては、そうなってしまう。

 

 

松山「このデリカシーのないやつめ!!」

 

石崎「うわー!お助けー!」

 

花丸「マルは…どうすれば…」

 

聖良「花丸さん、ここは私たちと一緒に考えて、試してみましょう。1人の必殺シュートを編み出すからと言って、1人で悩む必要はありません」

 

松山「そうだな。いいこと言ったぞ聖良!よし!俺も協力するぜ!」

 

 

理亜「私もそれに加わってもいいかしら?」

 

聖良「理亜!」

 

新田「俺も参加させてもらうぜ!」

 

松山「新田!」

 

 

新田「日向の後釜を狙っているのはあんただけじゃないんだぜ!」

 

理亜「ここはFW同士、競い合ってみましょう。それとも、私たちが相手じゃムリ?」

 

花丸「そんなことは…ないずら!」

 

聖良「決まりですね。私たちで新たなストライカーを生み出しましょう!」

 

花丸を中心に、ストライカーを生み出すための競い合いと知恵の出し合いが始まった。果たして、日向の抜けてしまった穴は埋められるか…?

 




最近アリスギアアイギスにはまってます。推しは小鳥遊怜ちゃんです。

だから、特別編で怜ちゃんの誕生日パーティやろうと思います。


ウソに決まってんだろ。今日は4月ばか(最初の一行は本当です)

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