キャプテン翼!サンシャイン!!   作:バシム

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お久しぶりです。そろそろ就活がきつくなってまいりました。

色々な事情もあって、10月、スパスタ放送までにはコラボ含めて終わらせたいところですが…


ストライカーを生み出す練習

 

―第2グラウンド―

 

ここで花丸たちFW陣の練習が行われる。そんな中、ゴール前に吊るされている者がいた。

 

 

石崎「やめろー!なにをするー!」

 

松山「当たり前だ!お前があんなこと言ったんだから、協力してもらうぞ!」

 

石崎「だからってゴール前に縛り付けるヤツがあるかよー!」

 

松山「うるさい!国木田が新しい技を編み出すまで、お前の顔面で国木田のシュートを受けてもらうぞ!」

 

石崎「ひーん!」

 

 

花丸「ええっ!?これじゃあ本気で撃てないずら!」

 

理亜「大丈夫よ。さっさと新技を編み出してしまえば済む話。そうなれば石崎も本望のはずよ」

 

松山「その通りだ理亜!」

 

石崎「勝手に決めるな~!…って言いてえところだけど、どんとこい!この石崎了の顔面が練習にとことん付き合ってやるぞ!」

 

理亜「それじゃ遠慮なく…」ドガァァ!

 

石崎「ぐはあっ!」

 

理亜は普通のシュートを放った。石崎の顔面ブロックが理亜のシュートに決まる。

 

 

石崎「おい!せめて必殺技を編み出す努力はしろよ!」

 

理亜「何言ってるの。私はちゃんと必殺技を編み出そうとしてるわよ」

 

松山「理亜は日向や新田、国木田や俺みたいに利き足で思いっきりシュートを放つのはやったことがなかったな」

 

理亜「そういうこと。だから私はそれを磨くの」

 

花丸「マルとは逆ずら」

 

石崎「じゃあ国木田が変な動きすればいいってことか!?」

 

理亜「失礼な!何が変な動きよ!」

 

新田「俺がやってみるぜ!」

 

 

 

新田「隼回転ボレーシュートだ!」

 

そう言うとバレエみたいにクルクル回り始める新田。そしてボールに足を当てた。

 

 

理亜「あ。変な方向飛んでった」

 

花丸「そっちは千歌ちゃんと若島津君が練習してる方向ずら…」

 

 

 

 

 

千歌「いくよ!」

 

若島津「こいっ!」

 

千歌「爆熱…ってうわっ!?」

 

若島津「くっ!日向さん以外の全日本FWはここまでなっていないのか…」

 

イヤミか貴様!と言いたくなることを申す若島津。そして何も気にせず練習を続ける。

 

 

新田「おい!ボールが向こうに行ったままだぞ!」

 

松山「アイツらのシュート・セービングが一通り終わった後で返してもらうぞ」

 

 

 

千歌「うおおおおっ!爆熱ストーム!!」

 

 

若島津「キエエエエェェェーーー!!」

 

千歌の爆熱ストームに対して技を出す若島津。しかし三角飛びではない。

 

 

バゴォ!新田にお返しとばかりにボールが飛んできた。

 

新田「うええっ!」

 

若島津「若堂流、浴びせ蹴りだ!」

 

新田「ちきしょー、よくもやったな!」

 

花丸「こ、これずら!」

 

新田「なにィ!?今のでコツがつかめたって言うのか!?」

 

花丸「うん!千歌ちゃん!若島津くん、ありがとうずら!」

 

若島津「な、なんだ…」

 

千歌「よく分からないけど、どういたしましてだよ!」

 

 

 

 

 

 

新田「それで…どうやって新しいシュートを編み出すんだ?」

 

花丸「さっきの千歌ちゃんや若島津くんみたいにダーーーっ!って気合を入れてシュートずら!」

 

松山「そういうことか。確かに日向もシュートする時にうおおおおっ!って雄たけびを上げる時があるからな。なにかヒントになるかもしれないな」

 

花丸「早速やってみるずら!うおおおおっ!えいっ!!」ドガアァ!!

 

声を出して気合を入れ、シュート。石崎がそれを顔面ブロック。

 

 

石崎「うおおっ!!」

 

松山「石崎!どうだ!?」

 

石崎「いいぞぉ!気合がすっごく伝わってくるぜ!」

 

花丸「ほんと!?…そうと決まればどんどんシュートずら!」

 

 

新田「俺も負けてられないぜ!」

 

理亜「全日本のストライカーの座は、簡単には渡さない!」

 

 

コツをつかみ始めた花丸に対抗するべく張り切る新田と理亜。練習はさらに続く。

 

 

新田「だああああ…!てりゃあ!」ドガァァ!

 

聖良「わっ!?」

 

バシュゥン!

 

新田「よっしゃぁ!調子が出てきたぜ!」

 

聖良「シュートのパワーとスピードが目に見えて上がっています…!」

 

 

 

 

若島津「向こうのメンバーたち、調子よさそうだな」

 

千歌「あっちの練習に一緒に参加しましょう?私たちにもいい刺激になるかも!」

 

若島津「そうだな。…キーパーが不足しているのか石崎が顔面でシュートを受け続けているし…ちゃんとキーパー役を用意しないとな」

 

さっき別の場所で練習していた2人も花丸達に混ざることに。

 

 

 

 

若島津「というわけだ!シュートをとことん受けてやるぞ!」

 

理亜「望むところよ!はあああっ!!」ドガアァ!!

 

理亜はシュートを放った。普通のシュートと比較して、えらく回転がかかっているが…

 

 

若島津「ここだ!」

 

バチッ!

 

若島津「っ!?」

 

バシュゥン!!シュートは若島津の拳を弾き、ゴール。

 

 

若島津「…なんだ、この感覚は」

 

松山「若島津、どうした?」

 

若島津「いや、さっき理亜のシュートを止めようとしたんだが…なんだ、シュートに触れないんだ」

 

松山「どういうことだ?キャッチミスじゃないのか?」

 

若島津「違う。シュートに触ろうとしても、触ることが出来ない…そんな感覚なんだ」

 

松山「本当だとしたらとんでもないシュートだ…本人に聞いてみるのが一番だな」

 

 

 

 

 

 

理亜「なんですって?私のシュートにそんなものが?」

 

松山「そうだ。どうやってシュートを撃ったんだ?」

 

理亜「ボールにものすごく回転をかけたわ。自分じゃなくてボールをとことん回転させようって気持ちでね」

 

松山「良い発想だな」

 

理亜「しかし触ることの出来ないシュートねぇ…そんなものが実在したら、チームによってはどうしようもなくなるわね」

 

松山「ああそうだな。つまりそれを極めればお前は全日本のエースになる事も夢じゃないってことさ」

 

そうと決まれば極めようと決めた理亜。早速次の練習相手である聖良に実践するつもりだ。

 

 

理亜「姉さま!今から最強のシュートを受けてもらうわ!」

 

聖良「理亜…張り切ってますね」

 

理亜「いっけええぇ!!」バゴォ!!

 

ギュルルルル!!ボールは恐ろしく回転し、ドリルのようになっている。触ったらひとたまりもなさそうだ。

 

 

聖良「オーロラカーテン!」

 

ヒュラァ!聖良はゴールをオーロラのバリアで包む。そしてボールの回転は徐々に失われてしまった。

 

 

理亜「あ、ちょ…」

 

松山「これはメンツ丸つぶれだ…」

 

聖良「ど、どうされたのですか?そんなに落ち込んで…」

 

理亜「実は…触ることができないシュートっていうのを開発したのだけど、こうなるとは思ってなくて…」

 

聖良「なるほど…だから最強のシュートというわけですか」

 

松山「こうなるのは完全に誤算だったな…」

 

2人は改めて気づいた。ゴールを奪えないキーパーが存在しないように、絶対にゴールを奪える最強のシュートも存在しないのだ。

 

 

聖良「ですがいい着眼点だと思います。これが出来れば、一部のキーパー及びチームは完全にお手上げですから」

 

松山「ああ。思えばせっかくこんなにFWがいるんだ。それぞれ個性を出してどんなキーパーにも対応できる攻撃陣にした方がいいだろうな」

 

聖良「そうですね…そしてそれは私たちGKも同じであるようです」

 

松山「そうか…お前も若林や若島津に負けないようなGKにならなきゃいけないからな…」

 

聖良「はい…」

 

 

聖良(そうです。もし理亜のようなシュートが放てる選手が相手にいた場合、今の全日本ユースでは止めることが出来ません。だから…)

 

 

 

 

 

 

―ユニバーサル・ユース特設スタジアム―

 

 

試合の日はすぐに訪れる。全日本ユース、果たして1回戦を勝利できるのか。

 

 

―MEETING―

 

三上「さて…お前たちが練習している間に、我々は中国ユースの情報を改めて集めておいたぞ。以前名前を出した女性選手…鍾嵐珠と唐可可に関してだ」

 

松山「以前は相手は戦術を隠すと言っていましたが…大丈夫なんですか?」

 

三上「うむ、その通りだ。相手はこちらに戦術が漏れないように練習を行っておる。そのため具体的にどんなテクニックを使うのかまでは調査出来なかった…しかしないよりはマシなはずだ」

 

 

三上「まず鍾嵐珠に関してだ。彼女は『超級竜巻』という異名を持っており、どうやら風を操るような技を持つとの情報を手に入れた」

 

翼「風を操る技か…俺はその風に乗って飛び立って見せる…!」

 

三上「続いて、唐可可だが、彼女はサッカーが大好きで、普段の練習に加えて、少林拳の達人との自主練習にも励んでいる様だ」

 

政夫「しょ…少林拳!?」

 

鞠莉「小さいころ見ていた映画で聞いたことがあるわ。全ての武術は少林拳が発祥であるって…」

 

果南「それでサッカーにも活かせるってこと…!?」

 

翼「サッカーはフィジカルも重要な要素の1つなんだ。活かすことは充分に可能だと思う」

 

三上「これにワールドユースでも戦ったリ兄弟の空中サッカーも合わさることも考えると、どんな戦術が来ても不思議ではない。浮き球を警戒しつつ、件の女性選手2人には特に気をつけろ!」

 

中国戦前のミーティングはここで終わる。果たして、鍾嵐珠・唐可可はどんなサッカーをしてくるのか?全日本ユースはそれを打ち破り、2回戦に進めるのか?それをうらなう試合が始まる。

 




ラブライブ×イナイレ作品を見ている方にとっては聞き覚えのある単語が出てきましたな。

実はボク含めたラブライブ×イナイレ作者同士で仲良くさせて頂いております。違う作品同士でこの技とこの技がぶつかるとどうなるのだろう?という話し合いもしていて、そこから例のコラボの際の参考にすることもあります。

改めて、ラブライブ×イナイレ作品の作者さん3人に、お礼を申し上げたいところです。この作品を作る際にお三方の作品も参考にさせて頂いておりますので…

この中でどれが好き?

  • ラブライブ×イナイレ
  • キャプテン翼(原作漫画)
  • キャプテン翼(テクモ)
  • キャプテン翼たたかえドリームチーム
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