17時だとなんかUAが伸び悩むんですよね…
あれから、もう少しだけ紅白戦をして、切り上げた。
三杉「悪いね。ボクのせいでフルタイムで紅白戦を出来なくて…」
松山「構わないさ。それに、フォーメーション以外にもまだやらなきゃいけないことがあるからな」
三杉「確か、DFの単体守備能力の底上げだね?」
松山「そうだ。あのミハエルという男、どうにも本気を出しているように見えないんだ」
三杉「普段があの様子だからね…」
松山「ああ。何をしてくるか全く読めない。考え過ぎかもしれないが、もしアイツが怒ったりしたら…」
三杉「とんでもない力を発揮するかもしれないね」
ミハエルの力を危惧している2人。奇妙な人間だが、だからこそ何を秘めているのか全く分からないのだ。
松山「というわけで、個人のディフェンス能力を向上させるぞ!」
松山、梨子、果南、石崎、次藤、早田、善子のディフェンス能力を向上させる狙いでマンツーマンディフェンスの練習をする。
翼、岬、鞠莉、ダイヤ、曜千歌ルビィのトリオ、新田、花丸をそれぞれ1人で交代交代で相手する予定だ。
石崎「いくぞ翼!はぁ~!」
翼「闇雲に脚を出してもダメだぞ石崎!」
こちらは石崎と翼の練習の図。ガッツで食い下がる石崎だが、翼からボールを取れる気配がしない…
石崎「くそー!」
翼「石崎くん、相手の動きをよく見るんだ。ガッツも大事だけど、冷静な判断も出来なきゃ意味がない」
石崎「相手の動きをよく見るんだな!よし!バッチリ見てやるからもう一度だ!」
一方、こちらは次藤と曜千歌ルビィの練習の図。
曜 千歌 ルビィ「トリプルダッシュ!!」
次藤「ふっとばしてやるタイ!!」
トリプルダッシュにパワーディフェンスで対抗する次藤。結果は…
バヒュウウン!!
次藤「おわーっ!」
次藤が吹っ飛んだ。
次藤「くそー、ワシのパワーディフェンスでも吹っ飛ばせんとは、とんでもないパワータイ」
曜「これが3人の力だよ!」
次藤「昔は1人で並み居る年上の男をケンカで薙ぎ倒しとったのに、悔しいタイ」
ルビィ「け、ケンカとは違うから…ね?」
次藤「いーや!ケンカもサッカーも同じタイ!強いヤツがいるから、ソイツを倒すためにもっと強くなるタイ!」
千歌「じゃあ…もう一回やりましょう!」
次藤「望むところタイ!」
こちらはパワー勝負を目的としていたようだ。3人に勝てない次藤だが、それを受け入れてしまってはパワータイプの名折れなのだ。
続いて梨子と花丸。
花丸「梨子ちゃん!行くずら!」
花丸はドリブル技を使おうとする。火の輪っかが複数現れた。
梨子(突っ込んでくる?それともかわす?どっち!?)
中国戦で花丸が新技を見せたことで、花丸とマッチアップした際はどちらの技を使うか見極めなくてはならなくなった。
花丸「ごめんなさい!」ダッ!!
花丸は突撃してきた。
梨子「来るっ!えーい!!」
梨子は咄嗟の判断で脚を上げて振り抜いた。地走り火炎を浮いてるボールにも使えるよう応用したようだ。
ドゴォ!!
花丸「っ!?」
花丸は怯んだ。簡単に吹っ飛ばせないくらいには梨子の勢いが強かったのだ。
梨子「あれ…今のは…?」
花丸「え!梨子ちゃん、狙ってディフェンスしたんじゃないの!?」
梨子「いやー、私もみんなみたいに良いディフェンスが出来るように自分の力を全部使って色々工夫してるんだけどね…」
花丸「もうちょっと勢いがついたら絶対に活躍できるずら」
梨子「そうだね…でも、どうすればもっと勢いをつけられるか分からなくて…ン?」
梨子はふと別の方向に目が行く。
梨子「これだ…」
梨子の頭上に豆電球が浮かんだ。何かひらめいたようだ。
視線の先では、果南と岬が練習していた。
岬「よし!抜いたぞ!」
果南「スピニングカット!!」
岬に抜き去られるがそれでも食い下がる果南。必殺技を使うがこれだと…
岬「ぐええっ!…ちょっと!ファールだよ!」
果南「ご、ごめん…ちょっと躍起になりすぎちゃった…」
岬「松浦さん…何かあったのかい?」
果南「最近、私の力が通用しなくなってきてる気がしてね…もっとディフェンスが出来るようにならないとって思ってるんだ」
岬「なるほどね…でも、あんまり焦ると結果も出ないし、みんなにも心配かけちゃうよ」
岬「ほら、向こうで2人も心配してる」
岬は自分達の方向を見ていた梨子と花丸に気づいてそう言った。
梨子「えっ!?いや、私は果南ちゃんに頼みたいことがあって…」
果南「梨子、どうしたの?」
梨子「実は…」
果南「へぇ~、私の必殺技の動きをマネしたいんだ」
梨子「うん!勝手に使っちゃ、ダメかもな〜って」
岬「そんなことはないよ。味方でも敵でも、盗めるところは盗んでいくんだ」
梨子!オレのダイヤモンドアームも、西蔭のキャスティングアームをパクって生み出したんだ!!あとダイヤモンド自体もクラリオをパクって…
果南「黙ってて!」
岬「ハンマーパンチ!!」
ぐえええ!!ニセ円堂の地の文を黙らせる。唐突な茶番はここまでだ。
岬「今は団体練習中だから、また後だね」
果南「やり方だけは今ざっと教えるから、他のみんなとの練習でやってみな。今の梨子ならすぐに出来るかもしれないよ」
松山「よし!交代だ!違う組み合わせで特訓するぞ!」
松山から指示がくる。みんな別の選手の所に移動だ。
梨子「よろしくお願いします!」
翼「全力でいくぞ!司令塔がディフェンスの穴になったら意味がないからな!」
そう言って翼は突っ込んで来た。
梨子(まともにやって取れる相手じゃない!早速私の新しい技を試す!)
梨子は新技を試すようだ。まずは地走り火炎で使う炎を自分の脚に纏う。
梨子(そして果南ちゃんから教わった動きをして…!)
ジャンプして回転。遠心力をつけて勢いを増す寸法だ。
梨子「ええーい!!」
梨子は脚を振りかぶって衝撃波を3つ出した。
翼(松浦の技か!?…でも、速い!!)
翼「うわあっ!」
衝撃波は翼にヒットした。翼は吹っ飛び、梨子はボールを奪う。
梨子「取れた…?やった!翼さんから取れた!」
翼「すごいぞ!これならディフェンスの司令塔も任せられる!」
岬「桜内さん…もうモノにしたみたいだね!」
松山「ああ…!あれならミハエルから奪えるぞ!」
周りで特訓していた松山達も、後でその様子が分かったようだ。翼からボールを奪ったことで注目が集まっている…!
梨子「ところで…なんて技名にしよ…」
翼「またか…」
ーミーティングルームー
練習を終え、全日本のメンバーは集まっていた。監督の三上から報告がある。
三上「松山、お前の考えたフォーメーションの名前が決まったぞ」
松山「ありがとうございます!…ちゃんとした名前ですよね…?」
三上「当然じゃ!我ながらとても上手いネーミングセンスだと思ったから安心せい!」
三上「フォーメーション・スプリングだ!」
松山「スプリング…」
三上「今回松山が考えたフォーメーションは、敵の攻撃を守備の手数で受け止め、その後攻撃の手数を増やしてカウンターを仕掛けるのが目的だ。ワシはそれをバネに例えた」
三上「そして…松山と桜内が戦術の中心となる。"松"と"桜"。これを春にも例えておる」
鞠莉「バネのSpringと春のSpringを掛けたということデース!」
三上「そして、これは提案じゃが、"杉"も加えようも思う」
梨子「杉?」
三杉「ボクのことさ。ドリブルとディフェンスを得意とするボクがMFに入れば、さらに強いフォーメーションになると、三上監督と考えたんだ」
松山「実は俺もそれは考えたんだが…このフォーメーションはMFの負担が大きくなるんだ」
MFは攻撃と守備両方やらなくてはならない。スタミナが必要とされるが…
三杉「心臓病なら大丈夫さ。あれからリハビリも続けている。たとえ仕事が増えても、30分は戦える!」
松山「分かった…言ったからには絶対にへばるんじゃないぞ!」
三杉「もちろんさ!」
三上「さて、明日のアメリカ戦だが、早速このフォーメーション・スプリングを使用する。各々が鍛えたディフェンスで、ミハエル、そして出てくるかは分からんが、イチノセを止めれば、勝てるはずだ!」
翼「次の試合はオレは出ない予定だけど…みんななら絶対にいけるよ!」
松山「おう!任せられたぜ!」
梨子「私達の力で、絶対に勝ちます!」
実はこの作品、結構ライブ感で描いてるんですよ…
今回の梨子ちゃんの新技も、幻日のヨハネから思い浮かんだ技です(この作品を始めた当時は、幻日のヨハネは放送されていない)
この中でどれが好き?
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ラブライブ×イナイレ
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キャプテン翼(原作漫画)
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キャプテン翼(テクモ)
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キャプテン翼たたかえドリームチーム