私、桜内梨子です。東京で生まれたけど、中学生の時にお父さんの仕事の都合でフランスに行かなきゃいけなくなって、高校2年生ぐらいでお母さんが別居することを決めたんです。それで、東京とかフランスとか都会ばっかりで落ち着かなかったから、落ち着けるような所を探して、それで内浦に来ました。
それで、落ち着けるような所だったから、ここで落ち着いて普通に暮らそうと思っていたのだけど…
千歌「サッカー部に入ろうよーー!」
梨子「ひぃぃぃぃ!」
学校に行ってから千歌ちゃんにサッカー部に誘われて今大変なんです!!
バダァン!
-美術室-
梨子はそんな千歌から逃げて美術室にいた。
梨子(だいたい誘う理由もひどいよー!日向小次郎がいる東京育ちなのとジュニアユース大会が開かれたフランスに行ったことがあるって言う理由で奇跡だよー!って…フランスにいたからってみんなサッカーできるわけじゃないのにぃ!)
-グラウンド-
今日は練習日。グラウンドに集合だ。
千歌「ごめーん!遅くなっちゃったー!あれ?」
梨子を誘うのに夢中になって遅れてきた千歌。しかしそこには曜しかいなかった。
曜「あっ、千歌ちゃん。よかったー、誰も来ないからお休みだったのかなって思っちゃったよ…」
千歌「ごめんごめん。でも、果南ちゃんたちは?」
曜「それが私にも…ン?」
曜は何か見つけたようだ。
曜「あれは…鞠莉ちゃんと…アイシーちゃん?」
鞠莉「さあ!こっちよ!」
アイシー「よいしょ」
ダイヤ「ちょっと!あなたたち!」
鞠莉はアイシーと一緒にダイヤを引っ張っていた。
千歌「鞠莉ちゃん!?何してるの!?」
鞠莉「見ての通りよ。新入部員を連れてきたわ!」
ダイヤ「くぅー!」
千歌「ダ、ダイヤさん?」
鞠莉「ホントは仲間になりたくて仕方ないけどダイヤはアシェームな状態でどうしても言えないの。だからこんな形で」
ダイヤ「鞠莉さん、余計なお世話ですわ。わたくしは自分の言いたいことは自分で言います」
千歌「じゃあ、サッカー部に入ってくれるの!?」
鞠莉「そういうことね。さあダイヤ、言ってみなさい」
ダイヤ「オホン、千歌さん、あなたのサッカーセンスはとても光る物がありましたわ。ですから…ぜひわたくしと…」
鞠莉「ほら言えてないじゃない!」
ダイヤ「まだ最後まで言っていませんわ!」
鞠莉「だいたい態度が偉そうなのよ!サッカーセンスがどうとかわたくしとやってみろとか!お願いしますでいいでしょ?プリーズ?」
ダイヤ「ですから今からそれを…」
千歌「あ!あの人は!」
ダイヤ「ちょっとぉ!?」
ダイヤがお願いしますという前に千歌は別の方向を向いてしまった。いたのだ。そうするだけの千歌が気になっていた人間が。
果南「こっちだよ。フレイ」
フレイ「ありがとう。ここがサッカー部かぁ」
千歌がサッカーをしようと決意した時、その瞬間を目の前で見ていた者。ちょうど内浦に引っ越していた転校生であるシュバルツ=フレイがいたのだ。
千歌「フレイ…ちゃん」
フレイ「千歌ちゃんだね?私はシュバルツ=フレイ。私もサッカー部に入りたくて早速来ちゃった。よろしくね」
鞠莉「あら?転校生のドイツ人じゃない。すぐに入れてって言えるあたりダイヤより素直ね」
ダイヤ「まーりーさーん!」
ダダダダダ!
ダイヤは鞠莉を追いかけだした。追いかけっこをしている間にも会話は進む。
千歌「今日はダイヤさんと、アイシーちゃんと、フレイちゃんが入ってきた!後4人だね。今勧誘している人が3人もいるんだ!うーん…多すぎて誰からいけばいいかわからないよ!」
曜「転校生の梨子ちゃんのこと?あまり、いや全く乗り気じゃなかったけど…」
フレイ「興味がある人を誘った方がない人に比べて上手になりやすいよ?」
曜「残りの2人、ルビィちゃんと花丸ちゃんは興味があったね」
千歌「確かにそうだけど、入る入らないというより、私たちを、内浦のことを知って欲しいんだ…みんなで一緒に何かを成し遂げる、それを梨子ちゃんと一緒にやりたい」
フレイ「みんなで成し遂げる、サッカーにはうってつけだね」
曜「梨子ちゃんがそれを分かってくれるかなぁ…え!?」
曜は驚いた。なぜなら…突然ダイヤが自分の後ろにいたのだ。
曜「ダイヤ…さん?」
ダイヤ「今、ルビィと言いましたよね?ルビィを勧誘したのですか?」
曜「は、はい…ああ…」
ルビィはダイヤの妹である事を思い出した曜。これはまずいと思った。
鞠莉「ルビィもサッカーに興味があるのね」
ダイヤ「ですが…ルビィは…」
果南「ダイヤ、心配なのは分かるけど、本人がやりたいって言うならそれを尊重するべきだよ」
曜「ルビィちゃんと花丸ちゃんは興味があるけど、自分にはできないって思い込んでいて…勧誘している時もお互いに謙遜し合ってて…」
アイシー「自信が持てないってこと?」
ダイヤ「そのようですね…ルビィは自信を持てない子ですから…」
フレイ「じゃあ、千歌ちゃんは梨子って人を勧誘して、私達はルビィちゃんと花丸ちゃんを勧誘しよっか?」
果南「解決できそう?」
フレイ「わからない。けど、興味があるなら同じサッカー好きとして話がしたい」
ダイヤ「話…確かに、ルビィとそういった話をしたことはなかったですわ」
鞠莉「じゃあダイヤ、まずはルビィと話してきて。出来れば花丸って人の事も教えてもらって私達で説得しましょう」
大会までの猶予はない。こうして素早く新入部員を得るために練習しながら勧誘を役割分担ですることになったサッカー部だった。
アンケートを変更しました。これはどういう事か例を挙げます。
シュート編
普通の場合
日向「くらえ!
タイガーショット!」
日向は力強くボールを蹴った。ボールはオーラを纏い勢いよく突き進む。
リファインした場合
日向「くらえ!
タイガーショット!」
日向は力強くボールを蹴った。すると後ろには虎が。
ウオオオオ!
ボールはオーラを纏い、後ろから虎が追う形でゴールに向かってゆく!
他の技はまた次回に例をあげます。
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